俺たちのカルデアは最強なんだ!   作:アマシロ

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すみません、遅れました。


第六特異点/The winner of Holy Grail War②

 

 

 

 

「―――――答えよ」

 

 

 

 

 獅子王の座す、玉座の間。

 そこに在るのはアーサー王、アルトリアの醸し出すような清廉な雰囲気とよく似ているようでいて、全く似つかないもの。

 

 清い水に魚が住めないように、極限まで洗練された女神の威風は、矮小な人間の呼吸すら許さない。

 

 

 

 

「―――――答えよ。おまえたちは何者か。

 何をもって我が城に。何をもって我が前にその身を晒すものか」

 

 

「ならば答えましょう―――――我が名はウーサー・ペンドラゴンの子にしてブリテンの王、円卓の騎士アルトリア・ペンドラゴン。――――その目的は人理焼却を防ぐ一振りの剣として、円卓の一員として、貴公の過ちを糺すために在る」

 

 

 

 

「――――…円卓の、騎士。成程、円卓には確かにアーサー王がいた。円卓は平等であった。ならば、他の騎士たちと同様に――――命を賭して、私を止めてみよ」

 

 

 

 

 

 

―――――瞬間、その手には黄金の塔が――――否、槍が握られていた。

 

 

 

 

「見るがいい。これが最果ての波。世界の表面を剝いだ、この惑星の真の姿だ」

 

 

 

 

 世界の果て――――地表というテクスチャを剥がしたそれは、酷く厳しい。空気が、光が、風が。如何に世界というものが人間に甘くできていたかを理解させられる。

 通常の人間では生存さえ許されず、カルデアの魔術礼装を装備していてようやく踏みとどまれるかどうかというところ。英霊であっても、この嵐の中で戦闘を行うのはかなりの消耗を強いられるだろう。

 

 

 

 だが――――それに立ち向かう者たちへの標のように、その剣が突き立てられる。風に遮られ、見えないはずであるのに。確かな存在感を以てそこに在る。

 

 

 

 

「では、私も問おう――――獅子王を名乗る者よ。貴公の目的は。なぜこのような蛮行を成し――――その果てで、何を成そうというのか」

 

「……私が世界を閉じるのは、人間を残す為だ。我らは人間によって生み出されたもの。神は人間なくして存在できない。故に残す。何を犠牲にしても護る。

 ――――これは私の意思だ。魔術王が自由(すき)にするのなら、私も自由(すき)にすると決めた」

 

 

 

 

「だが、それでは私の問いに答えていない。この蛮行の意味――――貴公が守るべきと考える“人”とは。この最果ての塔で、一体何が残せるというのだ」

 

「私は人間に永遠を与えると決めた。後世に残すに相応しい魂たち。悪を成さず、悪に触れても悪を知らず、善に飽きることなく、また善の自覚なきものたち。この清き魂を集め、固定し、資料とする。この先、どれほどの時間が積まれようと永遠に変わらぬ価値として我が槍に収める。全ては人のためでもある―――――それの、何が間違っている?」

 

 

 

 

 息を吐く音が聞こえた気がした。

 酷く小さく見える背中で、騎士王は剣を手に掴む。

 

 約束された勝利の剣――――幾度もの戦いの全てに勝利し、しかしてブリテンの勝利までもは誓ってはくれなかったその剣。

 

 

 

 

「では、最後に一つ問いましょう――――何故、私が剣を取ったのか覚えていますか?」

「無論。――――全て、人のためだとも」

 

 

 

 

 無感動に告げるその獅子王――――女神ロンゴミニアドとでも言うべき存在に対して、騎士王は、アルトリア・ペンドラゴンはあまりに小さい。

 

 このロンゴミニアドは、召喚されたサーヴァントではない。

 カルデアの、そして他の聖杯戦争で召喚されるサーヴァントのように制限された霊基ではなく、女神としてこの修正力も及ばぬ世界の果てに立っている。

 

 

 

 

「すみません、マスター。人理のため、一振りの剣であると誓った身ですが―――――」

 

 

 

 

 故にこその、葛藤があった。

 誰かの過ちではない。誤った道を進んだ先の自分という言うべき存在。何としても止めたい気持ちがあり、人任せにしたくはない。が、万全を期すのならば複数で当たるべきもので。それを共になすに不足のない相手だと、ベディヴィエールとマシュは信頼できるとわかっていてなお。

 

 常に自分を律しているが故に、自分自身で決着を付けたいと願ってしまう。

 

 

 

 

「いや、構わない――――全力でぶっとばせ!」

 

「……貴方に感謝を」

 

 

 

 

 軽やかな音を立てて、聖剣が引き抜かれる。

 風王結界が解かれ、黄金の剣――――人の希望を束ねた聖剣が顕になる。

 

 

 

 

