Re.HUGっとジオウ!   作:yu-ki.S

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ウォズ「この本によれば、普通の中学生にして時の王者…『オーマジオウ』となる運命が待っており、全てのウォッチを集めた時見ソウゴ。
前回は、薬師寺さあやが自らの道を見つけ、我が魔王も自分の気持ちに気づいた。
しかし、スウォルツの不穏な動きがいよいよ明らかに……
果たして、世界の行く末はどちらへ動くか……」


第60話 2018: クリスマスの危機とスウォルツの計画⁉ 消えるウォッチ

はぐたんの力によって風邪をひいたサンタクロースと遭遇したソウゴ達はそのまま、彼をビューティーハリーへと招いた。

 

「どうぞ。暖かいミルクです」

 

ウォズがサンタクロースに暖かいミルクの入ったカップを渡し、ほまれは何故風邪をひいてしまったのか聞いた。

 

「どんなトラブルですか?」

 

「トナカイの看病をする内に、儂もトナカイ風邪に……」

 

「トナカイ風邪ってあるんですね…」

 

サンタはトナカイが風邪を引き、自分も風邪を拗らせてしまった事を話す。

 

「このままでは……」

 

「クリスマス中止……」

 

「ヤダヤダヤダ!私達に出来る事、手伝わせて下さい!」

 

「俺もだよ!みんなが楽しみにしているクリスマスを悲しませたくない!王様としてみんなの為にも俺も手伝いたい!」

 

ソウゴとはながサンタクロースの為に、そしてみんなのクリスマスの為に手伝いたいとサンタクロースに頼む。

 

「しかし、トナカイはまだ寝込んでおるし、儂も……」

 

「どうしよう……」

 

しかしプレゼントを運ぶトナカイが寝込んでいると聞き、はなもそれはヤバイと思う。

 

「そうだ!タイムマジーンだ!」

 

ソウゴがタイムマジーンは使えないかと閃く。

 

「なるほど!タイムマジーンなら飛び回っていける!」

 

はなもソウゴの考えに共感した。だが…

 

「だが、どうやってプレゼントを渡す。

操縦中は、姿勢制御の為にレバーをずっと握らなけばならないんだぞ」

 

「それにプレゼントの量の事も考えると、運ぶ量にも限界があるね」

 

「そんな広く無いし、二台しかないんや。下手したら、配り切れずに朝を迎える可能性もあるやで……」

 

「そんな……」

 

ゲイツとウォズ、ハリーはタイムマジーンでは全部を運び切るのは不可能だと話していた。クリスマス本番まで後2日……

 

「では、どうすれば……」

 

「呼ばれて無いけどジャジャジャジャーン!」

 

ルールーがそう言ったその時、突如えみるとルールーの背後からトラウムがにょきっと出て来た。

 

「うわっ!」

 

「トラウム、いつの間に……!」

 

「これは、ドクター・トラウムの出番じゃないのかね?」

 

はなとソウゴが驚いていると、トラウムはルールーに睨まれながら自分の出番ではないかと主張をする。

 

「呼んで無いので帰って下さい」

 

「待って待って!良い物持って来たから!」

 

「……?」

 

一同が外に出て、トラウムが帽子からスイッチを出す。

 

「今週の、ビックリドンドンメカ~!ピコっとね」

 

スイッチを押すと、トナカイ型のロボットとソリが出て来た。

 

「メカトナカイ!四人乗り~!」

 

「可愛い~!」

 

「どこが……⁉︎」

 

「さあやさんって、どこかズレてる所ありますよね…」

 

さあやが目を輝かせてそう言い、ほまれとことりがツッコむ。

 

「…と言う訳で、サンタ見習いとしてよろしくお願いします」

 

いつの間にか緑色のサンタの格好になってたトラウムがサンタに向かってそう言い、頭を下げる。

 

「うむ。皆で子供達の夢を届けよう」

 

「頑張ります!」

 

やけに乗り気なトラウムに、ルールーは疑惑の目を向けた。

 

「まずは、プレゼントのラッピングだね」

 

はながミライクリスタル・ローズをミライパッドの上部にセットする。

 

「ミライパッド、オープン!」

 

画面から光が放たれ、ドアが開く。

 

「お仕事スイッチ、オン!」

 

画家になったはな達がプレゼントのラッピングを行う。

 

「ほう。大したもんじゃ」

 

「絵を描くの、好きなんです。頭の中にあるイケてるものが、目の前に広がるのが楽しい!めっちゃイケてる!」

 

「任せて!俺達が最高のクリスマスを迎えますよ!」

 

 

 

 

サンタクロースに変わりソウゴ達がクリスマスを盛り上げることになった頃、クライアス社の社長室で花畑の風景を描くクライの元に、ジェロスとオーラが現れる。

 

「理想のキングダム……I want you teach me.そこに辿り着けば、私のハートにも安らぎが……」

 

「君は僕を求めていない」

 

