──統夜──
東京。Gアイランドシティ。
俺達は闇バトルで回収したQパーツをGGG(ガッツィ・ギャラクシー・ガード/ガオガイガーファイナルの組織※)の研究室へ引き渡すため、一度日本に戻ってきた。
もちろん、すぐにでもガウルンを追いたかったわけだけど、回収したQパーツは危険と判断されるほどのエネルギーを秘めている。それを無防備に持ったまま安易に行動するわけにはいかなかった。
※GGG(ガッツィ・ギャラクシー・ガード)
スリージー。またはトリプルジーと読む。
この世界においてはEI-01の襲来だけでなく、他宇宙からの危機に備え結成された旧GGG『ガッツィ・ジオイド・ガード』をルーツに原種が現れ、Gアイランドシティが一度崩壊した際新生した防衛組織。
やることは旧時代とは変わらない。
初代長官は大河幸太郎である。
大河長官「ご苦労だったね君達。テスタロッサ君が予測していた通りとはいえ、学生である君達に負担をかけてしまった」
甲児「いえ。俺達も自分で志願したわけですから」
大河長官「なにより、あのガウルンが生きていたとはね……」
やれやれと、GGGの大河長官がかぶりをふった。
直接会ったことはないようだけど、いろんなところでテロを行ってきたというガウルンのことは知っているようだ。
大河長官「相良君の因縁だけでなく、君達との因縁も聞いている。となれば、ここで手を引けとは聞けない問題だね?」
統夜「はい」
甲児「このまま俺達が手を引いたとして、そのまま見逃してくれるような奴じゃありませんからね」
宗介「下手に放置すると、今度は学校が狙われかねません。今のうちに対処するべき相手であります」
大河長官「君達なら、そういうと思っていたよ。とりあえず、奴が今身を寄せていると思われる、あの闇バトルを開いていたコネクション※(ブライガー用語/犯罪組織の総称)がなにかは判明した」
※コネクション
裏社会に大きな影響力を持っていたロゴス(機動戦士ガンダムSEED DESTINY/組織名)。そしてその後継であったアマルガム(フルメタルパニックシリーズ/組織名)が滅びたことにより、裏社会の秩序も崩壊した。
強大な力を持った悪の柱が消えたことにより、各々が好き勝手に動き、悪を働く大小様々な犯罪組織が生まれたのだ。
そうして生まれた新旧様々な組織を、人々は新たに『コネクション』と総称したのである。
大河長官「そのコネクションの名は『バイオネット(ガオガイガーファイナル/組織名)』。ガウルンが相良君を狙い、あの闇バトルトーナメントを開催させていたところを見るに、ここの一員となっているのは間違いないだろう」
甲児「つまり、この組織を追ってもガウルンにたどりつける可能性があると」
大河長官「その通り。だが、気をつけなければならない」
統夜「なにをですか?」
大河長官「この『バイオネット』というところとは、我々も因縁があってね。厄介な相手なのだよ」
そう言い、長官はバイオネットについて簡単に説明してくれた。
いわゆる『死の商人』達の組織であるが、高い技術力を保有しており、Gストーンの技術を盗み、GSライドの模造品であるフェイクGSライドの開発に成功しているのだという。
その戦力はGGGの勇者ロボでなければ対抗できないほどの脅威となっている。
大河長官「それほどの技術力を持つところだ。君達を苦しめたというヴェノムと呼ばれる機体をコピーしていても不思議はない。ひょっとすると、君達(ミスリル)の切り札に匹敵するものさえ用意している可能性がある」
宗介「……」
甲児「あのヴェノムがそのまま修復されていたりすれば、確かに厄介だな……」
相良軍曹のレーバテインと同じくラムダ・ドライバを搭載した機体。
それがまた出てくるとしたら、厄介極まりない。
ひょっとするとあの時ガウルンが逃げたのは、それがまだ準備しきれていなかったからかもしれない。
