やはり俺達が鬼殺隊最強と言われるのは間違っている。   作:甘味の皇帝

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時透「じゃあ、行くよ」

八幡「うい」

お互い木刀を持って対峙している。炭治郎は少し離れたところで絡繰人形に叩きのめされてる。

時透<霞の呼吸・壱ノ型 垂天遠霞>

時透から鋭い突き技が出される。

八幡<水の呼吸・参ノ型 流々舞い>

それを避け、

八幡<雪の呼吸・参ノ型 氷雪>

木刀を振り下ろす。

時透<霞の呼吸・参ノ型 霞散の飛沫>

全ての斬撃が弾かれる。

八幡<肆ノ型 粉雪>

時透<霞の呼吸・弐ノ型 八重霞>

両者の斬撃がぶつかり合う。

八幡<雪の呼吸・弐ノ型 立華>

時透はそれを避け下がる。

時透「強いね、八幡」

八幡「え?八幡?」

時透「ん?何か変だった?」

八幡「あ、いやいいわ。」

いきなり名前で呼ばれたからビビっただけ。

時透「じゃあ、もう一回行くよ。」

俺は無言で頷いた。

時透<霞の呼吸・肆ノ型 移流斬り>

時透が八幡の懐に入ろうとする。が

八幡<雪の呼吸・拾壱ノ型 殺傷雪>

時透は身を捻って避ける。

八幡<雪の呼吸・拾弐ノ型 風花>

時透<霞の呼吸・漆ノ型 朧>

八幡「!?」

八幡の斬撃が空を斬る。

八幡「(消えた?どこにいるんだ?)」

すると後ろから時透が木刀を振るってくる。

八幡「っ!」<雪の呼吸・伍ノ型 花弁雪>

時透「!?」

八幡が時透の木刀を弾く。

八幡<雪の呼吸・終ノ型 雪吹雪>

そして、時透の木刀が叩き落とされた。

時透「何で僕の場所がわかったの?」

八幡「場所が分かったっていうか攻撃を仕掛けようとしてきたのが分かったからとりあえず全方位に攻撃を仕掛けただけだ。それで場所が分かったから逃げられる前に広範囲に攻撃を仕掛けたって感じだな。」

時透「八幡って頭の回転速いね。」

八幡「お前だって俺と同じ状況になったらできただろ。」

時透「…(できない気がするなぁ。それに何で攻撃しようとしてるのがわかったのかな?)」

八幡「あ、そういえば炭治郎は?」

時透「ちょっと見に行く?」

八幡「そうするか。」

と、俺たちは炭治郎を見に来たわけだが、

炭治郎「グッハ!!」

ボコボコにされてる。

炭治郎「死んでしまう!腕6本はきつい!!」

小鉄「炭治郎さんこの程度で死んでるようじゃカスでふよ!頑張ってくださいもう一度言います顔上げて!!」

炭治郎可哀想だな。

小鉄「癖で動いてるんですよ炭治郎さんアナタ

相手の動きを見てから判断して動いてるんじゃないんだ。だから駄目なんですよわかります?

要は基礎がなってない。本当に今までよく生きてこられましたね鬼殺隊で。ギリギリですよ全てが。俺はアナタの弱い所を徹底的に叩きますから俺の言ったことができるようになるまで食べ物あげませんから!」

炭治郎「はい……」

八幡「よし、俺たちももう一回やるか」

時透「うん。そうだね」

2人は逃げた。

 

そして7日目

 

炭治郎は恐ろしい程の運動量の中ほぼ絶水。絶食、絶眠。炭治郎、三途の川を渡りかける。何とも言えぬいい気持ちで橋の上を歩いていたが空腹でめまいを起こし川に落下。川の中は暗く重たかったが何やら温かい人の手にもぎもぎと揉まれているようだった。ふと水底を見ると何かが光っていたのでもぎもぎされつつ掴みに行ったが不思議なことにこの光る石は水の中でも匂いがした。

炭治郎「(!?…何だこの匂いは、隙の糸とは違う匂い。左側頭部、首、右胸、左脇腹、右腿右肩、来る!!)」

炭治郎は振られた刀を避け腿に一撃を入れる。

炭治郎「グハッ…」

受け身を取れないまま落下した炭治郎。

小鉄「一撃入りましたね炭治郎さん!!ショボすぎて人形びくともしてないですけど食べ物あげましょう!!おにぎりと梅干し!!お茶は高級玉露で!!!」

7日振りの食事

 

炭治郎覚醒。動作予知能力を獲得。匂いにより相手の次狙ってくる場所がわかるようになった。隙の糸よりも早い段階でこの匂いは来る。

これは未だ体が未熟で反射や反応が柱より遅い炭治郎が彼らに匹敵する動きをするための強力な武器となる。

 