「その、剣……――――エクスカリバーか。だが、最果ての塔たるこの槍に、英霊(サーヴァント)の身でしかないその剣がどこまで食い下がれる?」

「吠えたな、獅子王。確かにこの身はカルデアの剣だが――――私は、それが制限であるなどと思ってはいない」

 

 

 

 

 

 風を纏う。魔力放出が最果ての暴威を振り払うように渦巻く。

 それはさながら、暴風の前に煽られる小さな篝火のようでありながら――――空に輝く、一筋の星のようで。

 

 

 

 

「往くぞ、獅子王。――――この剣の重さこそ、騎士王の円卓の重さと知れ」

「来るがいい、騎士王。――――我が槍の暴威を以て、その剣を打ち破ろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 なぜだ。何故、倒れぬ。

 世界の果てと化したロンゴミニアドは、ヴォーティガンにも勝る暴威である。すでに女神と化したこの身が振るう槍には拘束もなく、例え生前の、万全な状態の聖剣であったとしてようやく打ち合えるレベルのはず。

 

 それを、ただの一サーヴァントでしかないアルトリア・ペンドラゴンが防げる道理など、あるはずもないというのに。

 

 

 

 一合、二合。

 触れれば並の英霊は蒸発するだろう最果ての槍を、黄金の剣が受け流す。小さなダメージは通れども、戦いは膠着している。何故、膠着状態を作り出せる? 私が女神となって変わった何かか、それとも聖剣の力か。

 

 アーサー王のことが分からないはずがない、と僅かに揺れる心に目を背けるように考えれども答えは出ず。

 

 

 

「何故だ――――何故倒れぬ。その力の源はなんだ!?」

「さあどうかな。聖剣か、直感か。あるいはサーヴァントになって手に入れたスキルということもあるかもしれんぞ、獅子王?」

 

 

 

「くっ、戯言を――――! 聖槍よ、荒れ狂え!」

 

 

 

 風王鉄槌にも似た、圧倒的なまでの魔力の奔流。

 宝具にも匹敵するその一撃であれば、出方を見るとともに見極めができるのではという皮算用があり。

 

 

 

 故に、風を切り裂くように真正面から突破する黄金の輝きに、わずかに目を見開いた。

 

 

 

 

「馬鹿な、それほどの威力など」

「―――――共に戦う者は、勇者でなければならない」

 

 

 

 生前の聖剣であっても、できたかどうか――――。

 思わず想像し、わずかに走る頭痛に顔を顰める。何だ。私は、何を――――。

 

 

 

 

「―――――是は、生きるための戦いである」

「何故だ。サーヴァントである(おまえ)が、それほどの――――生前の……? いや、貴様――――霊基を、宝具を補強している…!?」

 

『――――そうか、そういうことか! 複数回、同じ霊基を召喚したことによる宝具の概念強化! 宝具レベル強化であの約束された勝利の剣(エクスカリバー)は強化されているのか! けど、それじゃあ―――――』

 

 

 

 

 ロマニ・アーキマンの叫びが耳朶を打つ。

 そう、確かに同じ霊基を重ねれば、そんな同じサーヴァントを何度も呼び出すような奇跡が起こったのならば、あるいは生前の威力に迫るかもしれない。だが――――。

 

 

 

 

「―――――是は、一対一の戦いである」

「そう、並の強化じゃ生前の力には遠く及ばない。だからそうさ、あの騎士王の聖剣は、5つの霊基を束ねて強化されている! それこそ、生前に匹敵するほどに!」

 

 

 

 

 

 馬鹿な。

 そう一蹴したくなるような話だ。

 

 カルデアに、よもや人類史全ての英霊が集っているわけでもない。

 騎士王が、それほど呼ばれやすい英霊というわけでも、特別な縁があるわけでもないだろう。それを、繰り返すこと五度?

 

 

 

 

「―――――是は、人道に背かぬ戦いである」

「だが――――それでようやく、私と同じ土俵に立てるというだけのこと」

 

 

 

 

 いいだろう、認めよう。

 生前の聖剣と同等の力を開放した霊基――――それだけの旅が、戦いが、縁があったのだろう。だが、そうなれば聖剣と聖槍の全力でのぶつかり合いというだけのこと。

 

 生前に匹敵する宝具を持つサーヴァントと、サーヴァントではない女神。どちらが勝つかなど決着は火を見るより明らかで――――。

 

 

 

「――――――是は、真実のための戦いである」

「……何故、そんな目ができる」

 

 

 

 

 このまま行けば、残る聖剣の拘束を開放したとて聖槍には敵うまい。

 第一、呑気に開放を待つ道理はないはずだ。あの聖剣は拘束を開放することで本来の威力を出す。開放せずとも十分な威力はあるが、それを全て開放して振るうことなど一度あるかないかだろう。――――ともかく、さっさとこちらが真名開放してしまえばいい。そうすれば、不完全な聖剣になど負ける道理はないのだから。

