紅魔館
「…流石に今回は死ぬかと思いましたね」
「普通死ぬわよ。お嬢様が運命を操ったそうよ?良かったわね」
「余計な事を…そもそも店潰れて生きがいなんてモンもうとっくに無いんだから」グテー
「あら、バイトの時はお店潰れたんじゃなくて?」
「咲夜さんこれで何回目だと思う?3回目よ3回目。やるやらないの問題じゃ無いんですわ。客の問題ですわ」
「妖怪相手に商売やってるからよ。妹様の暴走が収まったら呼ぶからそれまではこの部屋にってお嬢様が」
「あーそう…」
「後足の骨が折れて医者に『歩くな』とも言われてるから」
「…歩くなってどんなぶち壊れ方したんだよ…」
「それじゃまた昼時に」
「あいあいさー」
…医者ってのは多分えーりん先生だろう。はっきり言ってクソお嬢をぶん殴りたいところだが我慢だ我慢。
そんなことしたら多分出禁になるし。出禁になったらフランちゃんに会えないしなぁ…歩けないのも理由の一つだけどさ。
起き上がるくらいなら良いだろうけど…動かすのもダメなのかな?それだったら俺寝返り打てねえぞ。寺子屋でも稀だわこんな事件
いやそもそも怪我の原因は大体慧音先生の頭突きだけど。満月の日は何故か威力高いらしいし。
「…なんだ?あれ…」
カメラ<動画撮ってるで!じーっと見つめとるで!
「…その上のあれは」
マイク<バッチリ聞こえとるで!音声テストオーケーやで!
「…?まあ良いか。気になっても何にも出来ないし…あー地底で出会った二人組にこれ伝えねーとなぁ〜」
パリーン!ドタッ!ゴロゴロ…タッタッタッ
「…?おっかしいなぁこの部屋なはずなんだが…あれ?隣の部屋か?」キョロキョロ
「…盗みは関心しないわよ魔理沙」グササッ
「ヒェッ!?」
「…あの、すまん。魔理沙に夢中で気付かないんだろうが…あの、すごい痛いんですけど」
「…うわっ元店長!?」
「申し訳ございませんでした。ですのでそこらへんのもので処置しときます」
「いやいやいやいやいや、刺さってんのにどうやってそこらへんのもので処置できるんだよ。前にもこういう事件あったの?」
「ありましたよ。確か…あ、違うこれ縫合用だ」ゴソゴソ
「すまん魔理沙ここにいたら俺の腕が千切れると思うんだがどう思う?」
「なんでも良いが地底で出会ったであろう二人組には潰れてたこと言っておいてやった。感謝したまえ」
「なんだって良いけどお客さん来てるわよ」
「だってよ魔理沙」
「なんで私なんだよ」
「命蓮寺の連中よ」
ワオ、なんてタイミングだクソ喰らえ。命蓮寺の連中には良い思い出がないんだ勘弁してくれ。俺の体にもう一つトンネルを開通しないでくれ。死ぬ。塞げるけど死ぬ。腕に一つ穴があって次はストレスで胃か。こりゃ俺永遠亭に3年はお世話になるね。
ありゃあ全員ストレッサーですので魔理沙の客だったら早く言って俺のストレスを無くしてくれ
「…心当たり」
「はっきり言ってある。ありすぎる」
「俺は無い。つまりお前の客ということだはよいけ」
ガチャッ
「おーっす!こころちゃんだぞ!」
「おーっす魔理沙さんだぞ!」
「いや、魔理沙に用はない」スンッ
「じゃあ咲夜さんか。それか…お嬢様(笑)か」
紅魔館とある部屋
「誰がカリスマ(笑)だぁ!?…はっ!?無意識に反応してしまった…寝ていたのに…」
戻ってお部屋
「勇次に用があってな」
「なんだクソガキ言ってみろ何もしねえぞ。何もできない大人舐めんな」
「…見舞いに来てやったんだが」
「ごめんなさいそこにいてください」
「見ろ。これが最新の大人の男の口説き方だ。わかったか」
「なるほど勉強にならない。なあ咲夜?」
「成る程…」
「咲夜?おーい咲夜?参考にもならないよな?咲夜〜?」
「ん?何よそんなに喋りかけてきて」
「!?」
「…忘れるな。わすれろ」
「馬鹿みたいな矛盾をするな馬鹿」
「やめろ…私の中の何かがガタガタと音を立てて崩れ始めるからやめろ…」ビクビク
「人の言うことに口を出すな」
「」チーン
「…崩壊したな」
「それにしてもお前寝たきりなのか?」
「むしろ身体をぶち壊されずに済んでるのを褒め称えてもらいたいかな。」
「いや、そこは別に意味ないだろ」
「はっ倒すぞクソガキ」
さて、魔理沙に謎の崩壊が起きたけどそれは置いておこうか。
しかしたまに思うんだが咲夜さんはいつ休みをとっているのだろうか。時止めれるからその時に休んでるの?
だとしたら実質タダ働きじゃん。メイドだからそう言うものなの?俺はバイトだったからよくわかんねえけど。
そういや外の世界には花魁ってモンがあってそれになるためには頭も必要なんだっけか。メイドもそれに似たようなものなのかね。
多分違うだろうけど
「…あ、そういやお前店燃えたんだってな」
「あたぼうよ」
「それについてなんだがお前が地底に行ってるっていうか私も行きたかったんだがその間に燃えてな。この時霧雨とかいうクズが笑ってたよ。人里の出入り口の近くだっていうのに誰も消化しないしさ。多分ソイツがやったと思う」
「…あのクソ親父が…」
「あのジジイ?まあ大体の目星はついてたけどよ。あんなジジイにそんな体力あったのかと驚くべきだね。四つ葉のクローバーとかでもプレゼントしてやろうかな」
「オダマキって花もいいんじゃないかな」
「コボウも良いんじゃない?」
「全部まとめて送りつけてやるか。まずは風見幽香さんから貰わねえとなぁ…」
花言葉
四つ葉のクローバー…復讐
ゴボウ(全般)…私にさわらないで。いじめないで
オダマキ(全般)…愚か