炭治郎「(よし!よし!わかるぞ動きが!!前よりもずっとよくわかる!!体力も戻ってついていけてる!!)」

そして、炭治郎は飛び体を逆さにして刀を首に振るう。

炭治郎「(よし!入る!渾身の一撃……あっ…でも壊れたら…)」

小鉄「斬ってー!!壊れてもいい!!絶対俺が直すから!!」

そして、炭治郎の刀が縁壱零式の首に入った。炭治郎借りた刀は折れた。

炭治郎「ごめん借りた刀折れちゃった。」

小鉄「いいんですよそんなの。あっ!?」

炭治郎「!?」

すると、絡繰人形の顔が半分に割れて落ちた。

中には刀が入っていた。

 

八幡「鉄刀木さん来ましたよー。」

俺はできた刀を受け取るために鉄刀木さんの家に来た。

鉄刀木「お!来たか!」

八幡「刀できたんですか?」

鉄刀木「ほらこれだ」

八幡「ありがとうございます。」

俺は刀を受け取った。

鉄刀木「抜いてみ。」

そして、俺は刀を鞘から抜いた。そして、刀が真っ白に染まっていく。

八幡「まあ、いつものだな」

刀はいつも通りの鎬を区切りに刃側が白。反対が銀色に染まった。

鉄刀木「やっぱり綺麗な色だな。銀の感じもお前の呼吸にぴったりじゃねえか。」

八幡「そうですね。ありがとうございます。あ、そういえば7日間修行してたんですけどあのヒノカミ神楽を使ってるってやつが絡繰人形で修行してたんですけどその絡繰人形の名前が縁壱零式っていうんですよ。」

鉄刀木「縁壱?何でその名前を?」

八幡「何でも戦国時代に実在した剣士を元に作られたものらしくて。」

鉄刀木「そうなのか。その絡繰人形の持ち主は?」

八幡「小鉄って言う。」

鉄刀木「ああ、小鉄か。小鉄がそんなもんを持っていたとはな。」

八幡「最初は壊れるって使わないようにしてたんですけどやっぱり強くなって欲しいからって俺たちに頼んできたんです。それであの、炭治郎って言うんですけど、ヒノカミ神楽を使ってるのがその炭治郎が零式で。多分今も。」

鉄刀木「小鉄が見てるのか?」

八幡「はい」

鉄刀木「丁度仕事もないから炭治郎のとこに行くか。」

八幡「そうですか。分かりました。」

俺は炭治郎のところに鉄刀木さんを案内した。

 

 

と、着いわけだが、

鋼鐡塚「この錆びた刀は俺が預かる。鋼鐡塚家に伝わる日輪刀研磨術で見事磨き上げてしんぜよう。」

小鉄「じゃあ、始めからそう言えばいいじゃないですか一言。信頼関係もないのに任せろ任せろって馬鹿の一つ覚えみたいに……」

ムキムキの男が小鉄の胸ぐらを掴み上げる。

「わき!わき!わきです!」

八幡「大丈夫か?」

炭治郎「あ!八幡!刀もらえたの?」

そう話してるうちにもう1人の男がムキムキ男の脇をこちょこちょして小鉄くんを助けた。

八幡「ああ。時透は?」

炭治郎「先に宿に戻ったよ。」

八幡「そうか。」

鉄刀木「その少年が日の呼吸の少年か?」

八幡「はい」

炭治郎「はじめまして竈門炭治郎です。あなたは?」

鉄刀木「俺は八幡の刀鍛冶の秋金鉄刀木だ。少し炭治郎に話があるから来てくれるか?」

炭治郎「分かりました!」

その後俺と炭治郎と鉄刀木さんは宿に戻り、小鉄くんと男の人はムキムキの人と別方向に向かった。

 

鉄刀木「炭治郎はヒノカミ神楽を使ってるんだな?」

炭治郎「はい。でも、何でそれを?」

鉄刀木「俺の家に代々伝わる話に日の呼吸というのがあるんだが、その日の呼吸が今ヒノカミ神楽として継承されていってると聞かされているんだ。」

炭治郎「!…鉄刀木さんの家に伝わる話と言うのは?」

鉄刀木「昔、比企谷兄妹と継国縁壱という剣士が、協力して無惨をギリギリのところまで追い詰めたと言う話だ。そして、その比企谷の末裔が八幡とその妹じゃないかと思ってる。

代々比企谷家は雪の呼吸の剣士が出るまで鬼狩りを全員がしてきたが、1人も使えるものがいなかった。そんな中八幡が雪の呼吸をつくり出し、約300年振りに兄妹になった。妹の呼吸は雷。状況は300年前と同じだ。八幡がいて妹がいて日の呼吸を使える炭治郎くんがいる。この代にしか可能性はない。無惨を倒せる唯一の可能性は」

