とある鎮守府で暁が姉妹達と遊ぼうと執務室から持ってきたのはルドーというボードゲーム
しかしこのゲームは地獄を見るゲームだった…


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とあるVtuber達のコラボ配信を見てからずっと書きたいなと思っていたので我慢出来ず書いちゃいました!
流石に少しアレンジやカットはしてますが第六駆逐隊(主に暁)の阿鼻叫喚をお楽しみください!
タグのキャラ崩壊は念の為です
それではどうぞ!


第六駆逐隊による地獄のルドー

 

 

 

ここはとある鎮守府

 

この鎮守府の秘書艦である暁が何かを持ちながら自分達の部屋に入り、高らかに声を上げた。

 

暁「ねぇ!みんなでこれやらない?」

 

電「これは…なんなのです?」

 

暁が床に置いたのはルドーというボードゲーム。暁達は知る由もないがこのゲームは…マジで地獄を見るゲームである。

 

暁「ルドーっていうんだって執務室にあったから司令官に言って借りてきたの」

 

ちなみに提督は日々の業務で疲れており、暁がルドーを借りると言った時もよく聞かずに返事をしたため執務室から持ち出されたことに気づいていない。

 

響「なんで執務室にボードゲームがあるんだい?」

 

雷「まぁいいじゃない!どうせ暇だしみんなでやりましょ!」

 

電「なのです!ゲームならきっと楽しいのです!」

 

ノリノリの第六駆逐隊の面々…しかし彼女達は後悔することになる…やめとけばよかったと。

 

地獄を見るゲームとは知らず、ゲームが始まる。駒の色は暁が黄色、響が緑、雷が赤、電が青だ。ジャンケンで順番は電から時計回りとなったので、電→雷→響→暁の順番である。あ、ルドーの詳しいルールは調べるなり動画を見るなりしてくれると助かる。

 

サイコロを順番に振り、最初は何事もなく進んだが、響に続き暁が駒を1個ゴールに入れたところから地獄が始まる。

 

暁「くっ!出せない」

 

そうこのゲーム、駒を4個ゴールに入れれば勝ちなのだが最初の駒以降、つまり2個目以降を駒を出すにはサイコロの"6"を出さなければいけないのだ。響は既に"6"を出していて駒が2個あるため1個ゴールに入れても詰まないが、暁はまだ"6"を出していないのである。

 

また暁の番になり、サイコロを振るが出目は"5"

 

暁「ぬぬぬぬ…出せない…"6"が全然出ないわ…」

 

暁が詰んでる間にも他の3人は駒を進めていく。

 

雷「あ!ごめんね電!」

 

電「はわわわっ!また最初からなのです…」

 

響「ハラショー。また"6"だ」

 

暁「くぅぅぅぅ、今度こそ!」

 

だが出目は"3"

 

暁「ちょっと!おかしいんじゃないこのサイコロ!」

 

響、雷、電「「「運だから仕方ない(のです)」」」

 

妹達に正論をぶつけられ、暁は若干涙目になりながらもゲームを続ける。

 

そしてついに

 

暁「やったぁ!」

 

ようやく暁が"6"を出した。まぁ、その間に響は2個ゴールに入れており、彼女も"6"が出るまで出せない地獄を味わっている。

 

それはさておき、ようやく出所した暁だが、1マス先には雷の駒がある。暁としては"1"を出して雷の駒を潰したいところだが…

 

雷「お願いだから"1"だけは!」

 

暁「後ろにいるのよ…あぁ!」

 

出目は"3"、もし雷が"2"を出せばようやく出した暁の駒は再び監禁され"6"が出るまで出せない地獄を味わうことになる。

 

暁「嫌だ!もうやっと出したの!やめて雷!」

 

雷「お願い"2"!」

 

すると謀ったかのように"2"を出す雷

 

「うぅぇあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

暁再び地獄へ監禁

 

