主人公の家がなくなったらもう紅魔館しか物語展開できないだろ。
主人公の精神バッキバキにされてしまったらもうフランちゃんで補うしかないだろ。
殺すぞ昨日の俺。そしたら今日の俺は生きてないけどさ。
紅魔館 門前
「…おや、妹様との約束を無下にできませんでしたか?」
「約束って言えねえだろあれ。『近いうちに来なかったらぶっ壊す』的な怪文で伝えて来るもんだから怖いわ」
「やっぱそうですか?…あ、後お店のこと残念でしたね。前見に行ったら燃えてました」
「消火は?」
「?してませんよ?」
「火を消す努力をしろよ」
「嫌だなぁ〜www自分が守っているわけでもない家の火を消す門番がどこにいますか?」
「…めーりんさんそれ仕事サボって行ったのか?」
「はい」
「まあ良いや妹様に会いにきたんで通して〜」
「良いですよ。開門!」ギィ…
…ところでこの人は何故きちんと給料を貰いながらもサボってクビにならないんだ…?
代わりの人材がいないからかな?そもそも雇用主がそれを良しとしているのか?
それとも冥土長が何かしているのでは…うぅっ考えるだけで心が重くなる。
これは一種のトラウマか…はたまた別のトラウムか…
「ではどうぞお入りください」
「あいあいさ〜」
「…あれ、そう言えば最近妹様が暴れてる姿を見たことがないような…周期的には今月のはずで…あ、あの人多分死にましたね」
「いや待て不穏な言葉が聞こえたぞ?え、何?暴走状態?え?俺死ぬの?」
「ん?ああ、はい。まあ死にますね。十中八九死にます」
「窮鼠猫を噛む的なのは」
「ないですね。妹様暴れると封印して治るまで放置が今の処置ですから」
「アッ」チーン
「おーい?…!?し、死んでる…!?」
「殺すな殺すぞ。でもどうしようかなー。帰る家ないし金ないしそもそも生きて帰れる保証ないし。テント作るか」
「野宿ですか。死にますよ」
「…人をそうやって怖がらせて楽しいですか?」
「はい!とても楽しいですよ!特に勇次さんは良い反応してくれるので!」
「…めーりんさんが嫌いになりそうでツライ…」
「何故ですか!?気を遣ってあげてるのに!」
「いらぬ気遣いですどうかお引き取りを」
「お引き取りをするのは勇次さんじゃないですかね…よければテントの貼り方を」
「ミノムシ状態で寝るんで良いです」
「木登りしてるとこ申し訳ないんですけどそこだと普通に落ちません?」
「糸で補強すればなんとかなるでしょうしやってみるだけやるもんですよ…出来た」
「中快適そうですね。私も是非入り」
「入らせませんし作りませんしこれ俺専用ですしお寿司」
「…人をそんなにいじめて楽しいですか?」
「めーりんさんと同じです」
「うぐっ」グサッ
さあ上から中に入りすっぽり!ナイスフィットだ…これなら些細なストレスも一瞬で消えてしまいそうだな!
さてさて落ちないか心配だが…落ちないよな?落ちないよなこれ?枝がポキッといかないよな?
冥土長に糸切られたりしないよな?めーりんさんのサンドバッグにはならないよな?…いや、多分ないだろ。
さてそろそろ寝るか。安心を確認した上で寝れるとはなんと優雅な。妖怪もいないし(紅魔館は除く)
…あ、そういやまだ昼だった。
「そういやまだ昼だった」
「ですよね。まだ昼間ですよね。いやまあだからどうしたなんですけど」
「…良いや。寝る」
「私にも…あ、私の目の前で寝ないでください!クソッ羨ましい!」
「…美鈴?そんなに休みが欲しいならあげるわよ?」
「え!?本当ですか!?」
「ええ。ただし冥界での休みになるけど」ジャキッ
「あ、いえ勘弁しておきますのでそのナイフをしまってください。いや、要りませんそんな休み待ってくださいちょっとマジで待ってって!?」グササッ
「…うるさい」
「あ?」
「ごめんなさい」
翌日
「…え、何これ」
「お嬢様。珍しきミノムシ人間です」
「いや、百足人間みたいなもんでしょどうでも良いわよ。私が言いたいのはそれになんで美鈴がってことで」
「?ああ、それですか。罰です」
「いや罰って咲夜こっちも?」
「いえ、彼の発案です」
「…咲夜、ストレス溜まってるの?」
「いえ、別にそんなことはないですよ。何故そう思ったんですか?」
「…純粋だぁ…」
「…んがっ寝てた!」
「…んにゃ…!?」
「ちなみに美鈴の方は黒ひげ危機一発ごっこができます」
「フランに人気が出そうね…あれ、そもそも門番って?」
「ご安心を。美鈴は今日休みです」
「それって解雇って言うんじゃ」
「知りません存じ上げません。代わりに私が今日は門番です」
「…今日の紅茶担当は」
「?今日の紅茶担当はおりません」
「くぁzwsぇdcrfvtgbyhぬjみk!おl?p」
「お嬢様。はしたないです」
「おま、咲夜ふざけ」
「知るか」スンッ
「!?」
…冥土長の反抗期かぁ…
いやぁ…想像したくねえなぁ…何か言ったらナイフが飛んでくるんだろうなぁ。
いやはや。咲夜さんの能力ってほとんどなんでもありだからね。怖いね。仕方ないね。
…さて、俺はこのミノムシ状態を解いたらどうなるんだろうか。やはり串刺しの刑だろうか。
嫌だ死にたくない!けど起きたから解く(純粋)
「よっと」ゴキッ
「今の音やばくなかった?」
「お嬢様にやばいと言う感覚があったんですか。咲夜は感動しました」
「はっ倒すぞてめえ?」
「…とりあえず妹さんに会いにきたんですが暴走状態なの?」
「…あ、やばどうしよ」
「ああ暴走中ですね。今封印して放置です」
「…来た意味ないじゃん」
「あったら怖いわよ。まあフランに伝言越しで脅されたんでしょうけど」
「…え、なんで分かったんですか?」
「それくらいしかあの子手段知らないから」
「なるほど純粋だ」
「…純粋ってなんだっけ咲夜」
「自分で調べろやks」
「…???」
咲夜さんの反抗期!
レミリアに三万のダメージ!