IS〈インフィニット・ストラトス〉 紅蓮の錬金術師   作:焼酎ご飯

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さっそくキンブリーさんが崩壊してきているような気がする
錬金術に関して結構てきとうになってる部分があるかもなので、間違ってるところがあったら死なない程度にご指摘お願いします。


現世

「・・・むっ?」

 

 

気がつくと簡素なベットの上に白いTシャツに長ズボンという姿で横になっていた

(まさか・・・本当に転生できるとは・・)

 

 

ベットから身を起こしながら部屋を見渡す

部屋はベットと机、クローゼットが一つあるだけでそれ以外は何もなかった。

(なんとも殺風景な・・・まぁ前世では家なんてものを持つことはありませんでしたからね・・・こんなもんなんでしょう)

 

 

(さて、まずはこの世界、自分の現状について確かめなければなりませんね・・・よくよく考えると言語などは大丈夫なのだろうか?)

 

 

などと考えながら私はベットから降りようとする・・・?何か違和感がある

ベットから床までの距離が少し遠く感じる・・・

自分の手足を見る・・・私の手や足はこんなに小さかったでしょうか?

 

 

(・・・なるほど、前世と同じ年齢というわけではないようですね・・・錬成陣の刺青もなくなっている)

 

 

などと冷静に考えながらクローゼットを開けてみる。

そこにはシャツが数枚と小さめの黒いロングコート、そして私が生前に着ていたモノと同じ白いスーツがかけられていた。

 

 

「これは・・・これを着るのはまだまだ先になりそうですね」

 

 

そしてクローゼット内に取り付けられている鏡を見てみるとそこには幼いが確かに自分の顔が写っている

 

 

「しかし、成人どころか完全に子供とは・・・これは少しまずいですね」

 

 

まず思い至ったのは衣食住だ。

衣服、住居は問題ない。だが食いつなぐためにはカネが必要だ。

幸いにもベットの枕元には財布があり、中には自分のものと思われる保険証と紙幣と硬貨がそこそこ入っていた。

 

 

どうやら自分が今いる国はドイツという国らしく、言語に関しても問題なく読むことができた。

問題は自分が今所持している金額はどれほどのものなのか、物価がわからない以上慎重になりすぎるということもない

 

 

金を錬成して金銭に還元するにしてもこの肉体年齢では店も取り合ってすらくれないだろう

・・・そもそも錬金術は使えるのだろうか?

錬金術・・・賢者の石!あれはどうなったのだ!?

あわてて体内意識を集中させ脇腹を押してみるも体内に異物は感じられない

 

 

(賢者の石は無し・・・刺青も消えてしまいましたし・・・錬成陣を書くのなんて何年ぶりでしょうか)

 

 

机に置いてあったメモ帳と鉛筆を取り、紙に錬成陣を描いていく

錬成陣を書くこと自体は久々だったが問題なく素早く正確に書くことができた

人間、体が覚えたことはなかなか忘れないものだ

そして錬成陣の上に手をかざすと、紫雷のような光とともに、錬成陣の中央から折り鶴が現れた

 

 

(ふむ、錬金術は使えるようですね、これならどうとでもなるでしょう・・・しかし賢者の石が使えないというのは・・・うぅむ)

 

 

「・・・さて、そろそろ外の世界へ興味を向けるとしましょうか。」

 

 

私は少々落胆しつつもこの世界への興味に突き動かされるように扉を開けた。

 

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私は街を散策する中、幾度となく驚愕させられた。

 

 

まずは自分がいた世界との技術力の差だ。

自動車などの地上における移動手段はさほどかわりないが、空を自由に行き来する移動手段が一般的に存在すること。

 

 

そして最も度肝を抜かれたのはテレビやネットとのような高度な情報媒体だ

科学の最先端だったセントラルでもこのような技術は片鱗すら垣間見れなかった物故に私の興味は尽きることはなかった。それらの発見は賢者の石を無くしたショックを紛らわすには十分な刺激だった。あとから気づいたことだが、私がテレビなどを観察している後ろ姿は相当奇異な目に晒されていたようだ。

