理事長室ー
梨璃と夢結、キリトが理事長代行に呼ばれていた
百由「これが、私達百合ヶ丘女学院の管轄する7号由比ヶ浜ネストの現在の様子よ」
モニターにヒュージネストを表示した
梨璃「はぁ」
百由「ここに映ってるのが、ネストの主と目されてるアルトラ級ヒュージね」
梨璃「アルトラ級?えっと、もしかしてこれ、、、海の底ですか!?」
百由「そうそうそうそう!」
キリト「確かアルトラ級ヒュージの全長は400メートルだったり1キロだった、はず」
百由「そうそう!」
梨璃「よく分からないけど、、、凄いですね、、、」
百由「ここ最近のヒュージは、このアルトラ級から大量のマギを半ば奪う形で供給されていたわ」
史房「過剰な負荷を掛けられたせいで、今はネスト全体がその機能を事実上停止していると思われます。殲滅するにはまたと無い機会よ」
梨璃「せ、殲滅?」
高松「そこで、一柳君と桐谷君にその任務を頼みたいのだ」
梨璃「はい。え?私!?」
キリト「お、俺も?」
2人は驚いていた
梨璃「だけど、どうして?」
眞悠里「これだ」
近くにダインスレイフが置かれていた
夢結「これは!?」
キリト「ダインスレイフ!」
眞悠里「お前達の方が馴染み深いだろう?ダインスレイフ。謂わば、この事態の元凶となったCHARMだ。美鈴様が書き換えた術式が、巡り巡って由比ヶ浜のヒュージを狂わせた」
百由「それをヒントに、アルトラ級を倒す為の、謂わばバグとしての術式を仕込んだの。まさかこんなすぐに使う事になるとは思わなかったから、間に合わせの急拵えだけど」
夢結「急ぐ必要があると言う事ね」
史房「昼間の戦いを経て、私達はもうこの1振りのCHARMしか残されていないの」
眞悠里「もし今ヒュージが現れても、なす術がない。キリト君の2つの剣も今は使用不可能だろう?」
キリト「そうですね、あの時の戦いでかなりの無茶をさせたから、なんとか戦っても折れる可能性があります」
今2つの剣は、キリトの部屋に置いていた。日の当たる場所に置いてあり鞘に剣を入れているので耐久力を回復させている
祀「これを扱う事が出来るのは、カリスマ以上のレアスキルを持つリリィだけ。そうでなければ、バグを送り込む所か、自身が汚染される恐れがあるわ」
梨璃「えっと、あの、、、カリスマって結局何なんでしょう?」
百由「今日の梨璃さんの戦い方は、通常のカリスマの域を超えているわ。全リリィのパフォーマンスが著しい向上を示したの。私達もつい参加しといて何だけど、全校生徒でマギスフィアを繋ぐノインヴェルト戦術なんて、常識じゃありえないもの」
そう聞いてキリトは今日の戦いの事を思い出した
百由「仮説だけど、より上位のスキルを発現した可能性すら」
夢結「それでも、危険な任務に変わりないわ」
史房「えぇ」
キリト「そして俺は、梨璃さんの護衛って訳か」
すると、梨璃が理事長代行にお礼をした
梨璃「あの。理事長代行、、、先生」
高松「ん?」
梨璃「ありがとうございました」
高松「はて?ワシが?」
梨璃「結梨ちゃんの事。結梨ちゃんを最後まで庇ってくれたって、百由様から聞きました」
高松「じゃが、救う事は叶わなかった、、、」
梨璃「それでも、結梨ちゃんの為にありがとうございます」