ジェロスは何処か必死そうな表情でクライにそう語りかけるが、クライはそれだけを告げるとジェロスを無視して絵を描き続ける。

 

「もう、時間が無い……早く結果を出さなくては……

時よ止まれ。まだ私に美しさがある内に……!」

 

「何としても、スウォルツを……」

 

永遠の美しさを求めるジェロス。

自身を用無しと捨てたスウォルツを見返す為に行動するオーラ。

そんな二人の心からは欲望のエネルギーとも言える、闇の様に深いトゲパワワが溢れていた。

 

 

 

 

はぐくみ市のコンビニで、ジンジンとタクミがクリスマスケーキを売っていた。

 

「冷えて来たな……」

 

余りの寒さに、二人が両手に息を吐きかける。

 

「あの人、きちんと暖かくしてるかな?」

 

「あの人、冷え性なのに薄着だから……」

 

二人はクライアス社を抜けても、ジェロスの事を心配していた。

 

 

野乃家では、クリスマス用に準備していることりとウールがいた。

 

「……」

 

「ウール?どうかしたの?」

 

「別に……」

 

何やらボーっとしている様子のウールが気になったことりはどうしたのかと思い尋ねるが、本人は何でもないと返す。

しかし、ことりは何故彼がぼうっとしていたのかを察した。

 

「もしかして、オーラさん?」

 

「……」

 

一度は自分を殺そうとしたオーラではあったが、ことりに図星を突かれながらもウールは、それでも心の何処かでは彼女のことが気になっていた。

 

 

同じ頃、作業中のルールーに、トラウムが欲しいプレゼントがないか尋ねる。

 

「ルールーちゃーん!クリスマスに欲しいプレゼントは無いのかな?」

 

「ありません」

 

「いやいやあるでしょ!」

 

「ありません。あったとしてもあなたには言いません」

 

「グサッ……!」

 

ルールーから無慈悲にそう言われ、トラウムは凹んで俯く。

 

 

一方で、ビューティーハリーの裏の外にあるタイムマジーンでは、ソウゴの白いタイムマジーンにソウゴとはな、ツクヨミがクリスマス時のために、タイムマジーンの中を飾り付けし、外観をクリスマス仕様へとアレンジをしていた。

 

「いいね。なんか、タイムマジーンが生まれ変わったみたい!」

 

「でしょ!でしょ!」

 

操縦室の中を飾り付けしながら、二人が楽しそうな雰囲気を出していると、そんな二人にツクヨミが話しかける。

 

「ねぇ、ソウゴ、はな。クリスマスってそんなに大切な日の?」

 

ツクヨミはクリスマスが何故そんなに楽しみだと尋ねると、ソウゴはその理由を考え始める。

 

「う〜ん……まぁ、一年に一度しかないからかな?」

 

「それだけなの?」

 

イマイチ反応の薄いツクヨミを見て、クリスマスの経験があまりないからなのかと思った二人は、クリスマスの特別性を語り始める。

 

「一年に一回しかいないから、良いんだよ。

この日の為に色んな人達が、みんなに喜んで貰える為に準備してたんだと思う」

 

「その人達のお手伝いができるなんて、めちょっく嬉しいじゃん!」

 

「みんなが……」

 

ツクヨミは過去を振り返りながら、スウォルツの言った事を思い出す。

 

 

『俺達はこの世界とは別の世界からやってきた。そして時間を操る力は、我が王家の継承されたのみ引き継がれてきた』

『王家?』

『王家では兄である私が継ぐのがふさわしい。だが・・・次の王に選ばれたのは、妹のお前だった』

 

 

このまま皆とクリスマスを迎えても、自分は笑顔でいられるのかと心の中にある不安を抱えながら思い悩んでいると、彼女はある決意を固める。

 

「ソウゴ!はな!お願いがあるの!」

 

そしてツクヨミは、ソウゴとはなにお願いがあると頼む。

 

 

ビューティーハリーのベランダにいる士が、誰かに連絡を入れていた。

 

「あぁ、これはツクヨミに関わることだ……じゃあ、頼むな」

 

最後にそれだけ言うと、士は携帯を閉じて懐に仕舞う。

 

「どうした?何か用か?」

 

その後ろに居たソウゴ、はな、ツクヨミの三人にどうしたのだと聞くと、ツクヨミが士の前に出て来る。

 

「お願いがあるの。あの場所へ連れて行って!」

 

「あの場所?」

 

「私の家に……」

 

「ツクヨミの家⁉︎」

 

始めにあの場所と聞き、ソウゴとはなは何処のことなのか最初はわからなかったが、次にツクヨミの家と聞いた二人は驚いた。

 

「知りたいの。私とスウォルツが本当に兄弟なのか、家の事や、なにより自分の事を……」

 

「どうしてもか?」

 

士にどうしても知りたいのかと聞かれるが、それでも彼女の決意は揺らぐ事なく、ツクヨミは頷く。

 

「みんなが、辛い事から逃げずに向き合っていた……」

 