大河長官「その可能性はある。次は出てくる可能性を考慮しておくんだ」
宗介「了解しました」
大河長官「そして、バイオネット、およびガウルンの追跡の方だが、それについてはうちやミスリルの専門家の方に任せておいてくれたまえ」
統夜「いいんですか?」
大河長官「ああ。バイオネットとの戦いには勇者ロボに匹敵する君達の力が必要だろうが、奴等を見つけるまでは別の者の仕事だ。捜索は捜索のプロに任せたまえ。なにより、君達にはすぐ行ってもらいたいところがある」
甲児「行ってもらいたいところ?」
大河長官「ああ。九州にあるビルドベース(鋼鉄神ジーグ/基地)だ! そこで、異変がはじまっている!!」
──統夜──
大河長官にうながされたまま、俺達は九州にあるビルドベースへむかっていた。
そこは50年前に現れた邪魔大王国の戦いにより、ゾーン※と呼ばれる不可侵領域に覆われた場所を監視し、再び邪魔大王国が現れた時、防衛の最前線となる場所である。
※ゾーン
50年前の邪魔大王国との決戦のおり発生した謎の結界。表面は暗雲のようなものに覆われ、中を観測することも、入ることもできない場所となった。
原作鋼鉄神ジーグでは九州の全土が覆われていたが、ここでは阿蘇山を中心とした南九州の一部のみが覆われている(佐世保など北九州の一部は第1作の時に登場しているから)
統夜「歴史の授業でならったことはあったけど、実際に行くことになるとは思わなかったな」
甲児「ああ。五十年も昔の話じゃ、俺達とはあまり縁がないからな。おじいちゃんはなにか知ってたかもしれないな」
50年も昔になると、俺達の恩人である弓教授さえ実際にかかわっていない。
争乱で一緒に戦った仲間でさえ、実際に知っている人はほとんどいないだろう。
だから、昔邪魔大王国の襲撃があった。ということしかわからない。
ここ数日、そのゾーンに異変が感じられ、警戒が増していたのである。
ビルドベースが近づく。
クド=ラ「異変を察知した。つまり、50年の時を経てそいつらがまた出てきたってことなのかな?」
その時だった。通信機がけたたましい音を立てる。
カティア「大変。ビルドベースからの救援要請よ。どうやら大河長官の心配が当たったみたい」
甲児「なんだって!?」
統夜「急ごう!」
──ビルドベース──
統夜達が救援要請を受けたころ、ビルドベースではゾーンから現れた邪魔大王国(鋼鉄神ジーグ/組織)の手先。ハニワ幻神(鋼鉄神ジーグ/敵総称)に襲撃を受けていた。
そこには、危機を察知し先入りしていたグレートマジンガーの剣鉄也とそのパートナー炎ジュンと弓さやか(マジンカイザー/人物)が。
さらに鋼鉄ジーグに乗りこんだ草薙剣児と、珠城つばきと美角鏡の乗るビッグシューターが守りについていた。
鉄也「草薙。まだ乗ったばかりで無茶するな。ここは俺とグレートに任せておけ」
剣児「そんな悠長なこと言ってる場合じゃねえだろ! うおぉぉ!」
鉄也「こいつ!」
さやか「まるで甲児君みたい」
雄たけびと共にハニワ幻神の集団へ突撃する剣児の駆るジーグを見て、弓さやかがやれやれとあきれた。
統夜達が日本へ戻る直前、突然の地震により崩れた山からハニワ幻神が目覚める事件が起きた。
その日近くで友人の美角鏡とバイクレースで勝負していた草薙剣児は、雷鋼馬というバイクを授けられ、鋼鉄ジーグとなった。
鋼鉄ジーグを開発した司馬博士に「お前はこの地を守る防人となるのだ!」と言われ、わけもわからず戦うことになり、がむしゃらにそれを撃破していた。
この一件がきっかけとなり、邪魔大王国の復活が迫っていると予測した各方面は、グレートマジンガーを、さらに統夜達を派遣したのである。
その予測は見事的中し、50年ぶりに現れたハニワ幻神との戦いがはじまったのである!
