「――頼みがある!」
例のコラッタが再び訪れたのは、夜もすっかり更けた頃だった。
雨は嵐に変わっていた。風が唸りを上げて巣網を揺らし、僕は必死の思いでそれにしがみついていた。夜闇に紛れてよく見えなかったが、ふいに現れたコラッタの白い顔は、極めて真面目な様子で次の言葉を発した。
「オレを、喰ってくれ!」
僕は眉をひそめた。声は真剣そのものだった。
押さえつけるような突風が吹いて、雨粒がばちばちと爆ぜ、木の葉は狂ったように踊り続ける。森の表情は一変していた。草花が悶えて震えていた。無数の木々が軋む音が、苦しげに響き続けていた。
「オレを、喰ってくれ!」
そう繰り返すコラッタに、僕は無性に腹が立った。
「なんだって、そんなこと、言うんだよ!」
「喰えって言ってんだろ! さっさと喰ってくれよ!」
森じゅうが騒音に包まれる中、僕らは半ば叫ぶように言いあった。
「嫌だね、哺乳類なんて、血生臭くて食べられたもんじゃないやい!」
「せっかくオレが喰われてやるって言ってんだろ!」
「生肉なんて、意地でも食べたりするもんか!」
「……クモのくせしてっ!」
最後の言葉に押し黙ると、コラッタは立て続けに甲高い声で怒鳴った。
「意気地なし!」
足が震えた。胸の奥に何か、ふつふつとこみ上げるものがあった。
「てめぇがクモなら、木の実なんか喰ってねぇで、捕食してみたらどうなんだよ!」
ブチン、と音がした。
巣を編む糸の一本が切れ、風に煽られて吹き飛んだ。そこから雪崩れるように僕のお城は原形を失くして、遥か森の奥の方へと一瞬にして消え去っていった。
蹴りだした僕は、そのままコラッタに掴みかかった。
「――ッ!」
掴みかかったはいいものの、繋ぐ言葉は見つからなかった。それをいいことに、コラッタはさらにまくし立てた。
「噂に聞いたぜ、捕食できないイトマルくんよ? 呑気にナナシの実なんか貪って、昼間には日向ぼっこを楽しむ、クモの風上にもおけないやつだってな」
「それの、何が、悪いんだよ」
「お前はな、もう、全然、クモじゃないね!」
奥歯を噛んだ。胸を射抜かれた気分だった。
「……僕はクモだ」
「獲物も取れないクモが、クモ名乗ってんじゃねぇよ!」
濡れた毛皮を抑える前足に、自然と力がこもった。
「……僕は」
――本当に、クモなんだろうか。
頭を覆い尽くすその疑問は、僕がまだ獣道に住んでいたころから、密かに抱いていた疑問だった。
プライドがあった。立派なクモだと信じたかった。糸を吐くのが好きだったし、誰よりも美しいクモの巣が張れると信じていた。僕だけが歩き方を知っている巣網の上に乗っかって、流れる雲を見上げるのは、何ともえず良い気分だった。手製のハンモックに揺られていると、それがクモだけの特権のような気がした。
でも、だけど……クモの巣は、決してハンモックではないなんてことは、僕だってよく知っている。
クモっていうのは、非道で下劣な生き物だ。そしてクモの巣っていうものは、ただのクモたちの城ではない。その聡明さの象徴で、強さの証で、権力で、誇りだ。そして何より、捕食のための大きな武器だ。網でさえあればよいのだ。美しいオブジェである必要なんて、これっぽっちもない。
透明な糸を張り巡らせ、穏やかに晴れた昼間も、冷たい雨の降る夜も、息を詰めて、ひたすらじっと待っている。それがクモだ。道行くポケモンと挨拶を交わして、河原の美しさに心を震わせて、暖かい日はうたた寝なんかして、木の実の渋さに顔をしかめて、毎日のようにバタフリーと言葉を交わして、笑って、のうのうと日々を生きているポケモンが、果たしてクモであろうか。せっかくの獲物を二回も逃がしてやったポケモンが、どうしてクモでありえるだろうか。
アリアドスのことが気に食わなかった。でもあれこそが、あるべきクモの姿なのだ。僕はクモではない。疑念が確信に変わった瞬間だった。
今の僕は、クモじゃない。
それで僕はもう、僕のことが嫌になってしまったのだ。ただのハンモックのことを、誰にも負けないお城だと思っていた僕のことが、心底アホらしくなってしまった。クモでないのに、クモの形をした僕が、どうにも嫌いになってしまった。
目の前には、体毛を逆立てたコラッタが、前歯をいつもよりも剥き出して唸っている。
「僕は……」
クモになんて、生まれなければ、もっと幸せになれたんだろうか。
「――食べられたいのは、僕の方だッ!」
