日輪を宿す暁   作:狼ルプス

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刀鍛冶編での一夏の出番はほぼないかもしれないです

炭治郎や一夏によって強化された柱達がメインになります


ヒノカミは刀鍛冶の里へ

炭治郎が目覚めて一週間、炭治郎は無事に完全復活し、歩けるようになるくらいに回復した。そして伊之助も驚異の回復力を見せ任務に復帰した。

 

「んーー悔しい、やっぱりなかなか体力戻らないなぁ、お腹がペタッとつかない〜」

目が覚めて三週間後、炭治郎は機能回復訓練に明け暮れていた。三人娘達に柔軟をしてもらいながら、地道にこなしていたが、自分の体力がなかなか戻らないことを嘆く。

 

「あっ、そうだ!俺が眠っている間に刀届いてない?」

 

「うっ!刀ですか?刀……」

 

「鋼鐵塚さんからお手紙は来ています。ご…ご覧になりますか?」

 

きよはお茶を準備しながら鋼鐵塚の手紙を炭治郎に渡してくれたが、それは一枚だけではなかった。まるで呪詛を唱えているように大文字で書かれていた。

 

『お前にやる刀はない』『ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない 呪う』 『呪ってやる 憎いにくい憎い』

 

「これは…まずいぞ…」

 

「ですよね…」

 

「因みに一夏さんからも手紙もあって、内容はこれです」

 

なほは一夏宛の手紙を炭治郎に手渡してくれた。

 

『今は無理だ。お前が満足する太刀を必ず打ってやるから待ってろ』

 

達筆の文字で書かれていた。

 

「え……なにこの差」

 

「えっと、一夏さん、鋼鐵塚さんに太刀を依頼していたみたいで、手紙を送って三日後にそれが来たんです。知っての通り、一夏さんも、炭治郎さんと同じ鋼鐵塚さんが担当刀鍛冶になっていて、一夏さんの日輪刀は、鬼殺隊入隊当時から使い込んでいます」

 

「……あっ」

 

『現に日柱なんかなぁ!あいつの刀を最後に見たのは、刀に『悪鬼滅殺』の文字を彫った時だけだ!』

 

炭治郎は鋼鐵塚の言葉を思い出し、更にショックを受けたような顔になる。

 

「そうだった。一夏さんは一度も刀を折ったことがなかったんだ。そりぁ対応も違うはずだよ……って、太刀?」

 

「はい。炭治郎さんが眠っている間のことなんですが、継子である炭治郎さんはご存知かわかりませんが、一夏さんの技の一部に違和感があったらしいんです」

 

「技の違和感?」

 

「はい。一夏さんが違和感を持った技は、日の呼吸に他の呼吸を併用していた技みたいなんです」

 

「呼吸の併用技…」

炭治郎は、拳鬼,遊郭の鬼兄妹との戦いで一夏が使っていた日の呼吸が、基本技からかけ離れていた事を思い出す。

 

『日の呼吸改・飛輪陽炎・業炎撃』

 

業炎を纏い両手で振り下ろす技──

 

『日の呼吸改・炎舞疾風』

目視が難しい神速の速さで移動しながら斬りつける技──

 

『日の呼吸改・輝輝恩光・緋空斬』

炎の斬撃波を放つ技──

 

 

「(そういえば、猗窩座の戦い、遊郭の時も、技を使っている時に複雑そうな匂いがしたのは気のせいじゃなかったのか…)」

 

 

「一夏さんは鬼殺隊に入隊する前から編み出していたんですけど、違和感があってこの四年の間封印していたみたいです。そしてこの先必要になるとおっしゃっていて、炎柱様と稽古を行ったんです」

 

「煉獄さんと?」

 

「はい。炎柱様と稽古が終わって帰ってきた時は、悩みを解決していたんです。それと、炎柱様は一夏さんに勝利したらしいです」

 

「煉獄さんが一夏さんに⁉︎」

 

「はい、「杏寿郎に見事に負けた」と仰っていました。」

 

