やはり俺達が鬼殺隊最強と言われるのは間違っている。   作:甘味の皇帝

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拾捌

2日後 夜

 

産屋敷邸

 

燿哉「やあ…来たのかい…初めましてだね…… 鬼舞辻無惨…」

無惨「何とも醜悪な姿だな産屋敷」

八幡「醜悪なのはお前だ鬼舞辻無惨」

無燿あ「「「!?」」」

いきなり無惨の後ろに現れたのは比企谷八幡だった

八幡「久しぶりだな」

無惨「比企谷…丁度いい所に来た、死ね」

無惨が腕を伸ばしてきた。が、

八幡「大丈夫ですか?御館様」

燿哉「私を囮にと…言っただろうに」

八幡「これは俺が勝手にやっただけです。御館様は関係ありません」

燿哉「屁理屈だね」

八幡「屁理屈も理屈です」

無惨「!!」

八幡はまたも唐突に姿を消し、現した。

八幡[あまね様、御館様と子供たちを連れて逃げてください」

無惨「逃がすわけなかろう」

八幡「お前は黙ってろ」

<雪の呼吸・弐ノ型 立華>

無惨「その程度で私が倒せると?」

八幡「流石にそうは思ってない」

 

そして、御館様の屋敷の庭に出て激しい斬り合いが始まる。ん?無惨は刀じゃないから斬り合うって言うのか?まあいいか。

すると、肉の種子が俺たちを覆う。

八幡「(もう少し遅れてたら殺されるとこだったな。ギリギリだ)」

俺は素早く後ろに下がる。

無惨「(肉の種子…血鬼術…!!)」

無惨が太い棘の生えた枝のようなもので固定される。

無惨「(固定された…!!比企谷の末裔に集中しすぎた…!いや、でも大した量じゃない吸収すれば………!!!)」

無惨の腹には"珠世"の腕が刺さっていて無惨はそれを吸収した。

無惨「珠世!!なぜお前がここに…!」

珠世「この棘の血鬼術は貴方が浅草で鬼にした人のものですよ。吸収しましたね無惨。私の拳を。拳の中に何が入っていたと思いますか?

鬼を人間に戻す薬ですよ!どうですか効いてきましたか?」

無惨「そんなものができるはずは…「ありがとうございます!」

俺は無惨の両腕と頸を斬り落とす。が、

無惨「っ!!」

頸は斬ったそばからくっ付き腕はその後すぐに生えてきた。

珠世「悲鳴嶼さんお願いします!!」

行冥「南無阿弥陀」

そこに行冥が畳み掛け、頸を破壊する。

だが、また新しい頸が生えてくる。

八幡「(…?柱たちが集結してきてる。流石だな。来るのが速い)」

でも、棘?が刺さっててもこれだけの再生速度。やばいな。

行八「!!」

無惨<黒血枳棘>

無数の棘のようなものがくる。

行冥<岩の呼吸・参ノ型 岩軀の膚>

それを悲鳴嶼さんが全て斬り刻む。

八幡「ありがとうございます!」

すると、山の中から実弥が来て

実弥「テメェかァアアそこで何してやがるだァアアーー!!」

甘露寺「御館様ァ!!」

伊黒「御館様!」

八幡「無惨だ!!コイツは頸を斬っても死なない!!」

めずらしく頑張って声を張る。うん、俺頑張った。

実弥「(!!コイツがァ!!!)」

甘露寺「(あれが…!!)」

伊黒「(あの男が!!)」

義勇「(奴が………!!)」

しのぶ「(鬼舞辻!?って八幡さん!?帰ってきたなら教えなさいよ!?)」

1人だけそっちも心配するしのぶ。

炭治郎「無惨!!」

 

時透<霞の呼吸・肆ノ型>

しのぶ<蟲の呼吸・蝶ノ舞>

伊黒<蛇の呼吸・壱ノ型>

甘露寺<恋の呼吸・伍ノ型>

義勇<水の呼吸・参ノ型>

実弥<風の呼吸・漆ノ型>

小町<雷の呼吸・陸ノ型>

炭治郎<ヒノカミ神楽・陽華突>

 

 

だが、鬼舞辻無惨は不気味に笑う。

すると、足元に無数の襖が現れ、全員が落ちる。

無惨「これで私を追い詰めたつもりか?貴様らがこれから行くのは地獄だ!!目障りな鬼狩り共今宵皆殺しにしてやろう!!」

炭治郎「地獄に行くのはお前だ無惨!!」

八幡「叩き潰してやるワカメ頭!!」

小町「アンタは絶対に今夜倒す!!」

俺の咄嗟に出てきた精一杯の悪口がこれかよ。

無惨「やってみろできるものなら!!比企谷兄妹!!竈門炭治郎!!」

八幡「ああやってやるよ!!」

俺は落ちる前に襖の端を掴み飛び上がって無惨の顔面を蹴ってその勢いでしのぶの方に入る。

八幡「大丈夫か?」

しのぶ「帰ってきたなら言いなさいよ!!」

八幡「すまんすまん」

無惨「比企谷アアア!!!」

ざまあみろ無惨。

 

