都内ー
キリト「はぁ、また1人だけだったな、、、」
1人でヒュージの討伐任務を命じられ、終わって都内を歩いていた
キリト「そういえば、都内だと俺が欲しいやつが置いてあるかもな。あったら買っちゃおう、旅行気分で」
そのまま適当に店を探しに歩いた
数分後ー
キリト「だめだ、どこにも欲しいカードすらない、、、」
色々な店に入って、探してはまた違う店に入って探しては
何回も繰り返していったが、欲しいものが無かった
キリト「諦めて帰るか、ん?」
近くの横断歩道で車椅子に乗っている人が渡っていた
すると、猛スピードで車が走ってきた。赤信号のはずが止まる気が無かった
キリト「あっ!まずい!!変身!!」
烈火抜刀!
ワンダーライダー!
ガンダム00!
ダブルオーライザーの力を纏い、一気に加速して車椅子ごと持ち上げた
?「うわぁっ!?」
乗ってた人は驚いたが、さっきいた場所に車が止まらずに走っていった
?「え?車が来てたのか?」
セイバー「あ、危なかった、、、」
乗っている人を見ると、中学生ぐらいの少年が乗っていた
セイバー「よっと」
そのまま道の下ろして、変身解除した
?「えっと、ありがとうございます」
少年はお礼を言って頭を下げた
キリト「いやいや危なかったから助けただけだよ。それにしても、さっきの車、信号無視かつ速度違反だな、次来たら止めてやる、、、」
もう一度キリトは少年を見ると
キリト「え、足が、、、」
足が無かった
?「あ、そうなんです、実は生まれつき足が動かなくて、それで」
キリト「ご、ごめん、つい口に出しちゃって」
?「いえいえ、あ、僕は夏希って言います。中学の2年です」
キリト「俺はキリト、百合ヶ丘1年のリリィだ」
夏希「リリィなんですか!?男のリリィなんて、初めて見ました!」
キリト「あはは、あれ?そういえば、1人なのか?」
夏希「いえ、実は親もいたんですが、トイレに行くから待ってたんですけど、あの映像が見えて」
指を刺した場所を見ると、アニメのCMの映像が流れてた
キリト「アニメが好きなのか?」
夏希「はい!足が無くて色々と大変ですけど、アニメを見て、元気なキャラクターを見ているとこっちも元気になって、それで」
キリト「ハマっちゃった、と」
夏希「え、えぇ」
キリト「俺も好きだよ。特に戦闘シーンがあるアニメは見てる自分も燃えるからとても熱くなるんだよ!」
夏希「分かります!なんか、自分もキャラクターと一緒に戦ってるように感じます!」
キリト「だよな!いやー分かるやつがいて、嬉しい!泣」
キリトの隠された秘密、アニメが好きだけど百合ヶ丘だと話し相手がいなくて悲しんでた
母「夏希ー?」
夏希「あっ!母さん!」
母「夏希!もうどこ行ってるのよー!あら?そこの人は?」
夏希「あぁ、実は、さっき轢かれそうになった時、助けてくれた」
キリト「キリトです。百合ヶ丘のリリィです」
母「夏希を助けてくれてありがとうございます、もう心配掛けさせて」
夏希「だからごめんって、、、」
母「あの、お昼がまだなら、お礼に」
キリト「い、いえ!そこまでしなくても、あっ」
すると、何かを思いついたキリト
キリト「あの、店の中で夏希君の足のこと聞いてもいいですか」
母「え?えっと、、、」
夏希「母さん、僕はいいよ」
キリト「ちょうどそこにカフェがあるので、そこで」
母「分かりました。あ、押すわよ」
キリト「それなら、俺が押しますよ。話を聞かせてくれるお礼で」
近くのカフェまで車椅子を押し、店内に入った
カフェ店内ー
キリトはコーヒーを頼み、2人は紅茶を頼んでいた
母「夏希の足のことですよね」
キリト「はい」
夏希の母は話し始めた
母「実は、生まれて数ヶ月に夏希の足は動けない状態になっていると、お医者さんが言っていて、嘘だと思ってましたが、本当に動かなかったのでびっくりしました」
キリト「、、、、、」
母「どんどん育っていっても、足は治らなかった。このまま残しても邪魔になるだけだと思いながら過ごしてたんですが、夏希から足を切断すると言い出して」
キリト「夏希君、から、、、」
夏希「自分の体のことは自分が分かる、って言えば、分かりますよね」
暗い表情になって話した
キリト「そうか、それで本当に」
母「、、、この子にとても大変な思いをさせて、本当に、産んだ私を恨みたいくらいです」
夏希「母さんは悪くないって、悪いのは、俺の方だから」
キリト「それでも、夏希君の心は、とても過酷な状態だったと思う。けど、アニメを見て、勇気を貰ったんだよね」
