Re.HUGっとジオウ!   作:yu-ki.S

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ウォズ「この本によれば、普通の中学生 時見ソウゴ。彼には魔王にして時の王者『オーマジオウ』となる運命が待っている。
全てのウォッチを集めた彼の前に、最後のアナザーライダー…アナザーディケイドとなったスウォルツが現れた。
スウォルツによる次々と現れる過去の強敵達の出現により、我が魔王はピンチを迎える。
しかし、何故このようなことが起こるのか……
これは……おかしな現象だ……」


第52話 2014: 力を持つ意味!Start Your Engine!

アナザードライブとダークプリキュアを退けさせたソウゴ達。

しかし、ディケイドの力を奪ったスウォルツが自らアナザーライダー…アナザーディケイドとなって立ちはだかり、その力で四体のダークライダーを召喚した。

 

「「はぁ!」」

「タァァ!」

 

そしてジオウと超デットヒートドライブが黒いパーカーと白い仮面が特徴的な仮面ライダーダークゴーストとお互いに格闘戦を繰り広げ、ゲイツは忍者の様な姿の仮面ライダー風魔と熾烈なスピード勝負を行なっていた。

 

「タァ!」

 

エール、アンジュ、エトワールの三人は胸のあたりが白くモコモコしている鍵爪の様な肩装甲を持つ仮面ライダーレイと戦闘を行なっていた。

 

「ふぅん!」

 

レイが掌から冷気の様なものを繰り出すと、それにより三人の足を凍らせた。

 

「あっ⁉︎」

 

「足が……」

 

「エール!」

 

「皆さん!」

 

G4と戦っていたアムールとマシェリはエール達に気を取られ、その隙にG4の持つ銃の攻撃を受けてしまった。

 

「みんな⁉︎――あっ⁉︎」

 

その時、G4が巨大なミサイルが装填されている『ギカント』を取り出し、そのままギガントのミサイルが放たれた。

 

「「「「⁉︎」」」」

 

放たれたミサイルの数は多く、とても避けきれる数ではない。

 

『超ギンガエクスプロージョン!』

 

絶体絶命のピンチだったがその時、ミサイルの上から多数の炎を纏った隕石の雨が降り注ぎ、ミサイルを上空で爆破させる。

 

「これは……」

 

『ジカンチェーン!』

 

さらにそこへ、ミサイルが破壊され隙できたところに鎖が放たれ、四人のダークライダーを覆い囲むように拘束した。

 

「させへんで!」

 

「無事かい。諸君!」

 

そこへ、今ジカンチェーンで拘束している仮面ライダーハリーとなったハリーと、隕石でミサイルを撃ち落としたギンガファイナリーのウォズが現れた。

 

「ハリー!ウォズ!」

 

「ソウゴ!早くやるんや!」

 

「わかった!」

『カブト!』

 

ジオウはカブトのレリーフに触り、カブトの武器『パーフェクトゼクター』を召喚すると、それには既に四体のゼクターが装着されていた。

 

『カブト!ザビー!ドレイク!サソード!パワー!オールゼクターコンバイン!』

 

パーフェクトゼクターの四つのボタンを押したジオウが構えると、パーフェクトゼクターからエネルギーが蓄積される。

 

「はぁ!」

『マキシマムハイパーサイクロン!』

 

トリガーを引くとパーフェクトゼクターの銃口から竜巻状のエネルギーを放たれ、そのエネルギーはダークライダー四人に直撃した。

 

「「「「ぬわぁぁぁぁ!」」」」

 

ダークライダーの四人は共にその攻撃を受けると、背後から現れたときと同様にオーロラカーテンが現れ、その場から消滅していった。

 

「中々やるな……今日はこの辺りで切り上げるとしよう」

 

アナザーディケイドは再びオーロラのカーテンを作り、そのまま消えていった。

 

「はぁ、はぁ……あっ⁉︎ ウールは⁉︎」

 

ジオウがスウォルツによって気絶させられたウールに駆け寄る。

すぐにアンジュがウールの心臓の鼓動を確かめる。

 

「大丈夫……?」

 

「大丈夫みたい。心臓も動いてるし、脈もある。気絶してだけみたい」

 

「よかった……」

 

ウールは無事と聞き、アーラが一安心する。

 

「事情が詳しいようだね」

 

変身解除した進之介がジオウ達に近づくと、事情に詳しいと睨み、彼らに声をかける。

 

「あのドライブは何か、教えてくれないか?」

 

進之介はジオウ達にアナザードライブについての話を聞こうとする。

 

 

それからしばらくすると、ソウゴ達は泊進之介を連れてビューティーハリーへと一度集まる。

 

「泊進之介。仮面ライダードライブだった。で、いいかな?」

 

「ドライブだった?じゃあ、もうドライブには……」

 

「もうベルトは無いんだ。今は、この博士のくれたマッハドライバーとトライドロンのキーで変身する、半端ものにしかなれないんだ」

 

「そうなんだ」

 

となると、今の進之介からドライブウォッチを貰うことは出来ないとソウゴは思った。

 

「警察の方なのですか?」

 

さあやが聞くと、進之介は自分の警察手帳をみせる。

 

「どうして、この町に来たんですか?」

 

進之介はここの警察署に配属されている刑事ではないのに、何故この町に来ているのかとはなが問うと、警察手帳をしまいながら理由を語る。

 

「実は、重加速について調べているんだ」

 

「重加速?」

 

「ああ、それを引き起こしているのは、機械生命体『ロイミュード』」

 

「ロイミュード?」

 

「…とはなんなのです?」

 

ロイミュード。彼らはいわゆる機械生命体である。

その数は108体いたが、今は既に絶滅している。そしてロイミュードには、共通に持っている力……“重加速”を発生させる能力がある。進之介はそれを調べる為に、この町にやって来たと話す。

 

「じゃあ、進之介はそれを探る為に来たの?」

 

「あぁ、今回の犯人が復活したロイミュードなら、早く止めなければならない」

 

それにもし、あのアナザードライブがロイミュードだとすれば、奴は只のロイミュードでは無いと進之介は睨んでおり、早く止めなければならないと考えていた。

 

「機械生命体な……」

 

進之介の話を聞いていたハリーは、チラッとルールーを見る。

 

「質問ですが……彼らも、私と同じアンドロイドなのですか?」

 

「えっ?私と同じ…」

 

ルールーは服を上げて、自身がアンドロイドである証拠を見せた。

 

「うええええぇぇぇ~っ⁉︎」

 

アンドロイドという証拠を見せられ、進之介は驚きの余りに声を上げた。

 

「驚かせてごめんなさい」

 

「大丈夫……大丈夫だから……」

 

彼が少し腰を抜けて驚いたのを見て、まぁ、初めて見ると驚くのはしょうがないとソウゴ達は感じた。

 

「ねぇ、ウールの方は?」

 

「今、上の部屋で寝かせてる」

 

ウールはビューティハリーの二階の部屋へと寝かせてるとほまれが言うと、ルールーは先程スウォルツが見せたアナザーディケイドの力を思い出す。

 