八幡<雪の呼吸・参ノ型 氷雪>

俺は落ちる衝撃を抑えるため技を出した。

しのぶ「ありがとうございます」

八幡「怪我は?」

しのぶ「無いです」

八幡「行くぞ」

しのぶ「はい」

 

 

実は今回、鳴女は隊士の約6割の位置を捕捉しており、捕捉されてきた隊士は全員無限城に落とされています。

 

 

しのぶ「血の匂いがしますね」

八幡「そうだな。近くにいる」

俺が近くの扉を開けると中には…

「ん?あれぇ来たの?わあ女の子だね!若くて美味しそうだなあ後で鳴女ちゃんにありがとうって言わなくちゃ!」

 

 

カナエ『しのぶ、鬼殺隊を辞めなさい。あなたは頑張っているけれど本当に頑張っているけれど多分しのぶは………普通の女の子の幸せを手に入れてお婆さんになるまで生きて欲しいのよもう…十分だから…』

しのぶ『嫌だ!絶対辞めない!姉さんの仇は必ずとる!言って!!どんな鬼なのどいつにやられたの………!!カナエ姉さん言ってよ!!お願い!!こんなことされて私普通になんて生きていけない!!姉さん!!」

 

カナエ『頭から血をかぶったような鬼だった』

 

童磨「やあやあ初めまして俺の名前は童磨。いい夜だねぇ」

 

カナエ『にこにこと屈託に笑う。穏やかに優しく喋る』

 

すると、童磨の近くにいた女性が

「た…たす…助けて…助けて…!!」

童磨「しー!今話してるだろうに…」

童磨は腕を振り女性に攻撃する。

それをしのぶが助けて隣の橋に渡る。

しのぶ「大丈夫ですか?」

童磨「わあ!速いねえ柱なのかな?」

「はっ…はっ…」

童磨「ん?何で斬れてないのかな?」

八幡「俺が防いだから。俺のしのぶさんに触るな」

童磨「君も速いねえ柱?」

俺はそれに応えない。

 

カナエ『その鬼の使う武器は鋭い対の扇』

 