口をついて出たのは、そんな言葉だった。
コラッタは面食らったように目を大きくしたけれど、すぐに体勢を低くして僕を睨みつけた。
「ふざけんな! お前がな、お前がちゃんとしたイトマルならな、」
矢継ぎ早に息をついで、コラッタは、耳を裂く猛烈な風にも押し負けない声量で叫んだ。
「オレは、こんなにッ、こんな気持ちにならなくて済んだんだぞ!」
その語尾がわずかに震えるのを聞いて、僕は怯んだ。
僕が、僕が普通のクモだったら。
僕は惨めな思いをすることもなく、バタフリーはバタフリーになることもなく、コラッタは人間に捕まることもなかったのかもしれない。
「お前のせいなんだよ、責任とってくれよ!」
怒鳴っていたコラッタの声は、いつからか悲痛な叫び声にも聞こえるようになっていた。
へし折られた枝が僕らの真横をすっ飛んでいく。ぬかるんだ地面を強く踏みなおした。僕は目をつむって、コラッタの逆毛立った首に牙を押し当てた。
僕が、僕でなければ。動かないヤンヤンマと、憎たらしく顔を歪めるアリアドスと、光の中を舞うバタフリーと、夕闇に紛れていくコラッタの背中が、次々と瞼の裏を交錯する。頭がぐるぐるした。甘い蜜の匂いと、キャタピーの血の匂いが蘇った。
もう後には引けない気がした。僕は、僕でなくなるのだ。
昨日までの平穏な生活が、瞬く間に崩れ落ちる音を聞いたような気がした。
僕はその、僅かに震える首筋に、鋭い牙を押しつけて、そして――
――甲高い音が僕らの耳をつんざいたのが、その時だった。
僕もコラッタも飛びあがった。強風が平べったい僕の体を持ち上げて、僕はとっさにコラッタの尾にしがみついた。その尾がへなりと地面に落ちて、異様にぶるぶると震えだした。掴んだまま見上げると、コラッタはその整った風貌が台無しになるほど目を見開き、がちがちと歯を鳴らしている。加えて四肢もがくがくと揺れている。
「え、あ、あ、あ……」
僕は土砂降りの中を目を凝らして、コラッタの視線の先へと目をやった。
そこには、
「――喰っちまうぞぉ」
白い目玉が二つと、大きな口が一つ、ニタリと笑っていた。
「――ぶあぁぁぁぁッ!」
奇声を上げたのはコラッタだ。森中に響き渡るのではないかと思われるほどの大声で叫んで、即座に踵を返して、一目散に走り出した。僕は長い尻尾に捕まったまま引きずられた。
「うあぁぁッ! 出たァァァァッ!」
「ちょっ、ちょ、いでっ、ちょっと、コラッタ!」
尻尾に振り回されて、僕は四方八方に体をぶつけた。
イヒヒヒヒ! ――あの甲高い笑い声が、遠くから近くから、どこからともなく降り注ぐ。暗くて何も見えやしなかった。けれども、その強すぎる気配が、僕らを追いかけていることを容易に判断させた。
「お、お前っ、ふざけんな! 離せうっとおしい!」
「何で逃げるんだよ!」
「オレはぁ、ごごっゴーストポケモンがっひっぐ、嫌いなんだよォ!」
「いぃっ意気地無しはそっちじゃないかー!」
「黙れクソ虫! いいから離せってば!」
「やなこった! だいたい哺乳類なんかに僕の気持ちが――」
次の瞬間、急に世界が歪んだかと思うと、暗闇の中から真っ赤なものが滑りだしてきた。
コラッタは急ブレーキをかけた。僕は勢い余ってそのお尻にぶつかった。
「――ッ」
僕二匹分はありそうな巨大な舌が、コラッタの顔面を舐め上げた。
「――ッぎぃぃぃやあぁぁぁぁぁぁ!」
コラッタがあんまり急ターンするので、振り回された僕は脇の木の幹に体を打ちつけて、あやうく脳震とうを起こすところだった。
森は真っ暗だった。僕は今、頼りない薄紫の尻尾にしがみついて、かつてないスピードで暗闇を切り裂いている。
相も変わらず激しい雨音と、強い風が木の葉をかき回す音、そしてコラッタの乱れに乱れた息遣い。その中に例の耳障りな笑い声を聞くたびに彼は絶叫して方向転換するので、僕らはもう、森のどの辺りを進んでいるのか見当もつかなかった。
べちゃべちゃとぬかるみを蹴る音が規則的に届いた。地面は川のようだった。ぐるぐる回る世界の中で、暗くてほとんど見えない視界が、時折思い出したように輝いた。強烈な稲光の後決まって轟く雷鳴に、僕もコラッタもいちいち体をびくつかせた。
コラッタが倒木を飛び越えた。僕の体はふわっと浮いて、そうかと思うとすぐさま地面に叩きつけられた。
「うぐっ!」
