東京ロストワールド   作:ヤガミ

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毎度毎度投稿ペースが遅くてすみません。


第6話

 千里「はぁ…、はぁ…。」

 

 あれからどのくらい走ったのだろうか。

 そろそろ体力の限界を迎えてきた。

 

 

 ???『千里、ここでゴールです。』

 千里「そりゃ良かった…。」

 

 どうやらもうすぐで脱出らしい。

 ちょっとした安心感が芽生えた。

 

 ???『どうしたのです?戻らないのですか?』

 

 私は脱出する前に、ある疑問を抱いていた。

 

 

 千里「…ねえ、もう一度ここに来る事ってできるの?」

 

 理由としては、さっき私を殺そうとした長のような男を追い詰めるためだ。

 あのまま逃げられたままでは、私の気が収まらない。

 

 ???『もちろんできますよ。あなたが“ロスト”を消すまで。』

 千里「…ロスト?」

 

 新たな言葉、「ロスト」。

 何の事を言っているのかわからなかった。

 

 ???『先程の男は善良を失った人物。それが“ロスト”です。そうなった事により、この“ロストワールド”にあのような人物が生み出されたのです。』

 千里「…よくわかんないや。」

 

 ただどうやら、ここは「ロストワールド」というらしい。

 善良が失った人々が集まる場所…とでも言えばいいのかな。

 だとしたらあいつは、根っからの悪人なのか。

 …頭が追い付いていけない。

 

 千里「…まあとりあえず、そのロストって奴を消すまで、何回でも入れるって事だよね?」

 ???『ええ。あなたがロストを消すまでは…です。それともう1つ。私はロストワールドでしか会話できません。』

 千里「え?」

 

 声の人はあっちの世界にいけないのか。

 またわからない事が増えた。

 

 ???『なのでそちらの世界では私に頼らず、自分自身でどう行動するかを考えてきてから、こちらに来てください。』

 千里「まあ…、わかった。」

 

 わからない事だらけでなかなか追い付けないけど、とりあえずそういう事になるとは理解できた。

 

 ???『では、また後ほど…。』

 

 私は扉に触れ、元の世界に帰る事にした───。

 

 

 

 

 

 

 千里(戻った…の…?)

 

 辺りを見回してみると、赤黒いロストワールドから色付いた元の世界に戻った事がわかった。

 

 千里(それに…、何だったんだろう。ロストワールド…。)

 

 ロストワールドの事を知れたのは良いが、謎が深まるばかりだ。

 こんな経験、初めてだ。

 

 

 

 真衣「あれ?千里?」

 

 遠くから、真衣の声がした。

 真衣は、多く詰められた大きなビニール袋を握っていた。

 

 真衣「同じ時間に帰ってくるなんてな。先に帰ったんじゃなかったのか?」

 千里「あ、えっと…。」

 

 どうしよう。ここで「異世界に行ってた」なんて言ったら怪しまれるかな…。

 

 千里「ちょ、ちょっと寄り道してて。帰っても何もする事なかったから…。」

 真衣「ふぅん、そうか。なら丁度いいや。荷物運ぶの手伝ってくれねえ?」

 千里「あ、うん。」

 

 ヤバ、嘘言ってしまった。

 まあでも、他にどう説明すればいいかわからなかったし、結果的にははぐらかせたからいいのかな…?

 とりあえず私は、真衣が持ってたもう片方のビニール袋を受け取り、キッチンまで運んだ───。

 

 

 

~午後10時~

 千里「……。」

 

 体がだいぶ疲れてる。

 お風呂上がりでも、なかなか取れる感じがしない。

 やはり、ロストワールドのせいだろうか。

 

 千里(ダメだ、何もわからない…。)

 

 ロストワールドを出てからずっとこうだ。

 あの場所は…、本当に何なのだろうか。

 何のためにあの世界が作り出されたのか。

 その疑問に悩まされてばかりだ。

 

 千里(…とりあえず、もう疲れたから寝よう…。)

 

 私はソファに寝転がり、布団を掛ける。

 大きな疲労のせいか、すぐに眠りに落ちた─────。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ???「彩神千里……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ???「なかなか面白い奴だね……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ???「もう1人の私……。光の……。…フフッ。」

メインストーリーが終わったら番外編を書いてほしい?

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  • 書いてもいいけど先に続編書いてほしい
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