Episode3の続きです。
~千里視点~
千里(帰ったら何しようかな…。)
校舎の廊下を歩きながら、私は心の中でそう呟いていた。
寄り道もいいけど、たまには家でゆっくりするのもいいかな。
そういえば最近、スマホのオンラインゲームにハマっているんだ。
確か「ミッドナイトハンターズ」ってゲーム。
完全オンラインのハンティングアクションだ。
千里(特に行く所ないし、今日はミドハンでも…。)
「…ねえ、1年にヤバい女子がいるって聞いた?」
「ああ、あいつだろ?噂聞いた事ある。」
千里「…?」
何やら男女の話し声が聞こえる。
隅っこでスマホ弄ってるフリをして聞いてみる。
「なんか勝手に女王様気取って、どっかしらの教室陣取ってるとか…そんな感じの奴だよな?」
「そうそう!ホント迷惑だよね。」
「まあ、そういうのは大抵教師がどうにかしてるだろ。俺達は首突っ込まねえ方が良さそうかもなぁ。」
女王様気取ってる…?
そんな奴がこの学校にいるのか。
しかも1年…そうなると、杏梨ちゃんと同い年って事になるのか。
ピコンッ
千里「…ん?」
突然、弄るフリをしていたスマホから音が鳴った。
千里「…え?」
画面に映っていたのは、見覚えのあるアイコン。
これは確か…、ロストワールドに入る時に使ったような…。
千里(…もしかして、さっきの会話で反応したの?)
そうとしか思いようがなかった。
とりあえず、真衣にも話しとこうか。
~午後7時~
真衣「ふんふんふ~ん♪」
食事が終わり、私は真衣に昼間の事を話そうとする。
真衣は鼻歌を歌いながら、食器洗いをしていた。
千里「真衣。」
真衣「ん?どうした?」
千里「真衣はさ、この前見たスマホのアイコン覚えてる?」
真衣「アレか?覚えてるけど…、何でだ?」
千里「その事なんだけど、見て。」
私はスマホ画面を開き、真衣に見せた。
真衣「あれ?この前消えたんじゃなかったのか?」
千里「そのはず。だけど急に音が鳴って、またこのアイコンが出てきたの。」
真衣「千里自身がやった訳じゃなく?」
千里「私はやってない。勝手に出てきた。」
真衣「そうなのか…。なんかおかしいアイコンだな。」
確かに、このアイコンはどこかおかしい。
江田のロストを消してからそれっきりなのに、どういう訳か復活している。
千里「これは多分私の仮説なんだけどね。」
真衣「ん?何か心当たりあるのか?」
千里「昼間、校舎の中歩いていたら話し声聞こえててね。真衣はさ、“聖学に女王様気取りの生徒がいる”って聞いた事ある?」
真衣「女王様気取りの生徒…。」
真衣は頬杖を着いて考え込む。
もしかすると、真衣はこの事を知らないかもしれない。
が、しかし─────。
真衣「あ、なんか聞いた事あるかもしれない。」
千里「本当?」
真衣「なあ千里、その話詳しく聞かせてくれねえ?アタシもその…噂?4月辺りから気になってたんだ。」
千里「あ、う、うん…。」
私は昼間の事を遡って、真衣に全て話した。
数秒後、全てを話し終わった。
真衣「…なるほどな。要するにその男女の話で、スマホが反応してアイコンが再び出たと。」
千里「そういう事になるね。ただこれはあくまでも仮説だから、十中八九そうとは限らないよ。」
真衣「だよな。信じるにはまだ情報がなさすぎる。とりあえず明日そのアイコンの事も兼ねて、女王様って呼ばれてる生徒を探さないとな。」
千里「だね。」
やる事は決めた。
謎のアイコン、女王様気取りの生徒…。
今回も忙しいね。
そう思いながら、翌朝まで休む事にした。
メインストーリーが終わったら番外編を書いてほしい?
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書いてほしい
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書かなくていい
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書いてもいいけど先に続編書いてほしい
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作者に任せる