オーマジオウの運命を変えようとするソウゴ。

はなは過去の記憶と向き合い、前へ進んだ。

さあや、ほまれ、ゲイツは自分自身と向き合い、なりたい目標が生まれた。

えみるとルールー、ハリーにことり達だって、辛い事から逃げなかった。

ツクヨミはみんながそれぞれ辛い事を向き合っているのを見て、自分も過去と向き合う必要があると感じていた。

 

「だから、私も自分の過去に向き合いたいの!」

 

それ故に、ツクヨミは真剣な眼差しで士に向けて叫ぶ。

 

「わかった……だが、今日は遅い。明日、俺のところへ来い。そこで全てを見せよう。

但し……その気があるならな」

 

ツクヨミの言葉を聞いた士はそれだけを伝えるとそのまま部屋を出て行き、ソウゴ達の前から去る。

 

「門矢士……」

 

ツクヨミは歩いて行く門矢士を見つめる。

 

 

 

そして、翌日。

クリスマスが明日に控える為に、ゲイツとウォズはHUGMANでクリスマス用の飾り付け用の道具やクリスマスツリーに必要な飾りなどを買っていた。

 

「一通り集まったか?」

 

「あぁ。とりあえず、このメモ通りのものは揃った筈だ」

 

二人はそのままレジへと向かって買い物袋に入れると、HUGMANから出て行く。

 

「町もクリスマスの準備で忙しいようだね」

 

「…まぁ、俺達の場合はサンタクロースの代理だから責任重大だがな」

 

「まぁ、君は常に鬼のサンタクロースようだがね」

 

「なんだと⁉︎」

 

ウォズが仮面ライダーゲイツの姿はサンタクロースの姿だと茶化すと、ゲイツはウォズに飛びかかり、二人がじゃれあいながら暴れ出す。

その時、彼らの耳にいきなり銃声のような音が聞こえた。

 

「なんだ?」

 

ゲイツとウォズはそこから聞こえた方へと走り出した。

 

「あれは……確か?」

 

「クローンスマッシュとガーディアンだね……」

 

聞こえた場所では近くの人達が逃げ惑っており。人々が逃げる方向の逆の方角を見てみると、そこで暴れていたのは仮面ライダービルドの敵であった、人間の手によって作られた怪人・クローンスマッシュと人型のロボットであるガーディアンだった。

 

「どう言う事だ。あれはビルドの時代の敵……もういない筈」

 

「わからないが、野放しには出来ない」

 

ゲイツはビルドライドウォッチの影響で仮面ライダービルドの歴史は無くなった事を思い出し、では何故目の前にビルドの敵だった筈の怪人が居るのだと疑問に思いながらも、一先ずウォズと共にスマッシュとガーディアンを倒すためにドライバーを取り出す。

 

「行くぞ!」

 

ゲイツとウォズはジクウドライバーとビヨンドライバーを腰へ装着した。

 

『ゲイツ!』

『ウォズ!』

 

そしてゲイツライドウォッチとウォズミライドウォッチを装填し、ドライバーを引く。

 

『アクション!』

 

「「変身!」」

 

『ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!』

『投影!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!』

 

二人が仮面ライダーへと変身すると、クローンスマッシュとガーディアンに応戦しつつ、近くの人を避難させる。

しかし数が多く、今の状態が長く続かない。

 

「一気にケリをつけるぞ!」

 

「ああ!」

 

『ゲイツリバイブ!剛烈!』

『ギンガ!』

 

ゲイツリバイブウォッチとギンガウォッチを装填し、ゲイツとウォズはフォームチェンジする。

 

『ライダータイム!リ・バ・イ・ブ剛烈!剛烈!』

『投影!ファイナリータイム! ギンギンギラギラギャラクシー!宇宙の彼方のファンタジー! ウォズギンガファイナリー!ファイナリー!』

 

ゲイツリバイブ剛烈、ギンガファイナリーへとなると、二人はクローンスマッシュとガーディアンを圧倒する程の強さを見せて次々と破壊して行く。

 

「はぁぁ!」

 

ジカンジャクローでガーディアンに向けてに繰りし、ゲイツリバイブの剛烈のパワーが圧倒していた。

 

『のこ切斬!』

 

ゲイツはジカンジャクローの鋸を回し、さらに斬撃を飛ばしガーディアンを全て倒した。

 

「手取り早く行こう」

 

ウォズはドライバーからギンガミライドウォッチを外すと、ウォッチのダイヤルを回す。

 

『タイヨウ!』

 

ギンガミライドウォッチの顔が変わり、再びウォッチをドライバーに装填しながらレバーを引く。

 

『灼熱バーニング!激熱ファイティング!ヘイヨー!タイヨウ!ギンガタイヨウ!』

 

ウォズの複眼が赤色い『タイヨウ』の文字へと変わった、タイヨウフォームへと変わった。

 

『ファイナリービヨンド ザ タイム!バーニングサンエクスプロージョン!』

 