「しかし、あのスウォルツの力……」

 

「うん。あんなにライダー達も呼び出せるなんて……」

 

「あれがスウォルツの……アナザーディケイドの力……!」

 

門矢士からディケイドの力を奪って手に入れたスウォルツの力に、ソウゴ達はかなり驚いていた。しかし、ウォズはとある疑問を皆の前で口に出す。

 

「しかし、実に奇怪でおかしいことだね……」

 

「おかしい、とはどういことです?」

 

「君達が戦ったダークライダーは、既に倒されているはずの存在だ……」

 

「「「「えっ?」」」」

 

「この本によれば、あのライダー達は……既に様々な時代で仮面ライダーによって倒されたライダー達のはず……」

 

ウォズの話を聞いて、もうこの世にはいない者達の出現だった事に耳を疑う。

そして彼の言葉が本当なら、戦った相手は既に存在しないという事にもなり、何故彼らが存在しているのだという疑問が新たに出現する。

 

 

その一方で、ことりがウールの寝ている部屋の前へと現れた。

 

「よし……」

 

ことりはミライクリスタル・エメラルドを取り出し、ことりはミライパッドにクリスタルをセットする。

 

「ミライパッド、オープン!」

 

すると画面から光が放たれ、ドアが開く。

 

「お仕事スイッチ、オン!」

 

ことりは看護婦の姿へと変わった。

 

「凄い……これがこのクリスタルの衣装……」

 

ミライクリスタル・エメラルドの持っていた力は、どうやら看護婦の衣装へと変える力なのだと驚き、自身の衣装を見渡す。

 

「あっ、そんな事より……」

 

本来の目的を思い出すと、ことりはウールの部屋へと入る。

そこでは、ウールがベッドの上で眠ていた。

 

 

 

そのウールは眠ている時、嫌な思い出を振り返っていた。

 

それは、彼にとっては、とても辛い記憶だった。

何処かはわからないが、街にある施設にウールは一人でポツンといた。

 

『ッ……』

 

そんなウールに、施設の子によっていきなり石を投げつけられた。

その後は、まさに辛いものだった。

ウールの事が気に入らない子達は、徹底してウールを痛めつける。

 

『弱いくせにいい気軽な!』

 

その子が最後にそう言うと、ウールの腹を蹴って去っていく。

その時、ウールは何も出来ず。ただ、無力に悪意のある暴力を受けていた。

だが彼はその時、ある一つのことを望んでいた。

 

『力が……力が欲しい!』

 

誰にも負けない力を、もうこんな苦しい思いをしないぐらいの力…

とにかく彼は、力を求めていた。

 

『お前……』

 

そこへ、倒れているウールの前にスウォルツが現れた。

 

『力が欲しくないか……?』

 

そう、この時スウォルツに連れられ、クライアス社で力を目覚めさせた。

そしてウールはスウォルツに、僕には時を止める力が眠っていたと教えられ、

それを信じたウールは僕だけの力だと疑わなかった。

 

しかし…

 

『タイムジャッカーの力は、あなたからもらったって聞いたわ』

 

オーラがスウォルツに問い詰めていた時に発した言葉で結局、自分は力なんか最初から持っていなかった事を知った。

彼はその事実を、なんの力もないという事実を、受け入れざる負えなかった。

 

 

 

「ふわぁ⁉︎――はぁ、はぁ……」

 

その夢を見ていたウールが慌てて起き上がった。

 

「あ、起きた?」

 

彼が横を見ると、自身のそばには看護婦姿のことりがいた。

 

「キュアアーラ……ここは?」

 

「ビューティーハリーの部屋だよ。あなた、気絶させられてたんだよ」

 

ことりがウールが倒れていた間の事を話す。

 

「お前……なんで、僕を……」

 

何故、敵だった自分を助けたのかとことりに問う。

 

「ほっとけなかったから」

 

「えっ?」

 

「目の前で人が倒れているなんてほっとけないでしょ」

 

「僕達は敵だろ……」

 

「そうだよね。でも、私は君が敵でも、困ってるなら助けたい……」

 

「……お節介だね。お前……」

 

「えへへ……あ、お腹空いたでしょ。よかったら食べて」

 

ことりがウールにトレーに乗せてあるクリームスープの入った皿を渡す。

 

「別に〈ギュル〜…〉……」

 

断ろうとすると、ウールのお腹の虫が鳴り出した。

 

「お腹空いているんでしょ、食べみてよ」

 

「……わかったよ」

 

ウールはトレーに置かれていたスープンを取り、スープを口にする。

 

「…っ」

 

「どうかな?」

 

「……うまい」

 

ウールは素っ気なく『美味い』と言うと、そのまま口にスープを入れ続ける。それをみていたことりは、嬉しそうに笑っていた。

 

「おい……」

 

そこへ部屋の前にゲイツが現れ、その後ろにはソウゴとえみるがいた。

ゲイツはそのまま部屋の中へと入り、ウールに近寄る。

 

「貴様……!やはり俺達を騙していたな!」

 

「何のことだよ……」

 

「アナザードライブの正体はオーラだった!」

 

アナザードライブの正体がオーラだった。

その事でゲイツは、ウールが自分達を騙していたと叫ぶ。

 

「そんなの、僕も知らなかった」

 

「今更そんな言い逃れ、信じると思うか⁉︎」

 

「待ってゲイツさん!ウール君はアナザードライブに襲われてたんです!本当に知らなかったはずです!」

 

ことりはゲイツの前に立つと、ウールを庇うようにそう言う。

 

「お前……」

 

「まぁいい……ケガが治ったのならここを立ち去れ!俺がお前を倒さないうちにな」

 

「……わかったよ」

 

ウールはベットから出ると、立てかけてあった青い上着を取り、部屋から出て行こうとする。

 

「ゲイツさん!なんで!?ウール君はまだ起き上がったばかりなんですよ!」

 

ことりはゲイツのウールに対して言った言葉が許せなかった。

 

「ゲイツさん……ひどいです」

 

ゲイツに酷いと告げ、ことりも部屋から出ていった。

 

「あっ、ことり⁉︎」

 

妹が気になって上の階へと上がっていたはながことりに声をかけるが、はなの声を聞かずことりはウールを追いかける。

 

「ゲイツさん!さっきのは言い過ぎなのです!」

 

「……」

 

「ゲイツ。ウールも本当に知らなかったんじゃないかな?」

 

えみるとソウゴも、さっきのゲイツのウールに対しての言葉はやりすぎだと言う。

 

「今まで罪なき人間を利用してきたような奴だぞ」

 

「そうだけど……ルールーと同じで、ウールも変わったって思わない?」

 

「私もウールが変わったと思いました。もし彼が敵だったら、あの場ならことりさん一人が狙われていたはずなのです!」

 

ソウゴとえみるがそう言うと、えみるをひと睨みした後ゲイツはソウゴの胸倉を掴んだ。

 

「いいか。ルールーやパップル達みたいにそんなに簡単には変わらない時もある!」

 

「じゃ、ゲイツはここに来て何も変わらなかったの?」

 

「何……?」

 