剣児「うおおおぉぉ!!」
つばき「こら剣児。もう少し剣さんの言うことを聞きなさい!」
鉄也「今はかまわん。やれるだけやってみろ。サポートはしてやる! お前の才能を見せてみろ!」
剣児の戦い方は、向こう見ずで危なっかしいもので、ところどころ危ないところはあったが、すかさず鉄也のサポートが入り、大きな危機には発展しなかった。
つばき「すごい。これが、今まで日本を守ってきたグレートマジンガー……!」
剣児と鋼鉄ジーグの強さに目も行くが、それをあっさりサポートする鉄也の腕前に思わずつばきが声を上げる。
きっと今まで同じように無茶をする人をいっぱいフォローしてきたんだろうなあ。というのも見えてしまったりしたが。
鉄也(まだ戦い慣れしていない分危なっかしいが、恐れず突っこんでいけるところは逆に感心する。こいつは鍛えがいのある男だ)
まだまだでこぼこした原石であるが、その才能を感じさせるだけの動きは十分にあるものだった。
鉄也が剣児の才能を見極めたところで、統夜達もビルドベースに到着する。
マジンカイザーとグレートマジンガー。さらにグランティードとバシレウス。そしてレーバテインとボスボロットがそろった今、指揮官もいないハニワ幻神の軍勢ではひとたまりもなかった。
ビルドベースに現れたハニワ幻神をすべて撃退し、統夜達も邪魔大王国を警戒するため、しばらくビルドベースに滞在することになる。
──特訓! マッハドリル──
ビルドベースに到着した統夜達は、その指令、珠城美和(たましろみわ)の歓迎を受け、ジーグを開発した司馬博士、ジーグのサポートを行う美和の孫娘である珠城つばき、ビルドベースの研修生でもある美角鏡(みすみきょう)。そしてジーグのパイロットである草薙剣児の紹介を受けた。
互いに自己紹介を行い、ジーグの特性を説明される。
鋼鉄ジーグとは、サポート機であるビッグシューターにより様々な武器やパーツをシュートされ、交換して臨機応変に戦える機体だった。
しかし、剣児はそのパーツチェンジはまだ不慣れ。
ということで、鉄也が先生となりパーツチェンジの特訓がはじまることとなる。
ロボットに乗り、対峙する剣児と鉄也。
それを見物する統夜達。
剣児「さあ、いつでもいいぜ!」
つばき「随分と素直ね。普段ならこういうのやだってダダこねるのに」
剣児「さっきの戦いで思い知ったからな。何度も何度もフォローしてもらって、俺はまだ、弱いってな!」(鉄也の撃墜数が剣児より下の場合)
剣児「さっきの戦いで思い知ったからな。何度も何度もフォローしてもらって、結局倒した数もあっちの方が上だった」(鉄也の撃墜数が剣児より上の場合)
つばき「気づいてたんだ」
剣児「俺だってバカじゃねえ。これくらい気づくさ。だからせめて、先輩に認められるくらいにはなりたいからよ!」
つばき「いい心がけね」
剣児「だから鏡、パーツシュートの速度をがんとあげてくれ!」
鏡「いいだろう」
剣児「さあ、いくぜ先輩!」
鉄也「いいぞ、さあこい!」
今回は、パーツチェンジで武装を交換し、目標であるグレートマジンガーに一撃を与える訓練である。
これはビルドアップによるパーツ交換の速度を上げ、隙を減らし、被弾を減らすため重要なことである!
