やはり俺達が鬼殺隊最強と言われるのは間違っている。   作:甘味の皇帝

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弐拾壱

その頃実弥は…

 

実弥「(んだよこの面倒くせェ血鬼術はよォ)」

実弥の目の前には

兇「いや〜中々耐えるねぇ」

何故か兇がいた。

実弥<風の呼吸・壱ノ型 塵旋風 削ぎ>

兇<血鬼術・所在移動>

兇が実弥の真後ろをとり薙刀を振り下ろす。

実弥「ちっ」

実弥はそれを避け下がる。

兇<血鬼術・無限斬撃>

八幡に使ったものと同じ技を術を繰り出す。

実弥<参ノ型 晴嵐風樹>

それを実弥が弾いていく。

兇「もうまともに戦えるのは俺だけなんだ。そろそろ一人くらい殺さないとあの方に怒られる」

<血鬼術・空間移動>

実弥の間合いの内側に薙刀を送る。

実弥「!?」

実弥は寸のところでそれを避けるが少し掠る。

実弥「(どんどん速くなっていきやがる…何でだァ?)」

兇<血鬼術・斬撃交差>

兇の交差する薙刀の4連撃。

実弥<風の呼吸・肆ノ型 昇上砂塵嵐>

兇「(そろそろ無惨様も復活する…早く殺して無惨様の元へ行かなくては…)」

<血鬼術・超無限斬撃>

実弥「っ!!」

実弥が斬りつけられ、無数の切り傷がつく。

すると、

「ベン!ベン!ベン!」

八幡「え?」

実弥「八幡!」

そこにはしのぶ、八幡、カナヲがいた。

兇「八幡じゃないか。久しいな」

八幡「何でお前が生きてる」

兇「あれは俺から出た余分な力で作ったもう一人の俺だ。時を超える力なんていらないからお前を殺すために送ったんだ」

八幡「そいつが殺されたけどな」

兇「あいつより俺の方が何倍も強い」

兇の目には上弦の伍とある。

八幡「いっても伍だろ」

兇「数字よりも実力だ」

<血鬼術・斬撃周回>

兇から出た10本の薙刀が勢いよく回転する。

八幡「戦い方は変わらないのな」

兇<血鬼術・空間移動>

八幡の周りに薙刀が現れる。

八幡「(透けて見て分かったが薙刀を送る場所に向かって筋肉に力を入れてる…大体の位置がわかるから戦いやすいな)」

<雪の呼吸・肆ノ型 粉雪>

兇「(反応が速いな…)」

<血鬼術・空間移動>

<血鬼術・所在移動>

<血鬼術・所在移送>

斬撃を弾こうと刀を振るう八幡だが少し離れた位置に送られさらにその後ろに兇がいて薙刀を振われる。

八幡「(この前のも同じのやってたよな…)」

<終雪の呼吸・壱ノ型 雪月花>

兇<血鬼術・空間移動>

それを兇は避け目の前に行きまた薙刀を振るう。

「ドオン」

そして、その余波で奥の扉や障子が壊れていく。

実弥<風の呼吸・弐ノ型>

しのぶ<蟲の呼吸・蝶ノ舞>

カナヲ<花の呼吸・壱ノ型>

八幡<終雪の呼吸・捌ノ型>

だが、兇はその時薙刀を20本追加して周囲に攻撃を放った。それを避ける為に4人は技を中断した。

八幡「俺がコイツを抑えるお前らは先に行け」

しのぶ「八幡!」

八幡「大丈夫だ」

しのぶはそれに頷き他の2人を連れて前に進む。

そして、兇との激しい斬り合いが始まった。

2人は周囲を破壊しながら戦っていった。

 

八幡「うお!(いきなり足場が…!!)」

だが、それを気にする暇もなく落ちながら戦っていく2人。

八幡「(ん?途中何か別のもん斬った気が……気のせいか)」

八幡は近くの壁を蹴って適当な扉を蹴破って入る。

兇「逃げても無駄だぞ」

<血鬼術・空間認識>

兇「そこか…」

<血鬼術・所在移動>

八幡「気付くの速えよ…」

<終雪の呼吸・陸ノ型 雪月風花>

兇<血鬼術・所在移動>

 <血鬼術・空間移動>

八幡の斬撃を弾きながら後ろに現れる兇。

八幡<終雪の呼吸・拾壱ノ型 雲雀殺>

それを待っていたかのように振り返り斬りつける八幡。

兇「(何故俺の移動場所がわかる!?)」

八幡「(便利だなこの目)」

八幡が兇のことを透けて見てる以上兇の攻撃はほぼ無意味。

八幡「(ただ、こっちも止めを刺せないんだよな、コイツ逃げるし…)」

兇が逃げ続ける以上八幡が兇の頸を斬れることはない。

八幡「(どうするか…)」

兇とのどちらも攻撃を当てられない斬り合いが続く。

小町「(あ、お兄ちゃんだ)」

<電雷の呼吸・壱ノ型 霹靂閃電>

小町が八幡の目の前に現れる。

八幡「あ、こま…」

兇「(え?)」

兇の頸が地面に落ちる。

行冥「(小町が消えたと思ったが…まさかあの一瞬で頸を斬るとは…)」

八幡「お前よくアイツの頸斬れたな…」

小町「お兄ちゃんに集中してたからね」

兇「(いや、違う…俺はこの部屋内に近づいた時点で術で気付いていた…だが俺を目視した瞬間反応が消えたんだ…俺の術の反応速度を大幅に上回った…あの小娘…京都の時の…速過ぎる…)」

