日曜の午後に動画見てたら幼女になって配信する件について   作:二三一〇

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 チラホラ日間オリジナルに出たり出なかったりしてますな(笑)お気に入りもいつの間にか250超えてるし。
 本当にありがとうございますm(__)m


11 食事は楽しく、あとは夜食にラーメンを

「日頃自慢していたけど、七つの子にのされるとか。あの人も大した事ありませんね」

「その程度で済ませるのですか……?」

 

 イザークの泊まっていた客間で、母親(リーサンネ)とヘルブランディ伯爵がそう話している。イザークと父親(アデルベルト)は別室に運ばれていて、ここにはあとは(リーセロット)しかいない。

 

「リーセロットは天才ですからね。この年で魔力量はあの人を上回っているのよ? 負けても不思議はないわ」

「……そ、それほどとは思いませんでした」

 

 狼狽える伯爵をよそに、近づいて俺を抱き上げるリーサンネ。

 

「あの人を犯罪者にしなくてよかった。偉いわね、リーセロット」

「とうぜんですわ」

 

 ふふん、と笑って答える。

 実際には結構マジでヤバかったのだ。

 

 あの親父、単体個人への最強呪文“デスサイン”を使うとは思わなかったからな。管理者たちに感謝だよ。

 

 いえいえ♪ とんでもない

 サイン系の術は抵抗が難しいからねw

 とーちゃん、殺意高杉w

 対抗術式を教えたけど、一発成功するとは思わなかったな。適合率の高さ故だね

 おかげで部屋ン中はぐちゃぐちゃだけどねw

 

 同い年のようやく出来た友達なんだから、殺しちゃダメだろ。全く。

 

 防いだあと、また呪文を唱え始めたから攻撃して黙らせることにした。

 身体強化をかけて飛び込み、手の先に貯めた魔力を内側から放出する荒業『内から壊す迷宮職人(ダイダロスアーム)』を打ち込んだ。

 

 アデルベルトの魔法障壁はかなり強いから中に打つ必要があったんだけど、これがドンピシャ。中からの魔力爆発に吹き飛んで、車田落ちを決めてくれた……死んではいないハズ(汗)

 

 急いで駆けつけたアニカやアンゼリカの治癒術で落ちた時にぶつけた頭の傷は治したものの、魔力爆発は魔力を損耗させる。マインドダウンを起こしたアデルベルトはベッドへゴーで、現在に至るわけ。

 

 キレイに顔面から落ちたよな親父w

 しばらくそのまま立ってて草

 奇跡の瞬間。ホラッ彡サッ

 

 撮られた写真は、大判にして貼り出したいくらいの出来映え。人ってこんなふうに立つんだなぁー(小並感)

 

 ちなみにイザークも魔法の余波で気絶していた。ころころ気絶するな、キミ(笑)。どこかの主人公みたいだぞ?

 

「イザークを守ってくれたのはありがたいけど、なんでこんな事になったのかを教えてくれないかな?」

 

 伯爵が控えめにそう言ってくるので、包み隠さず教える事にした。

 

「ただの勘違いですわ。イザーク様に抱きつかれた様に見えたのでカッとなってしまったのです。思い込みの激しい父で、本当に申し訳ありませんでした」

「まあ、そんな所でしょう。娘バカも大概ね」

「……あなた方、本当に身内ですよね」

「「自慢の人ですけどね!」」

「……あ、はは……」

 

 嫌いにはならないけど、愛が重いのは確かである。正直に言って過保護すぎるんだよ。

 もっとお外で遊びたいのに、なんで出してくれないのか? そんな思いも一緒に叩き込んでみた次第です♪

 

 笑顔がコワイw

 お外行きたかったんだね

 ま、まあ……広いけど庭だもんね(笑)

 リセたんそういや街に行ってないもんな

 箱庭に閉じ込められたままは嫌だろうて

 

 そう。実はこの屋敷があるのは街らしい。ずっと村だと思ってたけど、実は人口十万近くを擁する国内でも有数の大都市らしいのだ。

 

 こんな広い敷地だから村だと思ってたのに。騙された気分だよっ!

 

 で、そんな事を知った俺は何度か街を見たいと両親にせがんだけど、まあ結果はお察し。そんなわけで同い年の友人というのは、俺にとってすごく貴重なのである。

 

 イザークを守るというのは必然だったわけなのだ。それに野郎だしね!

 

 これが女の子とかだとどう接していいか分かんないけど、基本男はバカだから適当で構わない。殴り合ってケンカしても次の日にはなんとなく仲直りしてるモンなのだ……特にガキの頃はね。

 

 友達に飢えてた様子にホッコリ

 まーそうだよな。基本大人ばっかだし

 ヘンリエッテはまだ二歳だからね

 『ママ』『パーパ』『ねーね』くらい話せるけど、これは会話とは言わんよなw

 

 ウチの妹は天使枠だから友達とは呼ばないっ! オーケー?