ソウゴはゲイツに、この時代に来て何も変わらなかったのかと問う。

 

「少なくとも、俺はそう思っていない!」

 

ソウゴはみんな変われたと信じている。

はなは過去の出来事と向き合い。さあやも目指すものを見つけた。ほまれも、もう一度飛べる事が出来た。えみるはお兄さんと和解して、ルールーも自分の本当の心を受け入れ、前に進んだ。

 

「人は変われる!変わる時こそ未来を作れるんだ!人が変わらないなら、より良い未来なんか作れるわけない!」

 

ソウゴは人は変われると強く試聴する。するとゲイツは…

 

「――その未来をお前が壊した。お前がオーマジオウになって、お前が最低最悪の未来を作ったんだろっ!」

 

ゲイツがソウゴを壁にぶつけて、自分の思いを強く叫ぶ。

 

「「「ソウゴ(時見先輩)!」」」

 

三人が心配して仲裁しようとする。

 

「やめてよ!二人とも!」

 

「ッ……」

 

はなが止めるも、ゲイツはそれを聞かずにソウゴの胸倉をさらに強くにぎる。

 

「ごめん。でも……未来ならこれから変えられるだろう?」

 

「何が分かる?その時代を生きた俺達の気持ちが、お前に分かってたまるかっ!」

 

ゲイツはソウゴの胸倉を掴んだまま、投げ飛ばした。

 

「ゲイツ……」

 

そのままゲイツは背を向け、階段を降りて行ってしまう。

 

「おい!ゲイツ!どなんした!」

 

「ゲイチュ〜?」

 

ビューティーハリーを出て行こうするゲイツに、ハリーがどうしたと止める。

 

「すまん。一人にしてくれ……」

 

彼はそれだけを告げると一人、ビューティーハリーを去っていった。

 

 

その頃、ビューティーハリーから出て行ったウールだったが…

 

「ウール君!」

 

そこへウールを追いかけてきたことりが追いついた。

 

「はぁ、はぁ……」

 

「なんで、付いてくるんだよ!」

 

「だって、ウール君まだ怪我してじゃん!」

 

「いい加減にしろよ!僕は君達の敵なんだよ!」

 

ウールがことりに向かってそう叫ぶと、彼女は顔を横に振って否定する。

 

「私は、ウール君の敵じゃないよ」

 

「えっ?」

 

「だって、ウール君。本当は優しいでしょ?」

 

ことりはウールの顔を見ながら、本当は優しいのだと言う。

彼女がそれを感じたのは、彼を看病していた時、ことりが用意したスープを美味しいと言ってくれた時だった。

 

「それだけだろ」

 

「それでも、私はウールを信じたい」

 

そこへ、ことりとウールの前にオーラが現れた。

 

「何しょげんてんのよ?」

 

「オーラさん……」

 

「オーラ……お前、アナザーライダーだったのかよ?」

 

オーラを見た二人はアナザードライブと思い、警戒する。

 

「はあ?何言ってんの?」

 

「えっ?」

 

「もしかしたら、あのアナザーライダー……お前に化けてるのかも?」

 

「あたしに化ける……?何で?」

 

「オーラの顔で僕を油断させる作戦かもしれない。スウォルツが僕を消すために放った刺客だから!」

 

「ウール。あんた神経過敏になりすぎ!」

 

「近づくな。お前がアナザーライダーかもしれない」

 

ウールはオーラがアナザードライブかもしれないため、近づけさせない為に叫ぶ。

 

「行くぞ」

 

「あ、ちょっと!」

 

ウールがオーラから去ろうとすると、ことりを誘い一緒に連れて行く。

それを見ていたオーラは、何か気に入らない表情をしていた。

 

 

その一方で、ビューティーハリーから出ていったゲイツはグジゴジ堂へ戻っていた。

 

「……」

 

クジゴジ堂でゲイツは、ソウゴの言った一言を思い返す。

 

『人は変われる!変わる時こそ未来を作れるんだ!人が変わらないなら、より良い未来なんか作れるわけない!』

 

確かにその言葉は間違っていない。

でも…ゲイツの味わった未来では、クライアス社の攻撃に次々と立ち向かっていた。

 

 

 

 

『はぁ、はぁ……ッ!』

 

『フィニッシュタイム!タイムバースト!』

 

『はぁぁぁぁ!』

 

ゲイツの繰り出したタイムバーストのライダーキックが、オシマイダーに直撃した。

 

『ノ〜〜オ〜〜!』

 

オシマイダーはゲイツのキックを受けて、オシマイダーを浄化させた。

 

『はぁ、はぁ……みんな!』

 

ゲイツは一緒に戦っているプリキュアに声をかける。

だが、仲間のプリキュアはキュアトゥモロー以外はみんなボロボロだった。

 

『ゲイツ!トゥモロー!』

『二人は逃げて!』

 

『そんな事……できるわけ……』

 

『早く!あなた達はまだここでやられちゃいけない!』

 

仲間のプリキュアがそう言う。しかし、そこに奴が現れた。

 

『まだ、倒れていなかったか……』

 

そう、これが未来のソウゴ――いや、オーマジオウとの初対面だった。

 

『はぁぁ!』

 

『うわぁぁぁぁぁ!』

 

そのままオーマジオウの放たれたエネルギー波が、一緒にいたプリキュアと共に向けて放たれた。

 

『うっ……あっ!みんな⁉︎』

 

気がついてゲイツが顔を上げると、周りにはゲイツだけしかいなかった。

 

『みんなは……トゥモローは……』

 

『ゲイツ!みんなは?』

 

そこにツクヨミも現れるが、みんなの姿はなかった。

ただ一人、そこに奴がいただけだった。

 

『オーマジオウ……』

 

『私を倒すのは不可能だ。何故かわかるか?

――私は、生まれながらの……王である』

 

 

 

 

そしてゲイツはこの日から誓った。

必ずオーマジオウを、クライアス社を倒すと。

その為にまずは、この時代で若いソウゴを倒そうとこの時代に来た。

 

「俺は……俺は……トゥモロー……」

 

ゲイツはゲイツウォッチを見て、自分の未来の事を思い出す。

 

「あら?ゲイツ君早いね?」

 

そこへ順一郎が現れ、ゲイツにお茶を入れるとそれを渡す。

 

「どうしたの?一人でいるなんて?」

 

「あ、いや……」

 

「もしかして、ソウゴ君と喧嘩した?」

 

「そいうわけじゃ……」

 

喧嘩したと言われるとゲイツは、まぁ、喧嘩に近いことだったと思い返す。

 

「でも、ソウゴ君も変わったね。他人と喧嘩だなんて」

 

「えっ?」

 

ソウゴが変わったと聞き、ゲイツの表情が少し変わった。

 

「いやぁ〜、ソウゴ君ね。人と喧嘩するなんてこれまで全くなかったんだよ」

 

「そうなんですか?」

 

「本当にゲイツ君達が来てからソウゴ君は本当に変わった。ありがとうね。ゲイツ君」

 

ソウゴが今より明るくなって変われたのは、ゲイツ達のおかげだと順一郎はお礼を言う。

 

