戦闘描写むずすぎぃ。
(今回ヤンデレ要素は殆ど)ないです
正面から振り下ろされる剣をひらりと避ける。
そのまま背中に回り込み後ろからナイフで首をカッ切ろうとするも。
凄まじい速度で振り向き、こちらを切りつけてくる。
勇者の、いや、やつが持っているあの『聖剣』の能力による産物。
人間離れした身体能力。
上位の魔物が手も足も出せないのも頷ける。
が、本当に厄介なのはこれじゃない。
俺は後ろにバックステップし、距離を取ろうとする。
すると突然俺に剣先を向け、なにやら魔法を詠唱しだした。
『光魔法』
そう、一番厄介なのはこれだ。
『ライト・カタストロフ』
剣先から勢いよく吹き出す光のビームは、万物を滅す。
まともに受けたら一溜りもない。
が。
「ふっ!」
俺は屋根から飛び降りた。
「チッ」
あの魔法は基本、一方通行にしか打てない。
つまり、方向転換ができない。
それに、『光魔法』を発動させるには膨大な経験、魔力、知識が必要だ。
連射できるような代物ではない。
例えそれが勇者でも。
地面に着地した時、待ち構えていた王国兵が襲ってきた。
が、気にする必要はない。
今俺がいるのは建物の影の中。
逃げるには十分だ。
『影魔法』
俺は短く詠唱すると、影の中に潜り込んだ。
何が起こったのかわからず、慌てている兵士の前に、勇者が降り立った。
「彼はどこに行った?」
すると兵士は背筋をピンと立て、敬礼して言った。
「わ、わかりません!気づいたら消えていました!」
「…、嘘ではないようだな、周辺を虱潰しに捜索してくれ、各検問所にも報告を。絶対に王都から出してはだめだ。」
「御意!!」
兵士は素早くその場から離れた。
そしてその反対方向へ、勇者は向かって行った。
俺が扱う『影魔法』はあまり広く使われていない、どっちかと言えば暗殺向きの魔法である。
能力は名前の通り、影に潜れたりする。
その他便利な点は多数ある。
俺は影からでて、適当な所にでも潜伏してやり過ごそうと思い、影から出た。
その時。
「君がナルゲル君かぁ」
空から声がした。
声の方向に顔を向ける。
そこには空飛ぶ箒に跨っている少女がいた。
何だアイツは。
「何だオマエ、って顔してるね」
「…。」
「だんまりかい?勇者さんからは明るいやつだと聞いていたんだがね」
早々にやらかしてしまったようだ。
「私の名は リツ・クシェルト、王国魔術師団団長さ、聞いたことくらいあるんじゃないかな?」
こいつが、か。
以前耳にしたことがある。
予想以上に面倒そうだ。
俺は路地裏に走り出した。
「そんなに急がなくてもいいじゃないか。
もう少しゆっくり話そう
勇者ちゃんと一緒に、ね。」
瞬間、俺の目の前に勇者が降り立った。
「みつけた!」
◆◆◆◆◆◆
私は今、王都アテムに来ています。
理由ですか?
ふぅむ…、弟子がなんだかやらかしてそうでしてねぇ、様子を見に来たのですが、どうやら予想は的中の様です。
弟子、とはいったものの、多分本人は私が師であることは忘れているはずなので、師弟関係、と言っていいのかわかりませんがね。
今は…、
どうやら魔王を倒した勇者と魔術師が相手のようですね。
あ、ちまみに弟子というのはナルゲル君のことです。
しばらく見ない内に随分と立派になったようです。
さて、行きますか。
次回、『三賢者』の一人登場&戦闘回&ヤンデレ予定
三賢者の紹介は三人とも登場させたらします。
感想お願いします。
UA10000記念、なにを書けばいいか
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ネタ回
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普通にこれまで登場したキャラ説明
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