どうも、佐藤 澪です。
転生者生活3日目
ただいま‘次元航行艦アースラ艦内の取り調べ室’からお送りしております
そして、クロノ・ハラオウン執務官とやらに事情聴取されています…
「では、君はどこから銃を取り出したんだ?」
「こう…なんでしょう、そのぉ~………夢?かな?」
「ふざけるなっ!!嘘をつくと辛い思いをするのは君なんだぞ!」
机の向かい側から怒気を込めた言葉を投げつけてくるが
私は主張を変えない
てか、正直なところ私自身、投影の詳しい仕組みなんて知らないし…
…
……はぁ…どうしてこんな目に…
2日目
午前中は日用品の調達に海鳴市内を駆け巡り、午後からは
技になれるための訓練をすることとなった。
「では、あの木を狙って撃ってみてください」
そう言ってユリは目の前の特別大きいわけでも小さいわけでもない
ごく普通の木を指さす。
「わかった」
言われた木に狙いを定めてハンドガンをイメージし、中空に投影する。
そして、中空に投影した銃を放つ!
「ドスッ」
…銃が出すであろう発砲音ではなく
物が何かにぶつかる鈍い音が響く
「「………」」
そう、弾が飛び出るのではなく
銃そのものが木に向かって飛んで行ったのだ。
「澪、‘放つ’をイメージするのではなく
‘引き金を引く’ことをイメージした方がよいのでは?」
「……はい…」
全くもってその通りだ。
銃は飛ぶものでなく飛ばすための道具だ。
弓矢でいう弓であって決して矢ではない…。
なんか、とても恥ずかしい…こんな基本的なことを忘れるなんて…。
「よしっ 次こそ!」
名誉挽回のために、さっきよりも投影数を増やしす。
そして、頭の中で引き金をイメージして……撃つっ!!
バンッ
すさまじい音が響く。
もはや発砲音ではなく爆発音である。
「少しやり過ぎですよ 澪」
「やっぱりそう思う?」
いくらハンドガンとはいえ投影した数が多かった
「
「
普通ハンドガンサイズの銃の弾なら木を抉るなんて事はまずない。
でも事実、木の幹の端側が抉れてしまっているのだ。
このまま放置すると色々と問題になりかねない。
う~ん、どうしよう……そうだ!
「いっそのこと切り倒しちゃ「動くな!!」おぅy…」
「こちらは時空管理局 アースラ所属、クロノ・ハラオウン執務官だ」
「澪、私の後ろに!」
「わかった」
言われた通りユリの後ろに隠れるため動こうとしたその瞬間
「キャッ!!」
「澪!」
3本の光の縄で縛られてしまいました
……恥ずかしっ!
つい少女のような悲鳴を上げてしまった…
まぁ少女なんだけどさ…
つか、何この状況?
とりあえず何か喋らないと相手に会話の主導権を握られてしまうからなんか喋ろう
「女の子を縄で縛りつけてこんな格好させて何が楽しいんですか?」
「ッ!?ちっ、違う!僕にそんな趣味はないっ!それはバインドだ!!」
へぇ~これがバインドかぁ…
知ってはいたけど実物を見るのは初めてだからなぁ
すると、今まで一言も喋らなかったデバイスのニケが唐突に口を開いた。
『そんな趣味とはどんな趣味でしょうか』
…ニケさん痛いとこ突いてくるね
"そんな"と彼は言ってしまってるから縄を使った変態な趣味を少なからず知ってはいるのだろうな
事実、彼は落ち着きを失い始めてるし…
「あ、あう…その「ニケ、私にも理解できませんが、そんな趣味を理解している者は
全女性の敵であるということだけは確実です。そうだろ執務官?」……」
さすがカタブツ!
真顔で言うところがまた怖い!
おかげで執務官沈黙しちゃったよ…
しかも目に見えて落ち込んでるし…
でもバインドだけは外す気配がない。
かといって私はMではないし
土の味が好きな人間でもないので諦めてこのままでいるわけにもいかない
「このバインドとやらを外してもらえませんかねぇ?」
「ダメだ!!君たちには
即答だよっ
どんだけ縛っていたいんだよ!
「性欲を幼女にぶつけるなんて…彼女とかいないのかね…」
「!!」
しまった、心の声をつい口にしてしまった…
あぁ、執務官殿の雰囲気が…
「……エイミィ…こいつらの転送を…」
『どうしたのクロノ君?声が暗いよ』
「エイミィ早く!」
『りょ、了解!』
…………おい……
……おい…きろ…
…「おいっ起きろ!!」
「じゅるっ…」
ハッ!しまった、回想のつもりが居眠りしてしまってたみたいだ!!
「君は自分の立場を理解してるのか?」
私の右側に立ったハラオウン執務官が心底呆れたように声をかけてくる。
「あぁ、私の立場ですか?……強姦に襲われた被害者とか?」
「なんでそうなる!」
「だっていきなり縛りつけられたら誰だって襲われたと思うでしょ!!」
「それは君たちが質量兵器を使用していて
しかも魔力を持つ魔導師でもあったから確実に捕まえるためにやったことだ!」
「ふ~ん、ほんとは性欲を持て余しすぎて
つい目の前の私を襲ってしまったとかではないの?」
「なっ、なわけあるか!!そもそも君は……」
………
「あらあら、クロノがこんな状態になるなんていつ以来からかしら」
ガキ二人でワーワー騒いでいると、机の向かい側から緑の髪の女性が声をかけてきた。
…あれ?いつからいたんだろう?
見直してみると、この小説えらい薄い中身とスピードで話が進んでいた…。
でも書きなおさない!!(キリッ