カニモロダリーオ   作:オールドクイーン

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今回はダリオ中心の物語となります。
ジェラルドとダリオの絡みを書いたSSが少ないのでこれを気に書いてみました。
何回か分けて書いたので、矛盾やら急展開があると思いますが、留意の程を


2話 ダリオとジェラルド

ダリオ(今日は…予定無しか。あいつ等は旅行の準備で空いてないから、どうするか)

 

ダリオ「ふぅ…久しぶりだな、こうも暇な日は」

 

ダリオ(そういえば最近は飲んでばかりで、ワインの補充をしていなかったな。買いにでも行くか)

 

 

ピロリン

 

 

ダリオ「何だ、こんな時に」スマホ取り出し

 

ダリオ(ジェラルドから?…彼奴から連絡来るのは珍しいな。さて、どんな内容なんだ?)

 

ダリオ「あ?食事の誘い?…ったく」

 

 

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ジェラルド「すまない、突然に」ハハハ

 

ダリオ「全くだ、それになんで俺なんだ。気持ち悪ぃ」

 

ジェラルド「実は少し付き合ってもらいたいものがあってね。その口実作りに」

 

ダリオ「何だそれは、つまらないもんなら帰るぞ」イライラ

 

ジェラルド「まぁまぁ、実はワインを買いたくてね、けどダリオの知っての通り僕にはその手の知恵が無くて。オススメを教えてくれないか?」

 

ダリオ「…はぁ、借りだからな」幻滅

 

ジェラルド「本当か?ありがとう、ダリオ。っと、その前に食事でもどうだ、頃いい時間だろう?」

 

ダリオ「それで借りなしなんて言わないなら付き合おう」フフ

 

ジェラルド「ダリオは僕を何だと思って…最初からそのつもりだよ。」

 

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店内

 

 

ジェラルド「そういえば最近は独立傭兵達と関わっているようだね、ダリオ」

 

ダリオ「あ?あぁ、ダンやカニス達か」

 

ジェラルド「少し前までは人と関わりなんて二の次だったのに、随分と変わったね」

 

ダリオ「フン、ただの気紛れだ。」

 

ジェラルド「ハハハ、僕も最初聞いた時は驚いたよ。」

 

ダリオ「お前はさっきから何が言いたいんだ」イラッ

 

ジェラルド「あぁ、すまない。そういえば最近は企業からの任務を断ってる時もあるそうだけど、何かあったのか?」

 

ダリオ「老人達に見切りをつけただけだ。構っても見返りがないからな」ケッ

 

ジェラルド「野心家からそんな言葉が出てくるとは」ほぅほぅ

 

ダリオ「それに、カニス等の相手をしていると疲れるんだよ、最近は週に3回酒浸りだ。そんな中任務ができると思うか?」

 

ジェラルド「楽しそうで何よりだ。こちらの身にもなって欲しいよ」ハァ

 

ダリオ「ケッ、ローゼンタールの象徴が何を言ってやがる。自分で選んだ事じゃねぇか」

 

ジェラルド「そう言われると言い返せないよ。ダリオが居なくなったから僕が茶会に招待されるようになって、それもあるかな」ハハハ

 

ダリオ「結局お前が座ったのか、その席に。」

 

ジェラルド「苦労しているよ。誰かのせいで」苦笑い

 

ダリオ「ご苦労な事だ。あんな奴らと会話をするなんてよ。こっちに来るか?こう言うのも何だが、気楽なもんだぜ」フフ

 

ジェラルド「独立傭兵達か。ダリオが勧めるなら一度覗いてみたい気もするよ」

 

ダリオ「ハハハ、賑やかなもんだぜ。ま、近い内に連絡してやる。」

 

ダリオ(これでアイツ等を介抱する奴が一人増えて負担が減る。すまねぇな、ジェラルド。お前には感謝しているぜ)

 

ダリオ(…ジェラルドって酒強かったか?)

 

ジェラルド「楽しみにしておくよ。おっと、そろそろ食べ物がする」手を拭きながら

 

 

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ダリオ「あぁ、ここだ。着いたぞ、ジェラルド」

 

ジェラルド「結構歩くんだね」フゥ

 

ダリオ「うるせぇ、あの近くに気に入ってる所がねぇんだよ」

 

ジェラルド「成程」ハハハ

 

ダリオ「笑ってろ。そういやお前、どんなワインを望みなんだ」

 

ジェラルド「そうだね…度数の低い奴でお願いできるかい?」

 

ダリオ「酒に弱いのかよ…」ハァ

 

ジェラルド「む…そんな事は無いよ。女性との付き合いで、何か一緒に飲める物がないかな?」

 

ダリオ「そんなもん専門外だ、馬鹿野郎。まぁ、探すには探してみるか。気に入ったもんがあれば俺も買いたいしよ」トコトコ

 

ジェラルド「何だかんだいって付き合ってくれるんだ、やっぱり変わったね」ニヤニヤ

 

ダリオ「お前も変わったな、嫌な方に」ハッハッハ

 

 

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ダリオ「そうだ、おい、ジェラルド。お前の望みのワインあるわ」

