日輪を宿す暁   作:狼ルプス

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月夜に照らす日輪と蝶

無限列車の戦いから一週間後、杏寿郎,炭治郎,我妻,嘴平は、蝶屋敷でお世話になることになった。炭治郎達若手三人組にとっては、逆戻りといった方が正しいか。

 

 

勿論、それは終始穏やかなものとはならず……

 

 

 

「…………れ・ん・ご・くさん?」

 

「なんだ胡蝶!」

 

「あれほど無茶はしないでくださいと私言いましたよね?強くなっているのは認めます。ですが、何をどうしたらこんな状態になるのですか?それと大声を出すのはやめてください。傷口が開きますし、他の患者に迷惑です」

 

「………」

 

 

体全体包帯だらけの杏寿郎を診察しながら、青筋を浮かべるしのぶの圧に、一夏は沈黙を守った。

 

「炭治郎君も伊之助君を庇って受けたお腹の傷が深かったですし……あなたたちは無茶をし過ぎですよ」

 

「むぅ、それに関しては誠にすまない。だが、上弦相手に生きて帰ってくることができた!」

 

「開き直るのは良いですけど、大きな声を出さないでください。はぁ、まぁお説教はこの辺にしておきましょうか……しばらくは絶対安静なので無闇に騒がないようにしていてください。もしこれを破れば、どうなるか……分かりますよね?ねぇ?」

 

「う、うむ!承知した!」

杏寿郎はしのぶの表情に顔を青くしながら返事をする。

 

「よろしい。それじゃあ私達はこれで失礼します。今はゆっくり休んでいてください」

 

「ああ!暇があればいつでも来てくれ!流石にこの状態では何もできんからな!それと一夏、聞きたい事があるから残ってはくれぬか?」

 

「?ああ、構わないが」

 

しのぶは、大声を窘めた後で、杏寿郎の病室から退室する。杏寿郎は視線を一夏に移した。

 

「それで、どうしたんだ?お前が呼び止めるなんて珍しいな…」

 

「ああ、お前にしか聞けない事でな」

 

「俺にしか聞けない事?」

 

「ああ、上弦の弐、猗窩座との戦いの事なんだが、あの時、俺は相打ち覚悟で奥義を使った。しかし、奥義を放つ寸前、猗窩座の身体が……透けて見えたのだ」

 

「な⁉︎杏寿郎、お前…透き通る世界に!」

一夏は杏寿郎の言葉に驚くしかなかった。縁壱の記憶の中で、透き通る世界に至れた剣士はいなかったからだ。

 

「やはりそうか、一夏が見ていた世界は…これの事だったのだな。だが、一夏の様に自在に見れるわけではない。今見えている世界は普通に見えている」

 

「そうか…けど、俺は信じてたぞ。お前が簡単にやられる様な男じゃないって。あの時、本当はすぐにでも駆けつけたかったが……重傷者を見捨てるわけにはいかなかった。多分お前なら、『俺のことは気にするな!お前はお前のやるべき責務を果たせ!』って言われそうだったからな」

 

「地味に似ていたな!確かに俺ならばそう言っていたぞ!」

 

「はは、やっぱりか。それと大声を出すな。またしのぶ達に怒られるぞ?」

 

 

 

「一兄さんの言う通りですよ、兄上。」

 

「千寿郎!来たか!」

 

「千寿郎」

病室に入ってきたのは杏寿郎そっくりな子煉獄千寿郎……杏寿郎の弟だ。杏寿郎とは真逆の性格でしっかりした子だ。見た目は父と兄と同じで、器用さは母・瑠火譲りだ。一夏が煉獄邸に住んでいた時、千寿郎に家事を教えると一人でこなせる様に成る程だ。

 

以前話した通り、一夏は暇がある時、煉獄邸に訪れ、千寿郎に稽古をつけることが多い。

 

「こんにちは、一兄さん」

 

「ああ、こんにちは。今日もお見舞いか?」

 

「はい、兄上…具合どうですか?」

 

「ああ!だいぶ良くなったぞ!心配は無よ…ッ!」

杏寿郎は突如脇腹を抑え始めた。

 

「あ、兄上!」

 

「言わんこっちゃない、大声出すからだ」

 

「グゥゥ、だ、大丈夫だ!このくらい平…っ!」

たまりかねた一夏は杏寿郎の首にしのぶ特製の“鎮痛剤と睡眠薬入りの注射”を打ち込む。杏寿郎は力なく布団に倒れ込み眠ってしまった。

 

「い、一兄さん⁉︎一体何を⁉︎」

 

「眠らせただけだから大丈夫。何も言わずにやった事は謝る。だがこれ以上大声を出されたら怪我が悪化する。これ以上喋っていたら傷が開くのは確実だからな」

 

「そ、それは…一兄さんが“見た”からですか?」

 

