魔理沙ちゃん助けて
アリス邸
「朝から誘拐とは」
「誘拐ではない。警告だ」
「…そうなの。あ、この菓子美味そう…」
「私の技術を持ってすれば味覚を再現できるわよ!」
「あ、いやいらないです」
「え?…このまま行くとその人形の体が崩壊し始めるわよ!」
「崩壊すんのかぁ…ワロス」
「で!も!私がメンテナンスをしてあげれば!崩壊は防げるわよ!」
「…すまん、仕事あるから仕事行って良い?」
「うぐっ」ズコッ
結局何がしたかったんだろうアリスさん…
どうせ対価として実験器具になることとか言うんだろうなぁ。
いや多分そうなんだろうなぁ…なんだろう、人を物として見るのやめてもらって良いですか?
さっさと紅魔館行って1日終わらせるしかないか…
紅魔館
「ってことがあったんですよめーりんさん」
「…普通祝う所じゃないんですか?」
「まぁ妖怪だから人間とズレてるだろうなって」
「いや酷くないですか?」
「まあそれで。アリスさんが言ってることが正しければ俺多分死ぬんだよね。俺が死んだ時の影響でも冥界から見てますよ」
「さては死ぬ気ないですよねあなた」
「まあ味覚を再現できるって話は割と良さげだったんですけどね〜」
「…ん?ミカク?」
「味覚ですよ味覚」
「…味覚がないんですか?」
「なんなら消化器官もない」
「あら〜…あ、今日宴会あるらしいですよ。お嬢様達行きましたけど」
「まぁ菓子作りをやめた俺が行くところではないわな…ところでいちごミルク飲みます?」
「なんですかそのカロリーの高そうな待って美味しそうですねください」
「…手のひら返しが早い」
めーりんさんと共にゴクゴクいちごミルクを飲む。
甘いっ!しかしながら美味い。と思う。でも俺はバナナミルクの方が好き。
そんなことを考えているとめーりんさんがどっか行った。トイレかな?
まあ女の気持ちなんてよく分からないから考えるだけ無駄だけど。
「…そういや宴会あるんだったか。多分めーりんさん連れて行かれたんだろうなぁ…しかしアリスさんの話は魅力的だったな…」
博麗神社
「あれ、勇次は?」
「彼なら紅魔館にいるでしょ」
「…ああ、あいつ門番か」
「それなのに美鈴はきてるけどね」
「あいつは今回の主役だからな。サプライズで連れてこられたんだろ…てかあいつなんか飲み物持ってね?」
「あ、本当だ」
「…やっぱりお酒よりいちごミルクのほうが体に良いですね…」
紅魔館
「そうか。紅魔館全員出陣だから妹様も行ってるのか…部屋に閉じこもってなかったっけあの子」
「…気付いてますか?」
「なんだこのチビ…あ、妖精か」
「あたいと勝負しろ!」
「…お前ら俺が怖くないのか?」
「ない!変な身体してるけど絶対に負けないもんね!」
「…そもそも俺弾幕打てないけどな」
「あっ」
氷の妖精とかマジで面倒なんだよな…
凍らされたらたまったもんじゃない。お引き取り願おう。
交渉…は出来なさそうだが隣の緑色の子なら出来そうだ。お引き取り願おう。
どう足掻いてでも館に被害が出るのは避けなければならない。怒られたくないし。
…待て、俺の妖精嫌い設定どこ行っ
「…すまん、お引き取り願おう」
「断る!」
「お断りします…」
「…菓子作ってくるからそれ食ったら帰ってくれるか?」
「良いぞ!」
「良いですよ!(菓子を食べた後いつ帰るかなどは言っていない)」
「約束だからな!」
数十分後
「小さいケーキと牛乳だ。これ食って飲んだら帰ってくれ」
「お〜!」
「美味しそう…!(何のお菓子を食べた後帰るかは言っていない)」
「…うわっ昨日雨降ってたか?水溜りが出来てんじゃねえか…ボチャって言ったぞ…」
「美味しいなこれ!まるで人里に昔あった洋菓子屋みたいだ!」
「いや、この人がその店経営してた人だよ」
「…あ、見覚えがあると思ってたら客か。存在感ねえなお前」
「確か本編より前でしたもんね」
「メタいヤメロ」
そんなことを話してこいつら食い終わったから帰るかなと思ったら帰らない。
クソッ謀られた!謀ったな妖精!これだから妖精は嫌いなんだ!
ようやく妖精に慣れてきたと思ってたのに!やりやがったな!妖精!
おのれ氷の妖精とこの隣にいる謎の妖精っぽい子!お前ら得しただけじゃねえか!
「…まんまと罠に掛かりましたね」フッ
「策士…!?」
「大ちゃんの言うことは大体当たるんだぞ!オラ遊べ!」
「妖精がそんな言葉使っちゃ…いけませぇ!?」バギィッ
「…今、チルノちゃんに何をしようとしましたか…?」ゴゴゴゴゴ
「これが友情パワーというものか…グッ…!ブフッ…背骨ゴキって言った…」
「で、出た!大ちゃんの正拳突き!これにより相手は骨が折れたような痛みを味わうんだ!」
「フフン」ドヤァ
「…いやまあ糸だから骨ないんですけどね。ほら散った散った。俺はもう寝るんだよ」
「させるか!」ガチャンッ
「…え?」ジャラッ
「手錠です☆私たちと遊ぶまで絶ッッッっ対に外しませんよ?」
「お、おお…」
最近の寺子屋の教育方針を疑いたいもんだ。
文句を言うならば遊ぶ相手くらい見極めろと言うくらいだな。
待ってマジでこの手錠外れないんだけど?ちょっおまっどうなってんねん。
俺はルパン3世の銭形警部じゃないんだぞ。この手錠が似合うのは悪党か銭形警部くらいのものだ。
「あれ、お前ら鍵ってどこにやった?」
「へ?鍵?」
その後どうでも良くなった俺は遊び倒した。
張り手千本ノックの音