千里、真衣「はぁ…、はぁ…。」
どうやら帰還できたようだ。
真衣「おいおいマジかよ…。あんな目に遭うなんて聞いてねえぞ…?」
千里「私も初めて…。あぁ、しんど…。」
さっきの崩壊で、体力がとてつもなく持って行かれた。
千里「…?あれ?アイコンは…?」
私はスマホの画面を見てみた。
すると、さっきまで画面に映っていたアイコンが消えていた。
真衣「もしかして…、さっき江田を消したからか…?」
千里「一理ありそうだけど…、どうだろう…。」
真衣「…つーかもう帰ろうぜ…。足ガックガクよ…。久しぶりだぜ?こんなんなったの…。」
千里「だね…。」
考えるのは後にした。
時刻は5時を過ぎている。
暗くなってくる時間だし、今日はここで帰宅する事にした。
~翌日 午前9時~
千里「すぅ……、すぅ……。」
ガチャッ
千里「ん……。」
真衣「ふあぁ~…。」
千里「んん……、ふあぁ……。」
真衣「あ、千里…、おはよ~…。」
千里「うん…。」
───目が覚めた。
───今日が土曜日で良かった。
───これが平日だったら確実に遅刻だっただろう。
真衣「千里…、よく眠れたか…?」
千里「まあね…。ふぁ…、眠……。」
真衣「昨日はだいぶ疲れたからなぁ…。こんな時間だまで寝てたのも無理ないか…。さて…、コーヒー飲んで飯作ろ…。」
千里「…あんまり無理しないでね。」
あくびをかましながら、真衣は台所へと歩いた。
正直に言うと、まだ眠い。
私もコーヒーでも飲んで目を覚まそうかな…。
ニュース『速報です。暴力団組織・江田組若頭の江田宗明48歳が、2人の男性を殺害した疑いで逮捕されました。死亡したのは江田組組長の江田宏(えだ ひろむ)さん85歳と、江田組若衆の北乃拓郎さん42歳です。江田宗明被告は2人を殺害して逃亡した後、どういう訳か自分から罪を告白して逮捕された、との事です。』
…これってつまり、ロストの方の江田を消した影響なのだろうか。
真衣「…なあ、千里。」
千里「ん?」
突然、真衣に話しかけられた。
真衣「杏梨にこの事、黙ってた方がいいのかな。」
千里「どうして?」
真衣「杏梨も被害者だからさ…、これ言ったら悲しむかなって。親父が殺された事を思い出したりとかさ…。」
千里「……。」
難しい質問だ。
でも、気持ちは何となくわかるかもしれない。
だけど言うか言わないかは、本人次第だけど…。
千里「…真衣がそう思うなら、言わない方がいいと思うよ。」
真衣「…そうか。」
真衣「何つーか…、あん時千里に話しといて良かったわ。でなかったらずっとあんな気持ち抱えたままだったし。」
千里「……。」
真衣「ありがとな、千里。そんでもってこれからもよろしくな。」
千里「…私は真衣に助けられた身だからさ。恩返しって事にしてる。」
真衣「ははっ、そうか。じゃあおあいこってヤツだな。」
千里「うん。」
そうして私達は、このゆったりとした時間を過ごした。
私は、困ってる人を助けたい。
ロストワールドで覚醒してから、その気持ちが強くなった。
もう何にも縛られない、正義感のある人間でいるんだ。
私は、心の中でそう誓った。
ようやくEpisode2完結しました!
本当にお待たせしてしまって申し訳ないです…。
m(_ _)m
次回からはEpisode3になります。
相変わらずままならない文章ですが、次章も良ければ読んでくださると嬉しいです。
なるべく早く投稿するようにしたいので、何卒よろしくお願い致します。
メインストーリーが終わったら番外編を書いてほしい?
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書いてほしい
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書かなくていい
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書いてもいいけど先に続編書いてほしい
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作者に任せる