「そんな所、かな…」

一夏は千寿郎の頭を優しく撫でる。その後しばらく眠っている杏寿郎の様子を見ながら、一夏は、千寿郎と話に花を咲かせることにした。剣の助言をしたり、雑談をしたりして、時間を費やし、一時間後、千寿郎は帰っていった。

 

一夏は、千寿郎を見送った後、屋敷に戻り、廊下を歩いていたが一夏はふと立ち止まった。

 

「いるんだろう、しのぶ?」

 

「やっぱり気付いていたみたいね」

 

廊下の角からしのぶが姿を出す。しのぶと一夏は廊下を一緒に歩きはじめる。杏寿郎を強制的に眠らせた事を報告しながら、廊下を歩いている最中、しのぶは視線を一夏に移す。

 

 

 

「一夏、あまり気を落とさないで」

 

「?気を落としていたか?」

 

「一夏が考えてることぐらいわかるわよ。上弦の鬼を逃してしまったこと、気にしてるんでしょ。何年一緒にいるか忘れてません?」

 

「(……やっぱり、しのぶには頭上がらないな)」

 

 その一言で、一夏の隠した感情も、見透かされている事に気づかされてしまった。

 

 

「ああ、本当は倒せたはずなのに、まんまと逃げられてしまった。柱として情けないの一言だ。」

 

 

「仕方ないわよ、人命が第一になるのは普通だもの。煉獄さんの傷が更に開いたのなら尚更、ね。もしあなたが深追いして上弦の鬼を倒していたら、応急処置が間に合わず血を流しすぎて確実に死んでいた。一夏は煉獄さんの命を救ったのよ」

 

 

「……ありがとう、しのぶ」

 

「…一夏」

背伸びをしたしのぶの手は一夏の頭に触れそのまま優しく撫でる。突然の事に一夏は驚いた。

 

「……しのぶ?」

 

「元気出しなさい。私の知ってる織斑一夏は…そんな事でめげるような男じゃないでしょ?」

 

一夏は黙ったまま、しのぶに撫でられ続ける。

 

「………」

一夏は誰かに撫でられたことが少ない。実姉の千冬は、多忙の為、そういうことをする機会は稀だった。束は撫でると言うより抱きついてくるタイプだった。

内の世界で縁壱には一回きりだったが、お日様のような温かさを今も憶えている。

 

しのぶの場合は、なんか落ち着くと言うか、心が安らぐと言うか、なんだが、心地がいい。

 

一夏は少し頬を赤くし、伊之助が言うところの「ホワホワ」していた。

 

「ふふっ、一夏…可愛い顔してるじゃない」

 

「…っ!?」

一夏は恥ずかしそうに自分の顔に手を当てる。

 

「一夏は表情の変化は少ないけど、冨岡さんよりはマシよ。」

 

流れ弾をくらった義勇の場合は、表情の変化はほぼ無い。唯一の例外は、好物である鮭大根を食していた時のみだ。その表情をしのぶは直視できなかった。一夏の場合は「あんな顔するんだ」と関心を持った。

 

 

 

 

 

 

 

 

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────────────────

 

 

 

 

しのぶと分かれて俺は部屋に戻るなり、拡張領域にしまってある現代の小説を読み始めた。作家は神山 飛羽真──ファンタジージャンルの小説家だ。

 

何故小説があるのかと言えば、タイムスリップする前、ドイツに向かう際の飛行機や大会前のホテルで暇つぶしになると思い、漫画も含め持ってきていたからだ。その中には日の呼吸の改の型の参考になったものも幾つかある。そしてある作品は漫画に興味を持った蜜璃や宇髄夫妻に貸している。因みに一部の柱は現代の読み書きは教えているので大体は読める。

 

 

 

「見つけたぞ、赤羽織ぃ!!」

 

伊之助がノックもせず、一夏の部屋にやってきた。まさに突撃訪問である。

 

 

「嘴平、どうしたんだ?」

 

「ちょっと来い!」

 

「へ?ちょっ、一体どこに……」

 

 

何処へ行くのかと聞く前に、伊之助は一夏の腕を引っ張り、部屋から連れ出してしまう。

 

 

「行くぜ!」

 

「おい、いきなり走り出すなよ」

 

 

 訳が分からぬまま、猪突猛進した伊之助に、庭の方へと連れてこられた。

 

 

庭へ行くと、炭治郎と善逸も揃っていた。

 

 

「炭治郎、お前……何をしているんだ?」

 

俺は炭治郎の顔を見るなり驚きを隠せなかった。治療をしたとはいえ、杏寿郎さんの次に重症だ。無闇に動けば傷口は開いてしまう。

 

 

「一夏さん、今から修行するんです」

 

「おおお、俺は止めたんですよぉ!?織斑さぁん!!!」

 