 

兇の血鬼術…空間認識は自分の周囲の物体、生物を全て感知する。小町が術の範囲に入った時点でいることに気付き攻撃に備えてはいたが小町の移動速度が異常なまで速く反応が消え、それへの理解が追いつかなくなったところを小町に斬られたのだ。

 

兇は崩れていった。

行冥「小町、八幡…よくやってくれた」

八幡「あ、悲鳴嶼さん。いえあれは小町のおかげなので…俺1人じゃ勝てなかったかもしれませんし」

行冥「それでもお前たちのおかげで残る上弦は後1体…そしてその上弦は今甘露寺と伊黒が対応している」

八幡「…それじゃあ無惨のとこ行きます?」

行冥「そうするとしよう」

3人は無惨の元へ急いだ。が、

 

「ドオン!!!!」

 

突如城が崩壊して3人は別々の場所に放り出された。

 

産屋敷邸

 

くいな「無惨を地上へ排出しました!!ですが場所は…市街地で!!想定の場所から大きくずれています!!」

輝利哉「(愈史郎さんと無惨で能力の綱引きになった。しかし地上に出せただけでも凄いことだ無惨は劣勢!!)夜明けまでの時間は!?」

かなた「あと…1時間半です……!!」

輝利哉「(まだ…そんなに…)」

 

 

「カアアアッ!1時間半!夜明ケマデ1時間半!!」

炭治郎「(!!…長い…まだまだある…!!みんな…どこだ…甘露寺さん伊黒さん義勇さん!!無事だ…無惨はどこだ!?嗅ぎ分けろ…)」

「バアアン!!」

 

無惨「ほう夜明けまで私をこの場に留めるつもりか…やれるものならやってみろ!!」

無惨が広範囲に触手を高速に降り破壊。

伊黒<蛇の呼吸・参ノ型>

甘露寺<恋の呼吸・弐ノ型>

義勇<水の呼吸・捌ノ型>

それぞれが技を撃つ。そして伊黒の刃が無惨の頸に入る。

伊黒「(肉に刃が入る!!頸を斬っても死なないが攻撃は有効体をバラバラにして…少しでも弱体化させれば…)」

だが、無惨の頸が落ちることは無かった。

義甘伊「「「!?」」」

甘露寺「えっ!?えっ!?あれっ?斬ったのに斬れてない!?」

義勇「(違う斬った!!確実に!!ただこの化け物が斬られた瞬間から再生している!!)」

伊黒「(頸を斬っても死なない…再生が速すぎて切断自体が不可能)」

そして、無惨が攻撃を放つ。

義勇「(まずい間合いが近すぎる!!)」

甘露寺「!!」

すると、3人を他の隊士達が庇い斬られていく。

隊士「行けーー!!進めーー!!前に出ろ!!柱を守る肉の壁になれ少しでも無惨と渡り合える剣士を守れ!!今までどれだけ柱に救われた!!柱がいなけりゃとっくの昔に死んでいたんだ臆するな戦えーー!!」

甘露寺「駄目ーー!!みんなやめて!!」

炭治郎「(みんなに続け…!!遅れるな全員でかかれば何とか…!!)ガハッ!!」

「ドタ」

炭治郎が吐血して倒れる。

炭治郎「グッウウウッぐあああっ…!!」

無惨「即死できた者は幸運だ。即死ができなくとも私に傷をつけられた者は終わる。あれを見るがいい」

全員か倒れた炭治郎を目の当たりにした。

炭治郎の傷つけられた右目は膨れ上がり細胞が壊れていた。

 

 

八幡は……

 

 

八幡「」

瓦礫に埋もれて気絶していた。無限城が倒壊して崩れ落ちてくるところに丁度飛ばられたのだ。幸い一番下ではないので生きてはいる。

 

小町は……

 

小町「いててて…ここは…?」

八幡のところから少し離れた場所に飛ばされていた。

小町「まずはお兄ちゃん探さないと…?あっちで戦ってる…どしよ?」

八幡探しか戦いへ加わるか迷う小町。

小町「向かう道中にいなかったら仕方ないね」

戦いへ参戦することに決めた。

 