監禁から少しして、また"6"を出し暁は出所した。そして4マス先には雷の駒がある。

 

暁「今度こそ…さっきの仕返しよ!」

 

だが出目は"5"、雷の1マス前になってしまった。

 

暁「あぁ!やめてぇ…やっと出したのに…やだぁぁぁ…」

 

雷「え、これ"1"出せばいいんでしょ?」

 

暁「やだぁぁ!」

 

なんとここで雷が"6"を出す。

 

暁「あぁ危ない…」

 

雷「うーん、これどうしよ」

 

"6"が出たら進めるか新しい駒を出すか選択を迫られる。

 

"6"が出るとサイコロをもう1回振れるため、早くゴールしたいなら進めるのも手である。

 

雷は新たな駒を出し、サイコロをもう1回振る。出目は"5"

 

雷「うーん…こっちを進めようかな」

 

雷は暁の後ろにあった駒を進める。

 

電「そっちを進めて良いのですか?」

 

雷「大丈夫でしょ!」

 

暁が"4"を出せば雷の駒を1個スタートに戻すことが出来る+さっきの屈辱を晴らすことが出来る。

 

暁「お願い!"4"!」

 

暁の願いが届いたのか見事に"4"が出る。

 

雷「嘘ォォォ!?」

 

暁「仕返しよ雷ィィィィィ!!」

 

めっちゃ楽しそうな暁だが、彼女の地獄はまだ終わらない。

 

仕返しに成功した暁から何巡かして響、暁ともに"6"を出し、進んでいたのだが…

 

響の駒の1マス先には暁の駒、5マス先には電の駒がある。

 

響「"1"か"5"だね」

 

狙ったかのように"1"を出す。

 

響「あっ…」

 

「うぅぁあああ!」

 

響「ごめん暁、狙った訳じゃないんだ」

 

電「"1"か"5"って言っていたのです…」

 

そんな電にも危機が迫っていた。

 

少しして、電の駒の1マス後ろに雷の駒がある時、雷が"1"を出した。

 

暁「あっ」

 

電「あっ」

 

暁、電「「あっ」」

 

雷「ねぇねぇ電!なにか言う事なぁい?」

 

電「はわわっ!や、やっぱり雷ちゃんは可愛いのですって雷ちゃん!?」

 

雷、問答無用…笑顔で駒を進め電の駒をスタートに戻す。

 

暁「き、鬼畜じゃない…」

 

鬼畜なのは今更である。

 

1巡して響のターン、"6"を出し駒を出せるなと確認すると、もし響が駒を出すともれなく暁の駒が弾かれるという…

 

響「あっ」

 

雷、電「出せば…」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

暁大☆絶☆叫

 

暁「いやぁぁあぁぁ!」

 

響「出したいのは山々だけど進めないと得点が取れないね」

 

暁「あぁ優しい…」

 

そして暁が駒を進め、電のターンなのだがここで電が3連続"6"を出すという奇跡を起こす。

 

暁「…やってるわね」

 

響「これはやったね電」

 

雷「イカサマしたでしょ!」

 

電「はわっ!し、してないのです!運が良かっただけなのです!」

 

電があわあわしながらも駒を進め、雷のターン…電と同じく3連続"6"を出す。

 

電「…これはイカサマなのです」

 

雷「ついさっき電も出したじゃない!」

 

ワイワイガヤガヤと楽しげにゲームを進めていくがここで響に危機が迫る。

 

響の駒が暁のリスポーン地点にある時、暁が"6"を出す。

 

響「くっ!ここまで来て…ハッ!そ、そうだ暁。一度助けたじゃないか。ここで恩を返すというのはどうだい?」

 

暁「……………」

 

暁、無言で駒を出して響の駒をスタートに戻す。

 

響「恩を仇で返すとはまさにこのことだね」

 

暁「か、勝つためには仕方なかったのよ!」

 

