あの戦いから3日ー
バルバトスの力を限界まで引き出し、その代償として体が傷付いた
未だにキリトは、目を覚まさずにいた
百由の部屋ー
夢結「これが、キリトをあの状態にさせた」
鉄血のオルフェンズブックは百由のところにあった
百由「実際にどのような力か調べてみたのよ。ガンダムの力は色々あって、すごいと思ったわ。ただ」
夢結「ただ?」
百由「下手したら命を落とす可能性がある」
夢結「っ!?」
本来のバルバトスとは違う方式でキリトは力を使っていたが、それでも体を一体化させる力もあった
百由「本当に見ててびっくりしたわよ。しかも、体の一部を動かせなくなったり、目が見えなくなったりする。それだけ負担は大きかった」
夢結「、、、そうなった状況でキリトにあの力を使わせてしまった」
百由「決着が早かったら良かったけど、長時間まで戦っていたとなると、、、」
ミリアム「おい百由様!キリトが今!って夢結様もおったか!」
何やら急いだ感じでミリアムがやってきた
百由「どうしたのぐろっぴ?」
ミリアム「キリトが目を覚ましたんじゃ!」
百由「嘘!?」
夢結「それは本当なの!?」
ミリアム「本当じゃ!!」
急いでキリトがいる治療室に3人は向かった
治療室ー
キリト「、、、ん?くっ、体が、動きづらいな」
目を覚ましたキリトは周りを見た
キリト(点滴と包帯、そっか。オルフェンズの力を使って、それで体が)
腕を上げようとした時
キリト(、、、やっちまったかもしれない)
あることに気付いてしまった
キリト「右手が動かないし、右目が見えない、、、」
力の代償、反動というだろうか
右手が動かなくなり、右目も見えなくなってしまった
数分後ー
夢結「キリト!大丈夫なの!?」
右手は包帯で巻かれ、右目は光を失っていた
キリト「えっと、右手と右目が今は使えようが無い状態だけど」
夢結「なんでこんな力を持っているのよあなたは!危険なものなら使わないで!」
キリト「え、えっと、、、ごめんなさい」
今の体の状態を言ったら、夢結は怒っていた
しかし怒るのもしょうがないことだった
梨璃「大丈夫、なんですか、体は?」
キリト「まぁ、しばらく眠っててお腹が空くのが感じてるから、大丈夫」
夢結「それは大丈夫と言えるのかしら?キリト?」
キリト「、、、えー、ごめんなさい全然大丈夫じゃないです」
百由「しばらくは治療を専念ね。戦闘するのも禁止だからね」
夢結「そんな体で戦わせる訳にはいかないわ。しばらくはこれを預かるわ」
キリトのソードライバーとブックを持った
夢結「、、、2つの剣は、一応護身用として持ってもいいわ」
キリト「そっか、、、うん」
百由「おや?なんか反論するかと思ったけど?」
キリト「まぁ、こんな風になったしな」
自分でも分かっていた
この体では変身しても戦うことが出来ないと
キリト「でも、、、治療室から出ていい?」
梨璃「それは、どうなんでしょう?」
百由「まぁ、動けるならいいんじゃない。足は大丈夫なのよね」
キリト「足は、大丈夫、すね」
梨璃「いえ!自分で歩くのはまだ危険だと思います!車椅子に乗って私が押します!」
キリト「、、、自分にとってはだいぶ嫌な思い出が思い出す」
以前に精神喪失した時を思い出していた
梨璃「それじゃあ行きましょう!」
キリト「うおっ!いきなり座らせ、ってスピード出したら危なぁぁぁい!?」
車椅子の乗せて猛スピードで治療室から出ていった
夢結「、、、大丈夫かしら」
校内ー
車椅子に座っているキリトを押して校内を歩いていた
梨璃「どこに行きますか?」
キリト「いやまずは皆に会おうよ。俺は大丈夫だって伝えたいし」
梨璃「、、、あの」
キリト「ん?」
梨璃「、、、先に、屋上に行ってもいいですか?話したいことが、あって」
キリト「、、、うん、分かった」
何かを感じ、2人は屋上に向かった
一方控室ではー
ミリアム「あやつ、体がだいぶ不自由になってるが大丈夫かの?」
楓「そうですわね、記憶喪失から戻った時に右目が戻っていたからそれと同じようなことをすれば」
梅「うーん、クロスセイバーを取った時に、『皆の思い』って言ってたから、全員の力を合わせないと戻らなそうに見えるけどな」
普通、無くなった目や傷付いた目は治すとしても、、、
二水「あの時のようにもう一回やってみます?」
鶴紗「そんな簡単にいけるものなのか?」
神琳「聖剣にキリトさんのことを思いながら力を込める、とかは?」
梅「おーなるほどなー」
鶴紗「ヘルヴォルとグラン・エプレに相談してやってみるしかないかもな」
楓「鶴紗さん、意外と乗り気なんですの?」
鶴紗「あいつの力はこれから必要になるかもしれないだろ。それに、私のような人間が生まれないように早く終わらせたいのもある」
鶴紗の表情が少し暗くなった
雨嘉「、、、おかしい」
二水「へ?」
雨嘉「何かおかしくない?」
神琳「おかしい、とは?」
急におかしいと言う雨嘉にびっくりしていると
雨嘉「どうしてキリトさんはこっちに来てないの!」
鶴紗「、、、は?」
雨嘉「あの人だったら多分、いやきっと無事だというのをきっと伝えると思うの!けどいつまで経っても来ない!」
なんでキリトがやろうとしたこと分かってるんだこの人は
梅「まぁ落ち着いて待った方がいいだろ。あいつはきっと元気だろうし」
雨嘉「、、、、、」
梅「待てないって顔をするなよ、、、」
屋上ー
2人は屋上に着き、少し距離を離した
梨璃「私、あの時キリトさんが、いなくなるんじゃないかって思いました」
キリト「、、、、、」
梨璃「本当は、撤退しないで、私だけでも残ろうとしましたけど、きっと迷惑になると思って、、、」
キリト「、、、、、」
梨璃「そして、キリトさんが倒したのにキリトさんは倒れてて、怖くなりました、、、。いなくなる、って思って」
キリト「、、、それは無いよ」
梨璃「え?」
車椅子から立ち上がり、少しフラフラになりながらも梨璃に近付いた
キリト「俺は、、、まだまだやるべきことが終わってない。その前に死ぬなんてしないさ」
梨璃「やるべきこと、それって、ヒュージを全部倒して、人類の平和のために?」
キリト「それもある。けど、俺にはそれ以外にもやることがある」
梨璃「?」
キリト「俺は、、、
俺の気持ちを伝えなければいけない相手がいるから
次回『決着編 この気持ちを伝えるために』