卯ノ花さんの光源氏計画   作:木野兎刃(元:万屋よっちゃん)

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サブタイトル上手いこと思いつかなくて適当につけてたのに気がつけば形式化している………………

私事ですが、内定がとれました。このご時世、就職活動の開始が遅いのにも関わらずホワイトな会社の内定をいただけました。これも縁なのかなとおもい、大切にしていきたいです。

卒論が迫っているので更新は不定期というか、今までのように3日か4日に一回というわけにもいかないので週一で更新出来るようしていきますのでよろしくお願いします。


隊士、覚悟を決める

「伝令、伝令‼︎流魂街更木にて八番隊が賊に襲撃を受けた‼︎四番隊隊長卯ノ花烈は今すぐ救援に向かえ‼︎」

 

 

必死の形相で四番隊の隊舎に走ってきた一般隊士。

 

 

「隊長は現在出撃禁止なのです、霊力の回復のため暫くは安静にしていなければいけません」

 

 

「これは中央四十六室よりの勅命である‼︎繰り返す、これは中央四十六室よりの勅命である‼︎」

 

 

烈は双護の出産により霊力をかなり消耗していた。日が経つにつれ回復はしてきたが現場に出る類の任務は禁止されていた。

 

この烈の特定任務の禁止令は副隊長が元柳斎に上申し、隊首会を通して通達されたものだ。

 

しかし、一般隊士が言ったのは瀞霊廷の全権を握る中央四十六室よりの命令。

 

 

「出撃している隊士の人数と賊の人数は?」

 

 

伝令に来ていた隊士に詳細を聞きつつ斬魄刀を腰に差し、支度をする烈。

 

 

「隊長、何をしているのですか‼︎貴女は今安静にしていなければ‼︎」

 

 

「わざわざ私を指名して救援要請が出ているという事は八番隊の被害は相当なものでしょう。賊が討伐されていないのであれば怪我人を守りつつ討伐出来るのは四番隊で私しかいないでしょう」

 

 

副隊長は必死の形相で烈を止めようとする。烈が消耗した霊力を回復できたのは万全の状態の七割程度。

 

隊舎内での治療や事務仕事であるなら問題は無いが、何が起こるか分からない戦場での任務を行うには危険な領域だ。

 

 

「だとしても‼︎隊長1人を指名した命令なんて危険すぎます‼︎」

 

 

「どのみち中央四十六室からの命令であれば断る事は出来ません。一先ず、八番隊の安否を確認するとしましょう」

 

 

そういうと烈は自身の腕に紋様を刻み込む。幾何学的に刻み込み、詠唱を唱える。

 

 

「黒白の羅、二十二の橋梁 、六十六の冠帯 、足跡・遠雷・尖峰・回地・夜伏・雲海・蒼い隊列 太円に満ちて天を挺れ〈縛道の七十七 天挺空羅〉」

 

 

霊圧を網状に張り巡らせ複数人に対して伝言を行える鬼道。霊圧を捕捉出来るのなら多少距離が離れていても情報の伝達が行える鬼道である。

 

 

「ふむ、反応はありませんね。そこの隊士、案内しなさい」

 

 

こちらですと瞬歩で隊舎を後にする隊士について行くようにして瞬歩でその場を去る烈。

 

その背中を副隊長はなんとも言えない表情で眺めていた。

 

烈が隊舎を出て二時間後、十一番隊隊士が四番隊隊舎に雪崩れ込んできた。

 

 

「いやぁ〜、久々に激しい戦闘訓練だったわ〜」

 

 

「まじで隊長容赦無さすぎっすよ」

 

 

「これは今日一日、四番隊隊舎から出れそうにないな〜」

 

 

わざとらしく大声で騒ぎながら大量の隊士が入り口を中心に陣を敷くように待機し始める。

 

 

「ど、どうしたのですか?」

 

 

何かが起きている様子に警戒しながら四番隊副隊長が十一番隊の隊士に聞く。

 

 

「お構いなく、我々の治療は後回しにしてもらって構わない。普段の仕事を優先してくれ」

 

 

「虎徹隊長‼︎し、しかしこんなに十一番隊士がいるのはいったい…………」

 

 

隊士達をかき分けるようにして現れた虎徹天音……もとい虎徹剣八。虎徹の話に納得できない四番隊副隊長。

 