ウォズがクローンスマッシュへ灼熱の火焔を放ち、全て燃えつかせて爆発させて破壊した。

 

「一体何が起きている……」

 

「考えるられるとしたら、スウォルツか……

しかし、アナザーワールドとはあまり関係ないように思えるが……」

 

二人が口論していたその時、突如として二人の体が重く感じた。

 

「!…これは……重加速だ。まさか……」

 

ゲイツがアナザードライブの時に発生した重加速だと思い出すと、二人の前から複数のロイミュードが襲い掛かって来た。

 

「ロイミュード……仮面ライダードライブの敵か……ゲイツ君っ‼︎」

 

「わかっている!」

 

『スピードタイム!』

『ワクセイ!』

 

二人はウォッチを操作し、フォームチェンジする。

 

『リバイ!リバイ!リバイ!リバイ!リバイ!リバイ!リバイブ疾風!疾風!』

『水金地火木土天海!宇宙にゃこんなにあるんかい!ワクワク!ワクセイ!ギンガワクセイ!』

 

ゲイツリバイブ疾風、ギンガファイナリーワクセイへと変わり、重加速から逃れて身軽となると、二人はそのままロイミュードに応戦する。

 

 

その様子を、ビルの頭上から見ているものがいた。

 

「いくらやっても無駄だ」

 

不適な笑みと共にスウォルツが無駄と言う。

 

 

 

その頃、クジゴジ堂でも……

 

「⁉︎」

 

順一郎が台座に装填されている、ソウゴが集めたライダー達のライドウォッチをたまたま見ると、彼はそれに驚いた。

 

「ソウゴ君……」

 

そこに置かれているライドウォッチの一つ……ビルドウォッチにヒビが入っており、色を無くしていた。だがそれはビルドだけじゃなく、他のライダーのライドウォッチにも同じような現象が起きていた。

 

 

その影響なのか、ゲイツとウォズが溢れ出たロイミュードを応戦していたその時、いきなり二人の足元に銃撃のような攻撃が放たれた。

 

「なんだ?」

 

ゲイツ達が振り返ると、そこにはバイクのパーツがバラバラにくっついたような、見ようには骸骨のようにもみえる外見をしており、仮面ライダーのような複眼を持ちながらも、右目はバイクのパーツの一部らしき物で隠している人物が現れた。

 

「またダークライダーか?」

 

「違う」

 

ゲイツに仮面ライダーと聞かれると、その人物は直ぐに否定した。

 

「仮面ライダーと一緒にするな。俺は死神、仮面ライダーなど凌駕する!」

 

自らを死神と名乗る敵は『ブレイクガンナー』と呼ばれる拳銃を2人に向け、ゲイツとウォズに戦いを挑んだ。

 

 

 

そして少し時が遡り、ゲイツ達の前に敵が現れる前に戻る…

 

「来たか」

 

ビューティーハリーから離れた近くの公園に士がおり。そこにソウゴ、はな、ツクヨミの三人が現れた。

 

「見たくもない真実を知るかもしえないぞ?」

 

「それでも私達は見なくちゃいけない」

 

ツクヨミは見なければならないと意思を述べる。

 

「うん。一緒に行こうツクヨミ!」

 

「何も知らずに何かを選ぶ事なんて、できるわけないだろう」

 

「はな、ソウゴ……」

 

「いいだろう。ただし、2つだけ心しておけ。1つ、お前達が何かを選べるとは限らない……2つ、バナナは遠足のおやつには入らない」

 

「「「えっ?」」」

 

最後の方は少し意味がわからなかったが、そんなソウゴ達をスルーすると士がオーロラカーテンを出し、その向こうへ向かおうとする。

 

「待って――!」

 

「ことり⁉︎」

 

だがカーテンを潜ろうとしたその時、いきなりことりが現れ、ソウゴ達と一緒にカーテンへ飛び込んだ。

 

 

カーテンを潜り終えると、ソウゴ達はツクヨミのいた世界へとやってきた。

 

「あいたたたたた……」

 

「ことりちゃん。なんで……」

 

「私も、ツクヨミお姉ちゃんの力になりたい……」

 

ことりはかつてプリキュアになりたい想いを聴いてくれたツクヨミに、今度は自分が力になってあげたいと思った。

だから無理矢理にでも彼女の助けになる為に、こっそりとソウゴ達に追いかけていたと語る。

 

「ここが……」

 

「ツクヨミのいた世界……」

 

「ここは2062年の世界。ツクヨミがまだ幼い頃の世界だ」

 

再びここへ来ると、ツクヨミの手が震えていた。

 

「ツクヨミ。行こう」

 

一緒に行こうとツクヨミの手をはなが握った。

 

「ありがとう。はな」

 

そのまま彼らは、あそこへ……ツクヨミが小さい頃に住んでいた、あのお屋敷へ向かうのだった。

 

 

 

2018年、現代。

 

「はぁぁ!」

 

「ふぅ!」

 

