書くとしても不定期更新となります。
【第5ターン】
| 十倉 耕平 | ライフ4 | 手札5 | デッキ30 | リザーブ0 | トラッシュ3(S) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| パイル・ピューマ(疲労) | コスト3 | 赤 | 皇獣 | コア2 | Lv2 | BP4000 | シンボル赤1 |
| 砲撃の神皇リボル・ティーガ・零式(疲労・煌臨1) | コスト8 | 赤 | 神皇・皇獣・機獣 | コア1 | Lv1 | BP10000 | シンボル赤1 |
| 星見 光 | ライフ3 | 手札7 | デッキ29 | リザーブ3 | トラッシュ4 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 蟹甲竜キャンサードラゴン | コスト3 | 白 | 光導・甲竜 | コア2(S) | Lv2 | BP4000 | シンボル白1 |
| 天星12宮 樹星獣セフィロ・シープ(疲労) | コスト3 | 緑 | 光導・遊精 | コア1 | Lv1 | BP2000 | シンボル緑1 |
| 創界神ダン | コスト2 | 赤紫緑白黄青 | 創界神・光導・ウル | コア5 | Lv2 | シンボル神1 |
「俺のターン! まずは『リボル・ティーガ・零式』をLv2にアップ。さらに『パイル・ピューマ』をもう1体召喚」
これで耕平さんの場には3体のスピリット。それに加え、リボル・ティーガ・零式の効果は直接ライフを削るというもの。素通しすれば、そのままゲームエンド直行だ。
「そしてバーストセット。さあ、準備は整った!」
ダメ押しのバースト。このターンに決めきれなかった時を考えてのカードで有ることは間違いない。
そしてついにアタックステップへと移る。
「『リボル・ティーガ・零式』でアタック! アタック時効果『砲撃零式』発揮!」
再び捲られるカード。そのカードは『角タヌ』。系統:皇獣を持つスピリットで有るため、私のライフが一つ削られる。そして本命のアタック。だがここで私は一枚のマジックを発動する。
「フラッシュタイミング、『クローズドジェミニ』を使用!」
リボル・ティーガ・零式の足元に双子座を模した魔法陣が現れ、その動きを封じる。これが次のターンに繋ぐためのカード。
「このカードによって、バトルを直ちに終了。さらに自分の場に『創界神ダン』が有ることによって、このターンの間、私のライフは1しか減らない!」
例えいくら追撃を仕掛けようとも、私のライフを削りきることは出来ない。これで私は1ターンの猶予を得ることが出来た。
耕平さんもこれ以上のアタックは無駄と判断したようだ。
「中々やるね、俺はこれでターンエンド」
【第6ターン】
| 十倉 耕平 | ライフ4 | 手札5 | デッキ28 | リザーブ0 | トラッシュ3(S) | バーストセット | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| パイル・ピューマ | コスト3 | 赤 | 皇獣 | コア2 | Lv2 | BP4000 | シンボル赤1 |
| 砲撃の神皇リボル・ティーガ・零式(疲労・煌臨1) | コスト8 | 赤 | 神皇・皇獣・機獣 | コア3(S) | Lv2 | BP14000 | シンボル赤1 |
| パイル・ピューマ | コスト3 | 赤 | 皇獣 | コア1 | Lv1 | BP3000 | シンボル赤1 |
| 星見 光 | ライフ2 | 手札7 | デッキ29 | リザーブ1 | トラッシュ7 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 蟹甲竜キャンサードラゴン | コスト3 | 白 | 光導・甲竜 | コア2(S) | Lv2 | BP4000 | シンボル白1 |
| 天星12宮 樹星獣セフィロ・シープ(疲労) | コスト3 | 緑 | 光導・遊精 | コア1 | Lv1 | BP2000 | シンボル緑1 |
| 創界神ダン | コスト2 | 赤紫緑白黄青 | 創界神・光導・ウル | コア5 | Lv2 | シンボル神1 |
「スタートステップ……」
運命のドロー。だが引けたのは目的のカードでは無い。しかし、まだ方法は有る。
「マジック『サジタリアスドロー』を使用。デッキからカードを2枚ドロー!」
そして引いたカードは2枚目の氷星獣レオザード。そして……それを見た瞬間笑みが零れた。
サジタリアスドローの効果によって続けてデッキが上から4枚オープンされる。そこに創界神ダンが有れば、手札に加えることが出来たが、無かったためデッキの一番下に戻す。しかし既に逆転のカードは揃った。
「『キャンサードラゴン』のソウルコアをリザーブのコアと交換。続いて『氷星獣レオザード』召喚!」
| 天星12宮 氷星獣レオザード | コスト4 | 白 | 光導・機獣 | コア4(S) | Lv3 | BP8000 | シンボル白1 |
|---|
これで下準備は整った。後は、このターンで決め切るだけだ。
「アタックステップ、『レオザード』でアタック!」
私の指示と共に走り出す白銀のスピリット。アタック時効果の星読によってさらに『光導創神アポローン』のカードを手札に加え、レオザードは回復する。