「凄い!煉獄さんが一夏さんに!」

 

「因みにしのぶ様も一夏さんに一度勝っています」

 

「しのぶさんも⁉︎」

 

炭治郎は一夏が鬼殺隊最強の剣士なのは関わるうちにいやでもわかっていた。仮に誰か柱の中で一番強いのはと、聞いても、迷わず一夏と答えるだろう。

 

「お話を戻しますが、二ヶ月あったんですけど刀は届いていなくて…」

 

「う、うーん…、今回は刃毀れだけだったんだけどなぁ、一度は刀を折って、前回は刀をなくしてるからなぁ」

炭治郎は頭を抱えながら自分がダメにしてしまった刀に、申し訳なさそうに唸っていた。

 

「刀が破損するのはよくある事なんですけど… 鋼鐵塚さんはちょっと気難しい方のようですね…」

 

「(一夏さんは、鋼鐵塚さんの事を信頼しているんだ。何せ鬼殺隊最強の刀を担当しているんだ。刀をダメにしてしまう時点で、俺がまだ未熟な証拠だ)」

 

「だったら、刀鍛冶の里に行って直接会って話してみてらどうかしら?」

 

「「「カナエ様!」」」

すると道場に元花柱のカナエが入ってくる。

 

「お疲れ様、三人とも…」

 

「カナエさん、里って?」

 

「刀鍛冶の皆んなが住む里のことよ」

 

「えっ、行っていいんですか?」

 

「ええ、その為には色々準備しないといけないから、数日くらいは待ってくれないかしら?」

 

「わかりました!よろしくお願いします!」

カナエは鎹鴉を使い、お館様に許可をもらう為手紙を送った。

 

 

 

 

◇数日後

出立の時、炭治郎は蝶屋敷の外から出ると、女性の隠が待っていた。

 

「はじめまして、お館様より許可が出ましたので、私がご案内します」

 

「はじめまして!竈門炭治郎です。よろしくお願いします」

 

「案内役の事情で名乗ることはできませんが、よろしくお願いします。早速ですがこれを…」

女性隠は布を取り出し炭治郎に手渡すが炭治郎は頭にハテナを浮かべる。

 

「?これは……」

 

「目隠しと耳栓です。里は隠されています。それと私があなたを背負って行きますので」

 

「は、はい!」

炭治郎は手短な説明になんとか返事をし、耳栓と目隠しを身につける。

 

「それと、あなたは鼻も利くようなので鼻栓もしてもらいます」

 

「ふがっ!」

炭治郎は鼻栓を突っ込まれ変な声が出たが、ともかく準備は整った。炭治郎は隠の背におぶさる。

 

「いってらっしゃい炭治郎君、禰豆子ちゃん!」

 

「「「いってらっしゃい!」」」

 

炭治郎はなんとか声を聞き取り片手を上げて手を振る。

 

 

刀鍛冶の里の場所を知る者はごく僅かである。鬼に襲撃されるのを防ぐ為だ。勿論炭治郎を背負っている女性隠も場所を知らない。 

 

その上、道順の鴉も隠の人々も頻繁に変更するのだ。隠は次の隠の所まで鴉に案内され、その鴉も同じで頻繁に入れ替わる。刀鍛冶同様、産屋敷も複雑な方法で隠されている。

数百年前、一人の鬼殺隊士が鬼側に寝返り、当時の産屋敷当主を惨殺された事が原因だが、この事実を知るのは産屋敷家と、縁壱の魂を宿している一夏のみ──

 

 

 

「ありがとうございました!お疲れ様です!よろしくお願いします!」

 

刀鍛冶に向かう道中、交代の隠に引き渡しの際、炭治郎は必ずお礼を言う為、隠達はほっこりしていた。

 

そして……

 

 

「到着しました。目隠しを外しますよ」

 

炭治郎は隠の背から下り地面に降り立つと、隠の人が目隠しを取る。

 

 