 それはともかく、イザークがいれば表に出やすくもなるんじゃないかな? ほら、ガキ同士ならつるんでてもおかしくないじゃん?

 

 ま、保護者同伴で動いてると目立つのは確かだよな

 なるほど。父親を暴走させたのもそれを通しやすくするためか……この幼女策士かっ?

 うまく行けば『はじめてのおそと』だね

 コレは切り抜き待ったナシw

 

 オマエら本当に……まあ、応援してくれるならサンキューな(^^)v

 

「イザーク様は怪我はないのでしょう? 夕御飯は私が腕をふるいましたので、是非ともご一緒にね♪」

「……あなたはまだ厨房に立つなどという……」

「お母さまのお料理はぜっぴんですのよー?」

「はあ……畏まりました」

 

 げんなりとした伯爵が、退室していく。母子二人で顔を見合わせ笑う。そんなにイザークが心配なのかな?

 

 ちゃうちゃう。リーサンネが厨房に入って料理してる事にショック受けたんよw

 上級貴族の女性は料理なんてしないからね

 男爵家とかだとある話。つまり未だに男爵家のやり方が抜け切ってないから驚いたんだよ

 

 ……ウチの母親(リーサンネ)をディスってるワケ(ギロリ)

 

 ヒエッ

 その笑顔でハイライト消すのやめてよぉっ!

 ゾクゾク……これはヤンデレ化?

 どっちかというと父親(アデルベルト)の事をディスってるかもね。妻をコントロールできてないってw

 

 嫁にも娘にもダダ甘なとーちゃんが、そんな事できるわけ無いだろ?

 

 然り

 言わずもがな

 全くもってそのとおり

 親父が不憫で笑うw

 

 うーん。ひょっとすると伯爵とは馬が合わないかもしれないなぁ。わりと普通そうだったのに。

 

 普通だから、かもね。

 世間一般の貴族は古い慣習に逆らえないよ

 ちなみに嫌ってはいないよ? それなら高等学院出てからも付き合ってないし

 厄介な問題児二人の保護者枠、みたいな人だよ

 

 なるほど……そう言われるとたしかにそんな雰囲気あるな。なんか振り回され慣れてそう。

 では、敵と認定するのはやめておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 食堂に現れたアデルが深々と頭を下げて謝罪する。まあ、俺に対してはどうでもいいけどイザークと伯爵にはきちんと謝って欲しかったし。

 

 てか、マインドダウン起こしたのにもう復活とか速えな、親父(笑)

 

 そりゃあ奥さんが魔力都合したからねw

 お熱いことでw

 

 ……前に俺が倒れたときは放っておかれたんだが……泣いていい?(;_;)

 

 ハブられたとかじゃないから(笑)

 つうか、魔力の補填は夫婦しか出来ないのよ

 やり方が少し……今の君には出来ない

 これで察してw

 

 あ……そ、そーいうこと?

 じゃあ……ま、いいか(//∇//)

 

 おう……パシャ

 →30000

 →2500

 →15000

 無言で投げんなやw →30000

 恥じらうリーセロットたんとか激レアw

 ここは投げ時っ →50000

 

 あー、シャリンシャリン うるせーっ!

 

 

 

 

 テーブルにはリーサンネお得意の品々がズラリと並ぶ。

 

 葉物野菜とベーコンのキッシュ。

 アンチョビみたいな魚とキャベツを煮込んだにんにくの風味豊かなスープ。

 ボロネーゼ風のドリアは俺の大好物である。

 お米があるとは思わなかったよ〜(^O^)

 

 ご飯として炊くのはないんだけど、ドリアとかリゾットとして使うのは有るんだよ。

 お米のデザートもあるよ

 

 マジかっ?

 ちょ、ちょっとママンに言って今度作ってもらおう! それはともかく、炊いた米も食いたいなぁ……

 

 ウーン(゜-゜) 今度調べておくよ

 どっかに外国人いるだろうし、ヴァランシュの奴らなら米炊くだろうからな

 あんま期待しないでねw

 

 するよっ!

