卯ノ花さんの光源氏計画   作:木野兎刃(元:万屋よっちゃん)

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霊術院という事であいつが出ます。みんな大好きなあの男だよ!!

ヒントは顔が良く、声が良く、強い!!権力もあるといえばあるお貴族さまよ!!


双護、出会う

霊術院での授業が始まり、生徒達も初めての環境に慣れ始めた。

 

しかし、双護は授業に関して苦労していた。鬼道の授業で破道の三十一である赤火砲の実演で詠唱せずに放ち、教師からは詠唱もしなきゃ意味が無いと怒られ、斬術の授業では対戦相手の竹刀をへし折り備品を壊すなと教師から怒られた。

 

今まで護廷隊の中でも最上位に位置する者達を見てきた双護にとって加減出来る相手がいなかった為加減というものを知らないのだ。

 

かといって手を抜くという事はしない双護はあまりにぶっ飛んだ実力から教師からはある意味問題児とされている。

 

しかし、そんな双護だが生徒の間で浮くと言うことは無く人気者となっていた。

 

 

「やぁやぁこの色男め、羨ましいじゃないか」

 

 

「揶揄うのは辞めてくれよ、春水」

 

 

「さっきまで女の子達に囲まれてたじゃないか。裏では貴公子なんて呼ばれてるって噂だよ」

 

 

両親に似た美形、スマートな対応、圧倒的な実力。これだけ兼ね備えた双護に人気が出ない訳は無く実は何処かの貴族なのではと囁かれている。

 

 

「よう、双護に京楽。京楽、元柳斎先生が探していたぞ」

 

 

「十四郎、体調は大丈夫はどう?」

 

 

「あぁ、お陰様で絶好調だ」

 

 

2人が話している間に入ったのは浮竹十四郎。白く長い髪を一つに束ねた美男子だ。小さい頃に患った肺病のせいで生死の境を彷徨った経験をしている。

 

四番隊の治療によって肺病の症状はかなり改善されたが、未だに喀血するなど完治には至っていない。

 

 

「それは良かったねぇ。で、山じぃは何の要件なんだい?」

 

 

「あぁ、そうだったな。詳しい要件は聞いていないがとりあえず学長室に来るようにと言っていた」

 

 

「あぁ〜、なるほどね。分かったよ、伝えてくれてありがとう浮竹」

 

 

京楽に思い至る内容があったのか浮竹の話を聞くと納得した様子だった。

 

 

「え?春水が素直に呼び出されるなんて……………どんな内容か分かってるの?」

 

 

京楽、双護、浮竹は霊術院において生徒や教師陣から一括りにされる事が多い。何か問題が起き、3人のうちだれかが説教される時は3人同時に説教されるほどだ。

 

京楽は元柳斎から説教を受ける時、毎回逃走する。大抵の場合双護と浮竹は巻き込まれて一緒に逃げる羽目になり、3人纏めて元柳斎に捕まりゲンコツをくらうというのがよくある流れなのだ。

 

そんな京楽が元柳斎からの呼び出しに素直に応じようとしているのだ。双護が疑問に思うのも無理はない。

 

 

「まぁ2人も無関係って訳じゃ無いけど関わらないにこした事は無い問題かな。まぁ貴族関係の問題と思ってもらえればいいかな」

 

 

京楽の口振りから何かを察した様子の浮竹。京楽は上級、浮竹は下級とはいえ2人には貴族という共通点がある。

 

貴族には複雑な問題が多いという事を理解している双護は深掘りするべきで無いと判断し、ひらひらと手を振り去っていく京楽を見送った。

 

 

「体調が良いならこれから一試合してく?」

 

 

「すまない、これから診察があるんだ。また次の機会に誘ってくれ」

 

 

「そっか、それなら仕方ないね」

 

 

症状が改善されているとはいえ浮竹は定期的に診察を受けなければいけなかった。

 

双護ら浮竹と別れ、京楽と試合をしてから帰るつもりであった為、道場の予約をどうしようかと考えながら歩いていると1人の男子生徒とぶつかった。

 

 

「あ、ごめん‼︎考え事してて…………怪我とかしてない?」

 

 

「怪我とかはしてないから気にしないでくれ、卯ノ花双護君」

 

 

「そっか、それは良かったよ。えっと、ごめんね?君とは初対面だと思うんだけど…………」

 

 

「君は有名人だからね。この霊術院で君を知らない奴なんかいないさ」

 

 

「そうなんだ。知ってるみたいだけど、僕は卯ノ花双護。よろしくね」

 

 

「私は綱彌代時灘だ、よろしく」

 

 

綱彌代、その家名には双護も聞き覚えがあった。尸魂界を統べる貴族の中でも最も権力のある五つの貴族、五大貴族の1つだ。

 

 

「綱彌代⁉︎ごめ………申し訳「そういうのはいい」え……………?」

 

 

