ん?なになに?『最初からは面白くない』…と。
まぁそーですね~。まぁまずはハッピーエンドを、というか良いエンドを『見せて』からでも遅くは無いですしね~」
気づいたら花畑に倒れていた。
「ここは…どこ?」
上からは光が降り注ぐ。
「あっ!」
あっちに出口らしき物がある。
「…行ってみるか…」
しばらく歩くとうさぎが現れた。
…ぺこらの顔が雑コラのようについた。
「こんぺこー!私の名前は兎田ぺこーらぺこ!君は地下世界に落ちてきたばかりだよね?せっかくだから私が教えてやるペコ!」
どんどん話が進む。自分が話す隙がない。
…まぁでも別に話する気はないけど。
「さてと…これが君の「ソウル」ぺこ。そしてHPがゼロになるとGAMEOVERぺこ。Lvつまり、「LOVE」が上がると色々ステータスが上がるぺこ!「LOVE」…欲しいペコよね?…つーか聞いてるぺこ?」
私は無言で頷く。
「聞いているならいいペコ。それじゃこれからこの「なかよしカプセルにあたりにいくぺこ!いっぱい取るペコー!」
クルクル回ってる何かがぺこらから放出されて私に向かってくる。
ボン!
「…は?」
HPが1になる。
「ペーコペコペコ!引っかかったペコねー!こんないいチャンスないペコねー!改めて教えるとこの世界はやるか殺られるかの世界なんだペコー!死ね、ペコー!」
ずだだだだだ
自分の周りに弾幕が張り巡らされる。
ぺこらは顔が邪悪になっている。
死ぬと思ったその時。
「…は?」
体力が回復し、弾幕が無くなる。そしてー
「ギャッ」
火の球に当たって吹っ飛んだ。
ぺこらの弾幕から助けてくれたのはトリエル…ではなくその格好をしたミオパイセンだった。
「酷いわね…罪もない子供を虐めるなんて…大丈夫。怖がらなくていいから。うふふ。ここに人間が落ちてくるのは久しぶり!私はー」
ミオパイセンは私を「大空スバル」と分かってないらしい。…それどころか
…あれ。
まぁいいや。とにかく案内してもらおう。
◇
「人間さん…貴方にはこれからとても辛い思いを…」
なんだかんだで長い廊下に着いた。先が暗い。
「…ごめんなさいね」
ミオパイセンが凄い速さで廊下の向こうへと走って行く。
それについて行くように私も廊下を走る。
…しばらく走ると柱からミオパイセンが出てきて私を褒める。
「…貴方が一人で居られるかテストをしたの。一人にしてごめんなさいね」
少し会話があった後、携帯を渡された。
道中のモンスターやパズルはどれも見た事があるものの、何故か思い出せない。
モンスターに限っては、なんだっけ…「えびふらいおん」…だっけ?そんなのが「ここ」にいた覚えは無いんだけど…でも見た事があって…?
「ああ!もう!考えるのは止めて先に進むっス!」
タッタッタッタ…たっ
唐突に足を止める。
そこには障害物ならぬ、「障害幽霊」がいた。
ずっと「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz…」と言って寝たフリをしている。
(まだかな…?)
✻♥どかす? どかさない?
ザッザッザ、ティロン
キィン「なぁなんでこんなに遅れた?」
リアルとかこの小説とか考えてたら遅れました…
「でも暇はあったよな?」
別シリーズを結構進めてました…
「こんなに遅れて言うことは?」
このルート終わったらにじさんじら辺かきm(ズシャ-
「と、言う訳で今後も凄い遅れるかもしれないがよろしくな。俺の顔に免じて。な?」