 

ジェラルド「本当かい?」

 

ダリオ「…俺の家の奥の方に」

 

ジェラルド「結局お店には売り切れてたし、貰えないかな。仮はすぐに返すよ」

 

ダリオ「さっきの食事の仮はこれでチャラだ。文句はないな?」

 

ジェラルド「わかったよ、ダリオ」

 

ダリオ「まぁ、ここから近いし手間は取らせん」

 

 

 

ダリオ「ここだ。すまねぇな、手を借りて」

 

ジェラルド「いや、良いさ。こちらとしても街をぶらぶらと歩きたかったし、それに」

 

ダリオ「目当ての物は約束通りやるよ」ハハハ

 

ジェラルド「それにしても、ここか、中々に庶民的だね」フムフム

 

ダリオ「想像もつかねぇか?仕方ねぇだろ、こういう方が都合が良いんだよ」ケッ

 

ジェラルド「…あぁ」

 

ダリオ「何を感打ってやがる。早く入るぞ」

 

 

ガチャ

 

 

ダリオ「アー、ワインはそこに置いといてくれ。酒持ってくる」トコトコ

 

ジェラルド「分かった」ガサッ

 

ジェラルド「」ジー

 

 

ダリオ「おい、持ってきたぞって、何人の部屋じろじろ見てやがる」

 

ジェラルド「何って、ほら、酒の缶が…」チラ

 

ダリオ「そんな所に、片付け忘れたか。アイツ等…アー、独立傭兵達が偶に来るんだよ」

 

ジェラルド「それは大変そうだ」

 

ダリオ「何れお前もその仲間入りになるんだ。それまで精々そう言ってろ」ハッハッハ

 

 

ピロリン

 

 

ダリオ「あ?何だこんな時に…あ゛?」呆然

 

ジェラルド「どうしたんだ、そんな声出して」

 

ダリオ「おい、酒隠せ、アイツ等今からここ来る」手で合図

 

ジェラルド「はい?アイツ等って、それになんで隠すんだ?」

 

ダリオ「酔った拍子に空けるからに決まってんだろ。アー、彼処だ、さっきワイン入れた部屋に適当においとけ」

 

ジェラルド「あ、あぁ、分かった。何時頃来るんだ?」

 

ダリオ「5分頃…いや、直ぐか?いいから早く隠せ、飲まれても良いならそこに置いといてもいいが」ケラケラ

 

ジェラルド「それはまずい」スタスタ

 

ダリオ「ったくアイツ等こんな時に」ケッ

 

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ダン&カニス「お邪魔するよ(ぜ)」ガチャッ

 

ダリオ「取り敢えず聞くぞ、なんで来た」

 

ダン「旅行の準備が思った以上に早く終わってさ。ほら、酒も買ったし二人で飲むの寂しいし、な?」袋持ちながら

 

カニス「まぁ良いじゃねぇか、今回はあんまり長居しないぜ、あんたには楽させてやるわ」ハッハッハ

 

ダリオ「なら来るなよ…あぁ、そういや今日はジェラルドいるからな」

 

ダン「お、マジか!珍しいな」

 

カニス「俺達に内緒で酒盛りか〜?」

 

ダリオ「そんなもんじゃねぇよ。まぁ上がれよ」

 

ダン「はいよ。お邪魔しますよっと、なんか何時もここで飲んでるから慣れたな」スタスタ

 

カニス「困ったらダリオの家だからな〜何だかんだ」スタスタ

 

ダリオ「次はお前達の何方かだからな」ハァ

 

 

ジェラルド「やぁ」ニコニコ

 

カニス「マジでいやがった」

 

ダン「お前も飲むのか?」

 

ジェラルド「ダリオから誘ってきてね、楽しそうだって聞いて」

 

ダン「へへへ、確かに毎日どんちゃん騒ぎだしな」

 

カニス「ジェラルドと飲むのは初めてかー。なぁダリオ、ジェラルドって酒強いのか?」

 

ダリオ「分からん。まぁお前達にはついてこれるんじゃねぇか?」ケラケラ

 

ジェラルド「あまりグイグイと飲む方ではないね。お手柔らかに頼むよ」苦笑い

 

カニス「ま、手始めに軽いのから飲むか。お前らもそれで良いよな」ガサゴソ

 

ダン「つまみどうする?」

 

ジェラルド「無いなら買ってこようか?近くにコンビニがあった筈だが」ガタッ

 

ダリオ「いや、肉ならあるし適当に作るから大丈夫だ」

 

カニス「ま、それは後にしておいて、飲むぞ〜」

 

ダン「ハハハ、この組み合わせは中々に面白いな」ケラケラ

 

ジェラルド「ダリオの言う通り、楽しくなりそうだね」

 

ダリオ「こんなのも偶には良いだろ?乾杯でもするか」

 

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ご朗読の程ありがとうございます
ジェラルドのキャラが掴み難く、変なキャラになってしまいましたね。少しオノマトペの表現を減らした方がいいか、或いは…
次回は旅行か、その間に何か一つ入れると思います
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