「五大貴族といっても私は末席も末席。権力なんてものは無いに等しいんだ。それこそ、君の親友の方が立場的には偉い」

 

 

余りにもフレンドリーに話しかけていた自分に後悔しながら謝ろうとするが、時灘はそれを静止した。浮竹はともかく京楽は発言力のある上級貴族。

 

京楽自身が貴族らしい振る舞いをしていない事もあるが、双護は京楽相手には上級貴族ではなく1人の親友として接しているし、京楽自身もそう望んでいる。

 

 

「そっか、これからよろしくね。時灘」

 

 

「あぁ、よろしく。それにしても話題の卯ノ花双護とこうして話す事になるなんてな」

 

 

「話題?まぁ悪目立ちしちゃってる節があるのは否めないけどそんなにかな」

 

 

「凄く話題になってるよ。コネで入学した卑怯者だってね」

 

 

双護の母親が四番隊の隊長である烈という事は周知の事実。それに加え元柳斎や雀部といった護廷隊の中でも上位の者と交流があるのも知られている。

 

双護を快く思わない一部の者から陰口をされている事を双護は理解していた。

 

 

「まぁ母さんが護廷隊の隊長なのは事実だからね、多少の忖度もあったかもしれないね」

 

 

「怒ったりしないのかい?」

 

 

「別に怒るほどの事でも無いよ。口だけの雑魚が僕の事をなんて言おうが何も感じない」

 

 

なんでもない当然の事だ言わんばかりに淡々と答える双護。

 

 

「そうか、君は強いんだな。私なら耐えられないかもしれないな。他人事とはいえ私としても快く無い、私の方から陰口を辞めるよう呼びかけよう」

 

 

「気にしなくていいよ。どうせ口だけだし」

 

 

「そういう事を平気でする輩というのは相手の反応なんて関係無い。今は良いかもしれんがそのうち君への陰口や虐めは増すだろう。そういう種は早いうちに刈り取るべきだ」

 

 

「あ、ありがとう」

 

 

「君からはこれからも面白い話が聞けそうだからね、これはその対価みたいなものだ。私はこれで失礼するよ、卯ノ花双護くん」

 

 

そう言いながら踵を返し去っていく時灘。何かを取り繕っているようなのだが友好的に接してきた事が不思議だが、京楽や浮竹以外の友人が出来るかもしれないと少し嬉しくなった双護であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もいない路地裏。綱彌代時灘は先程まで話していた相手、双護の事を思い浮かべて嗤っていた。

 

 

「ふふふ、ふはははは‼︎あれが卯ノ花双護か‼︎思ってた以上に嬲り甲斐があるじゃないか」

 

 

普通の感覚であれば今の自分はコネや忖度で成り立っていると知れば多少なりとも苛立ちを見せる。ましてやそれを言っている本人ではなく他人から言われれば余計に苛立つ。

 

他人が狂う様を見るのが何にも勝る愉悦である時灘からすれば実力があり、人望がある双護が狂った時どんな様を見せてくれるのか楽しみしかない格好の玩具なのだ。

 

 

「あぁ、本当に楽しい学園生活になりそうだよ」

 

 

時灘は誰もいない路地裏を鼻歌を歌いながら歩いていった。




もっとゲスに……………もっとゲスにせねば……………………

霊術院で起こる問題

・京楽が女の子を追いかけ回し騒ぎになる→教師陣では止められない為双護君と浮竹さんが出陣→京楽に言いくるめられなんやかんや教師と山じぃを巻き込んだ鬼ごっこに→3人仲良くお説教。この場合浮竹さんと双護君はちゃんと京楽を止めろと怒られます。

・双護君が剣術の授業で対戦相手にトラウマを植え付ける(本人はそれなりに加減したつもり)→京楽か浮竹ぐらいしか試合相手がいなくなる→エキサイトし過ぎて備品を壊したりする→生徒間での賭けも発生(京楽主催)→山じぃからの説教


のパターンが多いです。生徒の中では3人は抜きん出てます。圧倒的ですね。双護くんは六割ぐらいの卯ノ花さん(not剣八モード)と良い勝負するくらいですから上位席官くらいの実力はあります。京楽さんも割と近いところにいますがまだ未熟です。駆け引きとか立ち回りで双護くんと互角に戦います。
浮竹さんはまぁ霊力が凄いんで。死神の戦闘は霊圧の戦いという事で技量的には2人に劣っていますが自力で?2人に追いついてる状況です。

双護くんヒロインダービー!!!!※双護くんと絡ませるのが明らかに難しいキャラはヒロインとしての採用が難しくなりますのでそこはご了承ください。

  • 涅ネム (マユリ印ヒロイン)
  • 虎徹勇音  (長身系真面目臆病風妹)
  • 砕蜂    (一途な真面目ちゃん)
  • 雛森桃  (正統派美少女)
  • 四楓院夜一  (褐色お姉さん)
  • その為 (活動報告にお願いします)
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