電脳植物系TS転生が行くVRMMORPG   作:火野ミライ

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First bossを攻略せよ!

デスゲームが始まって、早くも一ヶ月が経った。いまだに第一層が攻略されていな。

そんな中、あるパーティーが第一層のボス部屋を見つけた。

そして今日、ボス攻略に向けて作戦会議が行われるのだが・・・

 

「あれ?此処、さっきも通りましたよね?」

 

絶賛私、迷宮区で迷子なのです。

今日が攻略会議だと知って昨日の朝から、迷宮区にレベリングに来たんですけど、

帰り道が分かんなくなったしまいました。 やっぱり、キリトさんと一緒に・・・

いや、キリトさんは人間なのでちゃんと寝ないいけないんですけどね。

 

「うわぁぁーーー!!」

 

「っ!」

 

悲鳴! 僕は自身の出せる最大速度で、悲鳴の元に向かう。

走る。曲る。飛び越える。走る!

 

 

「・・・! いた。」

 

プレイヤーが、モンスターに襲われているのが視界に入って来た。

背中から剣を取り出し、すれ違いざまに斬る!

〈レイジスパイク〉では無いから倒しきれてないけど、それなりにダメージは入りました。

 

「大丈夫ですか? そこを動かないでくださいね。」

 

「は、はい!」

 

名も知らぬプレイヤーを背に、モンスターと対峙する。

正直、時間もかけられませんから一気に攻める!〈アニールブレード〉を手し、攻撃を仕掛ける。

モンスターが攻撃してきますけど、グレイズで回避して斬る。

相手のHPを削り切り、勝利する。

 

「ふぅ~・・ あ、これ良かったら。」

 

そう言いながら、プレイヤーさんに回復ポーションを渡します。

 

「あ、ありがとうございました。」

 

「ところで、お願いがあるんですけど。」

 

 

 

 

 

 

「お待たせしました、キリトさん。」

 

「セイヴィリー! 今までどこに!」

 

「ちょっと、人助けを・・・」

 

あの後、ノーチラス(助けたプレイヤー)のクエストの材料集めをした後(素材をあげただけ)

攻略会議が行われる村まで案内してもらいました。 ギブアンドテイクですね。

ちなみに会議には、遅れました。

 

「よし、それじゃぁ。 六人一組のパーティーを組んでくれ!

 ボスは一つのパーティーじゃ、戦えない。 パーティーを束ねたレイドを造るんだ!」

 

青髪のプレイヤーさんがパーティーを組むように指示してます。

僕はキリトさんと、近くにいた赤いフードの女性〈アスナ〉さんとパーティーを組みました。

 

「皆、組み終わったかな? それじゃ」

 

「ちょぉまってんか!!」

 

〈ディアベル〉さん(キリトさんか聞いた)が、会議を続けようとしたその時、

一人の男性プレイヤーが舞台に上がって来た。

 

「ワイは〈キバオウ〉ってもんや。ボス攻略ん前に、言わせてもらいたい事がある!」

 

特徴的なヘアスタイルのキバオウさんが、辺り(他プレイヤー)を睨め付けながら言う。

 

「こん中に、今まで死んでいった2000人に、詫びいれなアカン奴がおる筈や!!」

 

「キバオウさん。貴方の言う奴とは元ベーターテスターの事かな?」

 

「決まっとるやないか! ベーター上がり共はこん糞ゲームがはじまったその日に、

 ビギナーを見捨てて消えよった! 奴等はボロいクエストやウマイ狩り場を独占して、

 自分らだけポンポン強なってその後もずーっと知らんぷりや!!

 こん中にもおる筈やで、ベーター上がりの卑怯者が!! そいつらに土下座させて、

 溜めこんだ金やアイテムを全部吐き出してもらわんと、

 パーティーメンバーとして命は預けれんし、預かれん!!」

 

・・・極限状態の人間って怖い。

それにしても、こんなこと言った方がチームにならないのに・・・

 

「キリトさんは気にしなくていいですよ。」

 

アスナさんに聞こえないように、言葉を紡ぐ

 

「っえ?」

 

「僕はキリトさんのおかげで、ここにいますから。」

 

これは、本心です。 キリトさんがいなかったら、ゲームが苦手の僕はここに居ない。

会議は〈エギル〉さんと言う人が、キバオウさんに〈ガイドブック〉を配布したのは、

ベータテスターだという事を説明していた。

 

「いいか! 情報は誰にでも手に入れられた、なのに沢山のプレイヤーが死んだ。

 その失敗を踏まえて、この場で論議が行われると俺は思っていたんだがな?」

 

会議は、この後も続いた。

 

____________________________________________

 

翌日のボス攻略・・・

 

「皆! 今日は集まってくれて本当にありがとう!

 力を合わせて必ずボスを倒そう、もちろん、犠牲者無しでだ!!」

 

ディアベルさんがそう言うと、プレイヤーの皆さんが気合を入れた声で返す。

 

「よし、出発だ!」

 

ディアベルさんの号令の元、迷宮区に入っていく。

途中、戦闘がありましたけど、大した被害はなく順調に進んでいき、ボス部屋に到着しました。

 

「ついにここまで来た、俺から言える事はたった一つだ・・・勝とうぜ!!」

 

ディアベルが振り返り、プレイヤー全員に向けて言う。

その一言だけで、辺りの空気が変わった気がしました。

 

 

 

ボス部屋に入ると、薄暗い部屋の中、

大きな玉座に巨大な影が座っているのがうっすらと目視出来ました。

全員が入ると部屋が明るくなり、玉座に座っていたのがこっちに跳んできました。

 

こいつこそが、今日攻略するボス〈イルファング・ザ・コボルトロード〉

HPバー四本あるボスです。

 

まぁ、僕達あまり組のパーティーは、

取り巻きの〈ルイン・コボルト・センチネル〉を倒していくんですけどね。

 

「攻略、開始!!」

 

ディアベルさんの号令の元、プレイヤーが自分の役割を果たすために動き出す。

 

「グガァァァァ!!」

 

ボスが方向をあげ、取り巻きのセンチネルが動き出す。

こうして、第一層のボス攻略戦が始まった。

 

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