つばき「いくわよ剣児。パーツシュート!」
剣児「うおおぉぉぉ!」
鉄也「遅い!」
剣児「まだまだー!」
鉄也「動きが単純だ!」
剣児「どりゃー!」
鉄也「遅い! それではマトになったのと同じだ!」
剣児「ち、ちくしょう」
ビッグシューターから射出されたジークバズーカやドリルが宙を舞い、ジーグの腕と交換される。
この合体攻撃ができるかできないかで、ジーグの性能を十二分に引き出せるかが決まると言ってもいい。
何度も何度も挑戦する中、ついにバズーカがグレートの肩を捕らえた。
剣児「はあ。はあ。どうだ!」
鉄也「悪くない。バズーカは合格としてやろう。だが、ドリルはまだまだだな」
ジーグバズーカ。
それは腕をバズーカとチェンジし攻撃するものである。
そしてマッハドリルは、腕をドリルと交換し突撃する必殺の一撃だ。
バズーカは遠距離攻撃であるゆえ敵と離れてチェンジし攻撃を放つことが可能だが、マッハドリルは突撃の一撃。パーツの交換は相手の間近でなければ有効活用できない。
それゆえ、換装速度の小さな違いが、大きな差となってしまうのだ。
当然、鉄也の要求が厳しいというのもある。
だが、そのタイミングで成功できないのなら、逆にジーグがやられる未来しかない。
剣児の命がかかっているのだから、厳しくて当然なのである。
鉄也「だが、このマッハドリル。身に着ければ強力な力となる。必ず身に着けろ。休んでいる暇はないぞ!」
剣児「くそっ。言ってくれるぜ。いいだろう。やってやろうじゃないか!」
その時、訓練場に警報が響く。
邪魔大王国のハニワ幻神が再び攻めてきたのだ。
今回はそれを率いる邪魔大王国の幹部、壱鬼馬(いきま)の姿もあった。
彼は新たなジーグを排除し、その内に秘めた銅鐸を奪うためやってきたのである。
警報と共にロボットへ乗りこんだ統夜達が現れたハニワ幻神と対峙する。
次々とハニワ幻神を撃破してゆく中、統夜達の攻撃は壱鬼馬の乗る大火焔偶に命中する。
だが、その一撃に対し、大火焔偶は無傷だった。
甲児「なんだ!? 攻撃が効いてない!?」
壱鬼馬「フフフッ。これぞ我等が凶の力。貴様等の攻撃など通用せんわ!」
鏡「くっ」
鉄也「いわゆる強力なバリアか」
アル「それならば軍曹」
宗介「……いや、ここは俺達の出番ではない」
統夜「確かに」
甲児「みたいだな」
壱鬼馬「余裕ぶっても無駄なことだ。この凶の結界は破れはしない!」
鉄也「そんなことはない。鏡、マッハドリルとジーグの力ならば、どうだ!?」
鏡「いけるだろう。ジーグの銅鐸の力をマッハドリルにこめればな」
つばき「無理よ。特訓の時でさえ成功していないのよ!」
鉄也「ここで成功できなければ、この先戦い続けるなど無理だ!」
甲児「そうだぜ剣児。お前ならできる!」
剣児「へっ。甲児に言われるまでもねえ。来い。つばき!」
つばき「……わかったわ。マッハドリル。セットアップ、シュート!!」
剣児「うおおおおぉぉ!!」
壱鬼馬「そのようなドリルで、我が結界が……!」
射出されるマッハドリル。
この時、見事合体を成功させたジーグが、大火焔偶をバリアごと貫く!
壱鬼馬「破られるだとおぉ!?」
剣児「やったぜ! あいつの結界も消えた!」
こうして壱鬼馬の乗る大火焔偶にもダメージが与えられるようになった。
あとはハニワ幻神を全滅させるだけである!