ゲイツとウォズが必死にロイミュード、スマッシュと戦っていた。しかし、数の多さにそろそろ疲れ見え出し、消耗していた。

 

『チューン!チェイサーコブラ!』

 

そこへ、死神がシフトカーのような形のコブラの装飾が付いた銀色のもの『コブラバイラルコア』をブレイクガンナーに装備し、特殊な液体金属によって作られた、コブラを模したムチ・テイルウィッパーをゲイツとウォズに繰り出した。

 

「「うわぁぁぁぁぁぁ!」」

 

怪人達ともに巻き込まれ、避ける暇などなかったゲイツとウォズはその攻撃で変身解除へと追い込まれてしまった。

 

「くぅ……」

 

「終わりだ!」

 

さらにムチを振り上げ、ゲイツとウォズに襲い掛かる。

 

「フレ!フレ!ハートフェザー!」

 

突如としてアンジュが現れ、死神の攻撃からゲイツとウォズを守った。

 

「何⁉︎」

 

「スタースラッシュ!」

「マシェリポップ!」

「アムールロックンロール!」

 

更にエトワール、マシェリ、アムールの三人が現れると、死神に向けて技を放ち、死神からゲイツとウォズを離した。

 

「ゲイツ君!ウォズさん!」

 

「みんな。すまんな」

 

「おかげで助かったよ!」

 

「二人の帰りが遅いから気になってね」

 

「無事でなによりです」

 

二人が起き上がると、死神がゲイツ達の前へ現れて変身を解いた。

 

「死神から逃げられると思うか?人間」

 

「君だって人間じゃないか」

 

ウォズが目の前にいる人物を見て、明らかに人間じゃないかと指摘するが、それを聞いた死神は鼻で笑って否定する。

 

「人間?俺はロイミュード。クリム・スタインベルトに作られた機械生命体だ」

 

「クリムだと?」

 

「クリムって確か……」

 

「ドライブの仲間か……」

 

それを聞いたゲイツ達は、以前のアナザードライブの事件で会ったベルトさんこと、クリム・スタインベルト。仮面ライダードライブの生みの親である彼の事を思い出す。

 

「…ならば、知ってるな?泊進之介。仮面ライダードライブ……それと詩島剛。仮面ライダーマッハを!」

 

ゲイツは泊進之介の名、そしてソウゴから進之介の話を聞いた時に出て来た、彼の仲間だった仮面ライダーマッハ、詩島剛の名を言う。

 

「そんなもの達は知らん。俺の世界に、仮面ライダーはいない!」

 

死神は二人の名前は知らないと言ってゲイツに殴りかかると、咄嗟にゲイツがその拳を受け止める。

 

「矛盾してるぞ」

 

「矛盾だと?」

 

「何故俺たちを襲う?」

 

「お前達が仮面ライダーだからだ!」

 

「お前は仮面ライダーがいないと言ったな。

なら、いないはずの仮面ライダーが、何故敵になる⁉︎」

 

「それは……」

 

ゲイツに自身の事実と理念の矛盾を指された死神が言葉に詰まっていると、ゲイツは更に追求を行う。

 

「本当のお前は知ってるんだ。仮面ライダーを……友の存在をな!」

 

「友だと……剛?」

 

再び剛の名前が出ると、死神は頭を押さえて、いくつもの記憶がフラッシュバックのように脳裏に過ぎった時、自分の名前を叫ぶ一人の男が現れた……

 

 

『チェイスーーーーー‼︎』

 

 

その時自分は、金色のドライブ……ゴルドドライブからその男を身を挺して守っていた。

自分が命に代えてでも守ろうとした、そいつの名は……

 

「誰だ……お前は……誰なんだ」

 

だがそれでも、そいつの名前と顔、そして思い出は思い出せず。死神は頭を抑え、必死に何かを掴もうとその場で悶え苦しんでいた。

 

「どうしたのですか?」

 

「記憶が戻ろうしている、と言うことか……」

 

「おそらく、あの方の記憶回路に異常があると思います」

 

「……」

 

ルールーが今の彼が苦しんでいる原因を推測している横で、そんな苦しそうな姿を見せる死神に―――いや、ドライブ達の仲間である“チェイス”の姿に、ゲイツは何かを感じていた。

 

 

 

2062年。

ツクヨミのいた世界へ訪れたソウゴ達は、ツクヨミが子供の頃に住んでいたお屋敷に来ていた。

 

「ここが、ツクヨミの家……」

 

「大きい〜」

 

初めて見たソウゴとはなはお屋敷を見て、ツクヨミはお嬢様なのだなと思った。そのままソウゴ達はお屋敷に入り、階段を駆け上がる。

 

「また介入者⁉︎」

 

二階に着くとそこには、前回ツクヨミとことりが会った、幼き日のツクヨミがいた。

 

「ツクヨミ⁉︎」

 

幼き日のツクヨミはソウゴ達に冷たい眼差しを向けていたが、ソウゴは目の前にいる幼き日のツクヨミと、自身の隣に居る今のツクヨミを比較していた。

 

