なんかどんどんタイトルが甘いものから離れていってる気がする
店内
「うっす」
「やぁ」
あれから慧音先生はこの店に通うようになった。顧客が増えたぞ!
といっても何も買わずに俺に対して警告して帰るだけなんだよなぁ…食べ物買え
せめて世間話だろ。俺なんか家で寝ながら母親と会話してる途中で
「あ、あんた宿題は?寺子屋から出てるでしょ?」
って言われる並みにあ〜クッソ的な感覚だぞ。
妹紅さん来い!
カランカラン
「…よう慧音。ここで会うのは初めてか?」
「そうだな妹紅。」
「…注文」
「ショコラケーキ」ピキーン
「え、妹紅なんでそんな即答できるんだ!?」
「常連だから」
「通って一年」コトッ
「じゃあチーズケーキ」
「あいあいさ」コトッ
派閥争いだの妖怪を受け入れるだのなんだの…
やかましい世の中になったもんだなぁ。外の世界はもっとややこしいって聞くけどね。
もみっちゃんは最近お寝坊さんだ。そして部屋に入るとほとんど下着姿。性欲があったら即死だった…!
とまあ…今日でそれも最後なのだがな!これで俺だけの飯代が戻ってくるぜ!
…そう、思ってたんです…そう思いたかったんです…だって期限の1ヶ月だもん!
なのにもみっちゃんときたら
「妖怪の山より居心地良いんでこっちいますね」
とか言い出すんだもん!どうせなら新聞記者が良いのに!おっとこれは失礼か。
いつまで居座る気なのかは聞かない。いつのまにか乗っ取られそうだ。
「で、恒例の話だが」
「げ」
「?」
「お前は妖怪を受け入れる派閥から抜けろ。そのうち殺されるぞ」
「…分かってない。これっぽっちとも分かってないなぁ。」
「何が分かってないんだ?聞かせてもらおう」
「殺されるかもしれない…もしかしたら生きたまま食われるかもしれない…もしかしたら人間に殺されるかもしれない…もしかしたら生きたまま股を引きちぎられるかもしれない…」
「ほう」
「…全部妖怪ならやりそうなことだ」
「そのスリルがたまらんのですよ…!俺はスリルがあればそれで良い。ま、噂だけで優しい妖怪もいるしね。代表的なのが風見幽香だね」
「…スリルだと…!?それでお前が危険だと」
「知らん知らん。なんなら慧音先生が今殺しに来てもおかしくないって…自分で言ってるようなものですよ?あ、パン焼けた」
「そのパン貰えるか?」
「良いですよ」
「妹紅も何か言ってやれ!」
「?んぐっ…私は別にそう生きたければ生きれば良いと思うが…?」
「…なんでお前ら生きてる年齢が1000年も差があるのに考えが一致するんだ!?」
「蓬莱人と人間…無限だからこそ有限を噛み締める人間が羨ましいんですよね〜」
「おお。分かってるじゃないか」
蓬莱人と俺は聞いている。なんでも不老不死で月の医学なんだとか。
なんやねんそれ竹取物語か何か?でも妹紅さんすんごい真剣だったから本当だと思う。
あ、そうだ言い忘れてた。
「慧音先生」
「…なんだ」
「慧音先生が店壊したら…」
「壊したら?」
「…」ズーン
「俺の胃に穴が開きます。物理的に」
「なんだよそれ」
うん。穴空いたもん。マジで
太子と妹紅さんのせいで店がチーンなって俺の腹に穴が空いた時風見幽香さんが心配してくれたのは嬉しかった。
甘いもの目当てだったみたいだけど。にしても永遠的マジすげーわ。
腹に穴が謎の力で空いた時助かったもん。クッソ助かったもん。穴塞がったし。
空いた穴が塞がりません塞いでくださいって言ったら顎の骨矯正されかけた。
冗談通じなさすぎて死ぬところだったぜ☆
「…あの時のこと思い出すと…」チラッ
「やめてくれ…」ズーン
「…妹紅お前まさか」
「私が燃やした」
「お前か…」
カランカラン
「何奴でござろうか!」
「誰だ?」
「うぅ…」
「…やっ」
「あ、永遠亭の」
永遠亭の看護師的な立ち位置のうさ耳JKことうどんげちゃん。
ミニスカでワロタwwwと言いたいがパンツ見えないのそれ?と思ったのは秘密。
…もみっちゃんも下着姿だったな…あーもうなんでこうなってるのかなぁ?
そう思ってたらもみっちゃんが下着姿で出てきました。
隠せ!お客さんの前だぞ!はっぴでいいから少しは隠せ!
「まったくもう…」
「…え、てことはお前あれとよく遭遇するのか?」
「もみっちゃんは最近下着姿で歩いてますよ。どうせなら俺は新聞記者の方がよか」
「それ以降はやめておけ。怖い狂犬に睨まれてるぞ」
「ヒェッもみっちゃんそこにいたの?」
「いましたよ。ま、あのボケ烏の方が好みならそれでいいんじゃないですか?」
「…嫌味?」
「そうじゃないのか?」
「あ、私いちごミルク」
「あいあいさ」コトッ
「わー早い」
もみっちゃん…仕事で切り詰めすぎて自宅で過ごす服がない?
買いに行く?普段着でも買いに行きますか?
金渡して行ってこい形式だけど買ってくる?いやむしろそうしてくれ恥ずかしい
「…ま、こんな新聞が出てる時点で察しはつくわな」スッ
「ん?ああ、それか。私も見たぞ。楽しそうに喋ってるお前さんらの姿見てすごいなと思ったよ。人前でいちゃつけるんだから」
「あーそれ私も見ました。てゐがニヤニヤしてましたけど」
「ま、いちゃつきは慧音先生や妹紅さんほどではないですが。飲み物以外はなしで?」
「あ、ないです」
「…〜ッ!」
「…慧音、そろそろ付き合うか?」
「やめてくれ…///」
「…こういう片方だけ顔赤らめるの良いよな」
「あ、分かりますそれ。」
カップル成立寸前の隣では共通点を見つけ手を結んだ人間と妖怪がいましたとさ。
めでたしめでたし
寝落ちした分スピード上げて書かなきゃ(使命感)