コラボ、それはお祭りである。コラボ、それは一種の化学反応である。2つの異なった物語が交わるとき、これまでとは違ったものが見えてくる。いや、超新星爆発的なものを生み出すのである。それくらいコラボとは超規模的な宴、祭りである。
さて、今回お送りするのはラブライブ!とReilWars!の推理ものでおなじみの新庄雄太郎さん、それに、ラブライブ!のスクールアイドル青春ものを書いているla55の奇跡のコラボ、その第2章である。そして、この物語は、SNOW CRYSTAL、Aqoursの最後の奇跡の物語である。果たしてどのような物語になるのだろうか。そして、変わりゆく九州をあなたはどうみるのだろうか。それはあなた次第である。
さぁ、はじめよう、変わりゆく九州のなかでルビィや曜のような輝く少女たちの奇跡のストーリーを!!
「なんでルビィと陽ちゃんだけが行くことになったの?」
九州に行く新幹線のなか、ルビィは隣に座っていた曜に話しかけた。すると、曜はこんなことを話してくれた。
「仕方がないよ。だって、花丸ちゃん、善子ちゃん、梨子ちゃんはなにか用事がある、って言うし、千歌ちゃんに至ってはこの卒業旅行の話を聞いただけで「あっ、なんかよんでいる!!」って言ってどっかに行ってしまったんだもん!!」
この曜の言葉に、ルビィ、ため息をつく。
「あぁ、せっかくの卒業旅行なのに、陽ちゃんとルビィ、2人だけって寂しすぎるよ!!」
卒業旅行?実はラブライブ!冬季大会終了後に静真を卒業する、千歌、曜、梨子のためにAqoursは月と静真の生徒たちから卒業旅行をプレゼントされたのである。これには、ルビィ、
「(理亜ちゃんと花樹ちゃん、あつこさんのいる)SNOW CRYSTALに負けたけど、ラブライブ!、とっても楽しかった!!!それに、ラブライブ!で頑張ったから(月ちゃんをはじめとする)静真のみんなから卒業旅行をプレゼントされるなんて、とてもうれしい!!」
と笑顔で答えていた。
ところが、せっかくの卒業旅行に水を差す事態が起きてしまった。まずは1年生の、桜花、梅歌、松華、であるが、
「今回は2・3年生だけで行ってください。私たちは来年に向けての計画を練りますから。あと、花樹さんたちと会う約束がありますから・・・」(桜花)
といきなりのパスを発動してしまった。さらに、花丸、ヨハネ(善子)、梨子も、
「私たちはちょっと用事があるからパスずら!!」(花丸)
とこれまたのパスを発動!!でもって千歌は千歌で、
「あっ、誰かによばれている!!」
と言ってはどこかに消えてしまったのである。なので、今、卒業旅行にきているのは曜とルビィしかいなかったのである・・・。
そのためか、ルビィ、こんなことを言ってしまう。
「みんなと一緒に行きたかったよ~」
これには、曜、ルビィを慰める。
「でも、みんな用事があるんだし、私がいるんだから大丈夫だよ。よしよし」
こうしてルビィは曜に慰められてたのだが、そんなルビィからこんな言葉が出てきてしまった。
「でも、善子ちゃん、最後にこう言っていたよ、「南さんたちによろしく」って!!」
このルビィの言葉に、曜、はっとする。。
「南さん!!もしかして、あの南さん!!」
そう、ここにきて、曜、あることを思い出していた。それは去年の9月ごろ、Aqoursがラブライブ!夏季大会決勝での騒動によって全国的に大人気になったことにより、卒業生のダイヤ、鞠莉、果南、を含めた2代目Aqours、Aqoursオリジン9人でCDをだすことになったとき、曜とルビィは、その曲、「Happy Party Train」のPVのロケ地の下見のために九州を訪れたときに出会った人であった。南達仁、彼は國鉄鉄道公安隊東京公安室公安特捜班公安主任の役職を持つ人であり、いくつもの難事件を解決に導いてくれたスペシャリストである。だが、彼は曜とルビィのいる世界の住人ではない。新庄さんの描く世界、公安特捜班のいる世界の住人である。ではなぜ、その人と存在を曜とルビィが知っているのか。それは、曜とルビィ、南たちと出会ったそのとき、去年の9月ごろ、ちょうど、曜とルビィたちがいる世界、la55の世界と新庄さんの世界がコラボ(融合)していたから。そのため、そのコラボの主要人物である曜とルビィは南たちのことをいまだに覚えていたのである。
そんな曜の言葉にルビィも、
「あの南さんに出会えるのかな?」
と曜に尋ねると曜も、
「それはわからないけれどきっと出会えるんじゃないかな?」
と喜びながらそう答えてくれた。
そして、2人は月から渡された切符を見る。そこにはこう書かれていた、「みんな九州きっぷ」。それは、2日間、九州内のJ・・・、國鉄乗り放題の切符である。で、今回は4日間使う予定であるため、それを曜とルビィはそれぞれ2枚所持していたのである。その切符を見て曜はルビィにこう尋ねた。
「ルビィちゃん、まず、どの列車に乗りたい?」
すると、ルビィはこう答えた。
「まずはね、大人向けの列車に乗りたい!!その列車ってバーがあってお酒が飲めるんだって!!」
これには、曜、
「私たちはお酒が飲めないよ。けど、大人の雰囲気を楽しめる列車があるんだね。楽しみ!!」
と楽しみを感じていた。
そして、曜とルビィはその列車の出発地熊本へと向かうのであった。
こうして始まる曜とルビィの事件簿Ⅱ~変わりゆく九州~。このあと、曜とルビィにはいろんなところで起きる数々の事件が待ち受けていた。果たして曜とルビィは一体どうなるのだろうか。それはあとのお楽しみである・・・。