「変われる……あの、俺も変われるでしょか?」

 

「変わるのは自分の意思だよ。変わろうと思えば人は変われるよ」

 

「……自分の意思」

 

順一郎の言葉を聞いて、ゲイツは自分も変われる事ができるのかと考え始める。

 

 

オーラの前から去ったことりとウールは、一緒に町を歩き続けていた。

 

「……」

 

「どうしたの?ウール君?」

 

ウールが歩きながらはくぐみ市にいる人達を見て、みんな笑顔だったのを見ていて思い出す。

 

「この町って、こんなに賑やかだったんだ」

 

「そうだけど、知らなかった?」

 

「……うん」

 

いつもはアナザーライダーやオシマイダーに人を襲わせていたから気付かなかったが、こうやって改めて見ると、自分のしてきた事に罪悪感を感じ出した。

 

「あら?見覚えのある顔だと思ったらウールじゃない?」

 

「パップル……」

 

そこへウールを見かけて近づくのは、以前までクライアス社で一緒だったパップルだった。

 

「あんた、こんなところで何やって……まさか……」

 

「違います。今のウール君は……私の友達です」

 

「お前……」

 

「へぇ〜、あのウールが友達ね〜やるじゃない」

 

ことりの言葉を聞いたパップルが、ウールの肩を叩いてことりに感心する。

 

「じゃあ、バイビ〜♪」

 

パップルはウールがクライアス社と関係ないと知ると、そのまま去っていく。

 

「お前、僕と友達って……」

 

「ごめんなさい……」

 

ことりは咄嗟に言ったとはいえ、流石に気に障ったのだと思う。

 

「いや……別に……」

 

しかしウールは気にしてはいなかったようで、そう聞いた彼女は少しホッとした。

 

「ねぇ、聞いてもいいかな?」

 

「何?」

 

「お前はどうして、プリキュアになったんだ?」

 

ウールは何故ことりはプリキュアになる事を決めたんだと、改めて聞く。

 

「お姉ちゃんを助けたかったから……」

 

ことりは姉であるはなを助けたいからだと話す。

 

「実はね……お姉ちゃん。この町に来る前の学校でいじめに遭ったんだ……」

 

「えっ?」

 

その時の事は、ことりの記憶に鮮明に残っている。

当時の姉は、友達を助ける為に仲裁に入ろうとした。それなのに、今度ははなが対象となり酷い事になった。

 

「あの時……私はただ、見ているだけで何もしなかった……」

 

そして、あの時のことりは、暗い顏で俯く姉を見ているだけで、声をかけてあげる事も、励ましてあげる事も出来なかった。

 

「だから、今度こそ!お姉ちゃんを支えたい!お姉ちゃんを守りたいの!」

 

ことりはそんな何も出来なかった己を変える為、自分の意思を強く叫ぶ。

その頃、ことりの後ろでは気になって付いてきたはな達が隠れて聞いており、聞いていたはなの目から涙が溢れる。

 

「ことり……」

 

「はな……」

 

「ままぁ〜ふいて〜」

 

さあやとはぐたんがはなを慰めると、ハンカチを持ってはなに渡す。

 

「ありがとう。はぐたん」

 

「ことりちゃん。ずっと、はなの為に頑張ろとしてたんだ」

 

「ことりは、はなの事をずっと思っていたのですね」

 

「はい!とても感動したのです!」

 

「ことりちゃんは、はなにとって最高の妹だね」

 

「うん!」

 

はなもことりは最高の自分の妹だと頷く。

 

その一方で、ことりとウールは話を続け、今度はことりがウールに質問した。

 

「ウール君は、なんでタイムジャッカーになったの?」

 

「…僕は……」

 

ウールは彼女になら話していいかと思い始め、口を開きかけるが…

 

「話は終わったか?」

 

『っ!?』

 

聞き覚えのある声が耳に入り。二人が振り向くと…

 

「ダークプリキュア……」

 

ダークプリキュアがことりとウールの前に現れていた。

 

「ほぉ〜……これが、プリキュアの少女かね?」

 

更にそこへ、ロボットとベルトのバックルのようなものが、彼女の後ろから現れた。

 

「非常に興味深いね〜、データを取らせて貰うよ」

 

そのバックルはダークプリキュアの後ろにいたロボット…ロイミュードに取り付けられ、ベルトとして巻かれると、ロイミュードがベルトのキーのようなものを回す。

 

「変身!」

 

ベルトから音声が聞こえると、そのままベルトから出現したアーマーがその体に装着されていく。

 

「仮面ライダー……」

 

その姿は、以前ソウゴが召喚した仮面ライダードライブと似ていた。

だがボディの色が金色で、複眼や体に取り付けられたタイヤからは何やら不快な感じがした。

 

「まずは自己紹介しようか。私の名は蛮野天十郎。そして、この姿は仮面ライダーを超えた姿……ゴルドドライブだ!」

 

ゴルドドライブと名乗るライダーの腕から光る触手のようなものが現れ、ことりへと放たれた。

 

「クッ……」

 

咄嗟にウールがことりと一緒に頭を下げて避けた。

 

「大丈夫?」

 

「うん。ありがとう」

 

「ことり!」

 

ダークプリキュアとゴルドドライブが現れたのを見て、はな達も出てきた。

 

「お姉ちゃん……ウール君は逃げて!」

 

「……わかった……」

 

ことりに言われツクヨミがはぐたんを抱えると、ウールを連れてここから離れた。

 

「みんな!」

 

ことりの掛け声で、はな達と一緒に居たウォズとハリーはビヨンドライバーとジクウドライバーを装着し、ことり達はプリハートにミライクリスタルを取り出す。

 

『ギンガ!』

『ハリー!ギアジェット!』

 

「「「「「ミライクリスタル!ハートキラッと!」」」」」

 

『投影!ファイナリータイム! ギンギンギラギラギャラクシー!宇宙の彼方のファンタジー! ウォズギンガファイナリー!ファイナリー!』

『ジェットタイム!導け!切り開く世界!ハリー!ギア!ジェット〜!』

「輝く未来を〜抱き締めて!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」

「みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」

「みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」

「「みんな大好き!愛のプリキュア!」」

「キュアマシェリ!」

「キュアアムール!」

「みんな舞い上がれ!希望のプリキュア!キュアアーラ!」

 

「「「「「HUGっと!プリキュア!」」」」」

 

「いいね〜、多くのデータが取れる」

 

「行くぞ」

 

変身完了すると、プリキュア達はダークプリキュアを、ウォズとハリーはゴルドドライブへ向かっていく。

 

 

 

その少し前。場所が変わり、ビューティーハリーの近くの川沿いではソウゴが一人風景を見ながら、ゲイツの言った事を考えていた。

 

「隣いいかな?」

 

そこへ、進之介が現れソウゴの隣に並ぶ。

 

「ゲイツの事が気になっているのか?」

 

「……うん、ちょっとゲイツに言い過ぎたかなって……」

 

ソウゴもさっきはゲイツにきつく言い過ぎたのかと思う。

 

「人は簡単には変われない……ゲイツの言う通りかも」

 

