~泉田視点~
…最近イライラする事が多くなってる。
北乃がレギュラーに選ばれたから?それとも、まだ私の才能が誰も認められてないから?
顧問の佐島先生を殺しても、そのイライラは消える事はなかった。
友人A「…沙耶?」
泉田「…何?」
突然、友人が話しかけてきた。
高校に入って、共に過ごした2人友人。
しかし、彼女の口から出たのは、思いも寄らない事だった。
友人A「もうさ、私達終わりにしようよ。」
泉田「…は?」
友人B「北乃の気持ち、少しはわかってきた気がするんだ。私は、もうあんな北乃は見たくもない。」
…は?何言ってんの?
泉田「意味不なんだけど?何で今更あんな奴の味方する訳?」
友人A「いや、いくら北乃が憎いからって、佐島先生を巻き込むのはよくないよ。」
泉田「ざけんなよ。あんた達だって私と協力して先生を殺したろ?何我に返って北乃の味方すんの?マジ意味不。」
友人A「……。」
私は彼女らと友達になった時、才能を認められたと思っていた。
でもそれが終わり?ふざけんなよ。
友人A「…もう、付いて行けないよ。佐島先生の死んでゆく姿見て、沙耶の才能とかもどうでもよくなった。」
友人B「言っとくけど、これは本気だから。」
泉田「何で…、どうしてよ!!今まで一緒に過ごしてきたのは何だったの!?私の才能を認めたんじゃなかったの!?」
友人A「才能才能うるさいな…。全部言葉の通りだよ。何度も言わせないで。沙耶にはもう付いて行けなくなったの。こんな事に巻き込まれてる私達の身にもなってみなよ。」
友人B「そう言う訳で…、じゃあね、沙耶…。」
泉田「っ…!!!」
私は、何も言えなかった。
ただ、遠ざがっていく2人の背中を眺めるだけだった。
泉田「誰も、私の才能をわかってくれない…。そんなの間違ってる…。この世界が間違ってるんだよ…!そうだよ、きっとそうだよ!!私以外の全てが間違ってんだよ!!!」
空を見上げ、そう泣き叫んだ。
世界なんて、自分の思い通りに動けばいいのに。
そんな想いが、全て吐き出された。
~千里視点~
千里「ねえ真衣、大会っていつ?」
真衣「来週辺りだな。それまでにあっちの泉田を何とかできれば良いが…。」
となると、時間は限られているな。
できれば真衣と杏梨ちゃんの大会の日までに、ロストワールドでの泉田を消す事に専念したい所。
杏梨ちゃんを生傷だらけなままにはしたくないしね。
杏梨「あっちのって…ロストワールドにいた泉田の事?」
真衣「ああ。そういう事になるな。江田の時も上手くいった…っていうのかはわからないけど…。自ら罪を告白した事がニュースにもなるほどだしな。もしかしたら、泉田もそうなるんじゃないかってな。」
今回も泉田のロストを消せば、江田のように罪を告白するのではないかと考えている。
どういう原理でそうなるかはわからないが、自ら罪を告白するのであればやる事は同じだ。
千里「今日はどうする?来週までには終わらせたいよね。」
真衣「放課後、またいつも通りロストワールドに乗り込むしかねえな。タイムリミットもあるからな。急がねえとこっちも危ねえ。」
千里「了解。じゃあ、昼休みも集合しよう。放課後の事で話す事も沢山あるからね。」
キーンコーンカーンコーン…
チャイムが響き渡った。
千里「…と、授業が始まるね。じゃあまた後で。」
私達は予定を決定し、教室に戻る事にした。
誰かに覗かれている事を知らずに───。
メインストーリーが終わったら番外編を書いてほしい?
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書いてほしい
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書かなくていい
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書いてもいいけど先に続編書いてほしい
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作者に任せる