双護達が着々と虚を倒している中、時灘は計画の進行を間近で見れないのを残念に思っていた。
時灘の班の計測係は時灘の息がかかった隊士ではあるのだが、任務の位置が京楽の班の隣であった為計画の進行を確認出来なかった。
「まったく……………やってくれたよね時灘」
「何が言いたいんだい?京楽。私は身に覚えが無いのだがね」
「分家の分家である君が恥を忍んで本家の力を借りるとは思わなかったよ」
「何が言いたいか全く分からないな」
「惚けなくても良いよ。ボクは双護のように鈍くも無いし浮竹のように甘くも無い。あまりボクを舐めない方が良い」
声をかけられる前から時灘は京楽が自分を警戒しているのをわかっていた。貴族界でも発言力の強い上級貴族の次男坊。謀略渦巻く貴族界を間近で見てきただけあり、時灘の動きを察知していたのだ。
「護廷隊が創設した学校に隊長の息子が入ってくれば早かれ遅かれそんな噂は流れていただろう。それだけで私と判断するのは早計過ぎじゃないか?」
「ボクが言いたいのはその事じゃないよ。君、何を企んでいるんだい?場合によっては出るところに出てもらう事になるけど」
この京楽の発言に思わず口角が上がる時灘。京楽は自分が何かしようとしているのは掴んでいるが詳細を把握出来ていない。
京楽が元柳斎の指示で動いている事を時灘は知っている。つまり、京楽が知っているという事は元柳斎が知っているという事になる。京楽が掴んでいないのなら時灘の計画を護廷隊は把握出来ていないのだ。
「何が言いたいか全く分からないけど、私に何を訴え掛けたいんだい?優しさか、それとも思いやりか?」
「訴えかける?違うね、これは脅しさ。君が何をしようとしてるのかは分からないけどこのまま行けば君は怒らせちゃいけない人を怒らせる事になる」
「総隊長殿や初代剣八といえども無実の私を斬る事など出来ないだろう。そんな事をすれば血の花嫁の非じゃない処分が下されるだろう」
双護を目的としている以上、最大の障害となるのが元柳斎と烈だ。2人を怒らせて生き残れる者など尸魂界中を探しても見つからないだろう。
奥の手を使ったとしてもマトモな勝負にはならないのは時灘としても理解していた。だから元柳斎や烈が武力介入できない形で計画を進めていた。
「ボクが言ってるのは双護の事だよ。彼を本気にさせない方がいいよ。本気で怒ればボクや浮竹の比じゃないくらい大変な事になるよ。まぁそんな事になる前にボクが君を殺しちゃうかもしれないけどね」
「ははは、それは怖いな。恐ろしくて夜も眠れなくなりそうだ」
時灘は確信した。やはり自分が見つけた
実力、人格共に誰よりも秀でている者が怒りや殺意に呑まれる姿は時灘が想像するどんな娯楽より胸躍る愉悦になるだろう。
「京楽‼︎………と綱彌代くんか。どっちでも良いから双護を助けてやってくれ‼︎あいつ俺達を‼︎」
慌てて駆け寄ってきた双護の班の一員、大山田。彼の話によれば強い虚の攻撃を受け班員の1人である西宮が大怪我を負い、救援を呼ぶ為計測係の隊士と双護を残して逃げてきたのだ。
「おっとそれは大変だね、私は教官殿に報告して隊士を派遣してもらうとしよう。それでは京楽、また会おう」
急を要する要件だと言うのにあまりにもあっさりとした返事であるのに疑問符を浮かべる大山田。
「うん、双護の方の霊圧を見るに班員はちゃんと離脱したようだね。ボクは双護の救援に向かうよ。君は他の皆と合流して隊士の指示を仰ぐんだ」
大山田の肩を叩き安心させる京楽。大山田は大きく頷き走り出した。彼が走っていくのを確認した京楽は大きくため息を吐く、自身の友人はトラブルに巻き込まれる星の下に生まれたのだと。
「全く……………これはボクがしっかりしてないと駄目だな。あとで双護に文句言ってやらなきゃな」
そう呟き、京楽は大急ぎで双護の元へと向かうのだった。
う〜む。やっぱり京楽さんとゲスを書いてるとIQが上がった気がする。
もしIQをあげたい人はBLEACHの二次創作を書くんだ。IQは上がるし、BLEACH界隈は盛り上がるし、面白い作品が増えてROM専門も俺も嬉しい。
双護くんヒロインダービー!!!!※双護くんと絡ませるのが明らかに難しいキャラはヒロインとしての採用が難しくなりますのでそこはご了承ください。
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涅ネム (マユリ印ヒロイン)
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虎徹勇音 (長身系真面目臆病風妹)
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砕蜂 (一途な真面目ちゃん)
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雛森桃 (正統派美少女)
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四楓院夜一 (褐色お姉さん)
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その為 (活動報告にお願いします)