今回は、この世界に来て、キリトの本音を聞く話です。どのような内容かは、この話で分かります
ディアゴスピーディーを使い、キリトはどこかに出掛けた
キリト「、、、、、」
今の表情は、何か悲しんでいる顔になっている
一葉「ん?」
運転して休んでいた一葉は、キリトがどこかに向かっているのを見た
一葉「追いかけてみましょうか」
一葉はそのままキリトを追いかけたのだった
港ー
キリト「、、、、、」
運転をやめ、キリトは海を見て黄昏ていた
一葉「キリトさん!!」
キリト「ん?」
追いついた一葉は、キリトの方に近付いた
キリト「一葉さん、どうして?」
一葉「たまたま運転してるキリトさんを見て、追いかけてました」
キリト「そう、か、、、」
そう言って、また海の方を見た
キリト「、、、、、」
一葉「どうしたんですか、こんなところに来て」
キリト「、、、いつからかな、こんなに悲しくなってきたのは」
さらに悲しい表情となり、話を続けた
キリト「俺は、、、俺の家族に、会いたい」
一葉「家族と?」
キリト「父さんと母さん、妹がいるんだ。俺は、、、こうして、悲しくなったら、ここに来るんだ」
一葉「、、、、、」
転生をして呪いのようなもの、それは家族と会うことが出来ない
もちろんキリトにも親はいる。そして妹もいる
しかし、あの日キリトは刺されて死んでしまい、この世界に転生した。第二の人生としてこの世界で生きている
だが、それは、永遠に家族に会うことが出来ないともいう
キリト「親と妹は、今どこにいるか、分からないんだ、、、」
一葉「それは、ヒュージからの襲撃に備えて、どこか違うところに避難したのでは?」
キリト「、、、連絡が取れないから、分からないんだ」
一葉「そ、そんな、、、」
キリト「こうやって、俺は生きてる、生きてるのに、、、っ、俺は、、、!」
その目から、涙が出ていた
キリト「生きてるって、伝えたい、元気にしているか、聞きたい、今、妹は頑張っているか、それを褒めたいのに、大切な人達に会えない、この悲しみ、、、」
一葉「、、、、、」
キリト「、、、ごめんなさい、こんなの、見せてしまって、遅くなる前に帰った方がいいですよ。まだ時間はありますが、今は俺のことを気にせず」
一葉「どうして、このことを私に話したんですか?」
キリト「っ!」
一葉「たまに弱いところを見せる時がありますが、それでも、そんなもっと悲しいことを私に話したのですか?」
キリト「それは、なんでだろう、、、信じられるから、なのかな」
一葉「なら、私はこうします」
一葉はキリトの目の前に立ち、そのまま優しく抱きしめた
キリト「え?」
一葉「ここに来たのは、その悲しさを出しに来たのですよね、なら、それを全て、私にぶつけてください」
キリト「、、、!!」
その言葉がトリガーになったのか、キリトの目から涙が多く流れた
キリト「、、、おれは、会いたい、父さんや母さんや妹に、会いたい、、、!なのに!会えないなんて!」
一葉「、、、頑張りましたね」
優しく頭を撫で、キリトを慰めた
キリト「ぐすっ、うっ、うぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
一葉「キリトさん、、、!」
泣き叫び、涙が出ないほどまでキリトは泣き続けた
数時間が経ち、キリトと一葉はバイクに乗り、一緒に走っていた
キリト「、、、ありがとうございます、一葉さん」
一葉「私は、何もしてませんよ」
キリト「それでも、本当にありがとうございます」
一葉「また悲しくなった時は、私や他の人達に、言ったらどうでしょうか。仲間に頼るのは、いいことですよ」
キリト「、、、はい」
一葉「では、私はこっちなので」
一葉と別れ、キリトも百合ヶ丘に戻ったのだった
百合ヶ丘ー
キリト「、、、仲間に頼るって、俺はなんでも1人で抱え込もうとしているから、そんなのあんまり出来ている気がしないな」
夢結「ならもっと私達に迷惑をかけたらどうかしら?」
キリト「え?ね、姉さん!?」
玄関で夢結が立っていた
夢結「お帰りなさい、、、。何か、吹っ切れかけてる感じね」
キリト「ま、まぁ、そうかも」
夢結「何かあったら言ってちょうだい。私なら話でもなんでも聞くわよ」
キリト「、、、ありがとう、、、夢結姉さん」
夢結「ん?」
キリト「いや、なんでもない。さて、帰って来たし、特訓だ特訓!」
夢結「切り替えが早いわね」
おしまい
最後まで読んでいただきありがとうございます
転生の代償、それは家族と会えなくなる、と考えてしまい、こういう感じの話を書いてしまいました。家族に会えなくなるって、自分はとても辛いです。読んでいる人も、家族を大切に思うことは必要だと自分は思います。人それぞれですが、自分はこうです
では、また次回