魔理沙宅
「…そういや魔法使いって飯食わなくて良いんだよな」
「ああそうだな」
「…それってケツのあ」
「あーあーきーこーえーなーいー!そういうのはパチュリーにでも聞いてろ!」
「…それもそうか」
「いや聞くなよ?流石に失礼ってことを理解しろよ?」
「お前の友達に魔法使いもう一人いたよな」
「そっちに聞いたら雷落とされて死ぬぞお前」
…やっぱ魔法使いって野蛮な人ばっかなんですね…
確か聖さんも結構やんちゃしてる気が…ていうか俺の店潰したのあいつじゃん!
それに紅魔館では使い魔に燃やされかけたし普通の魔法使いにカツアゲされたし…
あれ、もしかして俺って魔法使いに縁がないのでは?
「…良いやとりあえず紅魔館行ってくる」
「いや絶対に聞くなよ!?」
紅魔館
「ヤッホーめーりんさん」
「斬り殺しにきたのなら返り討ちにしてやりますよ」
「殺されかけたのに誰が殺しに来るか…こちとら全身筋肉繊維だぞこのやろー」
「全身筋肉繊維ってそれはそれで羨ましいんですがね」
「葉っぱが一枚でも入り込んだら崩れる筋肉繊維がお好きなようで」
「やっぱ遠慮してきます」
「…んじゃ俺妹さんに用があるんで」
「また今度ですね〜」
「…いや待ってくださいこの姿だと人形と勘違いされません?」
「…確かに」
図書館
「…!クッ…!そりゃないですよ勇次さんwww」
「…小悪魔さんあんたそんな笑うのはなしでしょうよ…」
なんで…なんで俺が…なんで俺がメイド服着なきゃいけないんだよ!?
しかもなんで冥土長!?クソがサイズぴったりだなこんちくしょう!なんでこれが出てきた!?
妖精に笑われるしさ!なんでかな!?なんでメイド服が出てくるのかな!?冥土長に後で文句言ってやる。
…いや、そもそもなんでめーりんさん冥土長のメイド服持ってんの?
「…つかこれスカートとか短すぎでしょ…咲夜さん日に何度パンチラしてんだろ」
「あ〜昨日付きっきりで6回はパンチラしてましたね。手で抑えるんですが…w」
「…まあ俺糸だからパンチラとかないんだけどさ」
「強すぎませんかそれ。私の場合スカート膝までですから。貸しますよ?」
「…もう一回も2回も変わらんだろって考えが頭に浮かんできてる…脱ぐわ」
「そうですか私は仕事に戻りますシラナイ」
「…ぁ〜…あの小悪魔さんが仕事をやっているということは」
「そうね。私がいるということねなんで私のメイド服着てんだ答えろや」
「声が怖い…説明させてくれ。妹ちゃんに会いにきた時『壊されないか心配だ』ってめーりんさん言ったらこれが出てきたんだ。つかマジでサイズぴったりすぎん?やっぱ胸が」
数分後
「…美鈴は後で殴っておくか」コキッ
「ばびぶべぼ…」
冥土長は客に対しても冥土に送るらしいです。
たった今、身をもって思い知りましたクソが死ぬかと思ったわ…糸だから効かないですけどね!
さて地下室行くか。その前にパフェリー…違った、パチュリーさんに聞くことがあった。
魔理沙ちゃんに聞こうとした質問でもするか。気晴らしに。
やばくなったら地下室へ即避難だ。間に合わなければ死ぬだけだ
「…パチュリーさん」
「何かしら?少なくとも私の知ってる声の主はすでに死んでいて白黒ではなかったけど」
「デリカシーはありましたか?」
「なかったわね」
「魔法使いにお尻のあ」
「ナントカカントカ!」ガタッ
「うわびっくりした」
「ハァ…ハァ…ほんとデリカシーが欠けてるわね!?」
「…それ人生で何度聞いたと思ってる?」
「自覚なしかよこいつ…!ハァ…さっさと地下室行け」
「…質問に答え」
「小悪魔にでも聞きなさいよ!私知らないわよ!」
「…魔法使いなのに…?」
「お呼びしましたか〜?」
「あ、小悪魔さん。魔法使いにお尻のあ」
「あっと驚きのアッパー!」バギィッ
「へぶぁっ」チーン
「…聞くならせめて同性の魔法使いですよね!?それに私使い魔ですよ!?魔法使いとはちょっと違いますよ!?」
「…あー殴られ疲れた。地下室行ってきます」
「逝ってらっしゃいクソ小僧」
「クソ小僧て」
なんだよこいつら…顎痛え。さっさと妹さんと遊んで帰って寝るか。
…このような人間をヒモと言う。ささ、魔理沙ちゃんが来ても良いように妹様の部屋へ行きましょうね
いやなんか匂うな…あ、カーペットの匂いだこれ。紅魔館にずっといると気が付かないのかなぁ?
おのれ人間の適応能力。貴様さえなければこの匂いに気がついたものを
地下室
「…ヤッホー!」ガチャッ
「うわ、なんだこの自立型白黒人形」
「なにそれ漫画の敵の特殊能力?」
「残念ながら私の見てる目の前の光景だよ…ていうか死んだじゃないの?」
「ん…ああ、確かに死んだ。でも生き返った。代わりに色素失った」
「ごめん段階踏んで丁寧に話そうとしてる心意気は聞こえるんだけど意味がわからない」
「要するに復活すると何かを失うってことなのさ。ロマンチック」
「…要するに死ぬの色素失うってこと?」
「植物界では確かあった気がするから多分間違いではない。でも間違っててほしい」
「…何言ってんだこいつ…なにやってんだろ私…なんなんだろうこの会話文…」
「いつも寝てるめーりんさんはどうして眠気に襲われてるんだろう…?」
「唐突すぎない?もっと段階を踏もうよ」
「あ〜…無理だった。とまぁそんな感じなんだがそこらへんのキノコで作ったスープいる?」
「そんな怪しげいっぱいな感じで渡されたスープ誰が飲むと思う?」
「少なくともここに一人飲む奴がいる」ホレ
「なんで私なんだよ殺すぞ」
学校で先生が理科室で毒作ってたの思い出した