それでも僕は細い命綱にしがみついた。悪魔の声はどこまでも追ってきた。それをかき消す様に、コラッタは怒鳴る調子で、しかし震えて裏返る声で叫んだ。
「お、おぉっ、お前がちゃんとしたイトマルなら――」
体中にかすり傷を作りながら、僕は黙って耳を傾けていた。
「こここっ、こんなことには、ならなかったのにッ……!」
ギヒヒッという笑い声が僕らの耳を掠めて、コラッタはヒッと身をよじって左側へと舵を切った。
「一生、森の中で、誰のこと考えるでもなく、自由気ままに暮らせたのにさッ!」
そこで、なぜだろう――僕は急におかしくなって、ぷっと吹き出してしまった。
コラッタは必死だった。僕が笑ったことになんてこれっぽっちも気づかなかった。
「一生さぁ、捨てられることがこんな悲しいことだってのも知らなくて……あんな人間がいることなんて、もう全然知らないままだったわけ!」
「人間との生活、楽しかったわけだ?」
「あぁッ、――楽しかったよッ!」
よく通る声が、大嵐の森に響いた。
吠えながらコラッタは無茶苦茶に加速した。視界が若干開けた気がした。僕は元々夜行性のポケモンで、暗闇といえど、コラッタよりは目が効くはずだった。
「すっげぇ、すっげぇ、楽しかったんだよォォォッ!」
叫びが森を震わせた――その時、ふと、コラッタが足元を見た。
視界は闇に消えていた。
「え?」
前足が空を切った。
着くはずの場所で着地せず、僕らは絡み合ったまま、重力に従って暗黒の世界へと落下しはじめた。
「う、う、うわぁぁぁぁッ!」
どうも叫ぶのが趣味らしいコラッタをよそに、僕は無我夢中で糸を吐いた。
勢いよく飛び出した糸は相当風に流された。僅かな手応えを感じて、僕らの体はぐんと空の方に引き戻される。何を捕らえたのか全く確認できないが、それでもとにかく何かに引っ掛かったようだ。日々の鍛錬の成果もあってか、僕の絶品の糸は二匹分の体重でも切れることなく、僕らは重力に反して空間を真横に滑り、そのまま何かに衝突した。
打ちすぎて頭がくらくらした。先ほどまでされる側だったコラッタが、今度は僕に泣き顔でしがみついている。ぶつかった何かを触って確かめる。硬くて、ごつごつで、ざらざらしていて……。
その時、稲光がフラッシュとなって、周りの景色を映し出した。
暗闇に一瞬浮かび上がったその眺めは、僕らの脳裏に色濃く焼き付いた。目の前にあるのは岩肌で、空にあるのは雲だった。足元には何もなくて、その下、ずっと下、延々と下ったその先が、遠く闇の中へと消えていた。
かくして僕らは二匹、大嵐の真夜中に、クモの糸一本で、深い谷に宙づりになっている。
さすがのコラッタも、これには息をのんだ。動くなよ、揺らすなよ、と消え入りそうな声でまくし立てる。僕もようやく、死という一文字が、虫の知らせでなく、頭の中を飛び交うのを実感した。死ぬ。死ぬかもしれない。
「は、離すなよ!」
「でも、死にたかったんじゃ」
「うるせぇ! 痛いのとお化けは嫌なん――うあぁッ!」
突然激しい風に煽られて、僕ら二匹はなすすべもなく空中をスイングした。
世界が高速回転して、幾度となく岩壁に打ちつけられて、体中に痛みが走った。コラッタの絶叫の中に、例のゴーストポケモンの笑い声が響いた。それも耳元で響いた。嵐でなければ、息のかかる位置だった。絶体絶命だ。
きつく目をつむり、口を縛り、僕はただがむしゃらに、一本の糸にしがみつく。クモの、クモたる誇りのしるし。この全く用途のおかしな、一本のクモの糸を吐くために、僕はどれだけの訓練を重ねてきたのだろう。
「死にたくねぇッ!」
鼓膜を破りそうなほどの心からの叫びだった。コラッタは僕を強く締めつけながら、雨だか涙だか分からないもので顔をぐちゃぐちゃにしながら泣き叫んだ。
全くだった。僕だって、こんなところで食べられたくなんかなかった。
「まだ、死にたくねぇよぉ――ッ!」
振り返ると、知らない名前のゴーストポケモンが、ぎらつく瞳を狂喜的に見開いて、大きな口から真っ赤な舌を晒して、僕らに喰いかかろうとするところだった。
「喰ってやるぞぉ」
コラッタは震えていた。僕は睨みを効かせた――全く効果はなかったけれど。
それがくわっと口を開いた刹那、僕は遠くの稲光が、物々しい嵐の夜空に、一片の虹を照らし出したのを、遠い世界のことのように眺めていた。
……そこから先のことは、本当にまだ、夢だったんじゃないかとしか思えない。
