魔法少女リリカルなのは 半端者の暴走?   作:弾鶴

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この小説は転生モノで、今後少々残酷な表現が増える可能性があるので
そのへんが苦手な方は避けられた方がいいかもしれません。
なお、この作品はにじファン初投稿時のものを移転させただけものです。
筆者の非才さが目立つかもしれませんが、ご勘弁を。


1口径 はじまりの話

「………」

 

 

「………(汗」

 

 

 どうも、山藤(さんとう) 零斗(れいと)です。

 

…今とても気まずい状況です。

 

全裸のいかにも神々(こうごう)しいかんじの方が目の前で仁王立ちしてらっしゃる…。

 

相手が女性なら即後ろを向くが、如何(いかん)せん筋肉ムキムキの老人がドヤ顔でこっちを見ているので、少々混乱してる。

 

 

 

「どうじゃ、わしのこの鍛え上げられた筋肉は」

 

 

あっ、しゃべった!

 

 

「なんじゃ、喋って何が悪い!」

 

 

「唾飛ぶんでもっと小さい声でお願いします」

 

 

「尻の穴の小さい男が!ケッ!!」

 

 

「……」

 

 

やだなぁこの爺さん

 

早く目が覚めないかな~。

 

そういや明日は全統模試(全国統一模試)じゃん

 

電車の中で勉強でもするか

 

やっぱり二次方程式の基礎を復習するか…それとも二次関数の応用を復習するk「やめいっ!!」

 

 

「なんですかいきなり」

 

 

この爺他人の思考がよめるのかよ…

 

 

「スケジュール確認なんて未練がましいことするでないっ!

 

 

 佐藤(さとう) (みお)っ、キサマは死んだのじゃ。だから神であるこのわしがキサマを異世界へ転生させてやる。

 

 喜べ、キサマの大好きな魔法少女の世界じゃぞ」

 

ツッコミどころ満載だが、まず

 

 

 

「俺、山藤 零斗なんですけど…。佐藤じゃないし、澪でもないです。」

 

 

「……」

 

 

いまどきこんな間違え小学生でもしないよね

 

 

「それに俺は萌え系よりどちらかというと軍事系が好きなんですけど。」

 

 

「……」

 

 

銃とかかっこいいよね。詳しい性能とか全然知らないけど…

 

 

「その上、夢なのに"死んだ"とか言われるなんて全然夢が無いじゃn「知らんっ!」…はぁ?」

 

 

「わし悪くないし。死んだのは事実じゃし、書務科のミスじゃし…、ホレッ」

 

 パサッ

 

 

「書務科ってなんだよ…」

 

 

自称神 さんの態度に若干イラッとしながらも投げ渡された書類に目を落とす

 

 

○転生者についての要項

 名前:佐藤 澪

 性別:女

 年齢:16

 コード:00154885269845563

 上記の者を‘魔法少女リリカルなのは’の世界へ送る。

 ※なお、名前・歳については変更可能だが、性別の変更には

  ストックを1消費させること

 

 

 

 

 

 

……。

 

ダメじゃん!歳しかあってないじゃん

 

てか書務科に何の罪もないじゃん

 

明らかに自称神のミスじゃん

 

…感情が高ぶりすぎて、じゃんじゃん教の信者になってしまったがとりあえず…

 

 

「ねぇ~ねぇ~神さま~」

 

 

「ふふふ、なんじゃ♪♪」

 

 

「くたばれ脳筋♪♪♪」

 

 

「ッ!?……キサマもペレも、なんでわしに酷い事言うんじゃ……」

 

 

ペレって火山の女神じゃなかったっけ?…まぁいいや

 

 

「で、俺は死んだんですね。そして転生すると」

 

 

「ぐすっ、…うむ」

 

 

いい年こいた爺さんが泣くなよ…

 

 

「性別の変更に‘ストック1’ってあったんですけど」

 

 

「それは4つまで叶えられる願いの数を1つ消費するってことじゃ」

 

 

そうか願いかぁ、転生先で役に立つのがいいな

 

でも、魔法少女リリカルなのはの世界ってほとんど知らないからなぁ…

 

 

「願い事のおしながき的なものってありますか?」

 

 

「ふ~む…、面倒じゃからキサマの頭に直接ぶち込んでくれるわっ!!」

 

 

そう言って自称神は俺の頭をガシッとつかみ…

 

 

「痛い痛い痛いっ!」

 

 

すごく………大きいです…………情報量が…

 

でも助かった。転生先の世界の大まかな情報をぶち込んでくれたから

 

判断材料としてとても役に立ちそうだ

 

 

「1つ消費して性別を変えるか?」

 

 

「いえ、まずはスナイパーライフル的なデバイスをください」

 

 

「ケッ、遠距離から攻撃なんて女々しい奴めっ」

 

 

無視無視と…

 

 

「次に、なんか多めの魔力をください」

 

 

「うむ、なんか多めじゃな」

 

 

「あと、某Fateに出てる衛宮君の投影の銃ver.的なスキルをください」

 

 

(おとこ)なら拳で戦わんか!」

 

 

筋肉チョーうぜ~

 

 

「筋肉を馬鹿にするでない!!」

 

 

「ハイハイ。じゃあ最後に「もう終わりじゃぞ」…え?なんで?」

 

 

あと1つ残ってんじゃん

 

 

「衛宮のスキルはアレなんじゃよ…ホント、アレじゃから…」

 

 

アレってなんだよ。

 

神(自称)の顔もなんか暗いし…まぁ良しとするか。納得いかないけど

 

 

「今なら特典として使い魔が付いてくるぞ」

 

 

「じゃあ"お詫び"としてそれも付けてください」

 

 

「……チッ」

 

 

神はどうしても自分のミスを認めたくないみたいだな…。

 

 

「で、歳と名前はどうするんじゃ?」

 

 

「それより性別の件は…」

 

 

「もう入力したから無理」

 

 

…入力ってなんだよ!

 

しかたない

 

 

「歳は主人公と同じで名字を山藤に「え~山藤とかかなりダサいじゃん。

 

 わしとしてはアルセーヌとか紅(ホン)とかがいいと思うんじゃが…。」

 

 

「アルセーヌって名字なんですか?」

 

 

「知らん!」

 

 

「……。」

 

 

「はよ行けっ!!」

 

 

「えっ、ちょっと待って結局どうなr」

 

 

言い終える前に目の前が真っ白になった……

 

 

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