「わ———————–––––!!!」

 

 

そこは森林に囲まれ、周囲には立派な木製の家が点在している雄大な地であった。

 

「凄い建物ですね!!しかもこの匂い、近くに温泉があるようだ」

 

「ありますよ。あちらを左へ曲がった先が長の家です。一番に挨拶を」

 

「はい!わかりました!」

炭治郎は鼻栓を外し、隠の説明を聞き元気よく返事をする。

 

「私はこれで失礼します」

 

「はい!ここまでありがとうございました!!」

 

そして炭治郎の感謝の言葉は、やまびこのように響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

「あれ、今の声は……」

 

「感謝のやまびこが聞こえたわ、誰か来たのかしら、なんだがドキドキしちゃう、そう思わない…真菰ちゃん?」

 

「あはは、そうですね(今の声は炭治郎かな…僅かにだけど炭治郎の匂いがする)」

湯船に浸かっていた二人の美女は、新たな来訪者に、一名はドキドキしながら、もう一人は匂いで誰がきたのか特定していた。

 

 

 

 

 

 

「どうもコンニチハ、ワシ…この里の長の鉄地河原鉄珍、よろぴく」

 

炭治郎が正座している対面の座布団の上に座っているのは、ひょっとこのお面をつけた里の長・鉄珍と、その側近二人である。見た目は小さく子供のような見た目であるが、正真正銘の刀鍛冶の里の長だ。

 

「里で一番小さくって一番偉いのワシ。まあ畳におでこつくくらいに頭下げたってや」

 

「竈門炭治郎です!よろしくお願いします!」

 

 炭治郎は、鉄珍に言われた通りに、畳におでこをつける勢いで頭を下げる。その間、ゴンっ、と音が鳴るが、炭治郎の頭は石頭の為、問題はない。

 

「まあええ子やな。おいで、かりんとうをあげよう」

 

「ありがとうございます!」

 

炭治郎は、鉄珍から渡された深皿に入っているかりんとうを右手を使い口に運んで咀嚼する。

 

「蛍なんやけどな、今行方不明になっててな、ワシらも探しているから堪忍してな」

 

「蛍?」

 

「そうや、鋼鐵塚蛍、ワシが名付け親」

 

「可愛い名前ですね!」

 

「可愛すぎ言うて本人から罵倒されたわ」

 

「それは悲しい」

 

鋼鐵塚は現在は行方不明であり、その為炭治郎の刀の研磨はすぐに取り掛かれないらしい。

 

「あの子は小さい時からあんなふうや。すーぐ癇癪起こしてどっかに行きよる。すまんの」

 

「いえいえそんな!オレが未熟ですぐに刃毀れさせたりするからです!それに鋼鐵塚さんは一夏さんも担当していて、刀の話をする時は鋼鐵塚さんの事を自慢げに話していました!」

 

「あやつも鬼殺隊最強…始まりの呼吸を使う柱の担当になって、ワシも誇りに思うが、お前さんにそのような鈍を作ったあの子が悪いのや」

 

鉄珍の威圧が、炭治郎の背筋を凍らせた。その後、炭治郎は、体の疲れを癒す為に鉄珍に温泉を薦められて、一足先にこの場を後にした。

 

「この坂の上が温泉です。私は下でお食事の準備をしておきますので」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「あ———————–––––っ!!!炭治郎君だ!炭治郎く———ん!!」

 

「蜜璃さん走らないでください!零れ出ますよ……乳房がッ!!!」

 

「まっ、真菰さん!どうして此方に?」

炭治郎の前に現れたのは、恋柱・甘露寺蜜璃と、水の呼吸の使い手にして一夏の同期であり、炭治郎の姉弟子、階級甲・鱗滝真菰の姿だった。

 

「聞いてよ聞いてよ〜、私達そこで無視されたの〜!挨拶したのに無視されたの〜!」

 