「炭治郎、お前、腹の傷は……」

 

 

 嘴平を庇って刺された腹の傷が深かったのは透き通る世界で既にわかっていた。しのぶも無理に動くと傷口が開くと言ってたはずなのに……

 

 

「あぁ、これは大したことはありません!大丈夫です!!」

 

「そんな真っ青な顔じゃ説得力はないな。修行は傷が塞がってからでも遅くはない、今すぐ病室に戻りなさい」

 

「いや……このままじゃ駄目なんです……早く、強くならなきゃ……誰「炭治郎」……へっ?」

 

脳天締め(アイアンクロー)を使わざるを得ない。

 

「あ、あの、一夏さん…何を?」

 

「何を、だって?俺はあの時言ったはずだよな、『怪我を治すことに専念する事』って?その状態で修行なんて馬鹿もいいところだ」

コンコンと諭す一夏の握力はドンドン強くなる。

 

「(ヒィィィィッ!一夏さん、怖!無表情で怖ッ!!すっごい音してるし!あの石頭から鳴っちゃいけない音が鳴っちゃってるよ⁉︎)」

 

「(こいつはヤベェぜ!肌にびんびん伝わるこの圧力……余計なことすりゃ何をされるかわからねぇ!)」

 

「イダダダダだ!?一夏さん、痛いです!」

 

「生きてる証だ。それよりも選べ、このまま握り潰されるか病室に戻ってしのぶとアオイに叱られるか……」

 

 

「も、戻ります!戻ってしっかりお叱りを受けますから、離してくださいぃぃ!」

炭治郎は涙目になりながら観念した。その言葉に嘘がないことを確認した一夏は炭治郎の頭から手を離す。

 

「炭治郎、気持ちはわかる…だけど、怪我が治ってない状態で修行をするのはいただけないな。もしまた同じことをやらかしたら、継子の話はなしだ。いいな?」

 

「…わかりました。すみませんでし……「竈門炭治郎ォォォォォォォォォォォッ!!」

 

今度は、炭治郎の謝罪を遮るも者が来た。視線を向けると包丁を手にもち頭にも包丁をくくりつけており、誰が見てもプッツンしている様子だった。そして、その姿を見た炭治郎は顔面蒼白となる。

 

「はっ、鋼鐵塚さん!!」

 

「鋼鐵塚さん、どうして此方に?」

一夏と炭治郎の日輪刀を担当していた刀鍛冶、鋼鐵塚蛍だった。

 

 

「一夏に特に用はない!竈門炭治郎ォ!刀を失くすとはどう言う料簡(りょうけん)だ貴様ァァァァァァァァ!!万死に値する…万死に値するゥ!!!」

鋼鐵塚はそう言って包丁を振り回し炭治郎に迫る。

 

「すみませんすみません!!」

 

「アアアアアアアアアア!!!」

 

「もうほんとにごめんなさい!!」

 

 

「「………」」「傷口が開いてしまうので、その辺にしてください」

 

二人の鬼ごっこはすぐに終わった。あまりの展開の速さに、善逸も伊之助も呆然とする他なかった。

 

その後、一夏は鋼鐵塚を落ち着かせ、みたらし団子を奢る事で騒ぎは終息した。

 

 

 

そして事情を説明した後、しのぶは青筋を浮かべ炭治郎は正座をさせられ怒られた。何故か我妻と嘴平も「連帯責任」でお叱りを受けたらしい。

 

 

 

 

────────

────────────────

 

 

その日の夜。湯浴みを終えた一夏は縁側で、二刀の日輪刀の手入れをしながら一人涼んでいる。空には満月が淡く優しく輝いていた。

 

 

「ふぅ、こっちはこんなものか、今日は長い一日だったな」

杏寿郎の透き通る世界に至れた事が発覚したり、その杏寿郎を強制的に眠らせたり、炭治郎が怪我が治っていないにもかかわらず修行を始めたり、鋼鐵塚が怒りの形相で炭治郎を追いかけ回そうとしたり、それを止めたりと長い一日だった。

 

 

 

──ギシッ

 

 

 

「……しのぶ?」

 

「…一夏」

足音がした方を見ると寝着の上に羽織を羽織り、髪を下ろしたしのぶだった。

 

「どうしたんだ?」

 

「少し…寝付けなくて、隣…いいかしら?」

 

「ああ、もちろん構わない」

しのぶは一夏の隣に座り込む。一夏はそのまま自身の日輪刀の手入れを再開する。

 

「今日は月が綺麗ね…一夏」

 

「ああ…そうだな。髪、解いているんだな」

 

「流石にこの時くらいは外すわよ」

 

「そうか、髪を下ろしたしのぶを見るのは久しぶりだな」

 

「言われてみればそうね。どうかしら?」

 