人は変われない…ゲイツの言ってる事も間違ってはいないとソウゴは感じていた。

 

「確かに、人は簡単には変われない」

 

「だよね……」

 

「でも、人は変われるはずだよ……」

 

「えっ?」

 

「俺も『ロイミュード』との戦いで、自分を変えれた」

 

進之介はロイミュードとの戦いで変われたと話す。

自分はある事件で同僚に怪我をさせて以来、進之介はやる気すら失った。

だが、そこでドライブへと変身し、前に向かってもう一度走れたと、ソウゴに語る。

 

「人は変われるよ。それはロイミュードだってそうだ」

 

そして、進之介はそのロイミュードの事を浮かべる。

仲間として一緒に戦った、無愛想だけど人間を守るために戦っていた。

敵だったが、最後にはロイミュードとしての友達になれた存在だった。

 

「その、ロイミュードは……」

 

「……」

 

「ごめん……」

 

ソウゴはそのロイミュードはどうしているのだと聞くが、進之介が黙っているのを見て、そのロイミュードの結末を察して謝る。

 

「でも、俺はあいつらは戻ってくるって信じている」

 

「どういう事?」

 

「今、俺の仲間が必死に蘇らせようとしている。だから、俺は信じているんだ。あいつは帰ってくるってな」

 

「そのロイミュードの名前は?」

 

「チェイスだ。俺達の仲間で、『仮面ライダーチェイサー』だ!」

 

「チェイスか……会ってみたいな」

 

「中々、無愛想だから怖いかもよ」

 

二人は話していると、ソウゴの顔つきがいつもの様子に戻っていた。それに進之介の話を聞いて、人は変われるその事を深く感じた。

 

 

 

ダークプリキュアとエール達五人は、戦闘を繰り広げていた。

 

「ヤァァァ!」

 

エールに向かって跳びかかって右手から攻撃を繰り出し、エールが避けてパンチを繰り出すが、反撃を受ける。

 

「うわぁぁぁぁ!」

 

「お姉ちゃん⁉︎」

 

アーラが後ろへ回り、エールを支える。

 

「ダークタクト」

 

ダークプリキュアは『ダークタクト』と名乗る武器を出現させ、タクトに黒いオーラを纏う。

 

「ダークフォルテウェーブ!」

 

ダークプリキュアはエールとアーラにダークフォルテウェーブを放つ。

 

「フェザーブラスト!」

「スタースラッシュ!」

 

アンジュとエトワールが咄嗟にメロディソードから技を放ち、ダークフォルテウェーブに対抗する。しかし…

 

「「うわぁぁぁぁ!」」

 

アンジュとエトワールの技はダークフォルテウェーブに対抗しきれず、打ち消されるとそのまま四人共吹き飛ばされた。

 

「この程度か……」

 

「皆さん大丈夫ですか?」

 

「うん。大丈夫」

 

「しかし、あのプリキュアの力は厄介です」

 

ダークプリキュアのパワーに、エール達は大苦戦を強いられていた。

その一方で、ウォズとハリーがゴルドドライブに応戦していた。

 

「このぉ!」

 

ハリーがジカンチェーンが繰り出した。

 

「ふぅん!」

 

それを見たゴルドドライブがチェーンに向けて手を掲げる。すると、ハリーのジカンチェーンがゴルドドライブではなく、ハリーとウォズを拘束した。

 

「なっ⁉︎」

 

「ハリー君⁉︎」

 

ジカンチェーンがゴルドドライブの意のままに操作された事に、ハリーは酷く驚いた。

 

「アッハッハッハッハ……どうした?」

 

「なんで、チェーンが……」

 

「そうか、確かゴルドドライブは相手の武器を奪える能力を持っていたね……」

 

「そんな事、なんで今言うんや!」

 

ウォズとハリーは拘束され、身動きすら取れない。

 

「あいつら……」

 

「みんな!……あなた⁉︎」

 

「オーラ……」

 

みんなが苦戦している所にオーラが現れた。

 

「本物か?それとも……!」

 

ウールはオーラがアナザードライブと警戒し、本物かどうかを問う。

 

「あなたにちょっとだけ悪い知らせがあるの」

 

現れたオーラはそう言うと、アナザーライドウォッチを見せる。

 

『ドライブ…!』

 

オーラがアナザードライブウォッチを起動させると、体内へ埋め込んだ。

 

『ドライブ…!』

 

するとオーラの全身のボディが、赤に染まった車がまるで廃車のようになった姿になり、左腕の武器の表面には『KEEP OUT』のテープが貼られ、名前と年号はそれぞれ左胸に『DRIVE』、左肩に『2018』と描かれているアナザーライダー…アナザードライブへと変身した。

 

「お前は……」

 

「ウール!」

 

そこへ、またしてもオーラが現れた。

 

「オーラが二人……」

 

「どう言うことなのですか?」

 

二人のオーラが現れた事にエール達が驚いていると、アナザードライブは半分剥き出しになった顔をオーラに向ける。

 

「やっと会えた。私」

 

アナザードライブはウールからオーラへと狙いを変える。

 

「……⁉︎」

 

すぐ様オーラは手を広げて、アナザードライブに向ける。

 

「うああー!」

 

オーラは時間停止能力を使おうとするが、スウォルツに力を奪い返されたため、やはり使えず、そのままアナザードライブにより締め上げられる。

 

「う……あ……あ……何なのよあんた…!?」

 

アナザードライブは彼女を締め上げながら、再びオーラの姿に戻った。

 

「私は蛮野様が作って頂いた。108……パラドックスロイミュード。機械生命体」

 

アナザードライブのオーラの正体は、オーラの姿をコピーしていたロイミュードだった。

 

「もうすぐあなたは消えて、私が本物になる。めちゃくちゃいい知らせよね。力を失ったあなたには、もう何の存在価値もないんだから」

 

「オーラ……!」

 

「あぁ……っ」

 

アナザードライブはさらにオーラの首を締め付けようとする。

 

『ウィザード!』

「イャァァァ!」

 

その時、2012年の年号があるゲートから仮面ライダーウィザード・フレイムドラゴンが現れ、炎を纏ったライダーキックをアナザードライブに喰らわせ、オーラを離した。

 

『鎧武!』

 

「はぁぁ!」

 

今度はゴルドドライブの前に仮面ライダー鎧武・ジンバーレモンアームズが現れ、『ソニックアロー』から放たれたエネルギー波がゴルドドライブに直撃、操っていたジカンチェーンからウォズとハリーの拘束を解いた。

 

「何⁉︎」

 

「みんな!」

 

そこへ、グランドジオウへと変身したジオウと進之介が現れ、みんなの前で現れるとジオウは一度変身を解き、同時にウィザードと鎧武は消えた。

 

「蛮野……108……」

 

「久しぶりだね。泊進之介」

 

「会えて嬉しいよ〜」

 

「何故、消滅したお前達がいるんだ!」

 

「えっ?消滅した?」

 

そう、ゴルドドライブとアナザードライブことパラドックスロイミュードは、過去にドライブとその仲間が倒した敵だったはずなのだ。

 

「そう、私は剛に倒された。しかし、あのスウォルツが私を甦らせた。あの男には感謝しているよ」

 

「スウォルツが……」

 

スウォルツがこのゴルドドライブを甦られせたと聞かされ、ソウゴは驚いた。

 

「しかし、甦ったからには為せなければならない事がある……君と剛への復讐だ」

 

「復讐……」

 

「貴様らは〜……私の計画を打ち壊した!

