理解に苦しむ
なんで昨日休んだのか
紅魔館門前
「…めーりんさん仕事復帰おめでとうございます」
「…それ、門でやることだと思いますか?」
「やらなければならない義務感を感じまして」
「…そうですか」
なんか反応が冷たい。そんな気がするがまあ良いだろう。
というか仕事復帰早くないですかめーりんさん。襲われてから2週間くらいですよめーりんさん…
ん?なんか身長が違くない?いつもより低く…俺と同じくらいで…なんだろう。冥土長みたいだ。
…声も違った気がしてならない。うーん…聞いてみるか…
「…冥土長?」
「咲夜さんはここにはいないですよ」
「…絶対冥土長だこれ」
「完&壁である私の変装が見破られた…!?」
「だってまったく眠らないしいつもより背が小さいし声が変だし。まあ髪はあれですよね。カツラってやつ」
「まったく…これじゃあやる気が無くなるわね」パパッ
「チャイナドレスからメイド服にさっさか着替えてる奴の言うセリフじゃないと思います冥土長」
「細かいことは別に良いじゃないほっときなさいよ男なんだから」
「性差別反対デース」
「あら、心の器も小さかったのね。これは失敬」
「もう少しなんか言い方ってもんがあるでしょうよ冥土長。傷付きます」
「知らないのかしら?宝石は傷が付くほど綺麗になるのよ」
「知らないけどそんなことあり得るわけがない」
「完&壁な私の言い分を(以下略)」
冥土長…あんたそれはないよ…
自分の欠点を自分で補おうとして人を雇う冥土長…完璧ってなんだっけ
完璧って…冥土長とはかけ離れた物だと思うけどなぁ。できる上司ではあるんだけど。
部下からしたら頼り甲斐のあるってなるけど完璧かって聞かれるとうーん…
「冥土長…あんた疲れてるんだよ。休んできて良いですよ…」
「え、えぇ…?ごめん、意味がわからないんだけど…?」
「自分で自分を完璧だなんて言う人そうそういないですよ。ほら、門番はやっておくんで。あ、めーりんさんこんにちは」
「…普通気づく物でしょう!?」
「何が?」
「私、小悪魔です!図書館にいる、小悪魔です!」
「…あ、それはそれは失礼しました。冥土長回収してください」
「???」
「こあ、私疲れた休む」
「…???」
「じゃ任せます〜」
「…え?ちょっ…え!?待ってください事情を説明してくださいよ!えっと!?聞こえてますかぁ!?勇次さーん!?ゆーじさーん!?」
「ああもう無理ね。私意識失いそう」
「嘘はやめてください見苦しいです」
「んだとてめえやんのかおいコラ」
「黙れ」
さて、小悪魔さんに冥土長任せて俺は門番に戻るか…
実際こんなところに来たがる馬鹿はそんないないはずだしいたら友好的だし。
まあ命蓮寺とか太子様御一行でない限りはなんとか対処ができるだろうな。
うん、面倒な奴でなければ通すだけで済む。そう考えると気が楽に
「こんにちは♪」
「ひょっばぁあぁぁぁ!?」
「」
「って驚かしたほうが気絶しとる!?」
「小傘…帰るよ。寺に帰ったらまずはお酒をブッ」
「…村紗=サン?今お酒と聞こえた気がするのですが…」
「ひぁっ…あっ聖…ちょっ待ってくれよ…?そ、そうだ!そいつの親しい奴が死んだから酒をって」
「嘘おっしゃい!」バチコーン!
「へぶしっ!?」ドンガリガッシャーン!
「…すみません、喧嘩ならよそでお願いできますか」
「あ、無理です☆」
「満面の笑みで言いやがったちくしょう!」ガンッ
「それでは…村紗!出てこないと小傘の目が潰れますよ!」
「な、なんて奴だ!この外道!寺に篭りっぱなしでほとんど何もしないげど」ビュンッ
「…今のは小傘ではない。小石です…捕まえましたよ。ほら、帰ってお説教です」
「嫌だ!助けて!たすけてぇぇぇえぇぇぇぇ!」
「…おーい小傘さーん…ダメだ。返事がない。まるで屍のようだ」
「し、死ぬかと思ったぁ…」
妖怪が驚かされて死にかけたんじゃ笑い話だろ。
そしてさっきの酒を飲む…村紗さんだったか。あれもまぁ後で大変な目に遭うだろうなぁ。
まあそれもまた一興。しかし聖さん怖いっすね。身内だからか容赦なく潰すんですね。
…俺の店潰れたのもあんな原因だったのカナー
「…とりあえず起きてください。そして立ち去れ」
「ウィッス」
「…さあ寝よう。今度はだれも邪魔しないは」
「命蓮寺の先を行けぇぇぇええぇぇえ!」
「行くぞぉぉおぉおおぉおぉ!」
「…寺生まれもあまり悪くない奴がいるのですぞ太子様」
「裏切り者!?」
「…踏んだら作動するトラップ作ってやろうか。そしたら侵入者減るのか。いや、ほとんど空飛ぶからダメだ」
「先手を打つために元店主現門番のあなたを神霊廟にスカウトしたい!」
「そうか…丁重にお断りするぜ」
「太子様。ですから争っていては」
「布都が毒された!?」
「…太子様、よくよく考えれば我々争って一つ店潰しませんでしたっけ」
「しっ。被害者がそこにいるんだから…」
「おい、聞こえてるぞ。罪悪感があるなら少しは謝ってくれ」
考えてみれば最初に店潰したのこいつと妹紅さんだったなぁ…
あ、なんか思い出すと腹立ってきた。大体なんだよ喧嘩の理由がしょぼすぎるわ。
甘党か辛党で争うなよ人の自由だよそんなの。きのこたけのこ並にいらないよそれ。
でも言い出したのは妹紅さんなんだよなぁ…
ギンギラギンにさりげなく