「ああ、髪を下ろした姿も綺麗だ」

 

「ふふ、ありがとう」

 

一夏は会話をしながらも、日輪刀を丁寧に手入れしていく。

 

 

 

「煉獄さん、禰豆子さんの事…認めたのね」

 

「ああ、あの戦いであの子の事をちゃんと見てくれたんだ。やっぱり…しのぶはまだ、禰豆子の事、信用はならないか?」

 

「…分かってはいるけど、やっぱり…まだ信用出来ないわ」

 

「無理もない。いきなり受け入れろと言われても…鬼に大切なものを奪われた人達には無理がある。しのぶが思っている事は普通だ」

 

「それに比べて、姉さんは簡単に受け入れましたけどね……」

 

「禰豆子はカナ姉の『鬼と仲良くしたい』って夢を実現させたからな。まぁ、わかりきったことじゃないか?」

 

カナエは禰豆子を普通の女の子として接している。アオイや三人娘達も鬼とあって最初は躊躇していた部分もあったが今では普通に接している。因みに現在カナエは禰豆子と一緒に寝ている。

 

「なぁ、しのぶは… 禰豆子の目を、ちゃんと見たことがあるか?」

 

「え?いえ…しっかり見た事は、ないわ」

 

「禰豆子の瞳は綺麗だ。人喰い鬼とは思えないほどの…純粋で水晶のような瞳だ」

これは、禰豆子と再会して、目を合わせた時に気づいたことだ。

 

「納得いかないときはとことん悩んでいいんだよ。しのぶはしのぶなりに納得してくれたら、それでいい」

一夏は磨き終わった自身の日輪刀を鞘に納刀する。

 

「そうね…その方がいいかもしれないわね。ありがとう、一夏」

 

「礼を言われるような事はしていない。しのぶの力になれたのなら…よかった」

 

「ふふっ、ちゃんとお礼くらい受け取りなさいよ。そんな一夏にはこうしてやるんだから」

 

「え、しのぶ……何を?」

急にしのぶは一夏の膝の上に乗り、一夏の肩を掴み見下ろすような体制になる。

 

しのぶは俺に顔を近づけた。そして互いの距離が零となって唇が重なる。

 

「…ん」

 

俺は黙ってしのぶの唇を受け入れた。

最初の数秒はただ唇が重ねるだけだったが、突然自分の舌を俺の舌に絡めてきた。

 

「……んぅっ⁉︎ちょ……んっ!しのっ…」

 

突然の事に目を見開き、手に掴んでいた日輪刀を手放した一夏の舌を彼女は更に絡めとる。

 

「んっ……んぅ……」

 

「んっ、ふっ、んぁっ……」

 

月が照らす夜空の下、お互いの声と唾液が混ざり合う音が耳に響く。

 

続けている内に一夏は頭がボーっとして熱が入っていき、しのぶは両手を彼の頬を当てて離れないようにする。一夏も初めこそは引き離そうと抵抗していたものの、次第に力が抜けていき、黙って接吻を受け入れた。

 

濃厚な接吻は一分近くも続き、お互い唇を離したところでようやく終わった。一夏としのぶの口の間に糸がかかった。

 

「はぁ…はぁ、はぁ…!」

 

「偶にはこうやって……一夏を見下ろすのも悪くないわね。なんだが新鮮な気分……」

しのぶは満足したように笑顔でそう告げた。一夏は突然の事で呼吸が追いつかずゆっくりと酸素を取り込む。その顔は今まで以上に真っ赤であった。

 

「ふふっ、一夏……見たことがないくらい顔が真っ赤よ」

 

「全く、誰のせいだと思ってる……」

 

「え?きゃっ!」

 

一夏は、しのぶを自身の太腿に座った状態であすなろ抱きにする。二人は密着状態だ。

 

「い、一夏……?何を?」

 

「さっきの仕返しだ」

 

「し、仕返しって…」

俺の体温が肌に直に伝わり、更に耳元で囁かれたせいか、しのぶの顔も朱に染まる。

しのぶは抵抗をする様子はない。俺はしのぶのお腹あたりに両手を回しより密着する。恥ずかしいのかしのぶは黙り込んでしまった。

 

「しのぶは、まるで陽だまりのよう温かい。とても心地がいい」

 

 

「なによ…それ」

しのぶは俺の手に触れ身体を俺に預けてくる。そんなしのぶの姿を見た俺は、より強く抱きしめた。

 

「一夏……好き」

 

 

「ありがとう…俺も好きだよ」

 

俺は笑みを浮かべてそう返した。それから俺たちはそのまま見つめ合い……ここから先は俺たちだけの秘密だ。

 

 

 

 

そして、新たな戦いが……始まろうとしていた

産屋敷夫妻とにちかとひなき、珠世を含め生存させるかさせないか

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