 超期待して待ってるからね(ニッコリ)

 

 ! お任せを、マムッ

 のせられやすくて草

 

 神様へのお祈りのあとに、俺はいつもの言葉を付け加えてから食事を始める。

 

「いただきますっ」

「「いただきます」」

 

 アデルベルトとリーサンネが揃って続いたので、伯爵とイザークがきょとんとしていた。

 

「あの……その文句はいったい?」

「これはリーセロットが始めたのだよ。何でも地方の古い習慣で、食べ物や作った者たちへの感謝を表す言葉だとか」

「いい事だと思いましてね。とかく貴族は平民の事を軽視しがちですが、彼らが仕事をせねばこうした食材も揃いませんもの」

「はあ……なるほど」

「お客人に押しつけなどは致しませんゆえ、どうぞ。妻の料理は相変わらず絶品ですよ」

 

 隙あらば嫁を褒めるアデルベルト。いつまでもお熱いことですねぇ。このぶんならもう一人弟か妹が出来るんじゃないかな?(ニヨニヨ)

 

 ともかく、食事だ。

 手前のスープを優雅にやっつけながらキッシュに取り掛かる。

 

 料理人さんたちのと違ってその日の気分とある物でメニューが変わると言うのが家庭料理の醍醐味ってものであり、その辺りリーサンネさんの料理は完璧だ。

 

 前回食べたときより微妙に塩が濃かったり薄かったり。具材が変わるから風味も違ってくる。外す事もたまにあるけど、それも家庭の味なのだ。

 

「リーセロット。もう少しゆっくり噛みなさい」

「モグモグ……コクン。お母さまの料理が美味しすぎるから悪いんです!」

「まあ。お世辞ばかり上手くなるわね〜」

「むう……お世辞なんかではありませんの」

 

 アデルが注意して、俺がそう答えてリーサンネが嬉しそうにヘンリエッテの口へ料理を運ぶ。まだあんまり喋れない妹も美味しそうに口を動かして食べているのを見ると、とても幸せな気分になる。

 

 それは来客の伯爵とイザークもそうだったようで、先程までの様子とはうってかわり和やかな雰囲気だ。

 

 やっぱり、一緒に食べるご飯はいいね!

 

 なんともなごむ……

 俺もメシ食いたくなってきたな……必要ないけど(笑)

 必要なくても食うよ。下界に注文する

 届けられる奴居んのかよw

 東方○敗ならラーメン届けてくれそう(笑)

 あの人、宇宙人の時もあったしなw

 お、ピザ届けてくれるってよ ヒヤッホウ

 お前ンとこ、何気にスゲえな……

 ワイもダメ元で頼んでみよ。ラーメンいいな……

 

 くっ……チャットの向こうも少し楽しそうだなっ! たまにそっちに招待してくれてもいいのよ? д゚)チラッ

 

 呼びたいけど一人しかお相手出来んの

 人のキャパで管理者複数とかSAN値直葬になるかもしれないw

 

 んじゃあ、いまラーメン頼もうとしてた奴っ! 久しぶりにラーメン食べたいっ!

 

 アッハイ

 突然のご指名で草

 お、おい地球の管理者、リーセロットたんと会う時の注意点とか説明プリーズ!

 とりまおっさん顔で母とか言ったら怒られたw

 www

 

 あと、なんか動画配信とかみたいな。それぞれの世界は見れるんだろ? 他の世界がどうなってんのか見てみたい!

 

 それはちょっとヤメた方が……

 ワイのトコ、こないだカタストロフ来て人類ほとんどいないんだよなぁ……

 ウチの人類、結構SAN値下がるぜ(キメ顔)

 人の感性には耐えられない可能性はあるw

 

 そ、そうなのか……それは残念(ショボン)

 

 コメントを眺めつつ、夕食は終わった。

 人が多いと食卓も賑やかでいいなぁ……

 

 

 

 

 

 

 さて。

 眠りに落ちると、俺のお楽しみタイムだっ!

 

 久々のラーメンを食べながらアニメを見る。 けど、その管理者の選んだのは『ザンボッ○3』……お前の世界のカタストロフってまさかAIの暴走とかじゃないだろうなっ?

 

『よ、よく分かりましたね?』

「つか口調変えるなよっ いつもワイって言ってたろ? あと、なんでそんな美人のお姉さん顔なんだよっ 作り過ぎっ!」

『ヤダ……ツッコミはげしくてワイ大歓喜……』

 

 頬を赤らめる黒髪美人さんとか俺的にはグッとくるけど、どうせ作りもんだろうし。

 アニメはチェンジで『○ップをねらえ!』にしてもらった。やはりノリコかっけーっ!

 

 あと、ラーメンは普通だった。

 なんか期待し過ぎたかもしれないけど、懐かしいから一気に食べちゃったよ♪

 




 管理者たちが意外とリーセロットを気遣っているのは、自分の世界があんまりうまくいってないからなんです。まだ知的生命体の出来てない世界とか見てても飽きますし、カタストロフ起こった後とか投げ出したくなるでしょうしね(笑)
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