百合ヶ丘に戻れなくなったキリトと夢結
行く道が無いため、結局あのジャンク屋に戻ってきた
女性「あら、おかえりなさい〜」
キリト「ど、どうも、、、」
夢結「すみません、また来てしまって」
女性「いいのよいいのよ、あまり客が来ないから暇なのよこっちも」
それはそれでいいのか?
女性「あ、ちょっと頼んでもいいかしら?」
夢結「はい?」
女性「少し用事が出来ちゃってねー、その間お店の留守を頼んでもいいかしら?」
キリト「分かりました。それで、またここに泊まらせても、、、」
女性「お!嬉しいわ〜!なんか訳ありそうに見えるからいつでもいてもいいからね〜!」
キリト「あ、ありがとうございます」
夢結「またお世話になります」
女性「それじゃお願いね〜」
そう言って女性は店の外に出て行った
キリト「ふぅー、なんとか生活出来る場所は確保出来た、、、」
キャリバー『よ、よし。ジャンクの調整を始める』
夢結「ジャンクの調整?もしかしてここから人の姿に?」
キャリバー『そうしたいのは山々だが、な、何故か出来ない。だから少し体を借りるぞ』
夢結「え?っ!!」
一瞬だけ夢結の意識が無くなり、目を覚ますと両手をスカートのポケットに入れた
キャリバー「じょ、女性に取り憑くようなものになったが、これで調整が出来る」
キリト「えぇー!?姉さんがなんか違う人になってる!?」
キャリバー「驚かせてすまん。しかし、この世界では俺は人間の姿を維持出来ない。しばらく借りるぞ」
夢結『はぁ、、、もう驚きを超えて、呆れてきたわ、、、』
キャリバーはジャンクをいじり始めた
キリト「というか、お店の物なのにいじっていいのかな?」
キャリバー「すまないがもう少し時間がかかる。こ、この街の様子を見てきてほしい」
キリト「分かりしました。頑張ってください、姉さんも」
夢結『私は何も出来ないわよ』
改めて街中を歩いて、どこかおかしいところがないか見ていた
キリト「あれ?昨日怪獣が出たのに、街が修復されてる?」
グリッドマンと怪獣が戦った跡地が綺麗さっぱり無くなっていた
グールギラスの首も学校に飛んでいったが、確認しに見に行くとやはり無かった
キリト「どうなってるんだ?」
学校が終わったのか、正門から生徒が続々と家に帰っていた
そして学校の制服を着た男子にぶつかってしまった
?「あっ、、、」
キリト「おぉ、ごめんなさい」
?「い、いえ、こちらこそ、ごめんなさい、、、」
男子は謝った後すぐに走り去ってしまった
キリト「?」
キリト「んっ、、、ぷはぁー」
喉が渇き、お店で瓶のラムネを買ってそのまま飲んでいた
キリト「にしても、ここってヒュージが出たことあるのか?どこにもヒュージに注意って注意喚起が無い」
夢結「それではまるで、ここにはヒュージが出たことないみたいな言い方わね」
キリト「うおっ!?姉さん、いつの間に、、、」
キャリバー「ジャンクの調整が終わった。お前を探していたがここにいたか」
キリト「すごいな、自由に意識を変えられるようになったんだ、、、」
ラムネを飲み切り、そのまま瓶を捨てようと立ったが
キャリバー「ま、待て」
キャリバーの意識が入ったまま、虚無を取り出し瓶を切った
中のビー玉がコトンと落ちた
キリト「おぉー」
キャリバー「、、、、、」
2人&キャリバーは店に戻り、ジャンクを見ていた
キャリバー「ちょ、調整は成功している。誰でもグリッドマンを見ることが出来る」
キリト「えっと、グリッドマン、俺の声が聞こえるか?」
ジャンクの画面がつき、グリッドマンが映された
グリッドマン『あぁ、君の声が聞こえるぞ』
夢結「これがグリッドマン、、、。私にも見えるわ」
キリト「これで見えなかったら俺ずっとジャンクに話しかけてる変人になりかけたよ」
今も話しかけてるから側から見れば変人ぽく見える
キリト「そういえば自己紹介がまだだったな。俺は桐谷キリト。百合ヶ丘のリリィだ」
夢結「同じく百合ヶ丘のリリィの白井夢結です。よろしくお願いします」
グリッドマン『キリトと夢結、私の名前はグリッドマン。よろしく頼む』
キリト「早速だけどグリッドマン、この街に何が起きているか分かるか?俺達、百合ヶ丘に戻りたいのに帰れなくなったんだ」
グリッドマン『帰れなくなった、そうなのか。すまないが私もこの世界に来たばかりで何も分からないんだ』
夢結「来たばかり?」
キャリバー「俺達はある敵と戦ってこの世界に来た。しかし、負けてしまいグリッドマンと他の仲間とバラバラになってしまった」
キリト「ある敵、、、怪獣?」
キャリバー「そうだ。だがその怪獣はどこにいるか分からない」
グリッドマン『昨日の怪獣は、恐らく私達がこの世界に来たせいで現れたのかもしれない。あの時はいきなり一緒に戦わせてすまなかった』
グリッドマンはキリトに向かって謝った
キリト「いやいや、俺もあの怪獣を倒すにはどうすればいいか分からなかったし、おかげで助かったよ」
夢結「少しいいかしら。他の仲間とバラバラになってしまったということは、今私が持っているキャリバーさんのブックのようになっているのかしら?」
グリッドマン『うむ、キャリバーがその様な姿になっているとなると、他の仲間もそうかもしれない』
キャリバー「だが、あいつらなら大丈夫だろう」
すると、キリトが付けているアクセプターから音が鳴った
キリト「え!?な、何!?」
グリッドマン『その音は怪獣が現れた時の合図だ!』
キリト「また怪獣が出たのか、、、!」
グリッドマン『キリト!また力を貸してくれ!』
夢結「でも、昨日の戦いを見ると、動きが鈍かったわよ」
キャリバー「心配ない、ジャンクの調整をしたからグリッドマン本来の力で戦えるはずだ」
昨日の戦いでは不完全な状態で戦っていた
しかし今はキャリバーのおかげで本来の力で戦えるようになった
グリッドマン『いくぞキリト!』
キリト「あぁ!!」
ソードライバーを装着し、ブックを起動させた
グリッドマン!
真ん中にセットし、昨日のようにポーズを取った
キリト「アクセス!フラーッシュ!!」
アクセプターのボタンが押され、キリトは光となってジャンクの中に吸い込まれた
その時にブックは左右に展開された
するとブックに変化が起き、『SSSS.』の後に『GRIDMAN』という文字がうきでた
またグリッドマンと一体化し、巨大化していった
その時、グリッドマンの鎧の色が水色から赤の色などに変わっていった
前の姿は『イニシャルファイター』、今のグリッドマンの姿は
『プライマルファイター』へと変わったのだった
続く、、、
Yめのhiーロー