八幡「んあ?…重い…どうやって出よう…」

八幡は起きたらしく脱出方法を考える。

八幡「近くで戦ってるな…ん?小町の気配が…」

小町「この辺りにお兄ちゃんの気配が…」

八幡「そこにいるのかー?」

小町「お兄ちゃん大丈夫?」

八幡「大丈夫じゃない埋められてる」

小町「ちょっと待ってねー」

小町は鞘ごと刀を抜き紐で抜けないように縛った。

小町<水の呼吸・捌ノ型 滝壺>

瓦礫を割って八幡のギリギリのところまで穴を開ける。

八幡「ありがとな」

八幡は残った瓦礫を蹴り上げ上がってくる。

八幡「行くか」

小町「うん」

八幡と小町は戦いの場所へ急いだ。

 

八幡「(もうすぐだ…間に合ってくれ…!)」

そして、目の前には無惨と戦っている八幡と小町以外の柱たちがいた。

 

甘し「「(えっ引っ張られ…)」」

甘露寺としのぶの体を無惨の触手が抉ろうとした。が、

八幡「あっぶねえ…間に合った」

八幡が斬り落とした。

甘露寺「比企谷君!」

しのぶ「八幡!」

無惨「(来たか…これで柱は全員だな。コイツらを仕留めれば私の勝ちだろう)」

そして、無惨との激しい攻防が始まった。

八幡「(ん?…全員なんか吐血したり腫れ上がったりしている…なんでだ?この状況であんな状態にできる奴は無惨しかいない。攻撃を受けたからか?攻撃と同時に何か…血か?血を入れて細胞を破壊してるのか…鬼にならないってことは結構な量を入れてるのか…)」

八幡「小町!無惨の攻撃はできるだけ受けるな!細胞を破壊されるぞ!」

行冥「(なんの説明も無しにそれを言い当てるとは…頭の回転が速い…)」

八幡<雪の呼吸・終ノ型 雪吹雪>

八幡が無惨の背中から出ている管を全て斬りながら間合いを詰める。

八幡<雪の呼吸・弐ノ型 立華>

無惨「(他の柱よりはやるな比企谷兄妹)」

無惨はそれを受けるが即回復、攻撃に移る。

八幡「(間合いが近いな…)」

<雪の呼吸・捌ノ型 暴風雪>

八幡は攻撃を弾きながら後ろに下がる。

小町<雷の呼吸・参ノ型 聚蚊成雷>

それと入れ替わりで間合いを詰めて攻撃を仕掛ける小町。

八幡「(透けて見てわかったがコイツ心臓7つに脳味噌5つあるんだけど…これのせいで頸斬ってもしなねえのかよ)」

小町に伸びた腕を振り下ろす無惨。

小町<雷の呼吸・伍ノ型 熱界雷>

それを斬り上げながら避ける小町。

小町「(まずい…みんな吐血してる…早く治療しないと死んじゃう……)」

八幡「(愈史郎ならどうにかなるか?アイツなら治療できるか?てか珠世さんは生きてるのか?)」

すると、何故か猫が無惨の真上に現れ何か薬が入ったものを飛ばす。それが八幡と小町以外の柱に刺さり無惨の攻撃による症状が回復した。

無惨「またあの女…珠世の差し金か…私の細胞の破壊を止める血清のようなものまで…無駄な足掻きをするな!!潔く死ね亡者共!!」

八幡「死ぬのはお前だ…無惨」

<雪の呼吸・漆ノ型 吹雪>

小町「そうですよ」

<雷の呼吸・陸ノ型 電轟雷轟>

無惨「(何故この兄妹だけは傷を付けられない!!)」

無惨はどんどん速度を上げているのに2人だけには攻撃が届かないことに怒りを募らせる。

八幡「(何か来てる…善逸?カナヲ…伊之助か?姿は消してるが俺程じゃないな…まあ助太刀してくれるのはありがたい)」

恐らく来ている3人が伊黒さんを救ったり無惨に傷をつけたりしていると、気づかれたようで

無惨「(いるな…1人…2人…3人)」

無惨が、いると見当をつけたところに攻撃を放つ。

善逸「いだアア!!やだァアもォォ!!」

カナヲ「くっ…(こんなに早く気付かれるなんて…!!)」

伊之助「いっ…てェェェ!!この糞虫が!!」

3人が頭に付けていた愈史郎の紙が切られて姿を表す。

行冥「お前たち生きていたか…!!」

伊之助「死んでたまるかボケェ!!あと俺この紙いっぱいもってるからな!いっぱい拾ってきてんだぜ!!何枚切られても山程あるんだよテメェの攻撃なんざ…」

伊之助に無惨が攻撃する。そして、それを伊之助が避ける。

伊之助「うわいィィ!!」

行冥「無駄口をきくな!!」

八幡<終雪の呼吸・伍ノ型 雪景色>

小町<電雷の呼吸・壱ノ型 霹靂閃電>

八幡と小町は無惨に斬り込み続ける。

無惨「(小賢しいっ…!!)」

「バキャン!!ドン!!」

八小「「!?」」

八幡「(しのぶ!!)」

八幡はしのぶの方に行き、小町が反対に向かう。そして、

八幡<終雪の呼吸・拾参ノ型 雪時雨>

小町<電雷の呼吸・拾壱ノ型 雷神>

 

 

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