曜とルビィの事件簿   作:la55

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※この物語は2020年3月現在の時刻表を参考に作っております。
※この物語は毎週月・水・金に投稿しております。


曜とルビィの事件簿Ⅱ~終章・宗太郎越え~ 後編

「三重さん、あなたのアリバイはすべて崩れました」

この南の言葉に三重は怒りながら、

「どうしてそんなことがいえるんだ!!青春18きっぷを使ったら宮崎から大分まで来ることができないはずだろ!!」

と言うもルビィがそんな三重に対し大きな声で、

「あなたはたしかに青春18きっぷを使って大分まで来たんだ!!」

とそう言うとその真実をこう答えた、ルビィは・・・。

「でも、それは最後まで!!あなたは「B&Sみやざき」を使って新八代まで来てそれから久大本線経由で大分まで来たんだ!!」

B&Sみやざき、それは宮崎から新八代を結ぶ高速バスである。このバスは宮崎まで新幹線と高速バスに乗り継いでくるお客さん目的に開設された高速バスであり、(飛行機を除いた)宮崎までの最短ルートであった。なお、新幹線乗り継ぎのお客さん目的のため、時刻表でも新幹線のページにて掲示されている。

 そんなルビィの言葉に三重はこう叫んだ。

「そ、それがどうしたんだというんだ!!ただのはったりだろ!!」

だが、その声自体動揺しているのがみえみえだった。

 だが、そんな三重に対し曜と千歌がこう言い出した。

「三重さんはまず8:09発の「B&Sみやざき」に乗って新八代まで行ったんだ!!」(千歌)

「そして、そのあとは久大本線経由で普通に乗って大分まで来たわけ!!」(曜)

そして、曜、千歌、ルビィは三重が大分まで来たであろうルートを書き始めた。それが次の通りである。

 

宮崎            新八代

8:09→(B&Sみやざき)→10:34. 久留米

              11:09→13:06  日田

                  13:07→14:12

                      14:17→

 由布院

→15:21  大分

 16:05→17:01

※B&Sみやざきは別払い

 

これには、南、

「ちょっと久留米の方が怪しいけど、これなら青春18きっぷを使って大分まで来ることができるな!!」

と太鼓判を押していた。これには、三重、

「ぐぐぐ」

という声をあげるもここぞにきて三重はあることを言い出してきた。

「言っておくが俺は日出を殺していない!!俺はある人から脅迫を受けていたんだ!!」

その言葉に、曜、びっくりする。

「えっ、ある人から脅迫を受けていたわけ?」

すると、三重、こんなことを言った。

「そう、俺を脅迫しようとした人こそ犯人だ!!」

むろん、これには、千歌、

「三重さん、本当に脅迫されていたんなら千歌たちのアリバイ崩しはいったい・・・」

と自信をなくそうとしていた。むろん、これには、三重、

「そう、俺はその犯人に仕組まれて罠にはめられたんだ。まるでトレンディドラマのように復讐しようとしてな・・・」

だが、ここにきて、ルビィ、自信を喪失する千歌と曜に向かってこう叫んだ。

「千歌ちゃん、曜ちゃん、大丈夫だよ!!ルビィたちの推理はきっと当たっているよ!!」

 そのルビィの言葉に触発されたのか、南、ルビィ、曜、千歌に対しこんなことを言ってきた。どうやら、ちょうど、宮崎県警からある連絡が入ったようだ。

「「B&Sみやざき」の運行会社から三重らしき人物を乗せたという証言がとれたぜ!!また、「B&Sみやざき」8:09発の便の座席から三重の指紋がみつかったとよ!!それにな、三重、お前と日出が言い争っているの見たという証言もとれた。もう言い逃れできないぜ、三重!!」

これには、三重、

「ぐぐぐ、もう言い逃れができない・・・」

とついに白旗をあげてしまった。これには、南、

「でも、いったいどうして日出を殺したんだ?」

と三重に尋ねると三重はこう答えた。

「あいつはな、俺に対してこう言ったんだ!!「「宗太郎越え」なんて無理だろ」ってな!!だから、頭に血が上って殺してしまったんだ。でも、俺はたった11時間で宮崎から大分まで来ることができた。あいつにぎゃふんと言わせることができたんだ!!」

 だが、この三重の言葉に南は一喝した。

「ただ、それだけの理由で殺したなんて片腹痛いわ!!あなたがしたことは立派な犯罪だ!!しっかりと罪を償ってくれ!!」

その南の言葉とともに三重はうなだれてしまった・・・。

 