それだけじゃなく、あの時の剛に負けた屈辱〜ッッ!実に腹ただしい!」

 

ゴルドドライブは地面を思い切り叩き、怒りを露わにさせる。

 

「その手始めとして、この108を復活させた」

 

「なんだって⁉︎」

 

ゴルドドライブはアナザードライブのロイミュードは自身が復活させたと話す。

 

「さらに、いずれは全てのロイミュードを復活させる。今度こそ私の完全の手駒としてね!アッハッハッハッハッハッハーーー!」

 

「全てのロイミュードが、あんたの手駒なんかじゃない!」

 

「何……」

 

「ソウゴ…」

 

高々と笑うゴルドドライブの発言に、ソウゴは否定した。

 

「ロイミュード……ロボットは俺達人間と同じだ!人の感情があって心があるんだ!それをあんたの計画や復讐なんかで持って遊ぶな!」

 

ソウゴはゴルドドライブに強く叫ぶと、ゴルドドライブはソウゴを忌々しく睨みつける。

 

「子供が……」

 

「その通りだ!」

 

すると進之介もソウゴの隣に出て叫ぶ。

 

「ロイミュードに誰だって、誰かを愛することもあれば、誰かと一緒に生きたいと思う奴もいた。決してお前の道具なんかじゃない‼︎」

 

「……私を理解出来ぬ……愚か者どもが‼︎」

 

ゴルドドライブは光の触手を作り出し、ソウゴと進之介に向けて放った。

 

「「「「「ソウゴ(君・さん)!進之介さん!」」」」」

「我が魔王!」

 

触手が二人に向けられたその時…

 

〈ドカァァァーーーン!〉

 

突如、地中から赤い車が現れると、その車は前に出て、ソウゴと進之介を守った。

 

「トライドロン!」

 

「トライドロンって……」

 

その車の名は、進之介の愛車だった『トライドロン』であった。

 

「もしかして……」

 

『進之介‼︎』

 

「えぇ⁉︎ ベルトが喋った‼︎」

 

「めちょっく!」

 

トライドロンからベルトのようなものが現れると、そのベルトは進之介の元へ飛んできた。そのベルトが喋ったことに、ソウゴとエールが驚いた。

 

『ナイスキャッチ!進之介!』

 

「ベルトさん。なんで?」

 

『ロイミュードの反応を感じてね。気になって出てみれば、ナイスタイミングだったね〜♪』

 

「ベルトさん!相変わらずイケすかない人だな!」

 

『フッフッ〜……言ってくれるね!』

 

「それが進之介の相棒のクリム?俺は時見ソウゴ」

 

『よろしく。ソウゴ。君の発言はとても良かったよ』

 

「王様だから、当然だよ」

 

『王様?』

 

「クリムゥゥ〜〜ッ!」

 

クリムがソウゴの発言に疑問を抱くが、二人の会話にゴルドドライブの声が聞こえ、二人は振り向く。

 

『蛮野……進之介、エンジンの調子はどうだい?』

 

「あぁ、トップギアだ。行くぞ、ベルトさん……久々にひとっ走り付き合えよ!」

 

『オーケー!』

 

進之介はドライブドライバーを巻き付け装備した。そして、進之介は赤い車のアイテム、シフトスピードのシフトカーを手に掴む。

 

「ソウゴ!行くぞ!」

 

「うん!」

 

『ジオウ!グランドジオウ!』

 

ソウゴがジオウウォッチとグランドジオウウォッチをジクウドライバーに装填し、進之介はブレス型のアイテム『シフトブレスレット』にシフトカーを想定した。

 

「「変身‼︎」」

 

ソウゴはジクウドライバーを回し、進之介はシフトブレスのレバーを引く。

 

『ドライブ!タイプスピード!』

『祝え!仮面ライダー‼︎グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!』

 

二人がドライバーを操作し、ジオウは二十人のライダーのレリーフが装着されて黄金に纏われたジオウ、仮面ライダーグランドジオウに。

進之介はボディのカラーが赤く、頭部が1つの車を模しており。複眼はライトの白に胸部のブレストカウルにはタイヤがたすき掛けに装着、体背面は車の裏側のようなディティールが施されたライダー…仮面ライダードライブ・タイプスピードへと変身した。

 

「あれが……」

 

「進之介さんの……本当の姿……」

 

「俺は……俺達は、仮面ライダードライブ!行くぞ!ベルトさん!」

 

『オーケー!start your engine!』

 

「なんか、行ける気がする!」

 

「決着を付けるぞ!泊進之介!クリム!」

 

「「うぉぉぉぉ!」」

 

ジオウとドライブはゴルドドライブとアナザードライブに走っていき、二人が攻撃を繰り出し戦闘を開始した。

その一方で、ウールがオーラに近寄って彼女を介抱した。

 

「大丈夫?」

 

「ええ……ちょっとヤバかったかも」

 

「でもこのままじゃ…」

 

ウールはアナザードライブとゴルドドライブ、ダークプリキュアを見ながら、このままではジオウ達の助けありきでも自分とオーラがスウォルツの手にかかる危険があり、これからどうすればいいかと悩んでいると…

 

「じゃあ……楽にしてあげる」

 

「え?」

 

ウールがそばに来たその時、オーラは手から赤いエネルギーのようなものを作り出し、ウールの腹部を貫いた。

 

『えっ?』

 

オーラの行動に全員が驚愕した。

 

「ウール君⁉︎」

 

すぐ様、アーラがウールの元へと急ぐ。それを見てオーラはウールの額に飾られていたアクセサリーを奪うと、ウールの腹部から手を引く。

 

「あ……ぁぁぁ……っ」

 

アーラは倒れるウールを直ぐに支えた。

 

「ウール君!ウール君!」

 

「うぅぅ……」

 

「どうして……どうして、ウール君にこんな事をするんですか⁉︎」

 

アーラが手に少しついた血を払っているオーラに向けて、どうしてこんな事をするのだと叫ぶが…

 

「二人揃って生き残るわけないでしょう」

 

「そんな……」

 

「ウール。あんたの力は私が使うわ」

 

オーラがウールのアクセサリーを見せて、淡々とそう言う。

 

「お、オーラ………」

 

「じゃあね……」

 

オーラはウールから時を止める力を奪い、そのまま彼らの前から去っていった。

 

「がぁ⁉︎」

 

「ウール君⁉︎ しっかりして!」

 

アーラは周りに出来た血の池から漂う鉄の匂いに吐き気を催しながらも、腹部から血を流して瀕死の状態のウールに必死に声をかける。

 

「はぁ、はぁ……まだ、言ってなかったね……」

 

「えっ?」

 

「ぼ、僕が力を……欲しかったのは……誰にも………負けない力……欲しかったんだ……!」

 

ウールは自分が力を欲しがっていた理由を、自身の喉に詰まりかけた血を吐き出しつつも、最期の力を振り絞りながらアーラに語ろうとする。

 

「力が……あれば………誰も……僕を……認めてくれる……

でも……間違ってた……」

 

ウールは、はぐくみ市にいる街の人達を見て、自分がしていた事が間違ってたかもしれないと感じていた。同時に力を求めていた自分が、とても愚かな存在に感じていた。

 

「これで……罪……滅ぼしになるかな……ゲフっ…!」

 

後悔の言葉に血飛沫を出しながら呟くウールの目がどんどんかすれていく様を見て、アーラは自身の体が血で塗られる事も気にせずにウールを抱く。

 

「だめ……ダメだよ……っ!」

 

「キュア……アーラ……」

 

(お願い。私にウールを助ける力を、お願い!)