だが、そんな暁に天罰と言わんばかりに危機が訪れる。

 

静かに怒った響の駒が暁の駒に迫り、響の駒の6マス先に暁の駒がある。

 

響「来い"6"!」

 

出目は"5"暁の1マス後ろだ。

 

暁「危ない!ハァ…ハァ…逃げるしか…」

 

サイコロを振るが出目は"3"電のリスポーン地点である。

 

暁「ハァ…ハァ…逃げないと…」

 

電がサイコロを振ると見事に"6"を出す。

 

暁「はぁぁ!?」

 

電「なのです!」

 

「ふぁぁあぁ!?あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

恩を仇で返すと必ずいつか自分に返って来るので気を付けようね。

 

また何巡かした後、暁が"6"を出し、2マス先には雷の駒がある。

 

暁「出たわ!1番後ろが1番有利なのよ!」

 

だがしかし!出目は"4"雷の2マス先である。

 

暁「やっちゃった☆」

 

雷「"2"を出せば良いのね!」

 

電が駒を進めて雷のターン…意外に運が高いのか上手いこと"2"を出す。

 

雷「やったぁ~!」

 

暁「うわぁあぁあ!!」

 

さて、ここまで色々と悲惨な暁だがゲームを進めていくとゴールしている駒が響と暁が3、電が2、雷が1という具合で暁の最後の駒は半周している+後ろに誰の駒もないという状況になっていた。

 

暁「このまま行くわよ!私が勝って早く終わるのが1番良いんだから!」

 

雷「別にこの試合が長引いても良いわ!暁を倒しに行かないと!"6"来て!」

 

すると"6"が出る。あれ?雷って幸運艦だっけ?

 

雷「よしよしよし!これで暁を追いかけるわよ!」

 

暁「来たわね…」

 

ちなみに響と電は絶賛地獄を味わい中である。

 

暁「逃げ切る!」

 

響「止めるんだ!」

 

暁ゴールまで残り7マス!ついにこの地獄も終わりと思われたが…

 

響「雷が"5"を出せば!」

 

雷「任せなさい!」

 

するとこれまた綺麗に"5"が出る。うん、雷はもう幸運艦でいいよ。

 

「いぃやぁああああああああああああああああああ!!!!」

 

これだからルドーは恐ろしい…

 

「ああああああああああああああああ!」

 

ちなみにこの後もゴールまで半周といったところで雷に潰されまた発狂することになるのだが、尺的にカットさせてもらう。

 

そして…

 

暁「あぁ!もうゴール寸前!」

 

響がゴールまで残り4マスとなった。

 

響「"4"以上だね」

 

響は見事に"5"を出してゴールした。

 

これでルドーという地獄のゲームは幕を閉じた。

 

まぁ、これでも楽なルールでやっていたのだが…

 

暁「負けたけど面白かったわね!」

 

響「そうだ暁。秘書艦の仕事はいいのかい?」

 

暁「え?」

 

雷「もう休憩時間終わってるんじゃない?」

 

電「早く戻った方がいいのです!」

 

暁はそう聞くや否や急いで執務室へ戻る。

 

執務室の扉を開けると般若のような顔をした提督が仁王立ちして待ち構えていた。

 

提督「…よぅ暁、随分長い休憩だなぁ~」

 

暁「え、えっと…響達と遊んでて…」

 

提督「第六駆逐隊の部屋からめっちゃ楽しそうな声が聞こえてたしなぁ~さぞ面白かったんだろうが遅刻には変わりねぇ…罰として1週間トイレ掃除な」

 

暁「で、でも…」

 

提督「あぁん?何か文句でも?」

 

暁「ピィ!?あ、ありません…」

 

この日から1週間の間、泣きながらトイレ掃除をする暁の姿が見られたとか見られなかったとか…

 

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

 




これを書いたことに後悔も反省もしていない!
元ネタ分かった人はいるかな?
それではまたいずれかの作品で!

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