守矢神社
「…なんだよこの状況」
「うぅ…」グスッ
「なんで泣いてんだよ…大丈夫か?なんかあったのか?」
「ずびばぜん…えぐっ外の世界のことを…」
「…ありゃま。そりゃよっぽどのことがあったんだろうな…お疲れさん」
「…おーっす早苗!ってありゃ?女の子を泣かせるなんて最低なやつだ」
「俺はやってない。昔のことを思い出したんだとか。昔話とか御伽草子くらいしか知らんわ」
「分かる」
さてこの守矢の巫女様どうすりゃ良いの?俺なにもやってないしなんで泣いてるのかいまいちわからんけど…
ていうか昔のことを思い出して泣くってのはどっちで泣くのかな?寂しさで泣くのか辛いことがあって泣くのか。
まあ俺は辛い方だと思うけど。だって俺故郷思い出して泣いてるやつ見たことねえもん。そんな奴はステイホームしてるし。
人間って不思議〜
「…で、どうすんのこれ?」
「…用事があるならまた後日、だな。人里に帰れよ」
「人里に帰れと言われるのが今どれだけきついか分かってんのか?」
「…あ、そうだったな。幽香の所に行って花もらってこいよ」
「あ、それ忘れてた。魔理沙乗らせて」
「…良いぞ。その代わり代金が60000円とかなり割高で」
「おおそうかすまなかったな。用事があるのか。それなら仕方ない歩いて行こう」
「…話聞けよ」
風見幽香の花畑
「やっほ」
「…なんのようかしら?とりあえずお店が潰れたのは知ってるけど」
「ゴボウって花あります?無ければ無いで良いですけど」
「…あるわよ。でもね?普通気になるものでしょ?」
「?そういや今日の幽香さんはなんだかちっこいような…?」
「子供になったのよ子供に!」
「…ああ、なるほど。異変?」
「とある妖怪にやられた…不覚!」
「…幽香さんでも負ける相手っているんですね。どうせ女でしょうけど」
「ええそうよ。女。胡散臭くて多分あんたの店通ってる女」
「…俺からしたら全員胡散臭いですけど」
「私も胡散臭い?」
「だって妖怪とはいえ子供になるなんて…なんでもありな能力があれば出来るのか」
「そうよ!ゴボウを取りに行くわよ!」
「…抱っこすればいいんですか?」
「…あっ間違えた…じゃあ行くよ!」
「…よ…?わよじゃなくて?幼児退行が起こってんのか?」
若干の疑問と金を持ち俺は幽香さん(ちゃん?)について行った。ていうかもう着いたんだが。
幽香ちゃんで良いだろこれ。この子嫌いだったら人間じゃねえわ。可愛いすぎるんじゃ。元気になるんじゃ。
可愛い…と人類全てが同感するほど可愛い。だとしても抱っこ!抱っこ!と言ってお姫様抱っこの体制で寝るのはなしだろ。
花の種類がわからないからとりあえず起きるの待ってるけど起きるのかな…
「…起きてくださいよ〜…」ユサユサ
「んぅ…ぇへへ…」
「撫でてみようかな…起きたら死ぬけどさ」
「やぁ…んぅ?」
「…ガチでこれ猫だろ」
「…寝てた?」
「えーと確かゴボウだっけ?それを頼みに来たんだが」
「幽香さーんてんでわからんぬ「?」
「いや逆になんで分かるの?」
「そういう奴だからです」
「おいこらどういう意味じゃあ!?」
短めです。
ねむうござんす