 

アーラの顔が絶望と涙とウールの血で濡れ、このまま彼女の目の前でひとつの命が散ろうとしていたその時、彼女の胸が光り出した。

 

「何……」

 

「もしかして……」

 

アーラから現れたのは、新たなミライクリスタルだった。

彼女から産まれた鳥型のミライクリスタルは、今までのエメラルドなミライクリスタルとは違う形状で、色がライムグリーンだった。

 

「二つ目のクリスタル……」

 

そのクリスタルは光り出し、そこから無数なる小型の鳥が現れた。

その鳥はウールの傷口を塞ごうとしていた。

 

「傷が治っていく……」

 

クリスタルから現れた鳥達は、ウールの傷を治していった。

 

「……うぅぅ……僕は…」

 

「ウール君‼︎」

 

傷が完全に塞がり、出血も治り、アーラは意識を取り戻したウールの無事を喜んで、泣きながら抱きついた。

 

「僕は……生きてるのか……」

 

「うん!生きてるよ!ちゃんと生きてる!」

 

アーラが生きていると告げ、泣きながら歓喜する。

 

「バカな……何故……⁉︎」

 

「はぁ!」

 

無様にくたばると思っていたウールが息を吹き返した事にアナザードライブが動揺すると、そこへゲイツが現れた。

 

「ゲイツ!」

 

「すまんな。遅れたな」

『ゲイツ!ゲイツリバイブ!剛烈!』

 

ゲイツはゲイツリバイブをジクウドライバーのスロットに装填し、ドライバーを回す。

 

『リ・バ・イ・ブ剛烈!剛烈!』

『パワードのこ!』

 

ゲイツがジカンジャックローでアナザードライブに繰り出す。

 

「アナザーライダーは任せろ。あの金ピカのドライブを倒せ」

 

「わかった!」

 

ジオウは再びゴルドドライブへと向かっていく。

 

「ゲイツ⁉︎ 助けてくれるのか⁉︎」

 

「お前に助けられっぱなしも癪なんでな」

『スピードタイム!』

 

ゲイツがそう言うと、ゲイツリバイブウォッチを回す。

 

『リバイ!リバイ!リバイ!リバイ!リバイ!リバイ!リバイブ疾風!疾風!』

 

ゲイツリバイブ疾風へと変わり、ジカンジャックローのエネルギーを溜め込みトリガーを引く。

 

『つめ連斬!』

 

ゲイツはつめ連斬の無数なエネルギーの雨をアナザードライブに繰り出す。

 

「ちっ、お前……」

 

「ウール!」

 

ゲイツはウールと声を上げると後ろを向いたまま語る。

 

「俺は、今までの事を許せない」

 

やはり、ゲイツはウールのこれまでのことは許せなかった。だが…

 

「だが、お前は変わった」

 

「えっ?」

 

「だから、俺はお前を信じることにした。ソウゴがお前を信じたようにな」

 

「ゲイツ……」

 

「ウール君。こっちにツクヨミお姉ちゃん!」

 

「任せて!」

 

ツクヨミにウールを預けるとアーラはエール達のもとへ戻る。

 

「行くぞ!」

 

そのまま、ゲイツは疾風のスピードでアナザードライブを翻弄しながら、攻撃を繰り出し続ける。アナザードライブが地面に倒れると、何かを呼び出す素振りを見せた。

 

〈ブルォォオオオオオオ!!〉

 

「ッ!」

 

するとゲイツに向かって、複数のロケットブースターが装備された改造車が突進してくる。

ゲイツはその禍々しい形状をした改造車――アナザートライドロンを疾風のスピードで避けるが、アナザートライドロンは急転回すると再びゲイツに向かって突進して来る。

 

「おりゃァァァ!!」

 

だがしかし、ハリーがアナザートライドロンにジカンチェーンを繰り出して巻きつけると、チェーンを肩に担ぎ、背負い投げを行おうとする。

だがアナザートライドロンも負けじとロケットブースターに火を吹かせ、ハリーを引きずろうとする。

 

〈ブルゥゥウウ!ブルゥゥウウ!ブルォォオオオオオオ!!〉

 

「ぐうぅ……うぅ……ッッ!」

 

ハリーとアナザートライドロンによる力任せの綱引きが始まり、ハリーのジェットとアナザートライドロンのブースターから共に轟音を響かせる。そして…

 

「だァァァァァァアアアアアア!!」

 

最後にハリーが雄叫びを放つと彼のジェットから吹き出る火が先程より大きくなり、ハリーはその運動量を利用して、チェーンを大きく引っ張り上げる。それと同時にアナザートライドロンが宙に浮かび、それを見たウォズはすぐさまギンガミライドウォッチを操作する。

 

『タイヨウ!』

 

ギンガミライドウォッチの顔が変わると、再びレバーを引く。

 

『投影!ファイナリータイム!灼熱バーニング!激熱ファイティング!ヘイヨー!タイヨウ!ギンガタイヨウ!』

 

「廃車になった車は、焼却処理しないとね」

 

ギンガタイヨウにフォームチェンジしたウォズはそう軽口を言うと、そのままもう一度レバーを引く。

 

『バーニングサンエクスプロージョン!』

 

ウォズは手から灼熱の火焔を放って、宙に浮いたアナザートライドロンを焼き溶かしていき、最後に爆発させる。

 

「なん……だと……⁉︎」

 

アナザードライブは自身が召喚したアナザートライドロンが早くにも破壊され驚いていると、ゲイツリバイブがアナザードライブに向かっていく。

 

「行くぞ!」

 

「私も付き合うよ。ゲイツ君」

 

「俺もやで!」

 

ハリーとギンガファイナリーに戻ったウォズがゲイツの横に並ぶ。

 

「お前ら……行くぞ!」

 

『『フィニッシュタイム!』』

『ファイナリービヨンド ザ タイム!』

 

ドライバーを操作し、三人がキックの態勢を取るために高く跳び上がる。

 

『百烈タイムバースト!』

『超ギンガエクスプロージョン!』

『ジェットタイムフィニッシュ!』

 

三人が同時に放ったライダーキックはアナザードライブに直撃し、三人のライダーキックをモロに受けた。

 