童磨が扇を振って二つとも開く。

童磨「俺は"万世極楽教"の教祖なんだ。信者の皆と幸せになるのが俺の務め。ここにいる子たちも残さず綺麗に喰べるよ」

しのぶ「(こいつが…姉さんを殺した鬼…)」

八幡「(コイツがカナエさんを殺した鬼…)」

しのぶ「皆の幸せ?惚けたことをこの人は嫌がって助けを求めた」

童磨「だから救うんだよ。僕が喰べることでそのこは苦しくなくなるしつらくもなくなる。怯えることもない。「黙れ…」うん?」

八幡「黙れよ…お前みたいな奴が俺のしのぶと喋んな……!!」

しのぶ「(え!?今八幡が私のこと呼び捨てで!?)」

童磨「えーっ初対面なのに随分刺々しいなあ。あっそうか。可哀想に何かつらいことがあったんだね…聞いてあげるよ話してるようごらん」

八幡「…ご生憎、お前に話す口は」

<雪の呼吸・壱ノ型 初雪>

八幡「持ってない」

俺の攻撃を童磨が避ける。

童磨「速いねえ、やっぱり柱なのかな?」

八幡「しのぶ、行くぞ」

しのぶ「ええ(また!?)」

童磨<血鬼術・蓮葉氷>

八幡「(これは喰らうとまずいな。吸うだけでやばい…)」

<雪の呼吸・伍ノ型 花弁雪>

八幡「しのぶ、こいつの攻撃は絶対に吸うな」

しのぶ「わかりました」

八幡<雪の呼吸・弐ノ型 立華>

童磨<血鬼術・枯園垂り>

斬撃が足りないな…

八幡<雪の呼吸・漆ノ型 吹雪>

童磨「途中で型を変えれるなんて凄いね!」

<血鬼術・凍て曇>

八幡<雪の呼吸・捌ノ型 暴風雪>

童磨「お!技ごと弾けるんだ!」

八幡「一旦下がるぞしのぶ」

しのぶ「はい」

俺たちは一旦後ろに下がる。

童磨「待て待てー」

<血鬼術・蔓蓮華>

八幡<雪の呼吸・肆ノ型 粉雪>

童磨「次いくよー」

ふざけてやがるなコイツ。

八幡「俺が一気に突っ込む。毒を打ち込め」

しのぶ「……分かりました」

童磨<血鬼術・寒烈の白姫>

出てきた2体の白姫が八幡たちに向かって凍てつく息を吹きかける。

八幡「俺を信じろ…しのぶ」

しのぶ「最初から信じてますよ」

八幡<雪の呼吸・玖ノ型 銀雪銀花>

童磨「(掛かった掛かった)」

<血鬼術・冬ざれ氷柱>

俺たちの真上から氷柱が落ちてくる。

八幡<雪の呼吸・拾弐ノ型 風花>

全て弾きながら童磨に近づく八幡。真後ろにしのぶがついていく。

童磨「(速い!?)」

八幡<雪の呼吸・陸ノ型 白雪>

童磨はそれを避け

童磨<血鬼術・散り蓮華>

八幡「離れるなよ」

<雪の呼吸・拾ノ型 不香の花>

童磨「…?」

しのぶ<蟲の呼吸・蜻蛉ノ舞 複眼六角>

童磨「(このくらいの速さなら…!?)」

術を出そうとした童磨だが両腕がなく何もできなかった。

八幡「ありがとなしのぶ」

しのぶ「いえ」

童磨「へぇ斬ったんだ…気が付かなかったよ」

八幡の拾ノ型は精度を上げ、斬っても気がつかれないまでになった。

童磨「ぐっ…!!」

童磨をものすごい激痛が襲う。

八幡「畳み掛けるぞ」

しのぶ「はい」

八幡<雪の呼吸・拾参ノ型 雪明かり>

童磨<血鬼術・結晶ノ御子>

童磨が御子を3体出す。

御子×3<血鬼術・冬ざれ氷柱>

八幡<雪の呼吸・終ノ型 雪吹雪>

御子を粉々にして童磨に近づく八幡。

童磨<血鬼術・霧氷 睡蓮菩薩>

童磨「(累君の山で使った毒より強力だな)」

凍てつく空気が広範囲に充満する。

八幡<終雪の呼吸・伍ノ型 飛雪千里>

八幡「兇と違ってちゃんと戦ってくれるだけまだマシだよお前。戦いやすいわ」

童磨「戦い…やすい…?俺が?」

八幡が速過ぎて毒の分解に力を回せない童磨。

八幡<終雪の呼吸・陸ノ型 雪月風花>

菩薩を斬り刻み童磨の目の前に行く八幡としのぶ。

童磨<血鬼術・蓮葉氷>

  <血鬼術・散り蓮華>

  <血鬼術・結晶ノ御子>

八幡「(くそっ少しずつ回復されてる…)」

八幡はしのぶを抱えて後ろに下がる。

しのぶ「ごめんなさい足手纏いで…」

八幡「いやしのぶがいなきゃ勝てそうに無い」

しのぶ「え?」

八幡<終雪の呼吸・肆ノ型 飛雪千里>

童磨「え?どこ…に」

気が付くと童磨の目の前に八幡がいた。

童磨「(御子は?って破壊されてる…)」

<血鬼術・蓮葉氷>

<血鬼術・散り蓮華>

<血鬼術・結晶ノ御子>

八幡<終雪の呼吸・漆ノ型 報仇雪恥>

童磨「え…?」

しのぶ<蟲の呼吸・蜈蚣ノ舞 百足蛇腹>

童磨の術は出すとともに斬り刻まれ童磨の両腕両脚は斬られていた。さらにそこにしのぶが毒を叩き込む。

童磨「(体が…動かない…!!)」

八幡<終雪の呼吸・参ノ型 雪月夜>

童磨の頸を八幡が斬り落とす。

童磨「(えー頸斬られちゃった…でも仕方ないかも、この男強過ぎる…まずまず技が見えないことがあった速過ぎる…でも俺が死ぬなんて可哀想すきる…これ程人に尽くし世の中に貢献して生きてきた俺が…)」

八幡「お前のことだから自分可哀想とか思ってるんだろうけど被害者振るのはやめとけ」

俺は童磨の顔面を切り刻んだ。

八幡「ふぅカナエさんの仇は取れたな」

しのぶ「ええ…ありがとうございました」

八幡「お前のおかげだ。こっちこそありがとな」

しのぶ「あ!そういえば八幡いつから私のことしのぶって呼んでくれるようになったんですか?」

八幡「!?ま、まあ、その、な?」

しのぶ「嬉しいですよ♪」

そう言ってしのぶは八幡に抱きつく。

八幡「おわ!」

しのぶ「良かった…八幡が帰ってきて…カナエ姉さんの仇が取れて…」

俺はしのぶの頭を静かに撫でた。

「バン!」

すると、勢いよく扉が開かれカナヲが入ってくる。 

八幡「よおカナヲ」

カナヲ「大丈夫なの?師範も」

しのぶ「ええ、私たちは無事です」

「ベンッ」

助けた女性の下に襖が現れ落とされる。

八幡「!?」

しのぶ「…」

八幡「行くぞ」

しのぶ「ええ」

3人は無惨の元へ急いだ。

 

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