D.C~if~   作:ゆず菜

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皆さんこんばんは。

まさか息抜きで書いてるこちらの作品の方が投稿頻度が高いとは……。

私の趣味嗜好丸出しの今回の話、どうぞ宜しくお願いします。


夢の中

 

 

 

 

むかしむかしある所にそれはそれは可愛いらしい少女がいました。

その少女は魔法を使うことが出来ます。

魔法と言ってもそこまでのものではありませんが。

そんな少女はその魔法の力を皆に自慢していました。

そんなある日少女の可愛らしい顔と魔法を使うことに嫉妬した周りの女の子たちから意地悪をされてしまいます。

周りの友達だと思っていた人達は誰一人として助けてはくれません。

度を超えた意地悪に少女の心身は疲れ果て、部屋に閉じこもってしまいました。

そんな時、一人の女の子が少女の家を訪ねてきます。

その女の子はドカドカと部屋に押し入りいきなり少女の手を握ってきました。

 

あなたはあなたの思うままに生きていけばいいと思う

 

女の子の言葉に少女は涙が止まりません。

今まで溜まっていた嫌な事が涙と一緒に流れ落ちます。

 

あなたもすごい魔法使いなのね

私の嫌な気持ち全部無くなっちゃった

 

そして少女はその女の子に恋をしてしまいました。

性別なんて関係ありません。

少女が思うままに生きていけばいいからです。

少女は言いました。

 

あなたが困ってたら今度はわたしが助けてあげる

 

ゆびきりげんまんを交します。

しかし、それから直ぐに女の子はいなくなってしまいました。引越しをしてしまったのか、それとも違う理由があったのか。いずれにせよ約束を果たすことが出来なくなってしまいました。

 

そして月日は流れ。

少女は少しだけ大人になりました。

あの日のことは今でも忘れてはいません。

そんな少女に奇跡が起きました。

偶然にもあの女の子と再開したのです。

女の子はずっと無口で少女とは目も合わせてくれません。

きっと忘れてしまったのだろうと少女は思いました。

 

別に覚えていなくてもいい、困っていたら助ければいいだけだから

 

こうして少女の奮闘劇が始まったのです。

 

 

 

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「ふぅ……」

 

バンドフェスティバルまであと一週間を切ったある日の放課後。

私と沢井、歌恋、花咲は汗を輝かせながら練習に励んでいた。

歌う曲も決まりメンバーはより一層気合いが入っている。

 

「何とかここまで完成できたわね」

 

沢井は満足気な顔でそう言った。

確かに練習を始めてから約2週間、かなり成長できたはずだ。

花咲、歌恋は元々楽器ができたというのもあるが沢井は0からのスタートでここまで来れたのは素直にすごいと思っている。

対する私も素人ながらなかなかのものだと自画自賛しており、周りの3人からも太鼓判をもらった。

 

「それにしても椿の声って本当に綺麗だよな」

 

唐突にそう言った歌恋に対して沢井、花咲の2人は目を丸くさせる。

 

「桜内君てたまにこういうことあるよね。天然たらしと言うかなんと言うか……」

 

「この男、私の白河さんになんて事を……」

 

当の本人である私は昔からの歌恋を知っている為驚きはしない。

……ん?

今花咲の口から聞き捨てならないセリフが吐かれた気がしたのだが。

 

「花咲。いつから私はお前のものになった……?」

 

先程とは比べ物にならないほどに目を丸くさせ、更には椅子から転げ落ちそうになる花咲。

 

「あ、あはー。言葉のあやと言うやつですよー」

 

まん丸い目が泳いでいるのが分かる。

本当は使いたくなかったのだが、なにか悩みを抱えている花咲の力に少しでもなりたくなった私は無言花咲の手を握る。

 

「えっ、ちょ」

 

《好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き》

 

私の頭を軽くキャパオーバーするほどの心の声が流れ込んできた。

素直に好意を受け取ったことのなかった私は顔が熱くなる。熱くなるどころかやかんならピィーと甲高い音を立てながら湯気が吹き出している状況だ。

同性相手にまさかここまで顔が熱くなるとは。

絶対に今までしたようなことの無い顔をしている。

冷静さを保とうと花咲の顔を見たのだが彼女も顔を真っ赤にし、そっぽを向いていた。

私が見ていることに気がついたのか急いで腕を振り離し、2、3歩後退する。

 

「わ、私用事あったの思い出しました〜。これにて失礼しますね〜」

 

ダッシュで教室を出る花咲。

対してぽかんと見送る3人は1歩も動くことが出来ずにいた。

私は夢でも見ているのだろうか。

あの反応は誰がどう見ようともクロである。

もはや事件と言っても過言ではないレベルな状況に胸の高鳴りを抑えきれない私がいるのだった。

 

 

 

 

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ここから先は貴方にとって良くない事が書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方は本当に……。

それともただ単にこういう質問に答えるのが好きなおバカさんなのですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、今回でコレ(・・)も終わりなのですが。

寂しいですか?

でも、コレ(・・)が終わるということは貴方の大切な人は良い方向に向かっているはずです。

多分ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では最後の質問と行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方の大切な人はもう目覚めません。

何もやっても状況は変わらないのです。

ですがそんな時、貴方の大切な人を救える救世主が現れます。

ですが救うのに条件を提示してきました。

・貴方と大切な人が一生会うことを禁ずる。

・この事は他言無用

 

さて貴方ならどうしますか?

①救世主に任せて条件を飲む

②自分でどうにかする

 

 

 

 

 

例のごとく①を選んだ方はゆっくり下にスクロールして下さい。

②を選んだ方は一番下まで素早くスクロールお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①を選んだ貴方

正解です。

今まで貴方だけではどうしようもなかったのですから人の手を借りるのは当然です。

何も間違ってはいません。

例え今後大切な人に会えなくても……。

 

さぁ、正解した貴方は次の話へ行きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②を選んだ貴方

残念ながら不正解です。

いや、人間としては正解なんですけどね。

自分でどうにかしたいという気持ちは痛いほど分かります。

ですがたまには人の手を借りる時があってもいいんですよ。

それが大切な人の為なら尚更ね……。

 

今回は不正解でも関係ありません。

次の話へ行きましょう。

貴方にはその権利がありますからね。

 

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