「小さい頃からおてんばだったんだね、ツクヨミ」

 

「そうみたい。ねぇ、アルピナ、お願い。話を聞いて」

 

「あなたは?」

 

(アルピナ……それがツクヨミの本当の名前……)

 

はながアルピナと聞き、それがツクヨミの本当の名前なんだと知ると、ツクヨミは若い頃の自分に近付いて語りかける。

 

「私はあなた、7年後の。でも、記憶がないの。介入なんてしない。ただ聞きたいことがあるだけ」

 

「この世界に……何が起こるの?」

 

「この世界に……?」

 

ツクヨミとソウゴにこれから世界に起こる現象について問い掛けるが、この質問に対してアルピナは知らない様子だった。

 

「…教えてあげようか」

 

『スウォルツ⁉︎』

 

そこに同じく、今より若すぎるような容姿をしたスウォルツが現れた。それを見たツクヨミはファイズフォンXをスウォルツに向ける。

 

「この世界はもうすぐ消えてしまうんだ」

 

だが次にスウォルツの口からから言い出した言葉に、ソウゴ達は驚いた。

 

「でも、僕が救う」

 

「救う?どうするんだ?」

 

「他の世界を滅ぼすんだよ、全部ね」

 

「全部って……」

 

どうやって救うのだと言うソウゴの問いに対し、自分の世界以外は全て滅ぼすと宣言したスウォルツに、ソウゴ達はさらに驚愕した。

 

「この世には、平行世界と呼ばれるものがたくさんある。

だけど、この世界だけ滅ぶなど理不尽だ。

ならば、他の世界を全て滅ぼしてやるまで。

そうすれば、生き残るのはこの世界だ」

 

「自分たちだけが生き残ればいいなんて、そんなこと許されるわけないでしょ!」

 

ツクヨミが銃を放とう思ったその時、スウォルツの体が彼らの見覚えのある姿へと変わった。

 

「人の道を説くか?子供に銃を向けるお前が?」

 

スウォルツがそう言ったら、ツクヨミの目に映っていた彼の姿が見覚えのある姿から元の子供に戻った。

 

「今のは……?」

 

「ひとつ教えてよ。他の世界を全部滅ぼすって、どうするの?」

 

困惑するツクヨミの隣で、ソウゴはそもそもどうやって世界を滅ぼすのだと聞くと、スウォルツはなんて事は無いと言わんばかりに語り出す。

 

「簡単だよ。平行世界の柱となる存在……仮面ライダーの歴史を壊し、力を一つに纏める」

 

「仮面ライダーの力を……」

 

「一つに纏める……」

 

「歴史を壊す……?」

 

スウォルツの口から言い出した仮面ライダーの力を一つに纏めてライダーの歴史を壊すという方法が上がるが、はなとことり、ソウゴにはそれがどう言う事なのか理解出来なかった。

 

「ある世界に19人の『仮面ライダー』と呼ばれる者達がいる。

その世界は平行世界の様々な柱となっている。けど、この世界はその柱にはない。

だから、その世界にいる19人の仮面ライダーの力を一つに纏め、纏まったその時ライダー達の歴史を壊し、纏まった力を奪う!

そうすれば、仮面ライダーの存在は無くなり、世界の柱のバランスは崩れ、ライダーの力は僕だけのものだ!

そうなれば、柱に入っていないこの世界だけが生き残る」

 

ライダー達を一つに纏めて、そのライダーの歴史を破壊し、纏めたライダーの力を奪う。スウォルツがそんな事を考えていたのだと知り、彼らは驚愕するしか出来なかった。

 

「……そのために……」

 

「意見はいらない。行こう、アルピナ」

 

スウォルツはアルピナを連れて、ソウゴ達から去ろうとする。

 

「でも……もし君より、妹のほうが力が強かったらどうする?」

 

ソウゴのそんなふとした言葉に、スウォルツが足を止めた。

 

「アルピナが?」

 

「もし、次の後継者が君じゃなくて妹だったら?」

 

「君は、この世界を救いたいんだよね。妹が強かったら、助けになるよね?」

 

兄弟なら助けになるのだと、ソウゴとはなはスウォルツに問う。しかし…

 

「違う!断じて違う!そんな事になったら、俺は妹の記憶を奪って追放してやる!」

 

「ッ!?…どうして……?」

 

「力が強い者が王になる。王になるのは俺だ!」

 

スウォルツから返った言葉は、王になるのが妹なら追放するという叫び声だった。そうして、ソウゴ達を外へ放り出した。

 

「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」」」」

 

放り出されたソウゴ達はお屋敷の庭の芝の上で転がる。

 

「アルピナ、僕に楯突くのは許さない」

 

スウォルツがソウゴ達を追って現れると、ツクヨミはファイズフォンXをスウォルツへ向ける。

 

「ダメだ、ツクヨミ!」

 