 

「ちょっと激しめの訓練をしてしまいましてね。先に俺だけ診察してもらおうかな」

 

 

そう言いながら何かしらの書状を副隊長に手渡す虎徹。

 

その場で書状を開こうとする副隊長の手を掴み、瞬歩で隊首室へと入る虎徹。

 

隊首室に入った虎徹と副隊長。虎徹は周囲を一頻りに警戒すると何かしらの結界を貼る。

 

 

「ふむ、その子が卯ノ花隊長の息子か…………霊圧だけじゃなくて顔までそっくりだな」

 

 

虎徹は副隊長の手を掴んだタイミングで霊圧による探査を行い、双護がいる部屋を特定していた。

 

 

「あの………説明していただけるんですよね?」

 

 

「ん?あぁ、そうだな。先ずはその書状を見てみな」

 

 

「''我々十一番隊は卯ノ花烈隊長の救援要請に伴い、卯ノ花双護及び四番隊隊士の守護にあたる''………ってこれはまさか⁉︎」

 

 

烈が数刻前に天挺空羅を使ったのはこの為だ。ただの安全確認なら別の縛道を使えば良いのにと僅かばかりの疑問を感じていた副隊長だったが、合点がいった。

 

天挺空羅で十一番隊に救援要請を行なっていたのだ。何故十一番隊に救援要請を出したのか?新たな疑問が生まれた。

 

 

「双盾殿が縁切りされた本家から呼び出され留守の中、まだ回復しきってない卯ノ花隊長に単身出撃の任務が来た…………普通に考えたら怪しいのは誰にでも分かるわな。何かしらの裏があるから2人の留守を守る為に俺らがきたって訳だ」

 

 

普段外出する事は滅多に無く、瀞霊廷で双盾を呼び出す人物が殆どいない中で最も双盾を嫌悪していた痣城当主からの呼び出し。それに加えて総隊長命令を飛び越えての単身出撃の命令。

 

これを警戒しないほど烈は馬鹿では無かった。伝令にきた一般隊士が本当に隊士か分からない、何かしらの敵である可能性が高い中、味方を増やす為に烈は護廷隊において最も信頼出来る虎徹に救援を申し入れたのだ。

 

貴族からの圧を跳ね除け、黙らせる事が出来るのは一番隊を除けば十一番隊のみだ。

 

 

「卯ノ花隊長と双盾殿は何かしら罠に嵌められてる。本当なら俺も一緒に行きたい所だが…………あの人に任されたからな。死んでもアンタらと坊ちゃんは守る」

 

 

「事情は把握しました。何があるか分からない状況のようですしこの場の守護はお任せします。私の方でも手伝わせて貰います」

 

 

虎徹が貼った結界に重ねるようにして更に強固な結界を貼る副隊長。霊圧の隠蔽、物理的な防御、鬼道といった攻撃から守る為の結界を一瞬のうちに貼り直したのだ。

 

 

 

「私もただ守られるだけではいられません。あの人達が戦うのであれば私も戦います」

 

 

副隊長の瞳には強く硬い意志が宿っていた。

 

 

「お、おう。そうだな、一緒にあの人の守りたいものを守ろう」

 

 

こうして急な形ではあるが、四番隊と十一番隊の協力体制が築かれたのだった。

 




四番隊の副隊長(女性)さんは鬼道が得意のようですね。虎徹さんも鬼道は出来るけど大した事ない感じです。フラグよ立て!!

何かしら動き出してますねぇ〜。貴族くん達の頑張りをお楽しみください!!

YouTubeでジンさんというBLEACHの解説をしている方の企画でオリジナル斬魄刀を募集しているという動画をあげていたので自分もその企画に一つオリジナル斬魄刀を提案させてもらいました。採用してもらえたら嬉しいです。

感想、評価お待ちしてます

双護くんヒロインダービー!!!!※双護くんと絡ませるのが明らかに難しいキャラはヒロインとしての採用が難しくなりますのでそこはご了承ください。

  • 涅ネム (マユリ印ヒロイン)
  • 虎徹勇音  (長身系真面目臆病風妹)
  • 砕蜂    (一途な真面目ちゃん)
  • 雛森桃  (正統派美少女)
  • 四楓院夜一  (褐色お姉さん)
  • その為 (活動報告にお願いします)
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