東京ロストワールド   作:ヤガミ

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本っっっっっ当にお久しぶりです。
1ヶ月半ぶりくらいの投稿となります。
今まで何してたかと言うと、なかなかモチベーションが上がらず、結局投稿が長引いてしまいました。
かなり久しぶりの投稿なので、前回の話を見てから読むと、「ああ、そういえばこんな事あったな」と思うかもしれません。
主も見返しつつ書いたつもりなので、文章力とかは相変わらずかもしれませんが、是非楽しめればと思います。

前置きが長くなってすみません!それではどうぞ!


第33話

 真衣「で、中に入ってみたのはいいが…。」

 

 私達は、アパートC102号室に入った。

 しかし…。

 

 千里「何これ…、気味悪い…。」

 

 そこは、アパートの外見では考えられないくらい広い空間だった。

 しかもおどろおどろしい雰囲気が醸し出されており、頭がおかしくなりそうな感じだ。

 

 真衣「アタシら、間違えてないよな?このアパートで合ってるんだよな?」

 千里「それは確かだよ。でも、こんな空間に繋がっていたとは…。」

 杏梨「とりあえず、ロストの主を探す所から始めよう?」

 

 まあ、そうした方がいいよね。

 あの子を助けるためにも、このロストワールドの主の情報が必要だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 真衣「…それにしても、本当に不気味だな、ここ…。」

 千里「今までこういうのなかったからね…。」

 

 今回のロストワールドは、現実と同じ建物だった筈が、かなりガラッと変わって広い空間となっている。

 まるで、これまでのロストワールドとは別のどこかの異世界に迷い込んだような。

 

 真衣「でも…、行くしかねえよな…。」

 

 よく見ると真衣は、体を震わせていた。

 

 杏梨「あれ?もしかしてお姉ちゃん、怖いの?」

 真衣「は!?べ、別に怖くねーし!!」

 千里(いや、お化け屋敷でめっちゃ怖がってたじゃん…。)

 

 私は心の中でそうツッコミを入れた。

 もう怖がりなのバレバレだって…。

 

 

 真衣

「ああ畜生!!さっさと出てこいよ、ここの主ー!!」

 

 

 千里「叫んでもどうにもならないでしょうに…。」

 

 ついには真衣は、天井を見上げて叫び上げた。

 

 すると…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ???「私をお呼びかしら?」

 

 

 

 

 

 千里、真衣、杏梨「……!!!」

 

 突如、背後から声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 真衣「…お前、ここの主か?」

 ???「ええ、そうよ。ようこそ、萩真由美のロストワールドへ。」

 

 やはりこいつが、このロストワールドの主だった。

 見た顔だ。あの男の子を虐待していた女だった。

 どうやら、「萩真由美」というらしい。

 その女のロストは、看守のような姿をしていた。

 

 真衣「こいつから聞いたぜ。自身の子供を虐待してるってな。」

 ロスト萩「自身の子供?ああ、柊太の事かしら?何の話かわからないわね。私はただ単に教育していただけなのに。」

 千里「教育?馬鹿げた事言うな。私ははっきりとこの目で見たから。現実のあんたなら気付いた筈だよ?私がスマホで動画撮ってたのだって見たでしょ?」

 

 あれで教育とか…こいつは本当に腐ってる。

 実の子供に暴力だよ?教育な訳ないじゃん。

 

 ロスト萩「馬鹿げてるのはそっちでしょ?言う事を聞けない子供をわからせる為にやってるのよ?それの何が悪い訳?」

 

 うわ、最悪な奴だ。

 

 真衣「……てめえ…、相当狂ってるな。そこまでして育ててるって訳か。それで親の資格あんのか?」

 ロスト萩「…人の話を分からない奴なのね。ならあんた達も“教育”しないとねぇ…。」

 

 彼女はそう言うと、何か懐から取り出した。

 

 

 

 

 

バリバリバリ……!!

