実はこれ、意味がないんです
魔理沙宅
「うーっす久しぶりの出番だ」
「…あ、神魂の別人格」
「近所のお姉さん的ポジのせいで全く出番がなかった妖物」
「それ10話くらい名前忘れられてたお前が言えるのか?」
「やめろ」
普通に性格もお姉さんぽくなる(と思っているだけ)妖物。
記憶を共有してないけど大体のあらすじは魔理沙から聞いてんだろ…
そういやこころちゃんどこ行った?あ、そういや前前前回らへんにおった。
…さて。香霖堂に行ってこの素晴らしき糸でできた身体を見せつけに
「そういや勇次、お前はいつから白黒になったんだ?」
「見事なまでのモノクロ色…じゃあ色をつけてくれるかお姉さん」
「…とりあえず食える奴でいい?」
「お前もしかして俺のこと生きてると思ってる?こんな状態で?」
「いや、魔法使いって雑食だって聞いてたから」
「いや、それは偏見だ。そもそも魔法使いは何も食わない」
「そのかわり何もしない」
「それ死んでない?」
「…お前ら魔法使いでよくそこまで広げられるよな」
「うるせー壁外の奴らが人間馬鹿にすんのと一緒だ」
「私を拝んでなんでも解決しようとする人間と一緒です」
「…うん、とりあえず言っとくとお前らほんと何言ってんの?」
香霖堂
「ってことがあってな」
「うん、それよりまずは君のその身体になった経緯を話してくれるかな」
…あ、そういや話してなかったわ。んじゃ手短に話すか…
一応整理しよう。まず俺は自殺した。でも自殺する前に能力で糸の自分を作った。
記憶も移した。でも魂だけは多分冥界行き。うん、冥界行った俺は多分死んだな。俺地獄とか裁判所とか信じないタチだから。
で、今ここに存在できる理由はよくわからないと。そういうわけだな」
「ごめん、途中から聞こえてた」
「どっから?」
「一応整理しようから」
「ほぼ丸聞こえじゃねえか。んで聞きたいんだけどさ」
「どうしたんだい?」
「コタツとかそういうのって売ってたり」
お外<ピギャァァアァアァァアァァ!
「…烏かな」
「すまん今の奇声のどこにカラスを感じた?」
「冗談だよ冗談。で、確かカラスが欲しいんだっけ?」
「こたつって言ってんだろ…もしくは上着でもOK。浮気はダメよ」
「誰が浮気なんかするか僕は彼女いない歴=年齢だぞ」
「かわいそうに」
「…そういう君は?そんなこと言うからにはさぞ美しい彼女がいるんだろうね」
「こたつって結局あるかな」
「話を逸らすな分かりやすい」
一応彼女はいたんだがいかんせん別れてるからなんとも…価値観で別れたし。
ていうか価値観ってなんだよお前。はっ倒すぞ…いやまあお強いお方なんですけどもね。
いつも押し倒されるのは俺でした。上下関係逆さまどころかって奴です。彼氏の立場は何処。
嫌いなものが一緒なカップルは長続きするって言うしまあそんなもんなんだろうね
「…いや、一応いたんだけどな。すんげえ合わなかった」
「それはそれは…ザマァねえぜ」ボソッ
「よーしじゃあ占いで香霖君の好きな人占っちゃうぞ〜」
「いやいや待て待てそんな占いが実在するわけが」
「ザ・占い師が使いそうな水晶!ザ・占い師がやりそうなトランプ占い!ザ・不思議な煙幕!」プシュー
「煙幕はやめてもらえるかな」
「あいよ」プシュッ
「…で、どうやって占ってくれるんだい?」
「ん〜…じゃあイメージカラーか髪の色、どっちだ!」
「いやそれ勘でも当たるだろ…?イメージカラーで」
「よしきた。んじゃまあ〜」
この時、不思議なことが起こった。水晶が紫に光り出したのだ。
「あ、イメージカラーは紫か」
「さては何か仕込んだな?」
「さては図星だな?」
「ぐぁっ…!やられたぁ…!」
「愚か者め。んじゃ適当にその人の仕事でも当ててみようか…」
その時、奇妙なことが起こった。水晶の中に文字が現れたのだ。『管理職』と。
「…管理職らしいね」
「なんだよ管理職って!?」
「もしかして稗田サンとこの阿求サマ狙ってる?」
「残念だが僕の恋愛対象に子供は含まれていなくてな…」ガシッ
「腐っても妖怪か腕の力つよっ…」グググ…
…まあ店の外側から魔理沙ちゃんに魔法でアレコレしてもらってるだけだけどね!ていうかこれ本当に合ってるの?
俺びっくりなんだけど。香霖の反応を見る限り本当らしいし。そろそろ苗字でも当てて欲しいくらいだわ。そうだ、当てちゃおう
でも自然に行こう。疑われたら元も子もないからな。仕方ない仕方ない…これは仕方のないことなんだ。そう、人が好奇心に負けるのは仕方がないんだ。
さて、心を落ち着かせて…いざ、参る!
「さて、その好きな人のことについてもう三つくらい」
「いや、もう流石にいいから!」ガタッ
「…じゃ、こたつを無料で」
「…クッ当てれるもんなら当ててみやがれ…!」
「商人としてのプライド高いなお前…それじゃあ次は髪色行ってみよう!」
その時(ry)
「…金髪…」
「管理職でイメージカラーが紫で金髪なんているわけないじゃないか!ハハハ…」
「むぅ…もっと確実にすべく苗字行ってみよう!」
「わかったこたつを速達でタダで用意しようこれで満足なんだろう!?」
「へっへっへっ。元から素直にそうすりゃよかったんだ」
「君ももはや強盗と化したな…」
「そりゃ一文なしだからな」
その後、魔理沙宅に帰ったらすでにこたつが置いてあったことは内緒にしておこう。
速達(音速)
ちなみにアレコレしてる時魔理沙ちゃんはクッソ寒い思いをしています