サインしたらロドスに引き込まれたんだが!?   作:トリスハイボール

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新年明けましておめでとうございます。
皆さんはどのようなお正月を迎えましたか?

Wさんは弊ロドスには来てくださいました。
皆さんの元にもWさんが来るように祈っておきますね(-∧-)ナム…

さて、今年も少しづつではありますが執筆して言いますので、暖かい目で見ていってください…


水使いの教え

ロドス/訓練室

 

 

訓練室とは思えぬほど静かな空間。

4人とも集中力が日に日に高まっているのが分かる。

 

「そこまで」(パンッ)

 

そう言うとゆっくりと目を開けて…

 

「「「「ふぅ」」」」

 

同時に軽く息を吐いた。

 

 

 

アーツ制御の指導を始めて1週間。

最初は5分の瞑想でもヒィヒィ言ってたが、もう20分以上続けれるようになっている。

正直ここまで成長が早いと思ってなかった。

中でもラヴァは特に成長が早い。

俺の指導にもしっかり着いてくるし、分からないことや疑問があれば直ぐに質問してくる。

ラヴァ程では無いものの、グレイやスチュワード、グロリアも着実に成長している。

 

ドーベルマン教官が訓練でアーツについて褒めてくれたと、嬉しそうに報告してくれたのは指導した側としては嬉しい限りである。

 

 

「さて、瞑想もしっかり出来る様になってきたから、次のステップに行くぞ。

いよいよ実践的な訓練に入るから、しっかり付いてこいよ」

 

「「「「はい」」」」

 

全員の返事を確認すると、用意していたホースを持った。

 

「まず質問だ。

グレイ。俺の持ってるホースから水を出して、あの5m先にある的に当てるにはどうすればいいと思う?」

 

「えっと…水の勢いを強くすれば良いと思います。」

 

「正解。

次にスチュワード。水の勢いを強くするにはどうすればいいと思う。」

 

「そうですね…蛇口をもっと回すのはどうでしょう?」

 

「どうしてそう思った?」

 

「水が沢山出てくるから勢いが強くなるんじゃないですか?」

 

「よし、なら蛇口を目いっぱい回してみるぞ。」

 

蛇口を回せるところまで回して見るが、水の飛距離は約3m程で的には届かない。

 

「スチュワードの答えも悪くは無いが、こんな風に届かないな。

正解はこうするんだ。」

 

ホースの先端を指で潰して水の勢いを強くして的に当てて見せた。

 

「やることは簡単。水の出口を小さくして水に圧力をかければ良いんだ。

こうすることで飛距離が伸びるし、勢いが強くなる。

勢いが強くなるとスピードも早くなるし…」

 

「当たった時の衝撃も大きくなる。そうだろ?」

 

「ラヴァ正解。更に言うなら貫通性がプラスされる。」

 

「貫通性、ですか?」

 

拳程のの大きさの水の球を作り、それを米粒大まで小さく圧縮しさっきの的へと放つと、的を貫通してその奥の壁にまで届いた。

因みにだが的は鉄製である。

 

「水で鉄を貫くなんて…」

 

「いきなりコレをやれとは言わないよ。

だが、今やったみたいにアーツを圧縮して放つと鉄をも貫くほどの威力になるのは分かったな?

 

今からやってもらうのは、この圧縮の訓練だ。

やり方は、掌にアーツを集中させてアーツの球体を作って、アーツの質や量を変えずにその球体を小さくするだけ。」

 

「だけって…並のアーツ制御じゃ無ですよね」

 

「かなり集中力がいる訓練だ。だからこそ、先に瞑想をさせたんだよ。

圧縮してる最中に集中が途切れると、圧縮してるアーツが元の大きさに戻ろうとして暴発する危険性があるからな」

 

「「「「エ゛ッ」」」」

 

俺も訓練中にアーツが暴発して、龍門の街の一部を浸水させちまったことがあるからな…

思えば、あれが初めて近衛局に世話になった一件だったなぁ。

あの時からチェンやホシグマには世話になってるから、怪我の功名、みたいなもんかね?

ちなみにスワイヤーは、整理してた書類が水浸しになってしまって書き直すハメになったらしく、後日謝罪として菓子折を持って彼女を尋ねてみると真っ白になって机に突っ伏していたので、少し介抱してから書類整理を手伝ったんだよなぁ。

 

«閑話休題»

 

そういう事故を起こさないために、瞑想がある程度できるようになってから、ようやくこの訓練に移れるって訳だ。

 

「最初は野球ボールサイズから、ピンポン玉のサイズまで縮めることが目標な。

そこから段階を踏んで行く感じだから、しっかり集中しろよ。

それじゃはじめ!!」

 

 

圧縮の訓練はさすがにまだ早かったかな…

全員アーツの使いすぎでダウンしちまったんで、今日の訓練は終わりだな。

 

 

 

 

・・

・・・

 

 

最初、ドクターに言われてアーツ制御を教わることになったが、制御訓練の筈なのにアーツを使わないこの人の訓練に疑問しか持たなかった。

訓練の意味は教えられたが、本当にレベルアップ出来るのか不安だった。

 

制御訓練を受け始めてから5日目

 

「アーツの出が早くなっている。良いぞ、ラヴァ」

 

ドーベルマン教官から訓練中にそう言われた時は、一緒に訓練を受けていたA1の皆も驚いた。もちろん私も。

 

それもそのハズ、ドーベルマン教官が誰かを褒める事は殆どなかったからだ。

その教官に褒められたことは、ものすごい自信に繋がると同時にあの訓練の効果を感じた瞬間でもあった。

 

『この人に教わって努力を続ければもっと上に行ける』

 

まだ術師としては未熟だが、努力は誰にも負けないと思う。

だからこの人の下で努力を続けようと心に誓った。

 




アーツの特別講師として誰か出したいんだが、誰がいいのか考え中…


あと、医療アーツの原理が分かんないから出しにくい…
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