 

 

程なくして落ち着きを取り戻した私は、自宅付近に図書館を発見した。自宅近くにこういった施設があるのは行幸だった。そこでこの世界について、歴史、現代社会、前にいた世界との比較のために本を読みあさった。

 

 

前にいた世界と似通った国、歴史があることがわかった。このドイツという国はアメストリスと似通った点が多く見られたので、おそらくアメストリス出身である自分がドイツ人として籍を持っているのもソレが理由なのだろう。

 

 

そして私が最も驚いたことは、この世界に錬金術の技術が存在しないことだ

正確には錬金術自体は確かに存在していた。しかしそれは遥か昔に衰退し、アメストリスのような錬金術による大発展はこの世界には存在しないようだ。

それどころか錬金術はもはやオカルトのような代物として見られているようだ。

 

 

国家錬金術師としてそれなりの地位を持っていた私としては、科学の頂点に存在していた錬金術がオカルト扱いされているのは少しばかり落ち込むと共に、あることを思いついた。

つまりこの世界で錬金術を使用できる人間は私だけという事になる。となると資金面や安全面においては保証されたことになる。あの世界のように金の価値が安安と変動することもないだろう。

 

 

自分の姿が積み上げた本で隠れ始めた頃、図書館の職員に申し訳なさそうに声をかけられた。どうやら閉館時間が近づいてるようだ。その旨を伝えられた私は、軍事、兵器に関する本を数冊借りて図書館を後にした。

帰路の最中、夕食をとるために営業中の飲食店を探していたのだが、営業中の店は無く、仕方なく帰宅した。

 

 

(この世界の食事にもそれなりに興味があったのですが、ないのなら仕方ありませんね)

後日判明したことなのだが、ドイツには閉店法という法律があり、小売店の営業時間が定められており、営業中の店がなかったようだ。

 

 

私は帰宅後も借りてきた本を読みあさっていた。錬金術師として研究を進めていた頃からすれば2,3日食事をとらずに没頭することもあったので、空腹はさして苦にはならなかった。

 

 

本を読み進めわかったことは、軍の在り方や仕組みなどは違い用がなかった。だが、現代兵器に関する情報は私を震撼させた

人を選ばず凡人が使用できる大量破壊兵器の数々、そのなかでも特に私が惹かれたのは原水爆等といった大規模な爆発を伴う兵器だった。これらの兵器が振るわれればどれほどの阿鼻叫喚が生まれるだろうか、そう考えるだけで私は狂喜に身を震わせた。

だがこの世界の情報を集めていくに連れて一つの不満が生まれた

 

 

技術はどれをとっても素晴らしいの一言に尽きる・・・が、この世界はどうにも平和すぎる

私が震撼したこれらの兵器もそうそう使われることはないだろう・・・こんなものが安安と使われている世界ならとうに滅んでいるだろう。

 

 

そして錬金術は魔法のような非現実的な技術とされているのなら、賢者の石の生成は自力で行う他ない・・・ドクターマルコーの資料には目を通してはいたが・・・はたして出来るかどうか

 

 

(新しい何かに出会えるのはそれだけで満たされるものがありますが・・・今後はどうしたものか・・・落ち着いたら軍に入るなり、久しぶりに研究でもしてみましょうかね・・・)

 

 

「ここは私が期待したよりおもしろい世界ではないのかもしれませんね・・・ハァ・・・」

そう呟くと私は空腹を殺し、心底退屈そうに瞼を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、全世界の攻撃可能なミサイル2341発のミサイルが、極東の島、日本へと発射された

ゾルフ・J・キンブリーが望むかのように世界は一瞬にして混沌に叩き込まれた

 

 

 

 




爆発を攻撃の主体とするキャラっていいよね
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