いや割とマジでわからんものですね。
くしゃみが出そうで出ない時とか
地霊殿
「おーい温泉使えるってよ〜」
「なんと!じゃあ行きましょう魔理沙さん!」
「おうよ!風呂は命の洗濯だ!」
「…魔理沙がのぼせたら俺どうやって帰れば良いんだろ…?」
まあ変な思考なんか組み込まずにさっさと寝るに限る。
ていうか地底って熱いんだな。噂では
『地底は日の光が届かないから年中冬のように寒く、人間にはとても耐えきれない』
とか言ってたのに…湿度も高いし温度も高いし。ったく面倒な噂流しやがって。殺すぞ
ていうか土から土へと熱伝導して暑くなってんのかこれ?もうわけわからん。
「…布団はなくて良いか…と思ったけどそもそも寝るの無理だな。暑い…」
「あ、そう言えばなんですけど」ガララッ
「うわびっくりした」
「地底は暑いので熱中症にご気をつけください。まあその時のための部屋もありますが…電気代が」
「客に追加料金払わせりゃ良いだろそれ。どんだけ気前が良いんだ」
「…あ、その手があったか」
「見当もつかなかったのか。暑さで頭を焼かれたのか?可哀想に。頭撫でてやろうか?」
「結構です…3点」
「?何が?」
「ああ、クロスレビューと言うやつです。私からしたら貴方は10点中3点です」
「あ、そうなの。それじゃ俺からしたらあんたは10点で。俺も温泉入ろっかなぁ」
「ブフッ!?けほっけほっ…え、何点とおっしゃいましたか!?」
「10点。10点中10点。満点だね、やったね!」
「違うそうじゃない!」アッパー
「フォア!?」バギィッ
30分後ぐらい
「あー良いお湯だった。また来たくなるなぁ」
「寝間着なんて始めて着ましたよ〜」
ガララッ
「ふんっ!」ストレート
「かかったなアホが!食らえ!とうっ!」ジャンプ
「バカですね!空中じゃ私の方が」
「ライダーキーック!」ゲシィッ
「へぶぁ!?」ゴキィッ
「…え、何やってんの?今首から鳴っちゃいけない奴鳴ったよね?変な音鳴ったよね?」
「あ、あれはーっ!」
「神魂お前なんか知ってんのか!?」
「伝説のライダーキック!とある時外の世界で社会現象となりわざわざ番組で危険だと説明する回が出来る程有名なライダーキック!力の1号とはこのことか!」
「よく知ってんなお前」
そして残念ながら1号は技の1号だな。ライダーパンチ!
とまぁ今時小学生すらやらないモノマネを繰り広げ見事妖怪を倒した俺なんだが多分やばい
このさとりさん、多分地底じゃ結構なお偉い方…それに噂によればここに閻魔も来るとか…!
閻魔に見つかったら世話ねえや!隠れる隠れる!…部下に探し物得意な奴がいるからそもそもの話無理か?
「…くっ、いい戦いだった…!」ヨイショ
「いい話風にするな自分でケジメ付けろ!そしてさらっとさとりをお姫様抱っこするな!」
「はっ!?死ぬかと思った!」
「普通死ぬ」
「んなことより降ろしてください。高所恐怖症で」
「これで発症するとかお前身体が狂いに狂いまくってるぞって揺れるな揺れるな落ちる落とす」
「落とす!?」
「…なんだろう、不倫現場を見てしまった嫁方の親御さん的な気分」
「お前は何を感じてるんだ神魂。とりあえずこれは幻覚だ。温泉入ってのぼせたんだもう一度温泉に入るぞ」
「あ、はい。わかりました」ガララッ
「…待って!?」ガララッ
「おうどうした?」
「頼むから変にのぼせて上に帰れないとかやめてくれよ?」
「まさか〜…そんなこと………多分…」
「頼むぞ!?」
「知るか!行くぞ〜!」ヤー!
「あ、待ってください魔理沙さん!」ヤー
「…今日は元気なお客さんが来てるんだねぇ…あ、金髪魔法使い。さて、お茶を持ってきたけどこれどう言う状況?」
「お燐ちょうどよく来たこいつ殺せ」
「ナイスタイミングこれを受けっとください。エーミールのちょう盗んだ気分です」
「待て、待て。何言ってんだあんたら。ていうかここでなにやってんだあんたら」
それに関しては俺知らんし俺が知りたい。おのれさとり妖怪!どうせこの事も読まれてんだろ上等だこのヤロー!
とりあえずえぐい妄想してりゃ追い返せるだろ…そうだな。精神的にえぐいの思い出すか。
そう…あれは俺の店が燃えた後の新聞に書かれてあった事…
『妖怪を連れ込む人里のシロアリこと洋菓子屋、ついに炎上!?文屋が迫る!』
「…涙が出てきた…」
「辛かったんですね…」
「…ていうか普通シロアリじゃなくてがんとかゴキブリとか腐ったみかんとかあるだろうになんでシロアリなんだよ…」
「…あ、やべまだ仕事ある…ご主人!仕事あるからこれにてバイバイ!」
「ちょ、待ってお燐!?ストップ!止まれ!とまってくれぇぇぇえぇ!」
「…降ろすから暴れないでくれる?」
「ア、ハイ」
「…んしょ。人って結構重いんだな今畜生」
「女の子に言ってはいけない三大言葉の一つである『重い』を言いましたね?覚悟してください」
「いや知らねえよンなもん…まあいいや。ご奉仕物ですがどうぞ」
「…毒が入っているんですか?」
「失敬だな!?ちゃんと店に並べてる洋菓子だよ!」
「ああ通りで妖怪を…」
「毒入ってねえよ!?」
「…怪しい」
「怪しまれるのは新聞の上で良いから!」
その後、数十分にも及ぶ言い合いはのぼせた魔理沙のほうきホームランにより鎮圧された。
神魂の優しい言葉が心に突き刺さる…ウッ目眩が
たまに心にくる言葉があるよね。
あれ大体クリティカルヒット