突然夜闇を裂いて繰り出された念力の、強い青紫の輝きが、瞬く間にゴーストポケモンを飲み込んで、悲鳴とともに霧散させてしまっただなんて、これっぽっちも現実味がないじゃないか。
僕だってコラッタだって、夢見心地でそれを見ていたはずだ。コラッタなんて茫然として、僕を掴む腕の力をゆるめて、ずるずると谷底へ落下するところだったのだ。それと僕を念力で一緒くたに持ち上げて、木陰に逃げ込んで、絵に描いたような呆れ顔で僕らを見下ろしたのが、あのバタフリーだったなんて、今でも到底信じられない。
「私の家の周りでどこのバカが騒いでるのかと思ったら……あんたたちだったの」
そんな風に言ったバタフリーの冷たい声だって、産毛みたいにふわふわした感触でしか思い出せないのだ。
奇跡だった。コラッタが森中を駆けずり回った挙句に、漫画みたいに飛び込んだ崖のすぐそばに、バタフリーが巣を構えていたなんて。奇跡としか言いようがない。
ただ、でも、一つだけ、コラッタが奥歯をがちがちと鳴らして、延々としゃくり上げながら、
「こ、こ、こ……怖かったよォー!」
と叫んだ声だけは、どこまでもリアリティを持って僕の耳に残っているから、多分夢じゃなかったんだろうけど。
*
「なんでついてくるのさ」
「イトマルちゃんが、迷子になったらいけないなぁと思って」
「ならないさ、迷子なんて」
台風一過、という言葉があるらしいけど、今日の天気はまさにそれだった。雲ひとつないってだけじゃなく、空に浮かんでる塵も埃も、嵐が全部飲み込んで行ってしまったようだった。真っ青な空に空気も澄んで、森全体がきらきらしてて、気持ちいい。
南の森に踏み入れると、それでも僕らは顔を渋めずにはいられなかった。
「ひどいや」
「ひどいね」
足元に散乱するのは、どこからか無残にもへし折られてきた枝の類。根元から倒れた老木が道を塞いでいる。美しく花の咲き乱れていた河原は、泥にまみれて面影も残していない状況だった。
それでも、大木に身を寄せるようにして懸命に生き残った一輪を見つけて、バタフリーは嬉しそうに触角を揺らした。
「そういえば、僕も、巣を張りなおさなきゃいけないな」
「飛んじゃったの?」
「まぁね。……でも、まぁ、いいや」
すっかり荒れてしまった森でも、ポケモンたちの声は、相変わらず賑やかだった。
至る所で、棲み家を修理するポケモンたちの姿が見られた。相当被害を受けた巣もあったみたいだけど、ポケモンたちの顔は、一様に明るい。なんだか心まで洗われた気分だった。ついでに、くまなく探したけれど、あのアリアドスはどこにも見つけることはできなかった。
僕の一歩前をひらひらと飛んでいくバタフリーに、僕はおずおずと声を掛ける。
「……ねぇ」
「うんー?」
「……僕のこと、怖くないの」
言葉を発するまでにかなりの勇気を消費したのに、バタフリーは小馬鹿にしたようにけらけらと笑って、振り向きさえしなかった。
「どこが?」
「え、だって……クモだし、僕」
陽気な笑い声が、以前より日の差し込みが多くなった森の中にこだまする。
「あのねぇ、私、念力だけじゃなくて、風起こしも使えるの。イトマルちゃんなんて、本気になればイチコロなんだよ?」
それもそうだな、と僕はなんとなく頭を垂れる。
朗らかな風がさわさわ鳴ると、頭の上から、昨晩の滴がぽたぽたと落ちてきた。
「いいじゃん。せっかく友達になったんだし、私たち」
柔らかい声が、僕の頭に降り注いだ。
顔を上げると、数歩手前のバタフリーが、ふわりと笑ってこちらを見ている。
すぐに翅を返して前進し始めたバタフリーを、僕はくすぐったい気持ちで眺めた。
……とりあえずは、僕は、僕のまんまで、いいか。
そんなことを考えて彼女の後を追いはじめた僕は、その翅がふいに立ち止まるその先を見て、ぎょっとした。それから、心臓が躍るように跳ねた。僕は笑いがこみ上げるのを抑えられなかった。
僕のお城があった場所に、その二本の木の根元に、例のコラッタが、ねぐらのように枯れ草を集めて、どしんと座ってこちらを見ている。
「責任取れって言ったんだからな」
ぶっきらぼうに言い放つコラッタを見、僕とバタフリーは顔を見合わせて、声を上げて笑いはじめた。
穏やかな日が南の森に流れ込んだ。いつものように、平凡で、くだらなくて、でもちょっとだけ新しい日々が、どこからか戻ってきているみたいだった。