梨璃「やります!私、もう誰にも結梨ちゃんみたいな事になって欲しくないんです。仲間が居なくなって、悲しい思いをするリリィも居て欲しくないから、、、」
結梨の事を思い出してしまったキリト
キリト「っ、、、」
夢結「キリト、、、」
震えてたキリトを夢結は落ち着かせようとしていた
キリト「、、、ありがとう、姉さん」
夢結「大丈夫よ」
そして夢結は覚悟を決めた表情になり言った
夢結「その作戦には、私も同行します」
梨璃「お姉様?」
夢結「今の梨璃の言葉は、私の願いでもあります。私が梨璃を思い、梨璃が私を思う限り。私達は必ず戻ります。梨璃は、私も守ります!」
梨璃「じゃあ、お姉様は私が守りますね!」
キリト「だったら、俺は2人を守るぜ!」
祀「夢結、、、梨璃さん、、、キリト君、、、」
史房「ごめんなさい。あなた達には大変な思いばかりさせて、、、」
夢結「いえ。皆自分のすべき事をしたのよ」
理事長代行は立ち上がり
高松「、、、どうか、頼む」
頭を深く下げた
翌日ー
オスプレイに乗り込んだ3人。ヒュージネストの近くまでやってきた
キリト「よっし!はぁ!!」
キリトは心意の力で黒の剣士の姿になり、今度は白色に変わり、白の剣士になった
梨璃と夢結は一緒にオスプレイから降り、夢結は傘を開いてゆっくりと降下していった
キリトも2人の後を追うために背中に羽を出しゆっくりと降下した
3人はヒュージネストの真ん中に来ていた
梨璃「静かです、、、」
夢結「ここはもう、海の中のはずよ」
キリト「うわぁ、すっごいな」
ヒュージネストの底に光る何かを発見した
梨璃「あれが、、、アルトラ級ヒュージ、、、」
キリト「で、でっけぇなぁ、、、」
梨璃と夢結は傘から手を離し、ダインスレイフを握りしめた
梨璃「CHARMから、美鈴様を感じます」
夢結「そう」
すると、キリトの目の前に何かが形になった
キリト「な、なんだ!?ぐっ!」
光り輝き現れたのは
キリト「え、エクスキャリバー?」
何故エクスキャリバーが現れたのか分からなかったが
キリト「ふっ、ならコイツにこれを刺してやるよ!」
キリトの目は金色に変わった
そして、ヴォーパルストライクの構えをした
キリト「よし、いこう!!」
合図を出して、3人は勢いよく降下した
梨璃 夢結「はあああ!!!」
キリト「ぜああああ!!!!」
ダインスレイフとエクスキャリバーが同時に刺さり、ダインスレイフの術式をアルトラ級ヒュージに流し込んだ
キリト「ぐっ!負けるかー!!!!」
アルトラ級ヒュージは押し返そうとしているが、キリトは返されないように力を入れた
キリト「うおおおお!!!!」
梨璃 夢結「やああああ!!!!」
キリトの髪色が再び白色に変化した
ダインスレイフがアルトラ級ヒュージに飲み込まれた。アルトラ級ヒュージが苦しみ始め、ヒュージネストが崩壊し始めた
キリト「ぐっ!2人とも捕まれ!!」
2人はキリトの腕に捕まりヒュージネストから脱出するため飛んだ
キリト「っ!ああああああ!!!!!!」
なんとか急いでいるが崩壊の方が早かった
梨璃「キリトさん!」
夢結「私達が何とかするわ!」
キリト「え!?」
すると、梨璃と夢結は制服のリボンを外し、キリトを含めて黒い球体中に入った
そして、爆風が球体を勢いよく飛ばした
梨璃「ああっ!!」
キリト「ぐぁ、うっ、、、」
キリトは気を失った
???