──戦闘前会話──
剣児VS壱鬼馬
壱鬼馬「新たなジーグよ! 貴様を倒し、銅鐸を妃魅禍様に献上させてもらう!」
剣児「なんだよ、銅鐸って! ワケのわからねえこと言ってんじゃねえ!」
壱鬼馬「ならばなにも知らぬまま、死ぬがいい!」
──勝利条件達成──
ハニワ幻神を全滅させ、壱鬼馬に致命的なダメージをあたえることに成功する。
壱鬼馬「これが新たなジーグの力。侮っておったわ。覚えていろ!」
剣児「へっ、いちいち覚えてられるかって!」
現状でビルドベースを落とすことは不可能だと感じた壱鬼馬は撤退してゆく。
撤退後、現状を報告された妃魅禍は、ジーグ以外の戦力も考慮し、うかつに攻撃するのは逆効果と考え、しばし準備をすることを決めた。
少なくとも、復活直後では戦力が足りないと感じたのである。
ある程度のハニワ幻神が復活するまで、しばし静観の構えとなる……
剣児「どうだ、見たかよ鉄也先輩!」
鉄也「ああ。合格だ。最低限の強さに届いたようだな」
剣児「ちぇっ。辛口だぜ」
美和司令「皆、ご苦労様。報告ついでに指令室まで来てもらえるかしら。GGGの大河長官が、あなた達に伝えることがあるみたい」
甲児「ひょっとして……」
宗介「ああ」
ビルドベース指令室。
大河長官「ビルドベースに来てすぐのところですまないが、バイオネットに関しての情報が入った。やはりスイスの研究所からQパーツを奪取したのはバイオネットだったようだ」
甲児「Qパーツをだって!? まさか俺達が回収した奴が盗まれたのか!?」
宗介「いや、違うだろう。Qパーツは世界で4つ確認されている。それぞれが高いエネルギーを秘めているため、世界各地の研究所に分散して研究が進められていたはずだ。そのどれかだろう」
統夜「それに、俺達が回収したのは日本の研究所に引き渡したばかりだからな。その前になにかあったのじゃないか」
甲児「あ、別のか」
テニア「甲児、慌てすぎだよ」
甲児「うっせえ」
さやか「甲児君たら」
大河長官「ともかく、今その犯人を我々と協力関係にある対特殊犯罪組織シャッセール(ガオガイガーファイナル/組織名)のルネ君(ガオガイガーファイナル/人物)が追っている。敵は説明した通り手ごわい。君達にその捕縛に力を貸してほしいと思ってね」
甲児「もちろんだぜ!」
統夜「もちろんです。その犯人は、今どこに?」
大河長官「フランスだ。こちらからも凱君(ガオガイガーファイナル/人物)を行かせる。現地で合流してほしい」
メルア「凱さんと? でも今、ギャレオンは護君と一緒に宇宙へ旅立ったんじゃ?」
カティア「いえ。ついに完成したんですね?」
大河長官「うむ」
大河長官は大きくうなずいた。
読者の皆様はもうなんのことか察しはついているだろうが、ここはまだあえて伏せておこうと思う。
次回を待て!
鉄也「……」
剣鉄也が、ビルドベースの指令である珠城美和に視線を送る。
彼女もその視線に気づき、無言でうなずいた。
鉄也「草薙、お前も一緒に行ってこい」
剣児「ええっ!? つったら、邪魔大王国の連中はどうすんだよ?」
鉄也「奴等とてバカではあるまい。今回の一件で俺達は手ごわいと知ったはずだ。ここには50年前と違い、ジーグ以外のロボットがいるのだからな。ゆえに奴等は戦略を見直し、次は戦力を増強してから攻めてくる」
つばき「そんな……」
鉄也「だからその時のために、お前はさらなる戦いの経験を積まねばならない。より強くなるためにな」
剣児「……実戦こそが、最大の経験てわけか」
鉄也「そういうことだ。なに。日本は俺とグレートに任せておけ。慣れている」
甲児「確かに鉄也さんには世話になりっぱなしだよな」(しみじみ)
ジュン「もちろん、鉄也のサポートは私がするわ」
剣児「でもよ……」
鉄也「ふっ。心配などいらん。それに、早く強くならんと俺がすべて片付けてしまうぞ」
剣児「言ってくれるぜ。いいだろう。乗ってやる! 俺も一緒に連れて行ってもらおうか!」
統夜「いいんですか?」
美和司令「かまいませんよ。むしろ、経験を積むのはよいことですからね」
美和司令(それにこの先、戦わざるを得ないのは邪魔大王国だけとも限りませんし)
統夜「わかりました。じゃあ、行こう。フランスへ!」
こうしてグレートと鉄也。ジュンを留守番とし、新たにジーグとビックシューターを仲間に加え(ビルドベースにはもう一隊、ビルドエンジェルスというのがいるが、それは鉄也と共に防衛に残る)、統夜達はガウルンの手がかりを得るため、フランスへと飛ぶのだった!
第2話 終わり