 

 

 

 

「―――――是は、精霊との戦いではない」

 

 

 

 

 

――――――だが。どうしてだろうか。

 

 何故か、“円卓の騎士の承認により”開放される拘束が、酷く胸を抉っていく。

 

 

 

 

「――――――是は、私欲なき戦いである」

 

 

 

 

 円卓の騎士に反旗を翻されようと、人間を存続させると。

 そして、その忠義を褒め称えると決めたはずなのに。

 

 

 獅子王の円卓のため切り捨てた騎士たちの顔が。

 獅子王の円卓として、切り捨てられようとも忠義を尽くそうとする騎士たちの顔が。

 

 そして、この戦いを見守る見知らぬ/見知った 騎士の顔が、脳裏を過る。

 

 

 

 

 

「―――――是は、人理を救う戦いである」

 

 

 

 

 開放された拘束は、13あるうちの9。

 過半数を超え、全てには届かない。

 

 あるいは、全て開放されれば最果ての槍さえも――――そう思わされるだけに、女神ロンゴミニアドは勝ち誇って/わずかに残念そうに 言った。

 

 

 

 

「――――残念だが、それが人の身でしかない(アーサー王)の限界だ」

 

 

 

 

 例え宝具が互角であっても、扱う者の出力が違う。

 生前のアルトリアが竜の心臓とも呼べる生ける魔力炉心であったように、女神ロンゴミニアドも莫大な魔力を生成し、扱うだけの力がある。

 

 

 

 

「聖槍、抜錨―――――其は天を裂き地を繋ぐ嵐の錨―――――最果てより光を放て」

「聖剣、開放―――――我が剣は星の希望、地を照らす命の灯り――――受けるがいい!」

 

 

 

 

 

「ロンゴ、ミニアド―――――ッ!」

「エクス、カリバァァァ―――ッ!」

 

 

 

 

 天を貫く光――――宝具の真名開放により天から地を貫く最果ての塔として宙を駆ける女神ロンゴミニアドは、想像を遥かに超え放たれる黄金の斬撃、星の聖剣に瞠目した。

 

 

 

 

(馬鹿な――――この力は―――――生前すらも超えている……?)

 

 

 

 宝具だけでは説明ができない、莫大な魔力。

 あるいは、星の聖剣(エクスカリバー)の限界を超えてなお注ぎ込まれている魔力は、カルデアがアルトリアの竜の炉心を再現できたとしてもなお足りない。

 

 

 

 

(何故――――)

『さあどうかな。聖剣か、直感か。あるいはサーヴァントになって手に入れたスキルということもあるかもしれんぞ、獅子王?』

 

 

 

 先程の問答を思い出す。

 聖剣は確かに生前に等しいだけの力があるだろう。

 直感は宝具の打ち合いそのものには寄与しない。

 

 

 

『確かにこの身はカルデアの剣だが――――私は、それが制限であるなどと思ってはいない』

 

 

 

 

(何故、サーヴァントである身で制限がないなどと言える? カルデアの……まさか!?)

 

 

 

 

 カルデアとは、何をする組織か。

 人理を修復する組織だ。

 

 では、どうやって人理を修復するか?

 それは、魔術王の“聖杯”を回収することにある。

 

 

 

 

 

「――――貴様、その力……聖杯によるものか!」

「ええ。聖杯(ギフト)は貴方方の専売特許ではない」

 

 

 

 

「小癪な――――だが、借り物の魔力で最果てに抗おうなど!」

 

 

 

 最早、後先を考えている余裕もない。

 聖杯すら用いて魔力を補填するのであれば、最大出力を以て凌駕するしかない。

 

 女神としての力の全てを槍に注ぎ込み、黄金の輝きを押し込まんとする。

 

 

 

 

 

 

「借り物なんかじゃない。――――俺達カルデアが、仲間たちが。戦ってきた結晶だ」

 

 

 

 

 ジリジリと、最果ての槍に押し込まれる騎士王を支えるように。その背後にカルデアのマスターが、盾の乙女が、円卓の騎士ベディヴィエールが立つ。

 

 

 

 

「確かに、魔力リソースとして使ってしまえば数で数えるようなものでしかない。けど、これまで越えてきた旅路を、出会った仲間を、過ごした日々を思い出せば、それは勝ち取った勲章なんだ」

 

 

 

 

「…――――決着を付けましょう」

 

 

 

 

 瞬間、黄金の斬撃が一層の輝きを増す。

 特異点で主になれるだけの力を持つ聖杯――――ひとつでそれだけのことができる願望器。

 

 

 

『こ、この反応―――――まさか、聖杯を使った数って――――!』

「だってダ・ヴィンチちゃんが聖杯は5個で聖杯転臨の限界って言うから」

「いや、まさか5個までって言ったけど本当に5個使うとはね!」

 