 

 彼女が持っているのは、電気を纏った棒のようなものだった。

 

 杏梨「…!何それ…!?」

 ロスト萩「1回痛い目に遭った方がいいって思ってねぇ。電気警棒持ってきといて良かったわぁ。」

 

 邪魔する奴はそれで駆除するって事か…!

 

 真衣「やってやろうじゃねえか、この野郎!!」

 千里「…!真衣!ダメ!!」

 

 真衣は真っ先にロストに突っ込んで行った。

 

 

 

 が、しかし───。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ロスト萩「……遅い。」

 

 

 

 

 

バリバリバリ!!!

 

 真衣

「…!!!があああああああ!!!」

 

 警棒は真衣の首筋に突き刺さり、電撃を発し出した。

 やがて真衣は動かなくなり、倒れてしまった。

 

 杏梨「お姉ちゃん!!」

 ロスト萩「安心しなさい、殺してはいないわ。当たり所が悪くて気絶しただけだから。」

 千里(こいつ…。)

 

 まさかだとは思うが、人間の弱点を知っているという事…?

 瞬時に首筋を狙ったのなら、こいつは相当頭が切れるな。

 

 ロスト萩「残り2人はどうする?彼女のように電撃もらいたいなら、別にかかって来ても構わないわよ?」

 杏梨「千里ちゃん…!」

 千里「…ここは一旦退こう。真衣のようにやられちゃどうしようもない。」

 

 相手は弱点を知り、電撃を走らせる。

 真っ向に戦おうとしても、負ける事は確定している。

 ならそうならない為にも、撤退した方がマシだ。

 

 ロスト萩「あら?逃げるの?せっかくここまで来たのに勿体無いわねぇ。」

 千里「確かにそうかもしれない…。でも、あんたの正体を知ったからには、必ずとっちめてあげるから。」

 ロスト萩「アハハハハ!!面白い子ね!いいわよ、いつでもかかって来なさい。命の保証はしないけどね!」

 

 私達は真衣を連れて、アパートから出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 真衣「悪い…、1人で突っ走って…。」

 

 あれからロストワールドの出入口の前まで来て数分。

 真衣はようやく目を覚ました。

 

 千里「本当だよ…。真衣ってあんな奴の前にすると、すぐ周り見えなくなるんだから。」

 真衣「そこは申し訳ないと思ってる。悪人に煽られて、つい黙ってられなくてよ…。」

 千里「とりあえず、情報を整理しておこう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私はこれまでの出来事を整理した。

 

 杏梨「お姉ちゃん、あいつが電気警棒持ってたの覚えてる?」

 真衣「…ああ、薄らだが覚えてる。千里と杏梨が言うからには、アタシはそれで首に電撃やられたんだろ?」

 千里「普通なら死んでたけどね…。でも、真衣が生きてて良かった。」

 

 普通あんな電撃を喰らったら、気絶どころじゃない。

 最悪の場合、本当に死んでたかもしれない。

 

 真衣「となると…、あいつの本気の姿は電気纏う何かって考えた方がいいな。」

 千里「そうだね。下手したら真衣みたいに、気絶を狙ってくる可能性もある。」

 

 あの感じからして、そう来る事を予想した方がいい。

 

 千里「…とりあえず、まずは準備だね。ロストを消す為にも。」

 真衣「だな。あんな奴とっちめて、一刻も早くあの子を助けてえ。」

 杏梨「あそこまでの悪人だもん。早くやっつけないと!」

 

 なら、ロストワールドを出て準備の時間としよう。

 あの子を助ける為にも…、情報や力が必要だ。

 

 待っててね、私達がお母さんからの呪縛を解いてあげるから───。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ようやくロストワールドの主を出せました。
本当にお待たせしてしまってすみません。
ダークファンタジーなので、看守の姿をした敵をイメージしてみました。

千里達はこの後どう動くでしょうか?
次回もお楽しみに。

メインストーリーが終わったら番外編を書いてほしい?

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  • 書いてもいいけど先に続編書いてほしい
  • 作者に任せる
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