でもなんか暖かい。誰かがヨミを読んでるの?
ご主人なのかな?ご主人だったらヨミは嬉しいな。
早くご主人がヨミに気付いてくれると嬉しいな
時は少し戻り、順調に虚を減らした双護達。特に問題が起きることも無く予定の数を減らした。
最初は双護が戦闘参加できないことに文句を言っていた班員達だったが双護の指示の元チームとしてのまとまりを見せていた。
「いや〜、しっかし流石卯ノ花だなぁ‼︎これな
俺達の班が一番とかあるんじゃないか?」
「いやいや、京楽とか浮竹の班もあるからな。双護が戦闘出来てないの考えると難しいだろ」
「指示を出すなんて初めてだったけど良い経験になったよ」
幼い頃に双盾に誓った強い死神になるという事。尊敬する雀部や元柳斎のような死神になるには自分の戦闘だけではいけない。リーダーとしての立ち振る舞いも覚えなければいけない。
「本当に態度だけは優等生だな」
短い付き合いではあるが、この双護の発言が謙遜や冗談などではなく本心から言っているものだと理解できる班員。
「態度だけって………………高澤さん、西澤くん伏せて‼︎」
「グゥッッ‼︎」
双護が霊圧を知覚した時にはもう既に遅かった。突如現れた虚の一撃をモロに受けた西澤はその場に倒れ込む。運良く攻撃されなかった高澤だが、突如現れた事と死の危険に晒された恐怖で動く事が出来なくなってしまった。
西澤を斬った虚はその隣にいた高澤に狙いを定める。動けなくなった獲物は虚にとって餌でしかない。
「高澤さん‼︎」
高澤が攻撃される直前に瞬歩で近づき高澤を抱き上げ離脱する双護。
「おい、卯ノ花双護。気をつけろよ、貴様は戦闘行為が禁止されている。今のも判断によっては戦闘行為ととらてもおかしくはないぞ」
目の前の虚には目も暮れず双護に警告する計測係の隊士。
「お前、ふざけんなよ⁉︎西澤がやられてんのにそんな呑気な事言ってんのかよ⁉︎もう授業とかやってる場合じゃねぇだろ‼︎」
「黙れ、文句を言うのなら貴様を落第にしてやっても良いのだぞ」
空気を読まない隊士の発言に腹を立てたのか班員の1人が隊士に詰め寄るが双護が間に入る。
「大山田くん、高松くん。2人を連れてほかの皆と合流してくれないかな?そろそろ他の班も予定討伐数には達してるだろうし」
「でも、この虚はどうすんだよ‼︎こいつは全員でかからないとヤバいって‼︎」
「全員で戦うにしても卯ノ花双護の参加は認めんがな」
「お前、本当にいい加減にしろよ⁉︎あんなスピードで動く虚を卯ノ花無しにどう戦えってんだよ‼︎予定数達成してるなら双護がさんかしてもかわらねぇだろ‼︎」
「口の聞き方を知らんのか。今はまだ演習中だ、演習終了までは認めん」
「まぁまぁ、大山田くん。僕なら大丈夫だから。助けが来るまで逃げ切ってみせるよ」
戦う素振りを見せないのに高圧的な態度でいる隊士と班員がこれ以上一緒にいれば虚をどうこうするという話じゃなくなってしまうと思った双護はなんとか班員を落ち着かせる。
「大丈夫、僕強いから」
「伊達に毎日元柳斎先生に追いかけられてないもんな。待ってろよ、すぐに助けを呼んでくるからな‼︎」
まだ動く事が出来た大山田と高松に動けなくなった2人を任せ離脱させる事に成功した。
班員達が遠ざかったのを確認した双護。双護が班員達を逃す間、動く気配を見せなかった虚を尻目に双護は隊士に詰め寄る。
「な、なんだ⁉︎何をするつもりだ⁉︎」
「えっと、ごめんなさい白伏‼︎」
相手を昏睡させ、一時的に霊圧反応を消し仮死状態にさせる鬼道の技術白伏。新たに設立された鬼道衆の総帥となった姫乃によって開発された技術だ。
開発されたばかりの技術である為具体的な方法がよく分かっておらず、存在自体が噂レベルの技術だった為隊士は白伏の存在を知らなかった。
そういった技術があると姫乃から教えてもらっていた双護はやり方を知らなかった為がら空きであった隊士の腹に拳をめり込ませて気絶させた。
「さて、待たせたね」
そう言って虚と向き合い支給された浅打を抜刀する双護。虚は双護が抜刀するのを待ってたかのように動き始めた。
「虚が瞬歩……………変異体ってやつかな」
死角から死角へ一瞬で移動するその歩法は間違い無く瞬歩そのものだった。よくよく霊圧を見てみればわずかではあるが死神の霊圧を感じた。
