大体半年以上はお待たせしたと思います。
当たり前のようにモチベが上がらず、すごく長くお待たせしてしまい申し訳ございませんm(_ _)m
最終章なので、早くこの作品を終わらせられるようにしていきます(汗)
それではどうぞ!
真衣「くそ!めっちゃ戦いずれぇ!」
光と影の存在達がぶつかり合う。
影の3人…シャドウ・マイ、シャドウ・アンリ、シャドウ・シュータ。
この影の存在は、私の偽者…シャドウ・チサトが生み出したものだ。
姿だけでなく、その力も。
つまり影の存在の戦闘能力は、光の私達の力が書き写されたもの。
杏梨「ああもう!これじゃ遠距離戦が続いちゃうよ!」
千里「自分の偽者を始末したら、他に移って!」
シャドウ・チサト「味方を心配してる場合?目の前に集中しな!!」
シャドウ・チサトは私に拳を喰らわせる。
私はそれを受け止め、攻撃させまいと奮闘する。
~真衣視点~
真衣(こりゃあ、「あれ」を使うしかねえか…。)
かれこれどれくらい経ったかわかんねえ。
丸腰で挑んだんじゃ、逆に体力も消耗しちまう。
だがこれなら…!
ジャキンッ!
シャドウ・マイ「…?」
真衣「知ってるか?本物のアタシは相棒を研ぐんだぜ?
お前らは攻撃する事しか脳がねえから、覚えてて助かったぜ!」
この前覚えた、「研ぎ澄ましの心得」。
一時的に攻撃力が上がる優れもの。
こいつと合わせりゃ…!
真衣「“烈光連斬”!!!」
ズバババババッ!!
真衣「オラオラオラオラオラオラアァッ!!!!!」
シャドウ・マイ「…!!……!!!」
切り札を繰り出し、猪突猛進と言わんばかりに奴を斬り刻む。
北乃真衣という人間はアタシだけでいい。
影の存在なんて…!
真衣「この世にはいらねえ!!!!!」
ズバァッ!!!
最後は地面と共に叩き斬り、影を消した。
後は手助けをしてやらねえと。
~杏梨視点~
ずっと魔法の当て合いが続いている。
放っては避け、放っては避けの繰り返し。
このままでは体力だけでなく、精神力も下がってしまう。
杏梨(冷静になって、隙を見つけないと…!)
今は千里ちゃんの指示も無い。
影の自分と真っ向勝負で挑むだけ。
今まで私は、沢山の人に支えられてきた。
でも、今は違う。
私だってやれば出来るって、それを証明するんだ。
杏梨(そういえば私の偽者、さっきから魔法しか撃ってないような…。)
今の偽者は、私が覚えている結晶魔法や、魔法の剣しか使ってない。
心無しか使いすぎて、疲れきってる様子もある。
杏梨(…!ここだ!)
相手が疲労してる隙に叩き込もうとする。
杏梨「魔法の剣!!」
シャドウ・アンリ「……!!」
ズバァッ!!
見事命中した。
そして─────。
杏梨「“アブソリュートゼロ”おおおおおお!!!!!」
バアアアアアンッ!!!
切り札であるアブソリュートゼロを偽者に向けて解き放つ。
偽者は散り散りに消えた。
杏梨(私の偽者は終わった…。後は手助けだけだね!)
そう思い、私は別の場所へ移った。
~柊太視点~
僕は今、影の存在の自分と戦っている。
この影は、偽者の千里お姉ちゃんが生み出した存在。
紛れもない敵だ。
柊太(下手に攻めると防がれちゃうし、最悪パリィされちゃうかも…。)
僕のコピーだからそうに違いない。
目の前にいるもう1人の僕は、僕と瓜二つの姿をしている。
当然、盾も持っている。
剣と盾がぶつかり合う金属音が鳴り響く。
何か策を考えなければと、頭の中で彷徨うばかり。
すると、僕はある一点に気付いた。
柊太(僕が攻撃を避けた時、少しよろけてる…?)
僕が盾を使わず回避したり、パリィされると思って攻撃の方向を変えたりすると、後隙が生まれているように見えた。
柊太(…これだ!)
ダメ元で試してみよう。
もしかしたら、僕の偽者を倒せるかもしれない。
偽者が剣を振りかぶるのをよく見極め…。
ブォンッ!!
柊太「見えた!」
シャドウ・シュータ「……!?」
僕は偽者の剣をすり抜け、回避する。
そして偽者は、驚いたように体勢を崩した。
柊太「(今だ!)うおおおお!!」
ザシュッ!
シャドウ・シュータ「……!!」
見事命中した。
トドメはアレでいいかな。
ブォンッ!!
柊太「甘いよ!」
ガキンッ!
シャドウ・シュータ「……!!」
僕は偽者の攻撃をパリィで弾き返した。
そして─────。
柊太「トドメだ!!!」
ザシュッ!!