続いてフラッシュタイミング。耕平さんが動かないのを見て、私は創界神ダンの『
「フラッシュタイミング、『創界神ダン』のコアを4つボイドへと送り、『神技』発揮! BP10000以下のスピリット1体を破壊する。指定するのはLv2の『パイル・ピューマ』!」
私の背後に居たダンが手の平を翳すと、太陽のような灼熱の球体が発生し、パイル・ピューマを飲み込む。さらにこれで終わりではない。
「さらにこのターン、相手は効果でアタックステップを終了出来ない!」
「っ!?」
耕平さんの顔が驚愕で染まる。これで防御系カードを封じた。
「フラッシュタイミング、マジック『ピュアエリクサー』を使用! 『リボル・ティーガ・零式』は回復する!」
破壊されたパイル・ピューマのコアを使用してスピリットを回復させるが、ここからが本番だ。
「フラッシュタイミング、『レオザード』のソウルコアを使用し、『天星12宮 炎星竜サジタリアス・ドラゴン』を煌臨!」
今度はレオザードが天空高く跳躍し、その姿を下半身が馬のようになった真紅の竜へと変化させる。
「『サジタリアス・ドラゴン』は煌臨時効果によって、トラッシュの全てのコアを回収する!」
| 天星12宮 炎星竜サジタリアス・ドラゴン | コスト6 | 赤 | 光導・古竜 | コア9(S) | Lv3 | BP12000 | シンボル赤1 |
|---|
しかしサジタリアス・ドラゴンのBPでもリボル・ティーガ・零式を超えることは無い。だが元よりリボル・ティーガ・零式とバトルする気は無かった。
「さらにフラッシュタイミング!」
ついに私が待ち望んでいたカードが、このデッキの切り札が姿を見せる。
「星空に刻まれし、勇者の記憶。その名は『超神光龍サジットヴルム・ノヴァ』! 『炎星竜サジタリアス・ドラゴン』に煌臨!」
サジタリアス・ドラゴンが光に包まれ、その身体が一回り大きくなる。そして純白の鎧に灼熱の翼、巨大な弓を携えた龍へと進化を遂げる。
| 超神光龍サジットヴルム・ノヴァ | コスト9 | 赤 | 化身・光導 | コア8 | Lv3 | BP30000 | シンボル赤2 |
|---|
「また見たことのないスピリット……」
耕平さんもこの姿を前に驚いているようだ。このスピリットはその神々しさに
「『サジットヴルム・ノヴァ』煌臨時の効果発揮! 『リボル・ティーガ・零式』を破壊!」
「何だと!?」
サジットヴルム・ノヴァは煌臨時とアタック時に、BP20000以下の相手のスピリット/アルティメットを破壊するという効果を有している。
赤き龍が放った光の一矢は、いとも容易く鋼の猛虎を貫き破壊した。
「くっ、『パイル・ピューマ』でブロック!」
倒されたリボル・ティーガ・零式の仇を討たんとパイル・ピューマが飛び出すが、二回りの体格の違うサジットヴルム・ノヴァには太刀打ちできず、炎のブレスによって焼き尽くされた。
そしてサジットヴルム・ノヴァは回復状態にある。つまりまだアタックが可能なのだ。
「『超神光龍サジットヴルム・ノヴァ』で2回目のアタック!」
私の指示に従い、サジットヴルム・ノヴァが弓を構えた。
「『サジットヴルム・ノヴァ』界放発揮! 『創界神ダン』のコア3個を乗せることで、自分の場の系統:光導を持つスピリットの数だけ、最大3つまで相手のライフをボイドに送る!」
サジットヴルム・ノヴァが放つ炎の矢が分裂し、3連続でライフを削る。
「くっ、ライフ減少によってバースト発動『絶甲氷盾』!」
絶甲氷盾は自分のライフを1回復するバースト効果に加え、コストを支払うことでアタックステップを終了させる効果を持つ。だが創界神ダンの効果で封じられているため、アタックステップが終わることは無い。
ブロックするスピリットもおらず、残りのライフは2つ。そしてサジットヴルム・ノヴァなダブルシンボルのスピリットであるため、破壊できるライフは2つ。
「切り裂け、『サジットヴルム・ノヴァ』!!」
巨大な弓が大剣に変形し、最後の耕平さんのライフを一閃する。
「ぐっ、ぐああああああーっ!!」
断末魔の悲鳴と共に、耕平さんの姿が掻き消える。
―YOU WIN―
私の前に現れる勝利を告げる赤い文字。それを理解した瞬間、嬉しさが込み上げる。
「~っ!!」
言葉にならない声を上げて、私は腕を突き上げると、それに合わせて私のスピリット達も勝利の雄叫びを上げた。
その後、ゴーグルを外した私は、観客に歓声で迎えられた。耕平さんはやはり手加減をしてくれてたらしく、あのデッキは本気のデッキでは無かったようだが、それでも初めての対人戦で倒して見せたということで、期待のバトラーと見られたようだ。
それから、色んなバトラーに対戦を挑まれ、時間を忘れるほどバトルをした。
「光様、見つけましたよ」
だが勝手に私が家から抜け出したことに気付いた使用人が騒ぎを聞きつけ、このショップに辿り着いた。出来ることならもっとバトルしたかったが、諦めて使用人に連れられ家に戻る。
帰りの道で使用人が私の顔を見下ろしながら呟いた。
「光様、いつにも増して笑顔ですが何か良いことでも?」
「ええ!」
その言葉に私は自信を持って答えるのだった。
【本話の最強カード】
『超神光龍サジットヴルム・ノヴァ』
●光のキースピリット。作中世界には存在しないカードの1枚。
●煌臨時とアタック時にBP20000以下のスピリット/アルティメットを破壊することが可能であり、さらに界放の効果で相手のライフを一気に削る。光導デッキのフィニッシャーであるカードだ。