キリト「いつつ、どこだここ?」
キリトは百合ヶ丘の教室にいた
キリト「うん?」
?「頑張ってるな、この世界の黒の剣士?」
キリト「え?ええっ!?」
そこにいたのは、本物の「黒の剣士」だった
?「よく立ち上がって、皆を守ったな。すげぇなお前は!」
キリト「え、あ、いや、、、」
いきなり褒められて少しだけ照れていた
?「だけど、この戦いが終わっても油断はするな」
キリト「?」
?「これが終わりじゃない、まだ始まったばかりでもある。この世界の黒の剣士、ずっとこの世界を守れよ!」
そう言うと彼の体が消えていった
?「またな!桐谷キリト!!」
キリト「っ!!」
その場を見ると、誰もいなかった
キリト「ありがとうございます、キリトさん」
海ー
楓は謎の黒の球体を見つけて、自分のCHARMジョワユーズを刺して中から出たのは、下着姿で手を繋げている梨璃と夢結と、まだ気を失っていたキリトだった
梨璃 夢結「あっ、、、」
2人の姿に皆驚いていた
二水「皆でずっと探してたんですよ〜!お2人共、無事で良かったです〜!」
神琳「これは、良い記事になりそうですね」
ミリアム「しっかしこの格好じゃ、新聞には載せられんのう!」
楓「ようやく見付けたと思ったら!真昼間から何してらっしゃいますの!!」
怒ってタオルを投げた
梨璃「あ、ありがとう。皆さん」
梅「おかえり!3人共」
雨嘉「おかえりなさい」
鶴紗「おかえりだ」
リリィ達「おかえりなさい!」
他のリリィ達も迎えに来てくれた
梨璃 夢結「、、、ただいま!」
キリト「う、うん、、、ぐぁ、いて」
すると、キリトも目覚めたら
梨璃「キリトさん!良かった〜!」
キリト「な、何が、ってうわぁ!?」
キリトは2人の姿に驚いてすぐに目を逸らした
キリト「いや、なんでそうなってるの!?」
楓「キ〜リ〜ト〜さ〜ん?」
楓は怒っていた
楓「梨璃さんの下着姿を見てるんじゃありませんわよ!!」
キリト「俺は何も知らないんだー!!!!」
3人が帰ってきて場は、笑い声が聞こえたのだった
最終話「Edel Lilie & BOUQUET」
ヒュージネスト崩壊して何日かが経ち、リリィ新聞には梨璃と夢結、キリトの帰還記事が掲載されていた。梨璃と夢結が大きく写っており、キリトは隣で白の剣士の状態で撮られていた
そして、ミリアムと百由のシュッツエンゲルの電撃契約の記事も掲載されていた。百由とミリアムは花冠を被り、2人でブーケを持った。キリトはカメラで写真を撮っていた
キリト「ほい、撮れたぜ」
百由「ありがとう!」
ミリアム「は、恥ずかしいぞ、、、///」
キリト「めっちゃ照れてたぜミリアムさん」
ミリアム「うるさい!!///」
一方、後ろでは謎の梨璃の取り合いみたいなのが起きていた(?)
楓が梨璃の腕を組み、亜羅椰がそれに反応し、夢結は梨璃の反対の腕に組んでいた
庭では、神琳が雨嘉に膝枕をしており、鶴紗はお腹に猫を乗せて少しだけ苦しそうに寝ていた。梅の腕を枕にしていた。そこに二水がやって来て写真を撮ろうとした時、梅に引っ張られた
すると、梨璃、夢結、楓、キリト、ミリアムも庭にやってきた
キリト「眠ってるな、ふふ」
眠ってるのを見てキリトは微笑んでいた
梨璃「ふぁぁぁー、私も眠くなりました、、、」
夢結「たまには、寝るのもいいわね」
楓「梨璃さーん!一緒に寝ましょう!」
3人は混ざって眠った
ミリアム「、、、、、」
ミリアムは持っているブーケをじっと見ていた
キリト「俺達も寝ようかな、俺も眠いし、、、ふぁー」
ミリアム「ふふ、そうじゃな」
2人も混ざり、全員が笑顔で寝ていた
深海のダインスレイフ
少しだけ赤く光ったのだった
キリトの部屋ー
キリト「エクスキャリバーは、やっぱりないか。でも、一度だけでも握れたからもういいか」
そう言ってキリトはCHARMの修理をしていた
キリト「さて、今日も頑張りますか!!」
「この世界で!!」
おしまい、、、
BOUQUET編、、、終了!!!
エクスキャリバーの突然の登場、さらには本物の黒の剣士の登場、色々と出ていましたが、ようやく最終話を迎えることが出来ました!!
今、番外編で少し長いストーリーを書いています。たまに日常でこの作品から話が投稿されると思います。
では!また次の話!!