ズバァッ!!
シャドウ・シュータ「!!!!!」
追撃を決め、偽者は消えた。
偽者の勇者なんていらない。
必要なのは、正義を持った勇者なんだ。
柊太(これでようやく終わった…。後は…、手助けくらいかな。)
残りの偽者を倒さないと。
僕は一目散に走り出した。
~千里視点~
千里「流石、私の真似しただけあるね…!」
シャドウ・チサト「アハハハ!当たり前でしょ!?あなたの何もかもを奪うために生まれたのだからねぇ!?」
もう皆は偽者を倒した頃だろうか。
攻めては守り…の繰り返しが続いている。
シャドウ・チサト「ほんっとにあんたは操り人形!ただ親の言う事さえ聞いていれば、今更ロストワールドには迷い込んでいなかったのにね!
誰からにも見放され、挙句の果てには地獄に落とされ、何も出来ない無能人間なんだよあんたは!!」
千里「うるさい!誰があんな奴に…!」
死ぬ程憎い罪人の言葉になんか、耳を傾けたくない。
あの日、あいつに突き放されてから、私の心は次第に蝕んでいた。
真衣達と出会ってから、それがなくなったと思っていたのに。
シャドウ・チサト「もう疲れてるんじゃない?これだけ殴り合いが続いてるもんだから、ふらついてきてる頃だと思うけど?」
千里「誰もそんな事言ってないでしょ?勝負はここから─────。」
バシュッ!!
シャドウ・チサト「ぐっ!?」
千里「…!」
影の私が、何者かに攻撃された。
杏梨「お待たせ、千里ちゃん!」
千里「杏梨!」
シャドウ・チサト「何故!?あいつらの影は!?」
奴に杖を向け魔法を放っていた杏梨がいた。
どうやら、既に自分の偽者を消したらしい。
杏梨「偽者なんてもう消したよ!自分の能力を覚えちゃえば、大した事無いからね!」
そう言い、魔法を再び放つ。
バシュッ!!
バシュッ!!
シャドウ・チサト「ちっ!光のくせに生意気な!!」
流石に簡単にステップで避けられる。
と、思いきや─────。
真衣「後ろがガラ空きなんだよ!」
シャドウ・チサト「…!しまった!」
ザシュッ!!
杏梨にしか集中してなかった偽者は、まんまと引っかかり真衣の斬撃を喰らった。
シャドウ・チサト「今度はお前か…!もしや盾の少年も…!?」
柊太「……正解。」
シャドウ・チサト「…!」
柊太に不意を突かれ、殴り掛かろうとするが。
ガキンッ!
シャドウ・チサト「あっ……!?」
柊太「遅いよ。」
ザシュッ!!
シャドウ・チサト「かはっ…!?」
パリィされ、追撃を受ける一方。
偽者からは、どす黒い血がボタボタと滴る。
シャドウ・チサト「この…!ふざけやがって…!!」
偽者はそう言うと、手を差し伸べる。
そして─────。
シュウウゥ…。
真衣「何だ…?アタシらの偽者の武器が…。」
そう、この偽者は───。
───影の真衣、杏梨、柊太の力を吸収していたのだ。
シャドウ・チサト
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
突然、耳を劈くような咆哮が響き渡った。
千里「…!これは…!?」
どす黒いオーラを纏い、目は充血しているように赤黒く染まっている。
そして、3人の力を取り入れたせいか、全ての武器が舞っている。
その姿は、まさに─────。
─────“狂気そのもの”だった。
シャドウ・チサト「オ前サエイナケレバ!!!今頃アタシハ!!!世界諸共飲ミ込メタハズダッタノニ!!!!!ナノニオ前ハ!!!アタシノ邪魔!邪魔!!邪魔!!!ソレバカリ繰リ返シヤガッテ!!!!!モウ二度ト!!!ロストヲ消セナイ動ケネエ体ニシテヤル!!!所詮オ前ハ偽者!!!偽者ハ消エレバ良インダヨ!!!!!」
彼女はもう、救いようの無い狂人へと成り果てていったのだ。
真衣「くだらねえ野望だな!誰もそんな結末望んでねえのによ!!」
千里「…皆、準備は良い?」
真衣「行けるぜ!」
杏梨「大丈夫!」
柊太「やっつけちゃおー。」
どうやら皆、覚悟はできたらしい。
本当の最終決戦と行こうか。
千里「……こんな姿に成り果てたあんたにだけ、最後に言ってあげる。」
千里
「お前は私なんかじゃない!お前なんか、私が真っ黒に染められた偽者だ!」
この作品もいよいよクライマックスとなりました。
次回が本当の最終決戦となります。
お楽しみに。
メインストーリーが終わったら番外編を書いてほしい?
-
書いてほしい
-
書かなくていい
-
書いてもいいけど先に続編書いてほしい
-
作者に任せる