 

 

 

 

「……馬鹿な」

「――――すみません、まさか待ってくれるとは思わず」

 

 

 

 拘束外す前に撃ってきても勝つつもりだったよ、と言外に告げられ。

 聖杯拳5倍だ、と謎の台詞を告げるカルデアマスターと、若干目を背けた騎士王の剣に、獅子王は沈んだ。

 

 何故『己よりも強大な敵との戦いである』という拘束が開放されなかったのかわかってしまった――――と、そこでふとその条件を設けた騎士を思い出した。

 

 

 

 

 

 聖剣の輝きを受け、瀕死になろうと消滅できない――――不死故にまだ倒れない獅子王に歩み寄るのは、ベディヴィエール。贖罪を果たそうと近づく彼を見た獅子王の脳裏に、他の円卓の面々の顔が思い浮かぶ。それは決して不快ではなく、どちらかと言えば心地よいものであったが――。

 

 

 

 

「……我が王、申し訳ありません――――私は……」

「いや、いい。……サー・ベディヴィエール。貴卿こそ……貴卿こそが円卓の良心だ」

 

 

「我が王――――」

「胸を張るがいい。貴卿は、間違いなく王の最後の命を果たした」

 

 

 

 

 消滅したベディヴィエールの代わりに前へ歩み出るのは、騎士王。5つの聖杯により霊基を限界まで強化したその自分に、獅子王は呆れたような目を向ける。

 

 

 

「獅子王」

「なるほど確かに、他の時代を修復して回っていれば聖杯を所持しているのは道理です。私がこの時代の人間のみを保存しようとしたが故の敗北を認めましょう」

 

 

 

 

―――――ですが、剣の腕は別です。

 

 

 

 ベディヴィエール卿に返還された聖剣を構えると、それを予測していたのか騎士王もまた剣を構える。

 

 

 鏡写しのような、姉妹のような。

 

 

 

 

『獅子王……とんでもない負けず嫌いだ!』

 

 

 

 

 ロマニ・アーキマンの叫びに応じることもなく、マスターも信頼故か特に何か言うこともなく。円卓であれば割と見慣れた円卓の騎士同士の意地の張り合い――――それを、王という立場故に興じることのなかった騎士王が、獅子王になって剣を交わす。それも相手は騎士王で。

 

 ちょっと頭が痛くなってきたマシュに、アルトリアが声をかける。

 

 

 

「普段は他の円卓の騎士に審判を頼むところですが――――」

「マシュ・キリエライト。貴女ならば不足あるまい」

 

 

 

「……すみません、マシュ。お願いできますか」

「既にこの特異点は修復される。そこの騎士王に気を遣う必要はありません」

 

 

「え? で、ですが――――」

 

 

「ほう、剣で私に敵うと―――?」

「ほう、よもや私の剣の腕が鈍るとでも―――――?」

 

 

 

 バチバチと二人の騎士王が火花を散らしだしたところで、駆け込んできたのはトリスタンを退けてきたのだろうエミヤ。

 

 

 

「……いや、急いで来てみればどういう状況なんだこれは」

 

 

 

「アーチャー。貴方でも構いません、すぐに審判を」

「そこの赤い外套の騎士、審判を」

 

 

 

「なんでさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次:落ち着いたら

勢いだけが取り柄だったのに遅れて申し訳ありません。
なんとか完結だけはしたいので、遅れた分のクオリティアップとかもできていませんが投稿させていただきました。

皆様が健康に年末を過ごせますことを心よりお祈り申し上げます。今年もありがとうございました。


ボックスイベント走りつつ書くとか器用なことができたら年内もあるかもですが。



NG集




「―――――答えよ。おまえたちは何者か。
 何をもって我が城に。何をもって我が前にその身を晒すものか」


「ならば答えましょう―――――我が名はウーサー・ペンドラゴンの子にしてブリテンの王、円卓の騎士アルトリア・ペンドラゴン。――――その目的は人理焼却を防ぐ一振りの剣として、円卓の一員として、貴公の過ちを糺すために在る」



「蹂躙してやろう」

「そして私はスイミングに参りました!」

「私は可愛いメイドさんだ」

「光と闇が交わりセイバーに見える…。セイバー死すべし!」

「異邦の国、時の終わり。なれど最後の剣は彼の手に――――真円集う約束の星!」

「もぐもぐ……私、もう帰ってもいいですか?」

「バニーの力を見せましょう」

「フォーリナー!」




「………多くありませんか?」
「ええと、カルデアにはアルトリア・ペンドラゴンが沢山……あとフォウ君も」


「沢山……いえ、まあ私が言えたことではありませんが剣の英霊としての適正しかなかったはずでは…」
「フォウフォウ……キュウ」

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