やっぱり艦これやりながら小説書いてるとなんとなく楽しくなりますね(笑)
長門はまつりについて鎮守府の建物からここへきて初めて外に出る。
時間は七時。
「海がきれいだな。こんなに平和そうに見えるこの世界で私たちがいる意義はあるのか?」
長門がまつりに海を見ながら問いかける。
「んー?この世の中の平和はね、あなたたち艦娘が作り上げてくれているものなのよ。」
「提督、そのー、つまり………、どういうことだ?」
「じゃあまずは艦娘たちのことについて説明しなければならないわね。」
そういってまつりが説明しようとすると、鎮守府の建物からエプロンをつけた茶髪の女性が走ってきた。
「あの、提督。朝ごはんはいかがいたしましょう…。」
「提督、彼女は誰だ?朝礼をした際にはいなかったと思うんだが?」
「そうね。朝礼に彼女はいなかったわね。彼女は間宮っていうのよ。いつも艦娘たちのごはんを作ってもらっているの。」
「あなたがあの有名な長門さんでいらっしゃいますね?わたしは給糧艦間宮です。どうぞ、よろしくお願いいたしますね。」
間宮は長門に微笑むと、まつりのほうに向きなおった。
「それで提督。朝ごはんはどういたしましょうか。」
グゥー。間宮の問いに答えるかのように誰かのおなかが鳴った。見ると長門が顔を赤くして恥ずかしそうにしている。
「長門、ご飯食べよっか。」
そう言ってまつりと長門、それから間宮は連れ立って食堂へと向かった。
食堂にて
ここにいるたくさんの艦娘たちが話しながらご飯を食べている。ざわざわ…。あちらこちらで楽しそうな声が上がり、食堂中に声が響いている。
ではここで呉鎮守府に所属している艦娘たちを紹介しよう。
〈戦艦〉
長門、陸奥改、金剛改二、比叡改二、榛名改二、霧島改二
〈航空戦艦〉
伊勢改二、日向改二、扶桑改、山城改
〈正規空母〉
赤城改二戌、加賀改二護、蒼龍改二、飛龍改二、翔鶴改二甲、瑞鶴改二甲
〈軽空母〉
祥鳳改、瑞鳳改二乙、鳳翔改、飛鷹改、隼鷹改二、鈴谷航改二、熊野航改二
〈水上機母艦〉
千歳甲、千代田甲、秋津洲
〈航空巡洋艦〉
最上改、三隈改、利根改二、筑摩改二
〈重巡洋艦〉
高雄改、愛宕改、摩耶改二、鳥海改二、青葉改、衣笠改二
〈重雷装巡洋艦〉
北上改二、大井改二
〈軽巡洋艦〉
球磨改、多摩改二、川内改二、神通改二、那珂改二、阿賀野改、能代改、矢矧改、酒匂改
〈兵装実験軽巡洋艦〉
夕張改二特
〈練習巡洋艦〉
香取
〈駆逐艦〉
暁改二、Верный、雷改、電改、秋月改、照月改、涼月改、初月改、雪風改二、島風改、夕雲改二、巻雲改二、風雲改二、長波改二、高波改、藤波改、早波改、浜波改、沖波改二、岸波改、朝霜改二、早霜改、秋霜改、清霜改、神風改、朝風改、春風改、松風改、旗風改
〈潜水艦〉
伊19、伊58、伊26、伊168
〈潜水母艦〉
大鯨、迅鯨
〈潜水空母〉
伊8改、伊400、伊401、伊13、伊14
〈工作艦〉
明石
〈補給艦〉
神威、速吸
〈その他補助艦艇〉
間宮、伊良湖、大淀
ざっと100人を超える数の艦娘がここ、呉鎮守府に所属している。
そんななか、遅れてやってきた長門とまつりは空いている席がないかとキョロキョロ辺りを見回す。するとこっちこっちーという声がするので2人はそちらの方へ向かう。そこにはなんと飛鷹、隼鷹のペアがいた。
「いやー、一回でいいから長門さんとご飯食べたいと思ってたんだぜ?」
隼鷹がノリノリのハイテンションで喋りつつご飯をかき込む。
どうやら今日の朝ごはんは長門の着任に合わせてぶっかけ飯のようである。
そうこう4人が話しているうちに、間宮がお盆に長門とまつりの分のぶっかけ飯を運んできた。
「「いただきます。」」
モグモグ…
よっぽどお腹が空いていたのだろうか、長門はわずか5分で大きめのどんぶりに入ったぶっかけ飯を食べた。それを見ていたまつりもこれは大変だと精一杯の速度でぶっかけ飯をかき込む。結局まつりは15分かかってぶっかけ飯を食べ終えた。ちなみに食堂に入ってきた時にたくさんいた艦娘たちはまつりが食べ終わるまでに全員いなくなっていた。
「じゃあ、私たちもそろそろ行こうか。」
そう言って今度こそまつりと長門は艤装点検に出かけていった。
都合上?主砲は次話で撃っていただくことになりました。
ではまた今度!