「それだけは、ツクヨミがやったらダメ!」

 

「彼が世界を滅ぼすの。今のうちに彼を倒せば、多くの人が救われる」

 

ソウゴとはなの制止を聞かず、ツクヨミはスウォルツに向けて銃撃する為にトリガーを弾こうとする。

 

「……っ」

 

しかし、ツクヨミは子供の姿のスウォルツに引き金を引く事が出来なかった。

 

「やはり、お前は僕の大事な妹。だが……俺の行く手に立ちはだかるなら、消えてもらうまでだ」

 

スウォルツは躊躇いもなく、手から作り出したエネルギーの塊をツクヨミに向けて放とうする。

 

「⁉︎」

 

だがツクヨミの前に現れたのは、なんと門矢士だった。

 

「くっ⁉︎」

 

士はツクヨミの盾となり、エネルギー塊を受け止めようとする。

 

「ぐわぁぁぁぁぁ!」

 

「門矢士⁉︎」

 

しかし受け止めきれず、吹き飛ばされた士にツクヨミが駆け寄る。

 

「いらぬ邪魔を……」

 

スウォルツが今度こそ止めを刺そうと迫ってくると、そこへオーロラカーテンが出現した。

 

「はぁ!」

 

現れたのは海東大樹だった。海東はネオディエンドライバーでスウォルツに銃撃し、彼から士達を離した。

 

「ちっ⁉︎」

 

潮時だと思うスウォルツはここから逃げていく。スウォルツがいなくなるのを見ると、海東は倒れている士の方を向く。

 

「門矢さん⁉︎ しっかり!」

 

「どうして?」

 

ツクヨミは何故自分を庇ったのかと士に問う。すると士は力を振り絞り、ツクヨミの肩を掴む。

 

「ツクヨミ……お前を失うわけにはいかない……」

 

それだけを言い残し、士は腕を下ろし目を閉じた。

 

「そんな……」

 

「門矢さん……」

 

「何で、私を庇ったの……」

 

何故、自分を助けたのか。ツクヨミがその答えを聞く事をなく、士は息を引き取った。何も答えを言わずに。

そこへ、海東が近寄ってきた。

 

「本人の口から聞くしかなさそうだね」

 

「本人って……」

 

「………お宝をこんな所で使いたくはなかったが……」

 

海東はポケットから、以前クライアス社に協力したお礼でスウォルツから報酬としてもらったアナザージオウⅡのウォッチを出した。

 

「それ……」

 

『ジオウ…Ⅱ!』

 

アナザーライドウォッチを起動すると、士の体に時計のようなエフェクトが現れ、その時計の針が逆回転を始める。

それと合わせるように、門矢士の体が巻き戻しするかのように元の状態に戻る。

 

「……海東」

 

ウォッチの効力が終えると、士が目を覚ました。

 

「やぁ、士。また1回死んだんだ。せめてナマコは食べられるようになったかい?」

 

「お前が時間を戻したのか?」

 

「でも、このお宝には……うっ……副作用があってね……!う、うわぁぁぁぁ……ッ!」

 

するといきなりウォッチの変身能力が起動し、黒いオーラの様なものが海東の体を覆いながら、アナザージオウⅡに変身してしまった。

 

『ジオウ…Ⅱ!』

 

「……最後のお宝をもらうよ。士の命っていうね!」

 

アナザージオウⅡへと変身した海東は、我を失ったように士に襲い掛かり始める。

 

「自我までアナザーライダーに飲み込まれたか……俺のウォッチを渡せ!」

 

アナザージオウⅡの攻撃を避け続けると、士がソウゴに向けて自分が渡したディケイドのウォッチを渡せと言う。

 

「えっ、これ?」

 

ソウゴは言われた通りに士にウォッチを投げ渡し、そのまま士はディケイドウォッチを起動する。

 

『ディディディ・ディケイド!』

 

ウォッチが起動すると、力が失って消えた筈のネオディケイドライバーが出現した。そのまま士はディケイドのライダーカードを取り出した。

 

「変身!」

 

そしてカードを腰に装着したドライバーに差し込み、ディヴァインサイドハンドルを押し戻した。

 

『KAMEN RIDE!DECADE!』

 

出現した影が一人となり数枚のプレートが現れ、その頭部を縦に貫きはめ込まれた黒とマゼンタの仮面ライダー、世界の破壊者・仮面ライダーディケイドとなった。

 

「はぁぁ!」

 

ディケイドへと変身した士はそのままアナザージオウⅡへと応戦し、オーロラカーテンを出現させる。

それにソウゴ達も潜り、元の時代へと戻ってきた。

 

「………士、ライダーの力は取られたはずだろ?」

 

「…そんな事もあろうかと、あらかじめ俺の力の半分だけウォッチに託しておいたのさ!」

 

ディケイドウォッチに自分の力を半分託し、その残り半分の力を解放して、ディケイドへ再び変身を完了した事を語る。

 

「……さすが士だ。でも、半分の力じゃ僕には勝てない!」

 

