曜とルビィの事件簿   作:la55

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曜とルビィの事件簿 プロローグ

曜とルビィの事件簿 プロローグ

 

 コラボ、2つの異なった物語が交わるときに生まれる全く別の物語。だが、コラボと聞いただけで嫌がる人もいるかもしれない。その人がコラボを嫌がる理由、それは、コラボをしたことによりもとからあった物語の世界観・雰囲気などががらりと崩れてしまう、そのことを恐れている、からかもしれない。しかし、それは別に恐れる必要はないかもしれない。なぜなら、コラボとは、祭り、である、宴、である、そして、全く異なったもの同士を掛け合わせることにより起きる芸術的爆発、なのである。コラボは全く異なったものを掛け合わせることで全く別のなにか、いや、超新星爆発的なものを生み出すことができるのである。

 さて、これからお送りするのはラブライブ!とRailWars!の推理ものを書いております新庄雄太郎さんとラブライブ!のスクールアイドル青春ものを書いているla55との奇跡のコラボである。ぜひともこの奇跡のコラボを、祭りを、宴を、十分に楽しんでもらいたい。

 

さあ、始めよう、祭りを、宴を、奇跡の物語を!!

 

「ごめん、曜ちゃん、ルビィちゃん、ごめんけど、大分九重の豊後森機関庫の下見に行って!!」

突然、月は曜とルビィにこんなお願いをした。月曰く、

「今度、Aqoursオリジンとしてリリースされる曲、「Happy Party Trian」のPVを撮りたいんだけど、その曲のロケ地として、私、大分九重の豊後森機関庫を考えているんだ。だから、曜ちゃんとルビィちゃんにはそのロケ地の下見に行ってほしいんだ!!」

 この月の言葉に、曜、

「わ、私たち2人で行くの!!」

と、びっくりしてしまった。ときは9月。とある理由で全国的に有名になった新生Aqours、その人気ぶりはあのμ's以上のものだった。Aqoursのシンデレラストーリーを記した本は爆発的に売れ、全国的に新生Aqoursを含めてAqoursのことを知らない人なんていない、そんな状況に陥っていた。そして、この人気ぶりのためか、それならばと、2代目Aqours、つまり、千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、ヨハネ、果南、ダイヤ、鞠莉、元浦の星スクールアイドルとしてのAqoursとして曲をリリースしてくれないかと東京の音楽会社からオファーが月のもとに来ていてのである。こうして、千歌たち新生Aqoursはそのオファーを受けるべく、もうすでにスクールアイドルを卒業していた、果南、ダイヤ、鞠莉、の3人を呼び戻し、Aqoursオリジンとして果南センターの「Happy Party Train」の曲をリリースすることを決めていたのである。で、この曲はSLと機関庫が舞台となる曲になるため、月はこの曲のPVを撮るのに理想的なロケ地を探していたところ、月の理想にぴったり合うロケ地が見つかった。それが大分九重の豊後森機関庫だったのである。それで、月、その機関庫でその曲のPVを撮ることを決めたのである。が、PVのロケ地になる豊後森機関庫に月は行ったことがない。そのため、月は曜とルビィに対してロケ地の下見に行くようにお願いしていたのである。

 で、この月のお願いに、曜、

「でも、下見だったら千歌ちゃんがまず手をあげそうだけど・・・」

と言うも、月、千歌についてはこう言ってしまった。

「曜ちゃん、実はね、千歌ちゃん、「この「ハピトレ」のために旅に出かけてくるね!!」と言ってどっかに行っちゃったんだよね。だから、千歌ちゃんには頼めないの・・・」

これには、曜、

「ハハハ、千歌ちゃんらしいね・・・」

と、苦笑いするしかなかった。

 

 一方、曜の旅の相方となるルビィはというと・・・、

「曜ちゃんと旅行なんて、ルビィ、なんか心配だよ・・・」

と、春のイタリア旅行以降なんに対しても強気でトライしてきたルビィから一転、昔みたいな弱弱しいルビィに戻った、そんな感じがしていた。

 そんなルビィに対し、

「ルビィちゃんならきっと大丈夫だよ!!」(あげは)

「もしなんかあったら隣にいるシーナが超電磁砲(レールガン)でぶっ飛ばしてあげるからね!!」(東子)

「おい、東子、私、超電磁砲(レールガン)なんて打てないよ!!ふざけないで!!」(シーナ)

と、なにが言いたいのかわからないもの、結局のところ、ルビィを励まそうとしている、そんな(ルビィの大親友でヨハネの前世(中学時代)を知る者である)あげはたちの姿がった。であるが、それでも、

「でも、初めての二人旅、本当に心配だよ・・・」

と、ルビィの心配症は治らなかった。

 と、そんな会話をルビィとあげはたちがしているなかで、

「たしか、これからルビィが行くところって九州でしょ」(ヨハネ)

「うん、そうずら」(花丸)

と、ヨハネと花丸がルビィがこれから行く場所を確認していると、すぐに、

「なら、私たちにとって大親友の南さんが今いる場所じゃないかしら」

と、ヨハネが言えば、花丸も、

「もしかすると、ルビィちゃんたちと南さんたちと出会うことがあるかもしれないずら。それくらい世間とは狭いものずら」

と、変なことを言っていた。

 そんなヨハネと花丸であったが、かなり落ち込んでいるルビィを励まそうとしているのか、

「ルビィちゃん、元気をだすずら!!」

と、花丸がルビィを元気づかせようとするとともに、

「もし、南という男に出会ったら南によろしく言っておくように!!」

と、ヨハネ、なんか変なお願いをルビィにしてしまった。これには、ルビィ、

「南さん?」

と、ヨハネに聞き直すと、ヨハネ、

「もし南という男に出会ったらヨハネの代わりに挨拶をしてね、ということなの!!」

と、少し怒り気味にルビィに言い返してしまった。

 

 そして、翌日、

「切符、持った?飛行機のチケット、持った?」(曜)

「うん、大丈夫!!じゃ、出発だね!!」(ルビィ)

と、2人の掛け声とともに曜とルビィの2人だけの九州旅行は始まった。

 ただ、その陰で、花丸とヨハネ、

「ルビィを曜と2人だけで旅に行かせて大丈夫かしら」(ヨハネ)

「それは大丈夫だと思うずら。だって、「ルビィちゃんのこと、宜しく頼むずら!!」と、千歌ちゃんに電話で伝えたからずら!!」(花丸)

と、これまたは変な会話をしていた。だが、この2人の会話なんか曜とルビィには聞こえていない、いや、まったく知らなかった。そのためか、

「本当に大丈夫かな・・・」(ルビィ)

「ルビィちゃん、私に任せて!!私といればきっと楽しい旅になるはずだから」(曜)

と、二人旅に対して心配症のルビィとそのルビィを元気づける曜、そんな姿をしながら旅を続けようとしていた。

 だが、この2人、曜とルビィはこの後、いろんな事件に巻き込まれていく。そこで2人は奇跡の出会いをすることになる。果たして2人の旅はどうなっていくのだろうか。それについてはこのあとのお楽しみである。

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