姫乃が戦った虚の中にも死神のように戦う変異体の虚がいたという。その事を知っていた双護は驚きはしなかった。
「初めての実戦かぁ…………思ったより楽しめそうな気がするな」
同級生が攻撃されたというのに目の前の強敵相手に笑う余裕がある自分に驚く双護、戦いを楽しもうとしているのだ。
「駄目だな、冷静にならないと‼︎」
死角からの繰り出される攻撃を一つ、一つ確実に捌いていく双護。霊術院に来てからというもの自分の限界を遥かに超えている相手と真剣に戦うという事が無かった双護。京楽と浮竹がいたとはいえ霊術院に来てから双護は暇していたのだ。
小さい頃から自分よりも格上の者とばかり戦ってきた双護にとって限界に挑む事は子供が遊ぶ事と同じだった。
口元がニヤけるのを抑えがら少しずつ反撃していく双護。虚と双護の霊圧は比較しても双護の方が上である。しかし、瞬歩まで使う虚というのは護廷始まって以来の事にワクワクが隠せなくなっていた。
「正直埒が明かないな………………初めてだけどやってみるか」
そう言って双護は虚と距離を取り集中力を高め鬼道を放つように霊力を練り上げる。そして練り上げた霊力を斬魄刀に一気に流し込む。双護や浅打から溢れ出る霊圧はまるで激しく燃える炎のようだ。
「まだ技の名前は決めてないけどせめてカッコいいのがいいなぁ」
そう言って開けた距離を一瞬で詰める双護。あまりの加速力に数歩後ずさる虚。そのまま虚の右腕を斬り捨てる双護。
斬られた虚の右腕と身体の切り口は焦げ臭くプスプスの臭いがしていた。
「京楽達が近づいてきてるし、これ使ってるんだから京楽達が来る前に終わらせないとな」
「◼️◼️◼️◼️◼️◼️‼︎」
「結構効いてるみたいだね良かった、良かった」
痛みからなのか怒りの咆哮をあげる虚。そのままとどめを刺そうとした双護だったが、纏っていた霊圧が霧散してしまった。
「あらら……………やっぱりまだ改善点は多いな。今度姫乃姉さんに相談しないと」
「◼️◼️◼️◼️◼️◼️‼︎」
双護が纏っていた燃えるような霊圧が霧散したのを好機と見たのか襲いかかってくる虚。
呑気にしている双護だが先程の技の反動なのか身体が若干硬直していた。
「不精独楽‼︎」
霊圧の乗った斬撃が飛んできて双護を守った。
「春水、遅刻だよ」
「全く世話が焼けるんだから。ほら、双護動けるかい?」
「あぁ、大丈夫そうだ」
硬直が解け、2人で虚と向き合う。京楽の手には支給された浅打ではなく始解された斬魄刀が握られていた。
「その斬魄刀の事って聞かせてもらえたりする?」
「詳しい説明は後でするから今はこっちに集中しないかい?」
「賛成」
2人は虚に向かって走り出した。狙ったか狙わずなのか時灘が思ってた光景になりつつあった。時灘の狙いに乗るのは癪に触る京楽だったが親友との共闘に胸を躍らせていた。
前書きの謎ポエム?ですがまぁそれは次の話で明かす事にしますね。
こんな時間に更新すんの初めてだわ……………………ぶっちゃけはちみつさんと通話してなかったら適当に映画見てfgoのイベント周回してたわ。
更新出来てよかった。あと自分が思ってた以上にこの作品を色んな人に評価してもらえてると知ってモチベが上がりました。次も頑張ります。
双護くんヒロインダービー!!!!※双護くんと絡ませるのが明らかに難しいキャラはヒロインとしての採用が難しくなりますのでそこはご了承ください。
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涅ネム (マユリ印ヒロイン)
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虎徹勇音 (長身系真面目臆病風妹)
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砕蜂 (一途な真面目ちゃん)
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雛森桃 (正統派美少女)
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四楓院夜一 (褐色お姉さん)
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その為 (活動報告にお願いします)