 こうして青春18きっぷを使った事件は無事に解決を迎えた。この功労者こと、千歌、曜、ルビィは、

「南さん、やりました!!ルビィ、うれしい!!」(ルビィ)

「これでもう南さんたちの仲間入りだね!!」(曜)

「千歌たちの活躍、みたか!!」(千歌)

と喜びの声を出していた。

 その後、千歌、曜、ルビィはヨハネたちと再会、大分駅にある温泉施設に来ていた。これには、千歌、

「うわ~、一苦労のあとのお風呂は気持ちいい!!」

と親父みたいなことをいうも、ルビィ、曜、すら、

「うん、気持ちいい!!」(ルビィ)

「千歌ちゃんの気持ち、わかる~」(曜)

と声が聞こえてきた。

 だが、ここで梶山からあることを聞かされる。

「あなたたちとまた一緒になれてうれしかった。でも、この時間はあともう少しで終わってしまうの」

これには、ルビィ、

「えっ、それって・・・、もうお別れ・・・」

と言うと桜井と小海がこう答えた。

「私も千歌ちゃんたちと離れるのは悲しいよ。でも、もうコラボの時間が終わってしまうの」(桜井)

「でも、これが運命の定めなんだ。ごめんなさい」(小海)

 だが、その言葉に曜とルビィはこう答えた。

「でも、私たちは南さんを介して本当に成長したんだと思えるんだ!!」(曜)

「うんっ!!ルビィたちは南さんたちのおかげで楽しい時間を過ごすことができたんだよ!!それはとてもうれしいことだよ!!」(ルビィ)

曜とルビィからしたら南たちとの邂逅はとてもすばらしいものだったに違いないだろう。

 

 そして、ついにお別れの時間がやってきた。南は曜とルビィに対しこんなことを告げた。

「曜ちゃんにルビィちゃん、俺は2人に会えて本当にうれしかった。これからは善子ちゃんたちと一緒にスクールアイドルを頑張ってほしい」

これにあわせて高山も曜とルビィにこう告げた。

「私はこの5日間しか一緒にいられなかったけど、2人とはとてもいい想い出ができたと思っているんだ。だから、2人とも、この経験をバネに頑張ってほしい」

この言葉のあと、南と高山、そして、桜井、岩泉、小海、さらに、梶山のまえにある電車が止まった。それは・・・、

「えっ、かもめ!?」(曜)

そう、今度、2022年9月23日にレビューする予定の新幹線「かもめ」だった。

 その「かもめ」のドアが開くなり公安特捜班の班長の高杉が南たちに対してこう告げた。

「南たち、もうお別れの準備は済みましたか?」

すると、ルビィと曜は南たちに対してこう告げた。

「南さん、高山さん、そして、みんな、これまで本当に付き合ってくれてありがとう。南さんたちも元気に頑張ってね!!」(曜)

「ルビィ、南さんたちと一緒に事件を解決できたこと、本当にうれしかった。南さんたち、これからも頑張ってください!!」(ルビィ)

その言葉とともに「かもめ」は「ピー」という汽笛を鳴らすと南たちはついに「かもめ」に乗車していった。そんななか、曜はあることに気づいた。

(あれっ、千歌ちゃんがいない!?いったいどうしたのかな?)

ただ、それとは別に「かもめ」はついに大分の地を離れようとしていた。これには、曜、ルビィ、ともに南たちにこうエールを送った。

「南さんたち、これまでありがとう。あちらの世界でも頑張ってね」(曜)

「南さんたち、ルビィ、これまでの時間がとても大切に思えたよ。だから、南さんたち、あちらの世界でも、ガンバルビィ、してね!!ルビィ、応援しているね!!」(ルビィ)

 そんな言葉ともに南も小さくみえる曜とルビィに対してこうエールを送った。

「曜ちゃんにルビィちゃん、これからは2人の時代が繰り広げられるはずだ。だからこそ、2人とも頑張ってくれ!!」

3つの想いはやがて1つの想いとして昇華しようとしていた。それくらい、曜、ルビィ、南の想いは大きかったのかもしれない。

 

 こうして、2回目のコラボは無事に終わった。みなさんはいかがだっただろうか、九州を舞台に2つの物語がコラボする究極の物語を。でも、けしてこれは物語ではない、奇跡ともいえる現実なのかもしれない。それくらい、このコラボは奇跡に次ぐ奇跡ともいえると思えるのだ。だからこそ、忘れないでほしい、この奇跡のコラボはこれからも語り継がれるのだ。だからこそ、南たちと曜とルビィ、そして、千歌の活躍を忘れないでほしい。

 

曜とルビィの事件簿Ⅱ FIN & true ending・・・

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