夏希「はい、それに、今でも生きてるだけで嬉しいです」
とても笑顔で言い、笑顔を見たキリトは、目から涙をこぼしていた
キリト「、、、誰もが、俺や他の人みたいにならずに、このようなことになってしまう、そう考えると、俺は運が良いんだな、夏希君のような人を見ずに、、、」
夏希「な、泣かないでください!?僕は大丈夫なので!!」
母「やだ、私ももらい泣きしちゃう、、、」
夏希「か、母さんまで、、、」
悲しい雰囲気になってしまっていた、が
男子1「あれ?夏希君じゃん?」
男子2「お、足がないやつが」
夏希「っ!!」
2人の男子が夏希の名前を言った
母「誰?」
夏希「、、、、、」
男子1「あれ?お母さんですか?どうもどうも、同じ学校の人でーす」
母「あぁ、そうなのね」
キリト(、、、この気配は)
男子2「てか誰その人?お前のアニメ仲間?」
夏希「えっと、、、」
男子1「おいおいやめてやれって、アニメ好きのぼっちで足がないやつにそんなやつはいないって」
男子2「だよなー」
この2人は、馬鹿にするように言っていた
母「どういうことかしら?」
男子2「お母さん、そいつもう、学校に来なくてもいいですよ。だっていても邪魔だし」
夏希「、、、、、」
母「そ、それはどういうこと!?」
男子1「だって足が無いじゃないすか。こっちからすれば怖いものですよ!そんなやつがクラスにいるのは嫌なんすよー」
母「あ、あなたたちー」
キリト「黙って聞いてれば、まだまだ子供だな君達」
今まで黙っていたキリトが急に喋り出した
男子1「な、なんだよお前、俺らまだ子供だよ!お前だって」
キリト「ああ、子供だよ、、、戦うことになってしまった、な」
男子2「は、はぁ?戦うって、男がヒュージに戦うやつなんて」
キリト「いるんだよ、俺が」
そう言って、座っている場所の端に黒のCHARMを取り出し置いた
男子達「!?」
キリト「君達、こういう障害者を化け物扱いにするのか?」
そう質問すると
男子1「するだろ!耳が聞こえないとか、体がどこか動かないとか、そんなの人じゃないだろ!」
キリト「世界のことを理解してないやつがよくそんなこと言えるな、、、クソガキ」
男子1「く、くそが、、、!?」
男子2「な、何知ってるように言ってんだよ!!」
キリト「知ってるから言えるのさ。世界には彼のような人が多くいる。その人達は生きるのにとても苦労し、幸せを失っている人もいる。その人達を優しく接するのが常識だ」
夏希「キリトさん、、、」
キリト「誰もが俺達のようなものじゃない。そのことを知らない君達がそのようなことを言う権利は、無い。誰も、死なせたくないからな、、、」
キリトの目には、涙が溜まっていた
キリト(あいつのようなことを、2度とさせない、、、)
男子1「、、、いこうぜ」
男子2人はそのまま去っていった
母「夏希、もしかして学校でいじめを受けてるの?」
夏希「まぁ、こんなんだし、ね」
キリト「このような差別を起こさせないように、誰もが知ってほしい、夏希君のような人が、生きるのに大変だということを」
時間が経ち、キリトは百合ヶ丘に戻ろうとすると
夏希「キリトさん!僕も、自分のような人達のことをもっと世界中に知ってほしいです。だから、僕自身も伝えれるように、キリトさんのように強い人になってみます!」
そう言われ、夏希に向けてキリトは言った
キリト「強くなると言っても、力が1番じゃない。心の強さも必要だ。そのことを忘れるなよ」
そう言って、キリトは歩いていったのだった
百合ヶ丘ー
カフェテリアでキリトは座っていた
キリト「、、、、、」
それを見ていた梨璃と夢結
梨璃「今日の任務の反省でもしているのでしょうか?」
夢結「さぁ、キリトがあんなに考えてるなんてね」
2人はそう思っていると考えていたが
キリト(あああああ、なに決めた感じに言ってたんだよ俺!クソガキって口悪いやつだと思われたら、嫌だなぁ、、、。イラついたらああなっちゃうの抑えないとな、、、)
ある意味反省していたのだった
おしまい
最後まで読んでいただきありがとうございます
読んでるみなさんも、話の中に出たクソガキ(男子2人)のようにならないように。誰もがあんな風になりたくないのに、勝手に決めつけるのは、、、ね。話を書くのに精神が○ぬかと思いました(助けて)
というか、いつになったらちゃんと消滅編を出すのだろうか
では、また次回