「うわぁぁぁぁ!」

 

最期はアナザードライブからオーラ、ロイミュードの姿に戻って爆散すると、108のコアに分離し、そのまま消滅した。

 

その一方でダークプリキュアと戦っているプリキュア達は、ダークプリキュアの戦闘力に苦戦していた。

 

「どうした。もう終わりか?」

 

「はぁぁ!」

 

「っ⁉︎」

 

そこへ、アーラがダークプリキュアへ突っ込んだ。

 

「アーラ!」

 

アーラはダークプリキュアにラッシュを繰り出し続ける。

 

「なんだこれは……」

 

「私はみんなを守る!」

 

「弱い貴様がか?」

 

「っ…⁉︎」

 

「アーラは弱くなんかない!!」

 

ダークプリキュアに弱いと言われたアーラがその勢いを殺してしまうと、そこへエールも加勢し、アーラと一緒に攻撃を繰り出す。

 

「アーラは優しくて、誰かの力になろうと必死だった!傷ついたウールの力になろうとした!弱い私と一緒に戦ってくれる勇気がある!だから、アーラは強いの!!」

 

そう叫ぶエールの繰り出すパンチに、ダークプリキュアが後ずさった。

 

「お姉ちゃん……」

 

「行こう。ことり!」

 

「っ‼︎…うん!」

 

そのままエールとアーラは二人で攻撃を繰り出した。二人が一緒に繰り出された攻撃に、ダークプリキュアは徐々に押されはじめた。

 

「「はぁぁ!」」

 

最後にダークプリキュアにエールとアーラのダブルパンチが炸裂した。

 

「貴様ら……」

 

「フラワーシュート!」

 

意表を突いてエールがフラワーシュートを放った。

 

「今だよ!」

 

「リコーダー・ステッキ!ミライクリスタル!」

 

リコーダーステッキを召喚したアーラは、新たな生まれたミライクリスタル・ライムグリーンをセットした。

 

「心のトゲトゲ、吹き飛んであげる!」 

 

ボタンを押して吹くと、彼女の周りから無数の緑色の小鳥を生み出していく。

 

「プリキュア!バードアタック!」

 

ダークプリキュアに向けて放ち、ダークプリキュアを包むとハート型を作った。

そのまま鳥達が花火のように爆発した。

 

「やった!」

 

「やりましたよ!アーラ!」

 

「っ⁉︎ 待って下さい!」

 

しかしアーラの技を受けた場所から、体が綻び始めたダークプリキュアが立っていた。

 

「まだだ。まだ奴を……キュアムーンライトを……」

 

だがキュアムーンライトの名を告げると、綻び続けたダークプリキュアは消滅した。

残るは、ゴルドドライブのみ。ジオウとドライブはお互いにコンビネーション攻撃を繰り出し続けた。

 

「はぁぁ!」

「はぁ!」

 

二人は同時にパンチを繰り出し、ゴルドドライブを吹き飛ばした。

 

「くぅ……」

 

「行くよ!」

 

「ああ!」

 

『フィニッシュタイム!』

『ヒッサーツ!フルスロットル!』

 

ジオウがドライバーを回し、ドライブがシフトレバーを引くと、トライドロンが現れて勢いよくゴルドドライブの周囲を囲む。

 

『スピード!』

『オールトゥエンティタイムブレーク!』

 

「「はぁ!」」

 

二人はトライドロンが囲んだ中へと飛び込む。

そして飛び込んだ二人は、ゴルドドライブの周りを高速移動するトライドロンの壁面を蹴りながら連続キックを喰らわせる。

 

「「ヤァァァァァ!」」

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

最後に二人が前後から同時にキックを繰り出し、そのままゴルドドライブに直撃させた。

 

「ば、バカな……こんな……ぬわぁぁぁぁ!」

 

断末魔の叫びを上げ、ゴルドドライブが倒れると最後は爆発して逝った。

それを見て、二人はジオウウォッチ、シフトカーを外した。

 

『二人共、ナイスドライブ〜♪』

 

「ヘヘッ〜!」

 

「アッハッハ〜!」

 

クリムにナイスドライブと言われると、ソウゴと進之介は高々とハイタッチをした。

すると、進之介の握るシフトカーが光り出した。

 

「これは……」

 

シフトカーがドライブウォッチへと変わった。

 

「これは君が必要なものなんだろ?」

 

「ドライブウォッチ……」

 

それを見た進之介は、ドライブウォッチをソウゴに渡そうとする。

 

『いや、待ってくれないか?』

 

「ベルトさん?」

 

『ソウゴ。君にそれを渡すのはもう少し先でもいいかい?』

 

クリムはウォッチを渡すのを先にしてくれないかと頼む。

 

「構わないけど?なんで?」

 

『近々、私を狙っているもの達がいる。そのためにまだ、ドライブの力は残しておきたいのだよ』

 

「ベルトさんを狙っている?」

 

『うむ〜。まだ相手が何者かもわからないのだが、いいかな?』

 

「わかったよ。じゃあ、その時を待ってるよ。必要なら俺達も力を貸すよ」

 

『すまんないね』

 

とりあえず、今はドライブウォッチは渡して貰えなかったが、ドライブの継承は形だけだが出来た。

 

 

それからしばらくすると、進之介はソウゴ達と別れ、クリムはトライドロンで再び地下へと眠りつく事になった。

 

「ウール君!何処へ行くの?」

 

そして新たなミライクリスタル・ライムグリーンのアスパワワをはぐたんに注いでいたそんな中、ことりはウールはみんなの前から去ろうとしていた所を引き留めていた。

 

「わからない…」

 

「だったら、うちに来ない?」

 

はなが野乃家に来ないかとウールを誘う。

 

「でも……」

 

「行こう。ウール君!」

 

ことりはウールの腕を掴み、一緒に家に行こうとする。

 

「あのさ、いちいち君付けやめてよ……ウールって呼んでいいよ……ことり」

 

「うん♪ウール♪」

 

今夜は野乃家でウールを泊めてあげることになった。

そして、ことりは新たなクリスタル・ミライクリスタルライムグリーンを手に入れた。

 

 

 

 

「ついに我が魔王は、残るライダーの力を揃える時が来ました。

最後のウォッチが揃った時、時見ソウゴは魔王として君臨する。その時が、この本のページが終わる時を意味します」

 


次回!Re.HUGっとジオウ!

 

第53話 2068: みんなが繋がる!明日への力を!

 

 




おまけ

バンノ「まだだ・・・まだ私は・・・!」←ドライバー状態

『オーズ!ウィザード!』

ジオウ「ハイこれ、アイツにトドメを刺すための武器ね」

ドライブ「えっ?…あ、うん(何だこれ……竜斧?)」

バンノ「なっ!?何をする気だ貴様ら!や……止めろ!来るな!待ってくれ!マッテローヨ!」

『プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!!』
『シャイニングストライク!!』

ジ・ド『逝ッテイーヨ!!』

バンノ「ギャァァァァァァァアアアアアア!!!!」

やっぱりトドメは斧系!

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