炭治郎「……そう、ですか。でも、何で日の呼吸を日の呼吸として継承してこなかったんです?」

鉄刀木「無惨史上唯一の汚点。自分が鬼狩りに、人間に追い詰められたという事実。それを消し去るために比企谷家と継国家は滅ぼさないといけない。だから名前を変えてバレないように継承してきた。ただ八幡の家、比企谷家は場所が特定されたから無惨が来た。最初のうちに捉えようとしていたのは強くなる前に無惨が自分でとどめを刺すため。でも、早く殺したい無惨は上弦に殺す許可を与えたんだと思う」

八幡「(親父…母ちゃん…先祖とか子孫とか関係ないだろ。その人の子孫だから滅ぼすとかそんなこと、自分勝手だな。鬼舞辻無惨は)」

炭治郎「話してくれてありがとうございます。

他に日の呼吸については?」

鉄刀木「俺の家は雪の呼吸を中心に伝えられてきてるから日の呼吸はについてはそんなにわからないんだ。すまない。」

炭治郎「いえ、ありがとうございます」

そして、俺と炭治郎は部屋に戻った。

 

しばらくして

 

時透「八幡、鉄穴森って刀鍛冶しらない?」

八幡「知らん。炭治郎に聞けばわかるんじゃないか?」

すると時透が炭治郎の鼻をつまんだ。

炭治郎「んがっ」

時透「鉄穴森っていう刀鍛冶知らない?」

炭治郎「わあ時透君!今俺の鼻つまんだ?」

時透「つまんだ。反応が鈍すぎると思う。」

炭治郎「いやいや!敵意があれば気づきますよそんな」

時透「まあ敵意を持って鼻はつままないけど」

つまむならそいつどうかしてる。

炭治郎「鉄穴森さんは知ってるけど…どうしたの?多分鋼鐡塚さんと一緒にいんじゃないかな?」

時透「鉄穴森は僕の新しい刀鍛冶。鋼鐡塚はどこにいるの?」

炭治郎「俺たちも一緒に捜そうか?」

時透「……なんでそんなに人に構うの?君には君のやるべきことがあるんじゃないの?」

まあ、そうだわな。てか何で俺達なんだよ。俺強制参加かよ。

炭治郎「人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなってるものだし俺も行こうと思ってたからちょうどいいんだよ。」

俺はよくない。

時透「え?何?今なんて言ったの?今、今」

は?どうしたコイツ?

炭治郎「へっ?ちょうどいいよってイデッ」

起きた禰豆子の頭が炭治郎の顎に入る。

八幡「!?…2人とも、剣を持て」

時炭「!」

八幡「確かに気配のとぼけかたは上手いが目の前にいて気付かれない俺の影の薄さには勝てないぞ。」

<雪の呼吸・壱ノ型 初雪>

俺は襖を開けて出てきた鬼に斬りかかる。

鬼はそれを避けて飛び上がり天井に張り付く。

八幡「(速いな。)」

炭治郎<ヒノカミ神楽・陽華突>

炭治郎の突き技も避けられ鬼は床に、そしてそれを禰豆子が蹴り飛ばす。

炭治郎「禰豆子!その姿になるな!」

そして、時透が鬼の頸を刎ねた。

八幡「油断するな時透。こいつらはまだ死なない可能性がある。」

時透「!?」

すると、斬られた頭からは体が、体からは頭が生えた。

八幡<雪の呼吸・肆ノ型 粉雪>

俺と時透で前の鬼に斬りかかる。

炭治郎「後ろは俺が!!」

炭治郎に後ろは任せるか。だが、鬼が団扇のようなものを振ると

「ダアアンッ!」

俺と時透は建物から吹き飛ばされた。炭治郎は禰豆子が建物を掴んでくれたおかげでそこに留まった。

炭治郎「禰豆子…!!八幡!!時透君!!」

「カカカッ楽しいのう。豆粒が遠くまでよく飛んだ。なあ積怒」

積怒「何も楽しくはない。儂はただひたすら腹立たしい。可楽…お前と混ざっていたことも」

可楽「そうかい。離れられて良かったのう」

炭治郎「(まあ頸を同時に斬らなきゃ駄目なのか!?)」

炭治郎は剣を構えた。が、

「ドンッ」

積怒が出した雷に炭治郎が当たる。

炭治郎「(何っ…だ。これは…!!!

あの錫杖……!!まずい、意識が、飛びそうだ……!!屋根に、誰か、玄弥…!)」

炭治郎が見た先には、不死川玄弥がいた。




本当にすみませんでした。
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