「(あれは無視っていうよりも、緊張して何もいえない状態だったし、何より恥ずかしそうな匂いもしてたからな〜あれは)」

蜜璃は炭治郎に泣きつきながら先程の出来事について愚痴を垂れていた。一方、真菰は無視した人物の心情を匂いで察していた……。

 

「(いい匂い、今夜は松茸ご飯かな?)」

真菰は漂う香りに今夜の夕餉を予想していた。

 

「もうすぐ晩ご飯が出来るみたいですよ。松茸ご飯だそうです」

 

「え—————––っ!!!ほんとォ⁉︎」

蜜璃は松茸ご飯と聞くと、パァッ!と表情を明るくし、歌を交えながら階段を下っていった。

 

「(食いしん坊)」

 

「久しぶりだね炭治郎、元気だった?」

 

「はい!お久しぶりです真菰さん!」

 

「ふふ、元気そうでよかった。禰豆子も元気?」

真菰は箱の中にいる禰豆子にも問いかけると、カリカリ、と音を立て、「元気だよ」っと言うように返事をする。

 

「炭治郎達はどうして此処に?」

 

「えっと、日輪刀が届かなくて、直接この里に足を運んだんです。でも担当の刀鍛冶さんは消息を断っていて、現在捜索中らしいです」

 

「あはは、炭治郎も大変だね」

 

「いえ、真菰さん達に比べたら、平気です!」

 

「そっか、この先に行けば温泉があるけど、先客もいるから失礼の無いようにね?」

 

「わかりました!」

 

「それじゃあ、また夕食の時に…」

真菰はそう言うと、階段を下り、蜜璃を追いかけ始めた。そして、炭治郎は階段を駆け上がる。

 

 

 

「(わー、広い!!)」

温泉に到着した炭治郎はあまりの広さに驚き温泉を眺める。

 

「あいたっ」

眺めていると、炭治郎に何かが飛んできたので、それを拾うと、先ほど抜けたばかりの前歯が落ちてきた。

 

「(前歯⁉︎歯の落とし物)」

炭治郎は飛んできた方角へ視線を向けると、側面の刈られた特徴な髪型の青年がいた。炭治郎はその姿を見て、すみに言われた事や名前を思い出した。

 

「不死川玄弥!!」

玄弥は炭治郎の声に振り向き気づくと、青筋をいくつも作りながらこう叫んだ。

 

「死ね!」

 

「………」

炭治郎は玄弥の言葉を意に介さず、無言のまま服を脱ぎ捨て湯船に入る。

 

「久しぶり!!元気でやってた⁉︎風柱と名字一緒だね!!」

 

「話しかけんじゃねぇ!!」

炭治郎は玄弥に頭を鷲掴みにされ湯船に顔面から叩きつけられた。そして、玄弥は温泉から上がった。

 

その後、温泉内は竈門兄妹のみで堪能した。充分に堪能して湯船から上がり、食事部屋へ向かうと、蜜璃と真菰が食事をしており、蜜璃は普通では信じられない量を平らげていた

 

「凄いですね!」

 

「そうかな?今日はそんなに食べてないけど…」

 

「俺もいっぱい食べて強くなります‼︎」

 

「炭治郎、確かに食べることも大切だけど、この量は蜜璃さんにしか無理だから…」

真菰は蜜璃の体質を知っている為、炭治郎に真似しないように注意をする。

 

「あっ、そうだ。甘露寺さん達が温泉で会ったのは不死川玄弥と言う俺の同期でしたよ」

 

「不死川玄弥…やっぱり」

 

「不死川さんの弟さんでしょ?でも弟はいないって不死川さんは言っていたの。仲悪いのかしら、切ないわね」

真菰は匂いで察していたようだ。蜜璃は何故兄弟の仲が悪いのか考察するが、不死川兄弟にしか知らない事情である為、何とも言えない。

 

「そうなんですか……どうしてだろう」

 

「私のうちは五人姉弟だけど、仲良しだからよくわからなくて、不死川兄弟怖っ!…て思ったわ〜」

 