彼の言う通り、アナザージオウⅡの方がディケイドの力を確かに少し力は上の様子だった。だが、ディケイドに動揺は見られない。

 

「それはどうかな?」

 

ディケイドは腰にあるライドブッカーから1枚のカードを取り出した。そのカードはジオウの絵が描かれており、そのままネオディケイドライバーへ差し込む。

 

『KAMEN RIDE!ZI–O!仮面ライダージオウ!』

 

背後からジオウへと変身するエフェクトが出現すると共にディケイドの姿が変わり、仮面ライダーディケイドから仮面ライダージオウの初期フォームへ変身した。

 

「何それ……?」

 

「ジオウにはジオウの力だ。お前らも来い!」

 

ディケイドジオウがアナザージオウⅡへと向かうと、ソウゴ、はな、ことりもジクウドライバーとプリハートを取り出した。

 

『ジオウ!グランドジオウ!』

 

ドライバーを装着したソウゴはジオウウォッチとグランドジオウウォッチを装填し、ドライバーのロックを解除すると、地中から巨大な黄金の時計台と歴代ライダーの石像が出現。表層が剥がれ、仮面ライダーたちの姿が現れる。

 

『〈ポォォーン!パァァァァ!〉アドベント!COMPLETE!ターンアップ!〈ピィィン!〉CHANGE BEETLE!ソードフォーム!ウェイクアップ!カメンライド!……』

 

「変身!」

「「ミライクリスタル!ハートキラッと!」」

 

『グランドタイム!祝え!仮面ライダー!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!』

「輝く未来を〜抱き締めて!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」

「みんな舞い上がれ!希望のプリキュア!キュアアーラ!」

 

アナザージオウⅡ相手にディケイドジオウとグランドジオウ、エール、アーラ四人がかりで挑む。

 

「はぁぁ!」

 

「ヤァァァ!」

 

アーラのパンチが決まるとエールがキックで体勢を崩した。

 

『キバ!』

「うぉぉぉぉ!」

 

そこへジオウはザンバットソードを召喚し、斬撃を繰り出してアナザージオウIIを吹き飛ばした。

 

『フォーゼ!』

 

次にバリズンソードを召喚し、アナザージオウIIにさらに追い討ちを掛ける。

 

「アーラ!」

 

「はい!リコーダー・ステッキ!ミライクリスタル!」

 

ジオウの掛け声でリコーダーステッキを召喚したアーラは、ミライクリスタル・ライムグリーンをセットした。

 

「心のトゲトゲ、吹き飛んでであげる!」 

 

ボタンを押して吹くと、無数の緑色の小鳥を生み出していく。

 

「プリキュア!バードアタック!」

 

無数の小鳥をアナザージオウⅡに向けて放ち、アナザージオウⅡを包みハート型を作った。そのまま鳥達が花火のように爆発した。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

そのままアナザージオウⅡは撃破され、変身解除されると、海東の体内からアナザージオウⅡウォッチが摘出され、ウォッチは破壊された。

 

「僕のお宝が……」

 

海東のアナザージオウⅡウォッチが破壊され少し落ち込んだ様子を見て、ディケイドジオウは元のディケイドの姿へと戻り、海東に近づく。

 

「全く、世話を焼かせる。ほら」

 

ディケイドは手を差し出すが、海東はそれを拒否し自力で起きる。

 

「士……感謝の言葉は口に出したまえ」

 

とりあえずはひと段落した思ったが……

 

「うっ……⁉︎」

 

「ソウゴ?」

 

突如としてジオウの様子が変わり、膝をつくとグランドジオウの変身が強制的に解けてしまった。

 

「ソウゴさん⁉︎ 大丈夫ですか?」

 

「俺は大丈夫……でも、なんで……」

 

ソウゴが自身の心配をすることりに大丈夫だと言ったその時、ジクウドライバーから外れたグランドジオウライドウォッチが綻びはじめる。

 

「ウォッチが……」

 

「グランドジオウウォッチが……」

 

そのままグランドジオウウォッチは綻びを続け、消滅してしまった。

 

「そんな……」

 

「ウォッチが消えた……」

 

突如として、グランドジオウライドウォッチが消えたことにソウゴ達は困惑してしまう。

この現象こそが、スウォルツの計画が進んでいる……

即ち、ライダーの歴史の破壊が始まった事を意味していた。

 


次回!Re.HUGっとジオウ!

 

第61話 2068: 光輝く、美しき仮面ライダー!

 

 




おまけ

海東「全く。ああなる事を知っておきながら、どうしてわざわざ死ぬ様な行動を取ったんだい?おかげで、またあのウォッチが駄目になったじゃないか」

士「なんでかって?あの作戦を進めるには、出来るだけあっちの世界と同じ展開にした方が色々と都合がいいからな。それとお前の邪魔をする為だ」

海東「なんて奴だ」

士「お前が言うな」

世界の破壊者とヤンホモの会話でした。

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