「あはは、その気持ちはわからなくもありません」

真菰と蜜璃は寝転がる禰豆子と戯れ出した。禰豆子は蜜璃にくすぐられ、そのうち抱き締められる。禰豆子は蜜璃のことも気に入ったようだ。

 

 

「甘露寺さんは何故鬼殺隊に入ったんですか?」

 

「(それ聞いちゃうの炭治郎?)」

 

「えっ?私?恥ずかしいな〜、えーどうしよう聞いちゃう?あのね…」

蜜璃は恥ずかしそうにもじもじしながら迷うが、

 

「添い遂げる殿方を見つける為なの‼︎」

 

「……」

蜜璃はそう告げるが、炭治郎は目を点にしながら唖然としていた。

 

「やっぱり強い人がいいでしょ!女の子なら守って欲しいもの!偶にしのぶちゃんと一夏君の関係が羨ましくなるわぁ〜、まるで理想的なオシドリ夫婦みたいだもの‼︎」

 

「大丈夫、炭治郎。私も同じ気持ちだったから」

 

「で、ですよね……」

決して悪い意味で捉えていたわけではないが、いたって普通の女性が考えそうな事だった。

 

四人は玄弥のおにぎりを部屋に持っていくが、玄弥は部屋にはおらずどうしようかと迷っていた時、

 

「甘露寺様、間もなく刀が研ぎ終わるそうです。最後の調整のため工房の方へ来ていただきたく……」

 

「あらー、もう行かなきゃいけないみたい」

隠が蜜璃の刀の報告に来た。本人が足を運ばなければならないようだ。

 

「気になさらず!」

 

「お見送りしましょうか、蜜璃さん?」

 

「いいのよ、多分深夜までかかることになるから」

 

「わかりました」

 

「そうですか…うーん」

 

「炭治郎君、真菰ちゃん、今度また生きて会えるかわからないけど、お互い頑張りましょうね。炭治郎君は上弦の鬼と戦って生き残った。それは凄い経験よ」

 

「蜜璃さんの言う通りだよ、炭治郎。実際に経験して得たものはこれ以上ないほど価値がある。今の炭治郎は前よりも強くなってるよ。姉弟子として、こっちも負けてられないから!」

 

「甘露寺蜜璃は、竈門兄妹を応援してるわ!」

 

「……ありがとうございます。でも、俺はまだまだです。俺は一夏さん達と最後まで戦えず、結局足を引っ張って、一夏さんと宇髄さんが倒しました。俺も、もっともっと頑張ります。鬼舞辻無惨に勝つために!」

 

「炭治郎……」

 

「………!」

炭治郎の言葉に蜜璃は胸をキュンとさせ頬を赤くする。

 

「炭治郎は長く滞在する許可が出てるのよね?」

 

「あっハイ、一応は…」

蜜璃はもじもじしながら、待たせている隠をチラ見し、炭治郎に耳うちをする。

 

「この里には強くなるための秘密の武器があるらしいの、時間が有れば探してみてね♪」

蜜璃はそう言うと炭治郎から離れ、隠と共にこの場から離れていった。

 

「みんなじゃあね!真菰ちゃんも今日はありがとね!」

 

「はい、また」

 

「………」

 

「ムー」

禰豆子は寂しそうに手を振っているが炭治郎はお盆を持ったまま無言の状態だった。

 

「炭治郎?どうしたの?」

 

 

「…………」

炭治郎はお盆を持ち上げた途端ブ————ッと鼻血を吹き出した

 

「わぁーッ⁉︎炭治郎!急にどうしたの⁉︎とにかく血!血を止めないと!」

 

突然鼻血を吹き出した炭治郎を見て真菰は慌てて布を出し炭治郎の鼻を塞ぐことで、辺りが血の海になることを回避出来たのであった。




新たに活動報告に太刀を使う技の募集をしています。興味がありましたら見てみてください

産屋敷夫妻とにちかとひなき、珠世を含め生存させるかさせないか

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